をれ、 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
信長のことをよく知らない私が視たら楽しめました(全話視ました)。
私の学校時代、日本史は大の苦手でした。なので信長のことはあまり知りません。しかし斎藤道三は、名前程度は知っていました。それは、私が子供時代に読んだ学習漫画に油売りから大名になったと描いてあったのでそれを記憶していたからです。でもその娘が信長に嫁いでいて、それが胡蝶(帰蝶)だとは前季のくるりんぱw某アニメを視るまで忘れていました。そんな何も知らない私が本作を視てみたところ、意外にも楽しめました。
事実(史実)に脚色や演出やフィクションが混ざっているのは娯楽作品として当前のことですが、BLというかメンズラヴ的な要素を取り込んで、女子にアピールし、かつあわよくば男子にも視て貰おう..という企図と推測します。その目論見が上手くいっているかどうかは私には分かりかねますがBLなどがあまり気にならない人で信長や歴史に多少でも興味のある人には、オススメできると思います。
本作のような元ネタが有名な作品は、キャラの説明がかなり省けるメリットはありますが、元ネタに付加する要素、今作は人物像だったと思うのですが、そこがイイカゲンだと台無しになってしまいます。本作はそんなことは無く、丁寧に作ってある方だと思います。胡蝶については、ネットで検索してみると詳しいことが分かってないそうですが、大胆な人物像にした本作の取り組みは面白いと思います。
なお最終回は本能寺ではなく{netabare}桶狭間{/netabare}でした。