「呪術廻戦(TVアニメ動画)」

総合得点
84.8
感想・評価
840
棚に入れた
3296
ランキング
264
★★★★☆ 3.8 (840)
物語
3.7
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.8

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ネタバレ

ズッキーニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

オサレなジャンプ漫画

第一印象は兎に角、オサレでスタイリッシュだなと。
作者である芥見下々先生が『BLEACH』,『Hunter×Hunter』などの作品が好きだと公言しているだけあって、中二病チックで少々グロテスクな作風は確かに類似している。
これらの作品が好きな人にとっては確実に面白いと感じると思う。
制作会社のMAPPAの作画が大変素晴らしく見応えが凄い。
あとはOPの廻廻奇譚も中毒性があっていい。
以下では編毎の内容にコメントしていく。

○始まり
{netabare} 主人公が呪術師の世界に入っていく導入部。じいちゃんの死に際のセリフ、宿儺の指が学校に封印されていた理由(普通に考えれば特級呪物を適当に扱うはずがないと思っている。)、主人公の異常なほどの身体能力や宿儺の器たり得た理由など様々な伏線が張られているように思える。考察が好きな自分としてはとても興味深かった。{/netabare}

○呪胎戴天
{netabare} 一年生が全員揃ったところでの初任務を描く。
特級呪霊が虎杖らの前に忽然と現れたシーンの異質な雰囲気はよく表現できていたと思う。
またここで初の領域展開を宿儺が使用するのだが、このシーンの迫力と演出は凄かった。めっちゃ作画綺麗でした。{/netabare}

○{netabare} 虎杖死亡後
この編冒頭での虎杖の復活の際に宿儺の課した条件についての伏せる演出は○。
なんと言ってもこの編の一番の見せ場は第7話の五条悟の領域展開である無量空処の場面であろう。
このアニメの現時点で最も盛り上がった場面だと言っても過言ではないだろう。五条悟はまさに声優の中村悠一さんのハマり役だと思うし、制作陣のこのシーンに注いだ熱量が見て取れるほどに素晴らしかった。この第7話をきっかけに自分はこの作品の原作漫画を全巻買いに行くほどである。呪術師最強の男である五条悟の圧倒的な強さがよく表現できていたと思う。{/netabare}

○幼魚と逆罰
率直な感想としては順平のバックグラウンドを掘り下げなければならないことは重々承知だが、全体的にややテンポが悪くなっているかもしれない。
{netabare} 虎杖は死んでいることになっているので同期組とは別行動。
この編で初登場のナナミンは大人の魅力があって、声優の津田さんとのマッチがエグい。
彼の能力である7:3の初使用時のエフェクトやBGMも想像以上に格好良かった。
またストーリーとしては、作者が原作にて描きたいと語っていた順平の映画研究部時代の過去回想など順平の心の闇がより掘り下げられていてリアリティーが増していたと思う。
真人とナナミンの1回目の戦闘シーンでは、定時までという時間的制限の開放と術式の開示をした上で拡張術式を使用するシーンが見どころであった。2回目の戦闘では真人が領域展開、自閉円頓裹を発動。領域展開の見せ方はやはりうまかった。{/netabare}

○京都姉妹校交流戦
第二クール開始。新EDの映像が虎杖の「存在しない記憶」ではないかと話題になったいた。個人的には伏線などを抜きにして、シンプルに呪術高専の皆が私服で生き生きとしている姿を見れて嬉しかった。
待望の虎杖と一年ズとの合流。ここの五条先生のくだり面白いですよねw
登場キャラも一気に増え、それぞれの個性的なキャラクターがアニメーションとして動くところを見るのが楽しみである。

投稿 : 2021/01/21
閲覧 : 145
サンキュー:

4

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