をれ、 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
女子高生ボードゲーマーのお話のようです(全話視ました)。
全話視聴記念書込(2019/12/25書き直し)
ボードゲームをもっと紹介して欲しかったというのが、見終えての最初の感想ですが、それは魚屋で蜜柑を買いたいと言うような見当違いじゃないだろうかという気もします。
この物語は、いろいろなボードゲームをすることで内気で悲観的なヒロインが、友人関係を構築していくという社会的成長のお話を中心にしているように思われます。なので、特に面白いボードゲーム、戦略性、プレイングの妙味、などを紹介するだけではありません。もちろんそういった面も描写されていないわけではないですし、特に前半はボードゲームって何?、っていう基本的なことからわかりやすく説明していたと思います。また、オリジナルゲームを作ることで、翠も成長しました。綾は、転校してきて打ち解けられる友人ができてよかった、でいいのかなw。
ヒロイン美姫の対人恐怖症的な引っ込み思案で過度に悲観的な性格に、短気な私は、時にイライラを感じることもありましたが、全体的にまとまっていると思います。美姫の社会性が本当のところ改善されたかどうかは疑問符が付くような気がしますが、ならば、それがどうなっていくのか続編が視たいと思います。
ほかの人に薦めたいかどうかと言われれば、ちょっと困りますが、私(ワタシ)的には楽しめたと思います。このゲームどの辺が面白いのとか、内気少女の気持ちが分からないとか、気分のトーンの明暗がもう少しハッキリした方がいいのじゃないかとか、納得がいかないところがないわけではないですが、これはこれでいいと思います。ただ、同じようなテーマを扱った物語は既に沢山あるので、より定番的なものを進める気がします。
---以下一話目視聴時の感想---
公式サイトを参考にこの文章書いています。
視聴前情報は特に集めていませんが、ボードゲームを紹介し、楽しみながら物語が進行するようですが、個人的な経験として、ボードゲームはいくつかやったことがあります。有名な水道管ゲームやそれとよく似たカルカソンヌ、それに多分この手のゲームで最も有名であろうカタンなどをしたことがあるので、多少は知っています。どんなお話になるか楽しみです。なお評価点は暫定です。
(誤字を訂正。表現の変更;2019/10/22)
・キャストは次の通りです。
武笠美姫 CV宮下早紀;ヒロイン人付合が苦手、強運の持ち主?
高屋敷綾 CV高野麻里佳;天真爛漫、地元民じゃないなので京都弁は喋らない
大野翠 CV富田美憂;学級委員長、規則に厳格だがボードゲームは好き
以下一話めでは未登場
エミーリア CVM・A・O
金城タケル CV黒田崇矢
田上翔太 CV天﨑滉平
吉岡龍二 CV堀江瞬
牧 京子 CV松井恵理子
高屋敷花 CV東城日沙子
渋沢 蓮 CV小岩井ことり
青島悠人 CV八代拓
一話めは、ゲーム・ショップで、同学級の高校生女子3人が邂逅します。そして、店長の誘いで、店長さんと「マラケシュ」というゲームを楽しみました。前半は、美姫の引っ込み思案な性格と、敷綾の天真爛漫な行動と、委員長(翠)のボードゲーム好きとルールに厳格なところが説明されているのかなと感じました。
あと、京都弁には詳しくないのですが..、アレが自然な京都弁かどうかは分かりません。個人的にはテンポがゆっくりで、例えば数字を1から順に読むとき、音程に高低があったような気がします。また曖昧というよりは、京都のぶぶ漬けに代表されるように表裏があって、正反対のことを一度に言う。そんな個人的イメージがありますが、それはともかく、一話めなので視聴者も声優も耳に馴染んでいないだけなのかもしれません。それにそもそも架空の京都弁でもお話には全く影響しないような気がしますw。