「五等分の花嫁∬(TVアニメ動画)」

総合得点
78.6
感想・評価
479
棚に入れた
2006
ランキング
533
★★★★☆ 3.8 (479)
物語
3.6
作画
3.7
声優
4.0
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

花嫁はだーれだ?←まだ教えなーい!

詳細は1期でも観てください。

こちらも人気作の続編です。

原作が人気コミックスですが、正直1期は作画がひどくて、ストーリーもグズグズなテンポで展開するアニメ単体で見れば失敗作という評価をしました。そもそもさ、大人気女性声優をガッツリ集めて五つ子にCV割り振ったのはいいけどさあ、声で誰だか判断できたんじゃ五つ子のうち、誰が嫁なのかという謎が意味なくなるじゃんっていう。髪の色の塗りもわかり易すぎて、五つ子だからという特徴を生かせてねえよなという。

そんな2期は、制作が手塚プロダクションからバイブリーアニメーションスタジオへと変更となりました。ただ、ここも「アズールレーン」でいろいろと……。

初回の印象としては、羊からヤギに進化したかな? 程度でした。初回だけに、大きな作画崩壊ということはありませんでしたが、あっさりとした輪郭線とか、ベタッとした着色とか、今後にちょっと不安を感じる絵でした。

ストーリーは、ようやく核心へと向かうのかなと思わせるイツキとの、風太郎の過去についてのやり取りは気になる展開ではありました。

まあ、前作でハードルが地を這うほど低くなっていますので、初回はそこまで悪いという感じではありません。まあ、1期の11話で制作協力に入ったシャフトが受注していれば、文句なしに楽しみだったんですけどね……。

=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
なんか1期と似たようなことやってんなと。
ニノは相変わらず、風太郎が金太郎だってことに気づかない(ふつう気づくだろ。気づいているわけ、もしかして?)。で、まあお約束のツンデレ具合。

ヨツハは相変わらず陸上部の助っ人どうしようとか悩んでるという。15話もやって、ほとんど進展してないよね。

懸念していた作画は、2話は良好だったけど、また今回は微妙になってきました。まあ、バイブリーにそこまでの期待をするのもという気持ちもありますけど。

人気作だけど、いまいちハマり切れない。今期はそういうのが多いんですね、僕にとっては。転スラもウマ娘も世間の評価ほどは好きじゃないという。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
ようやくニノの家出と四葉の部活問題が解決。めっちゃ雑に解決したけど。

で、意味不明の風太郎が家庭教師辞める宣言。ま、要するに五つ子が風太郎の大切さを認識する、そしてマンションを出るということがやりたかったと。

クリスマスに飛んで、ケーキの宅配しろと現れる五つ子。で、マンション出たと聞いて驚いて川に落ちる風太郎。いや、別にそれ伏線でもなんでもないし。

ていうか、じゃあスキー教室だの、豪雪で林間学校の宿に行けずに6人一部屋で泊まったという1期っていつだったの? 時間軸めっちゃくちゃじゃない?

なんか、原作知らないからわからないけど、エピソードを切り貼りしてるだけの構成に見えるのですが。1期の時から思っていたけど。それが雑なんですよね。こういうところなんですよね、いまいちハマらきれないのが……。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、面白くないねえ……。

まあ1クール、誰が花嫁なのかってことを、じわじわ引っ張るストーリーなのだから、仕方がないといえば仕方がないのですが。

ホント、どうでもいいエピソードを切り貼りして1話持たせているという感じがしてなりません。作画が素晴らしいという声が多数ありますが、本当に? 少なくとも、今回に関しては同クールの作品の中では「中の下」というところだと思います。「無職転生」とか「ワンダーエッグ・プライオリティ」と見比べてください。1期が酷すぎただけで、決して褒められるような作画でもないと思いますけどね。

確かに五つ子の可愛さというのは、ちょっとは感じるところですけど、それ以上にストーリーが本当に面白くないので、なぜこうまで高評価なのか不思議でなりません。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ホント謎だけど、なんでこの作画で「神」とか「作画良すぎ」とか言われてんの?

1期と比べるとまだマシってレベルだと思うのですが。今期でいえば、回復術士と隠しダンジョンの間ぐらいのレベルかと思います。

でまあ、これが大問題なんだけど、ストーリーが本当に面白くない……。まあ、ゆるいラブコメだから、こんなもんなんだろうけど……。

それにしても、せっかくのテコ入れ温泉回なのに、こんな作画じゃなあ……。って、あれ? 1期でも同じことを思ったような。やってること同じだったなあ……。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
結局この「偽五月」の流れって、三玖の最後のシーンの「風太郎、私を見つけてくれて、ありがとう」がやりたかっただけですよね?

そのために、なんとまあ回りくどいことを。風太郎が五つ子のおじいさんに、見分け方の弟子入りするくだりとか、茶番にしか見えないです。

そもそも、4人が五月のカッコして、さあ誰が誰だって言われても、声がみんなそれぞれ有名女性声優なんだから、秒でわかっちゃうのがね。それやるなら、アフレコは全員分いのりんがやらないと……。

で、偽五月が三玖だったと見抜いたのは、なんとなく感じたからという。

ホント、ふわっとした茶番を温泉サービス回で見せられましたよというところ。こういうところなんだよなあ……。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
学年が変わって3年生になった五つ子と風太郎。
なんと都合の良いことに、全員が3年1組になりましたよと。

で、一花が家計を担ってアパートの家賃を払っていたんですが、その負担を五等分にしましょということで、風太郎がバイトしているケーキ屋に二乃と三玖が面接に来て、採用されたのは二乃でした。でも、三玖も対面のパン屋さんでバイトすることになりましたよと。

一方、一花は出演した映画が公開となり、その宣伝でテレビに出たりしたのがクラスのみんなに観られ、大人気に。追いかけられる一花は、三玖の変装をしてやり過ごしたりしますが……。
{/netabare}
というお話。

うん。1、2期を通じて「五等分の花嫁」を観てきて、初めて面白いと思いました。最初から、こういう感じで展開していれば絶賛していたでしょうに。どーでもいい茶番ばっかりやっていたり、作画がとんでもないことになっていたりするから、ぜんぜん評価していないんです。

ここからの流れは気になるかもしれないです。終盤に向けて楽しみになりました。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
風太郎を取り合って五つ子たちがバトルらしきものをし、少し険悪になったりしましたが、修学旅行中に仲直りをしてめでたしめでたし。

で? 結婚相手は誰?

それは続編(おそらく劇場版)までお預けです。

1期終了時点では、2期を観るつもりはなかったのですが、手塚からバイブリーに制作が変更になったので、それなら観てみるかと思い、視聴しました。

しかしまあ、なんというか……。

ストーリー的に良いところもあるのですが(3年生になった9話から最終話まで)、よく言えば「遊びのある」、悪く言えば「無駄な」展開が多く、随所に「なんで、そんなことやってるの?」という気持ちになりました。

ただ、1期からの大きな進展としては一花と二乃が“恋する乙女”になったというところでしょうか。

とにかく、求める水準が高くなる傾向にある作品なだけに、こんなものでは高い評価は付けられないなという感じです。それでけのポテンシャルがあるのは、こんな感じでも完走できることで分かります。まあ、花嫁が誰だという一点突破型だからという意味でもありますけど。
{/netabare}

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 366
サンキュー:

7

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