「八月のシンデレラナイン(TVアニメ動画)」

総合得点
66.5
感想・評価
250
棚に入れた
765
ランキング
2770
★★★★☆ 3.2 (250)
物語
3.3
作画
2.7
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.4

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ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

八月のシンデレラナイン レビュー

Introduction(公式サイトより引用)
市立里ヶ浜高校に入学した有原翼は、
野球部のないこの学校に「女子硬式野球部」を立ち上げる。

そこに集うのは、
野球にはじめて触れる少女や、
一度はプレーをあきらめた少女、
高い壁に挑み続ける少女……。

時にぶつかり、競い、支え合って、
里高女子野球部は青春を駆け抜ける!

世界で一番あつい夏がはじまる――


さて、あんまり覚えていないのでサックリ書いてこうと思います。

物語に関しては、体育系部活作品によくある、楽しいと勝負の両立のテーマを一つの視点としてありましたね。
仲間内の楽しいだけでやるときの友情と、意見の対立後の和解、からの深い友情を描いていたと思います。
この作品の物語を見て野球をやりたいと思う事はなかったと記憶してますが、青春友情物語としては面白かったですね。

キャラクターの造形について、私が気になったのは唇の艶やかさを共通に入れた事。これってアニメの別作品でも結構見受けられますよね。遠目のシーンでは使われないけど、キャラアップのシーンでかなり気になりますね。
確かに、今作品はリップのツヤや色が色気があったのは、主人公の有原翼でいえば、元気系の少女の中に女性らしさを持たせることが出来たのではないかなと思います。
キャラクター達全体でそれを使った効果を言えば、少女から女性に変わるような時期である作品だと感じさせることが出来ているんじゃないかな。
あとユニフォームは実際の物がどうかはわからないけど、かわいいと思います。
キャラクターの個々の個性については特にいう事はありませんが(全体的に非リアルな髪色ではありますね)それぞれに明るさ、かわいさ、美しさ、気品、などはあったと思います。それが作画によって活かされたかは別ですが…。

作画については、残念であるとしか言いようがないです。いや、日常シーンのキャラクターのアップシーンは、前述した艶のあるリップなど、こだわりは感じますが、空間の奥に配置されたキャラクターや、何気ないシーンに顔が崩壊するシーンがありそれは残念だったかな。
野球シーンに関しては、同時期にやっていた「MIX」の作画を比較としてみるとちょっとね。

オープニングテーマ「エチュード」
映像に関しては作品のキーアイテムでもある向日葵畑が明るく印象的。
音ハメや、キャラと向日葵を回転させて躍動感がでた長回しが気持ちよかったりと結構気に入ってます。

エンディングテーマ「どんなときも。」
原曲をキャラクターがカバーしています。映像の方はほぼ1枚絵。曲の力でかなり少年時代への郷愁感があるような時間に仕上がってます。
原曲の力もありますが、作品の登場人物達が歌うのはどこか別の力が付与されますね。なんとなく、劇中の友情、絆の深まりを過去として思わせる郷愁感がある気がします。


さて、まとめ。
キャラクターデザイン的には魅力的な登場人物達が、少し対立しつつも明るさを維持して友情を深めていく青春物語として、結構楽しめた作品でした。ただ、キャラの魅力を活かす作画、本気で彼女たちがやりろうとした野球の作画。それら作画が残念であった為に、物語に集中できないことがあるかもしれません。見てほしい部分もありますが、作画の為にオススメしづらいのは残念ですね…

投稿 : 2019/10/20
閲覧 : 244
サンキュー:

18

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