をれ、 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
幼女や少女たちと将棋とそれ以外で真剣に戯れる16歳のりゅうおうのお話
公式サイト;
https://www.ryuoh-anime.com
二歩で負けとか、銀は真後ろには下がれないとか、棒銀とか、穴熊ぐらいなら知っていますが、将棋会館に通う小学生たちに、飛車角落ちのハンディを貰っても10分以内に負ける確信がある程度の将棋音痴のコメントです。
女流棋士になりたい小学生あいが、竜王になった16歳男子の下に弟子入りするところから話が始まります。この竜王が憧れるのは二十を超えた師匠の娘さんという設定で、本人は幼女好きではないことになっています。が、沢山の幼女たちに懐かれwます。しかしそのことを快く思わない中学生姉弟子から竜王は度々制裁を受けます。このパターンは個人的に至福で、何度も笑わされました。姉弟子なので昔から一緒に研鑽を積んできた弟弟子がぽっと出の小学生の鳶に油揚げをさらわれる構図には安定の楽しさがありますw。小学生幼女のあいから見たら、銀子など年増中学生wめなどと思っているのでしょうかw。
なお、将棋の対戦は真剣そのものです。登場人物たちは、負けたら悔しくて涙します。そして日々研鑽を怠りません。そしてお話のクライマックスは竜王が苦手の相手を見事打ち破るところです、その際、幼女や少女が支えになったりならなかったりです。
将棋に詳しくない私でも対戦の意味や状況の説明は丁寧で、なんとなく分かった気がします。またもちろん癒し系としては十分楽しめます。