「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(アニメ映画)」

総合得点
89.0
感想・評価
2596
棚に入れた
13578
ランキング
91
★★★★★ 4.1 (2596)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

携帯電話、電子レンジ、SERN

久しぶりに観ました。

前作でシュタインズゲート(SG)世界線に到達しましたが、
今作はそれから一年後の話です。

まゆしいもクリスも死なない世界線で、
普段と変わらない一時を過ごしていると、
オカリンに異変がおき、
リーディングシュタイナーを使いすぎた代償として、
世界線のゆらぎにより、
SG世界線から0.000001%ずれた
R世界線に移動してしまうというもの。

オカリンの存在や記憶も消えてしまうけれども、
無意識にダルはハッキングしたり、
まゆしいはドクペを買ってきたり、
やはり、オカリンのウザさ(良い意味で)や存在感は
強烈ですね。

クリスが記憶の薄れていく中で、
岡部倫太郎を思い出し、崩れ落ちるシーンは
頭から離れません。
なんでこんな大切な事を、っていう悲痛が伝わりました。

クリスは過去に飛んで、
オカリンをなんとか消えないようにしようとするも、
さすがオカリンの言葉です。
『人間、過去に行きやり直せるなら、思い通りにいくまで
何度だって繰り返す。そして人間性を失っていく。』
実体験の重みのある言葉だと。

クリスも思うところあると思いますが、
過去にいくことも諦め、オカリンも消え、
これが日常って思おうとする‥‥

ホント、胸が締め付けられる想いで見てました。
忘れられたら、どれだけ楽でしょう。
一人の存在を無かったことにするなんて‥‥
その方が精神がすり減るんじゃないかって思います。

クリスも同じ事考えてたんだと思います。
スズハの説得もあり、過去へ行き幼少のオカリンと接触。
オカリンのファーストキスを奪い帰還するんですが、

キスされたオカリンが、まゆしいのところへ行き、墓の前で人体実験の人質にするシーンが補完されて‥‥、
あれ?人質にする流れはクリスも関係していたの?
それはそれでアリだけどと思いながら見てました。

最後
人っ気のけいR世界線にいるオカリンの目の前に、クリスが登場し、その後二人ともSG世界線に帰っていくというシーン。

おそらくR世界線からSG世界線へ少しずつ戻っていく過程で、クリスには透けていたオカリンが実体化していくように見えたのかな?とか思って見てました。

誰も欠けない、最高のシュタインズゲート世界線。
ハッピーエンドで良かった。
さすが、期待を裏切らないです。

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 413
サンキュー:

13

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