「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~(Webアニメ)」

総合得点
73.3
感想・評価
517
棚に入れた
2400
ランキング
1007
★★★★☆ 3.8 (517)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣けました(追記)

いい話でした。オススメです。
安直に男女の別れで泣かせようとする物語が多い中、本当に心が動かされるとはこういう物語のことだと思います。

追記:
久し振りに本編〜劇場版〜スノーグローブと2周目を視聴したので追記を。
初めて観たとき涙腺が緩みまくった「過去のホログラム」では、あれっ、ちょっとあざといかも?と感じてしまいました。ですが、その後に観た劇場版の同じシーンでは鼻水垂らしまくってしまったから不思議。それにそのシーン以外にも、主人公がゆめみに嘘をつく所とか、雨が涙のように流れるシーンとか、いい場面が目白押しで、やっぱり名作です。主人公カッコよすぎ。ゆめみがあまりにもポンコツなため、「自分が壊れていると思ったら壊れているのは世界の方だった」という逆転オチのパンチが弱いかも?
劇場版は、本編の総集編&新作の未来編からなります。前作の局地戦で放逐された街から、全世界が緩やかに終焉を迎えつつある状況まで悪化しています。主人公は星屋として生涯を閉じようとしています。
総集編部分は、感動を味わうには十分ですが、やっぱりカットされてるところがあるので、ちょっと繋がりが悪い部分があります。新作部分は、崇拝されてるロボの下りが意味不明でした。そして最後、「その言葉で報われた」とか言ってますが、それ妄想だから!報われてないから!サーセン。
スノーグローブは、本編でちょっとだけ映ったスノーグローブの由来が分かる?短編です。良くも悪くもファン向けでしょうか。本編のように心が揺さぶられるようなものではありません。平和な時代を描いたものですが、プラネタリウムの客の入りが悪かったり、ロボットを排斥しようとする動きがあったりと、なんとも先行きの不安を感じさせるような作りになっています。
3篇を見終わって、歳を取って宇宙への興味が、深宇宙の超巨大ブラックホールだったり、超ひも理論が予言する宇宙の始まりだったり、エヴァレットの並行宇宙だったりと移り変わっていることに気付かされました。たまには童心に帰って夜空を見上げ、銀河内の星星に思いを馳せてみようかな…。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 309
サンキュー:

4

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