をれ、 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本はおろか紙もない異世界に転生したが、自作でなんとかするぞぉぉぃ、ヤッホォォ(全12話視ました)。
4月から第二期が始まるようです。
楽しい気分にさせる物語でした。ミグイ?に は少し心配しましたが、{netabare}溜まった魔力のせいで放出すればよさそう、 {/netabare}ということで結局安心しましたw。簡単にヘコタレナイで目標に突き進むことや交渉術、それに家族愛などに溢れた作品です。放送が2020年4月に決定している次期が楽しみです。
----以下3話視聴時点までの感想----
視聴前情報は特に集めていません。
前季からDr.石とか何とかw文明を復活させるとかそんな作品があったような気がしますが、本作は本の無い異世界に病弱少女として転生した司書が、紙が無いので本が読めず、仕方がないので、パピルスもどきや粘土板の作成を試みるところからお話が始まります。なければ作ればよいという、なかなかポジティブ・シンキングですが、案の定、パピルスもどきは編むのに時間がかかり過ぎて非現実的で、粘土板は焼いたら粉砕してしまったなど、失敗の連続の根性物語wです。
本作は今のところですが、子供が視ても特に問題がないような少女漫画風の作品だと思います。画面の中は、CM前後のアイキャッチに代表されるように、時々お花がいっぱいで、少女漫画的な美意識を感じます。小学生ぐらいのお子さんとその親が一緒に視てもよさそうな雰囲気ではありますが、各家庭のポリシーに合致しているかどうかまでは分かりませんので各自判断お願いしますw。
それから心の中の声を表現したヒロイン4頭身キャラ絵とそのハッチャケぶりが、くぁわいらしいくて、和みます。
今後どんなふうにして紙を、そして本を手に入れるのか楽しみです。読書のメリット/デメリットや、本に限らず情報の記録や流通浸透、情報検索と言ったことまで話題に上がるかどうかは分かりませんが、下剋上とあるのでどんな社会変革が発生するのかも楽しみにしておきます。