「THE レイプマン(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
7
棚に入れた
26
ランキング
7719
★★★★☆ 3.3 (7)
物語
3.5
作画
3.3
声優
3.4
音楽
2.9
キャラ
3.7

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ネタバレ

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これがやりたかったのだねと察したOVA

このアニメは、みやわき心太郎氏原作の漫画を
元に制作されたOVAである。
この作品を見るきっかけとなったのは、とある方からの推薦である。

内容を一行で言い表すと、レイプマンこと岩崎圭介氏が
依頼を受けて、任務(というかただのレイプ)をこなすという
ただそれだけの物語だ。

私だけかもしれないが、この作品はレイプを題材とした
一般的なアダルトアニメとは何か別の系統のもの
ではないかと感じた。

それは、このOVAが頭の理解が追い付かないほどまでに不自然すぎる
超論理と超展開が多く、レイプの依頼者がターゲットの親という
パターンで構成されているからだ。
(全2話中両方ともそのケース。正に外道)

レイプするにしても、先に手錠をかけてから気絶させるし
明らかに危険な場所でターゲットを拘束させ、レイプしようとする。
(その時の光の演出で腹筋が崩壊した視聴者もいたのでは?)
もっと安全な場所で行った方がいいと思うのだが。
一市民には気づかれた訳だし。警察の迂闊さに
救われたのは言うまでもない。

極めつけは、最後は強引だろと言いたくなる程良い話に
いつの間にか進んでいる点だ。第3者の立場から見ても
良い話には全く見えないのだが。正当化しているだけにしか思えない。

台詞に関しても、やはりコメディ色が非常に強いように感じられた。
謎エコーが3回かかるし、名乗りを上げる際も全力をかけすぎている。
個人的に一番好きな台詞は「騒ぐな。俺はレイプマンだ」である。
これはどう考えても笑わせに来ているとしか思えない。
私は、高度な漫才でも見ているかのような錯覚に陥った。

そういった理由から、これはコメディアニメの一種だと解釈した。
なぜなら、その様に変換しないとこの作品を楽しめない
ような気がしたからだ。まあ、楽しむも糞もないか。


この作品が大好きでたまらない方はここを開けないことを推奨する。
{netabare}
これを書いた作者は薬物依存症にでもなっていたのだろうか。
ハーブをキメながら構成を練っていたのではないかと推察した。
裸のランチの原作者であるウィリアム・s・バロウズと馬が合いそうだ。
{/netabare}

今までの流れを踏まえても、これがやりたかっただけだろ
と感じる作品に終わってしまったので特に推奨するつもりはない。
少しばかし癖のあるコメディOVAをお探しの方ならば
きっと楽しめるのではないかと思われる。

投稿 : 2018/02/12
閲覧 : 837
サンキュー:

8

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