「夏へのトンネル、さよならの出口(アニメ映画)」

総合得点
70.1
感想・評価
77
棚に入れた
282
ランキング
1583
★★★★☆ 3.6 (77)
物語
3.6
作画
4.1
声優
3.2
音楽
3.6
キャラ
3.6

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御宅 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

夏を舞台にしたSF青春群像劇

八目迷先生のライトノベル原作作品。原作読了済みになります。監督は「BLEACH 千年血戦篇」を手掛ける田口智久監督。アニメーション制作は「映画大好きポンポさん」を手掛けたCLAPになります。物語の内容は夏を舞台にしたSF青春群像劇といったところでしょう。約1時間半の作品になるのですが、物語の展開が結構早く感じると思います。原作の無駄な所をカットし、塔野と花城の2人だけの物語にしていた事は好印象でした。

アニメーションは申し分なく、終始素晴らしかったです。田口監督曰く、光の演出にとてもこだわって制作されていたらしく、色彩などもとても美しく描かれていました。

主人公塔野を演じられたのは、俳優であり声優初挑戦の鈴鹿央士さん、ヒロイン花城を演じられたのは、同じく女優の飯豊まりえさんになります。
鈴鹿さんに関しては声優初挑戦という事もありましたので、多少辿々しい部分などはありましたが、総じて悪くはなかったように感じます。飯豊まりえさんは何度か声優をやられている事もあってか、初挑戦の鈴鹿さんをリードするような感じが出ており、作品と結びつくような雰囲気がありました。また、主人公の妹役を演じられた小林星蘭さんは「若おかみは小学生!」を観た時から感じておりましたが相変わらず上手かったです。そして何よりも、キャスト決めをオーディションで行ったということに驚きました。アニメーション作品ではあるが、どこか実写の雰囲気も漂わせる。その中間を表現したく、今回この2人を抜擢したとプロデューサーの方がおっしゃっていました。

個人的に主題歌、挿入歌に関してはコレじゃない感がありました。劇伴ももう少し欲しかったです。

投稿 : 2022/09/03
閲覧 : 169
サンキュー:

5

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