「昭和元禄落語心中 助六再び篇(TVアニメ動画)」

総合得点
81.2
感想・評価
484
棚に入れた
2187
ランキング
413
★★★★☆ 4.0 (484)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.3
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

落語で歩む芸能史

5話~7話: {netabare}
5話: {netabare}やや時間が前後するが、親子会に向けて期待と不安の文脈。
与太の落語は、我がないのではなく、我を秘めているのを、背の彫り物を仕上げることで表す。
とはいえ、我を出さなければ客に響かないというのもわかるので、それが試される場だったはずだが、答えを先送りにする展開。{/netabare}

居残りの下げ: {netabare}わからないので調べたが、わかりにくいのはわかりにくいらしい。
これを、どうなるかわからない八雲の容態に掛けたか。与太の落語の見通しにも掛かっているのか。
あるいは、今まさにおこわに掛けつつあるか。{/netabare}

7話: {netabare}打ち明け話を聞く資格という意味で、樋口がみよ吉を知っているのは大きい。与太が助六、松田が八雲、樋口がみよ吉というバランスはよくできている。
小夏にとっての芝浜もあったことになる。{/netabare}

{netabare}落語が楽しい。だから、やってる方が楽しくなければ、見てる方にも楽しさが伝わらない、とか言いそうなところ。反魂でいうと、魂を注いで魂で返ってくるみたいな。
 これが八雲だと、落語で返ってくるのが亡霊だから、何のために落語をしているのか逆接を生む。そこが問われる展開にもなっているが、前作を丸々使って謎なことに、答えを示すのは簡単ではない。{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2018/05/24
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サンキュー:

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