「リコリス・リコイル(TVアニメ動画)」

総合得点
83.3
感想・評価
633
棚に入れた
1630
ランキング
303
★★★★☆ 4.0 (633)
物語
3.7
作画
4.2
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメファンの感性を残酷なまでに問われる惨い作品

●メサイヤ×スクランブル
・「汚〆」待ちに「汚〆」無し
{netabare}総合的に考えると相棒系の物語としてはかなり上質の完成度であったと評価できますが
最終話で、 たきな の活躍が期待していていた程ではなかったこと、そして
「心臓」の件は個人的には千束もしくは たきな の決断により解決してほしかったのですが
二人の父親同士の決闘の末、先生の独断?(あるいはすべてを見越した吉松氏の計略?)により
あっさり解決されてしまったのが少しだけ残念でありました。

「彼岸花」が暗示する「死亡フラグ」も吉松氏が全部引き受けることで
一番危うい立ち位置にあった千束、仲間思いの念が強すぎて見境なくなる
という意味で何かやらかしそうだった たきな も事なきを得たようです。

人気・評判・実力の総合評価では今期最高水準であることを証明したような本作でありますので
続編が期待されるのは当然の成り行きでありますし、だからこそ千束や たきな の手によって
命の問題を解決させようとする結末を描かなかったのには理解はできるところもあります。
というのも、原理上、命の代償は命であるのが必然だからであります。

前回の展開の過熱感は限界突破をするほどの熱を帯びているように思えましたが
最終話ではピークアウトを迎え少しだけトーンダウンしたようなような印象も受けました。

ただ続編への繋ぎということならば、若干ぬるめのハッピーエンドみたいな締めでも
ファンにとっては好印象であったのかもしれませんし
まだまだ物語が続くなら、それを待たずして激辛評価というのも早計でありかつ
期待が持てる終わり方というのも印象は悪くないかったように感じました。
結論は、概ね着地成功という話にございます。{/netabare}

・すり替えのトリック
{netabare}「プリンセスプリンシパル」と「探偵はもう死んでいる」から導き出される
「心臓のすり替え」には、トリックが仕組まれていたことが最終話で判明します。

千束の「代替心臓」は実はケースの中にあったというのが真相ですが、
では吉松氏が人工心臓を自らに埋め込んだという話はただのブラフだったのでしょうか?
個人的推測では、計算高い吉松氏のことですから実際に装着して性能テストをする必要性を感じ
ただろうということと、ただのハッタリでは千束が信じないかもしれないという判断から、
自身に人工心臓を埋め込んだのは真実であると判断いたします。

目的のためには手段を択ばない狡猾なトップエリートであるのが吉松氏の本性でありますが
そんな彼でも、千束には父親としてなんとかして生きて欲しいという願いを抱いて
いたという話であります。

愛娘のような千束を欺き、親友のミカを欺いてでも自分の思いを貫く純粋なる狂信者吉松氏と、
片やそのような一方的で残酷な解決法を望まない千束とは、考え方が真っ向から対立しますが
誰かのために生き、誰かの命を救うために生きることとは、千束にとっては理想的な生き方で
ありそれこそが彼女にとっての「救世主」であったというわけです。

千束としては、吉松氏の一方的なプレゼントとメッセージについてはひどく受け入れ難いものの
ため「これ」を海に投げ捨てますが、そのシーンで彼女が断ち切ったもの、断ち切りたかった
ものとは過去であり、ある意味吉松氏によって与えられた未来には真っ向から向き合って生きて
行く決意を表したような意味合いが、そこには込められていたようにも思えます。

今の千束には救世主に対する憧れはもうありません。
等身大の自分が生きる道、未来につながる道をひたすら歩んで行くだけです。

例え与えられた命でも生きる権利があるのは本人であり、
どう生きるかも本人の専権事項であります。

親がなければ子は生まれませんが、親はなくとも子は育ち、やがて巣立ちます。
未来とは親のためではなく子どものためにあるものです。
そして親とは子どものために、子どもを思い生きる存在であります。
自分の理想を一方的に押し付けるようなことは本来親がやるべきことではなく
もしも吉松氏が本当に千束を自分の子と思い、自分は父親と自覚していたなら
それが間違いであることに当然気づくでしょう。

吉松氏はどちらだったでしょうか?{/netabare}

・「メサイヤ・コンプレックス」
{netabare}「アラン機関とは【フリーメ@ソン】のことではないか?」というような指摘を
他のレビューアーさんがされてましたがそれについての詳しい話は今回は割愛いたします。

ただ真島というキャラが魅力的に見えるのは、本人が言うように真島が弱い者の味方であり
現状の腐った政治が蔓延する日本という社会においては過激な改革こそが庶民にとっては
正義であり救いであるというのが真実であるからであります。

テロリストというのはある意味「メサイヤ・コンプレックス」という精神病理に憑りつかれている
ような存在でありますが、この狂った世界に生きていれば誰しもが病みを抱え鬱積した感情の
どろどろのマグマがやがて臨界点を迎えるのも致し方ないことのように思われるわけであります。

本作に登場する都知事が(ノンフィクション作家の著作)「女帝」というタイトルの暴露本で
学歴詐称並び公職選挙法違反の疑念を抱かれる対象の某都知事と瓜二つなのは、偶然ではなく
必然であると考えられますが、その問題の某都知事はジョージ・ソロスという世界的大富豪の
お知り合いという話でございます。

都職員による実績評価は過去最悪級の某都知事でありますが、どういうわけか?選挙にはやたら強く
某独裁与党に所属していた時から大臣などの重要ポストを当たり前のように手に入れてきたという
経歴を持つというなんとも「狐」につままれたような奇妙な話でありますが、政治の世界、
いえ、この世のすべては人脈やコネこそが肝心要であり、
実力やら誠実さやら信頼などは二の次三の次のことなのでしょう。

某与党で重要ポストを得てきた女議員とは、よく見りゃみんなよく似てる
「女狐」であるという笑えないオチであります。

だからこそ真島というキャラの思想性に自分の憧れや理想を重ねてしまうわけですが
テロを起こそうが起こすまいが、ガチガチの完全性で固められている現世界システムは
強固なる鉄壁性を示すのみでありましょう。

ただし、その鉄壁性という性質は我々庶民に対してのものであり
もしも権限ある強者たちが世界を変えると決めた時は、逆に多くの庶民が抵抗したところで
いともあっけなく劇的に変わってしまうというのは何とも皮肉な話であります。

アラン機関のイメージから真っ先に思い浮かんだのは
「WEF」により提示された「グレートリセット」でした。
これに対して我々庶民にできることと言えば、心の準備をして覚悟を決めることぐらいしか
今は対策が何もない状態でありまして、もしも本物メシアが降臨したなら棚ボタ的ラッキー
みたいなとても救いようのない話であります…{/netabare}

●彼岸花が暗示する最終結末の予感…
{netabare}千束同様 たきな も良いキャラであることは間違いないのですが
たきな についてあれこれ考えてるうちにふと浮かんだイメージは
鉄血のオルフェンズの主人公三日月でした…

唐突な話ですが、本作リコリコのマスターが「ミカ」と呼ばれていることと
鉄血のオルフェンズ主人公の三日月の愛称が「ミカ」であることには何か関係性があるのでしょうか?
ただの偶然思い違いならいいのですが、もしも偶然ではなく必然だとしたら?
たきな は…

いえ、現段階ではただの偶然…ただのこじ付けと考えるべきでしょう…{/netabare}

●すり替えの妙技
「すべて」は吉松氏の{netabare}計画、陰謀{/netabare}であったという事実を目の当たりにして軽く身震い
を感じました。

「プリプリ」と{netabare}「??は?????いる」のパターンを追随するような予感はしてましたが
まさか吉松氏{/netabare}がそれを自らやるとは予想外で衝撃的でした。

{netabare}「探偵はもう死んでいる」と「プリンセスプリンシパル」に共通するものとは「すり替え」、
つまり「心臓のすり替え」であります。

テロリストの真島もなかなかいいキャラでありますが、いかにもエリートらしい吉松氏の
目的のためには手段を択ばない純粋なる狂気っぷり加減もなかなかによい塩梅であります。
自分の信念を純粋無垢に貫いてブレない千束との対比効果が鮮明で個人的には{/netabare}
かなり燃える因縁の対決シーンでありました。

そして仲間思い千束思いの たきな の{netabare}鬼の形相、必死すぎる表情も上手いこと描かれており、{/netabare}
クライマックスに向かいつつそれぞれのキャラがここまで立っているのは、
お見事と言ったところではないでしょうか。

千束もいいキャラですが、個人的には たきな のあの{netabare}「熱い感じ」にかなり好印象を抱きました。
一見して物静かでクールなように見えて一度火がつくと爆発しまくる感情のブレ幅{/netabare}具合に
思わず感化されてしまいました。
たきな のより詳細なキャラ分析をすべきかもしれませんね。

優秀なる官僚主義である楠木司令も最後の最後で{netabare}上層部に一矢報い名誉挽回できたようです。
最後の切り札=千束を政治力を駆使して温存していたこともありますが
それ以上に最後の最後でものをいうのは人脈であるということなのかもしれません。{/netabare}

今回、見所満載で具材が煮詰まり尽くしまくってましたが
これ以上熱量を上げてのフィニッシュはかなり難しいようにも思え
期待もある反面、最終局面に向け不安も相応に感じます。
最後は真島が何とかしてくれるだろうということで、
次回の展開に胸を躍らせつつ見守ることにいたします。

●最後に個人的に気になった用語について記します
{netabare}・リリベル
リリーベルとは和製英語で鈴蘭の花を意味するらしいですが、
より多くの人に頭に焼き付けて欲しいのは「リリベル」という言葉自体
表記自体に重要な意義があるという話です。
詳しい話はいずれということで・・・

・延空木
天空に延びる木なので、世界樹=ユグドラシル(ゼロ活のクジラ回にもあった)のことを
指しているようにも思えますが
「伸びる」ではなく「延びる」の方は時間空間的なものを指して使われるということです。
電波塔は塔ですから「バベルの塔」みたいなものとも解釈できますが、
「バベル」には「混乱」という意味合いがあるらしいです。
「混乱」という言葉には情報(の錯誤)というものが含まれ
結局のところ「延空木」とは情報網の枝が次元に延長されていった結果
構築される世界樹のようにスケールが大きい巨大情報網のことを指すようです。

5Gが実現する世界こそがまさにその状況を示すのだということになりますが、
最も肝心なことは高度情報化社会は既に進行しており、その社会に暮らす一般庶民とは
絶えず押し寄せる情報の海に溺れ漂流し続ける儚い存在でしかないという真実です。
ハッカーによる情報操作に翻弄され無様に踊らされるという本作に登場する愚民たちとは
結局のところ我々無力な庶民の事を示しており、現時点で真実が何であるのか{/netabare}見えているのは
限りなく無に等しいという…非常に残念なお話でございました。

●現場にのこのこ現れる指揮官?や総理大臣?は無能ですって??~例えば福島の件とか???
{netabare}今のDAの最高指揮官は楠木司令ですが前の指揮官はリコリコのマスターです。
この二人の性格や人間性などを比較してみたら色々見えてくるかもしれません。

片や組織の責任問題=組織挙げてのオペレーションの失敗の責任をすべて部下に押し付けて
何事もなかったかのようにトップの地位にのうのうと居座り始末書の処理だけは優秀で、お役所仕事を
ただこなすためだけに存在するような機械人形みたいな最高責任者と

片や部下の境遇について親身になりすぎた結果として、組織の意向について行けなくなり
最高責任者の地位を退き、それ以降もその部下の事を見守り続ける責任だけは
果たそうとする不器用な男…

この世界で出世し勝ち残り優秀と言われるのはお役所仕事をそつなくこなす方なんですが、
しかしながら要するに、そういう人は無能で信頼もできないし
自己保身が最優先事項なので実は全く使えないというのが真相でしょう。

ハッカーや真島に何度もしてやられて自分の面子や上司からの評価がガタ落ちの状況を
何とか打開しようと功を焦り、真島検挙の手柄を独り占めしようと目論み
自ら現場にしゃしゃり出てきたDA司令官でしたが…取らぬ狸の皮算用の狸が逆に化かされて
失態の上に失態を重ねて、上司激ギレの結果、切り札の千束を使えという鶴の一声のオチであります。

一方1話における たきな の独断による機関銃発砲判断はあの状況では他に選択肢がなかった故に
ベストか?ベターな?選択であったとしか言いようがありません。
たきな の判断として最優先事項は仲間のリコリスの命を救うことでしたから
その目的を果たす選択肢を上司から提示されない限りは自分が信じる道を行く
それが たきな という生き方であり、そういう生き方が気に入ったので千束は 会って早々
たきな にご執心なわけであります。

リコリスの任務とは治安維持のために人殺しさえ厭わないものですが
仲間の命を救うために尽力する たきな とは千束にとってはまさに
救世主的な存在と言っても過言ではなかったのでしょう。

組織人ならば組織の命令や上司の命令に従うのはある意味当然ですが、
しかし上司が無能で組織自体も形骸化しており機能不全起こしてるならば
訓練された無能力集団の命令に従うことほど間抜けなオチはないと言えましょう。

真島やハッカーはそれについて十分熟知しているので
某都知事含めてコケにされているという展開であります。

結局のところ現最高司令官は千束と たきな、
あるいは真島の引き立て役でしかないという残念なオチでありました。{/netabare}

●本作の落としどころと未来予想 
{netabare}~命短し弾けよ乙女~
逃れられない決定的な死からの救済がもしもあるとしたら?
それはどのような形で成されるのかを漠然と考えてみた結果
思いついたのが以下のようなものになります。

本作の特徴はバディ系作品故に相方の たきな という存在が
とても重要な鍵になるような予感が大いにします。
あまりに先を急ぎ過ぎるのもあれですが、「バディ」というキーワードを念頭に置き予想するに
「プリプリ」と「??は?????いる」に共通する方程式でもって答えは導かれるのではないか?
と大胆な提言をさせていただきたく思います。

もしも本作が本当に覇権を取るとしたら!?
そのくらい大胆な展開を先に用意していてもおかしくないと思えるからであります。

とは言え先の事よりも、9話に至るまでのバディ二人の関係性について明らかに示さねばならない
要素が山積みですから、そっちを先にやっつけずに究極のバディ理論めいたものを突然持ってきた
としても説得力がまるでないという話になりかねませんよね…{/netabare}

●彼岸花と{netabare}不殺{/netabare}の必殺仕事人
9話、10話で本格始動を確認いたしました。

見所満載の10話を見て色々とインスピレーション受けた結果として…
{netabare}本作で焦点が当たる「えんくうぼく」という名の電波塔とは
5Gが普及する近未来を端的に示しており、劇的な変化を遂げ生まれる
新世界秩序の誕生を示唆しているようにも思えます

新世界秩序を作り出すための重要な鍵となるプレイヤーは中国とも言われており、
中国が推し進める一帯一路構想と5G建設計画には密接な関係性があるようです。
世界秩序の劇的な変化の反動、反発としてテロが引き起こされるのは
必然であると言えるのはないでしょうか。

第1話における東京で「桜開花の情報」のテロップが「東京」ではなく「関東」に差し替えられていた問題に関して考えられる仮説の一つとして挙げられるのは
情報操作=「情報のすり替え」の暗示があったのだと推測いします。

東京は関東に属しますが、仮に東京の桜が開花したとしても
関東全体が桜の開花したというのは確かに論理の飛躍が惨過ぎますよね。

そういうことがちゃんとわかっている賢明な?視聴者の方々は当然テロップの違いに
突っ込んでますが、本作における東京及び関東に属するような愚民風情の我がニッポン国民とは、
そんな明らかな論理の飛躍=あからさまな情報のすり替えや情報改ざんの類にはまるで気が付かない
間抜けでお人好しな、救う余地がまるでないような程に絶望感が惨過ぎるからこそ、
例えテロリストになってでも真実を伝えようとするような真島の真摯的な
態度には共感以外に言葉はなく、
一方であまりに哀れ過ぎる我がニッポン国民の愚民性をこのような対比でまざまざと見せつけられたら
笑って誤魔化すしか手立てがないとかいうのは、とても皮肉な話であります。

1話に登場した電波塔とは(改ざん可能な)高度情報化社会を象徴するシンボルであった
可能性が濃厚だと感じました。

ウクライナ紛争、台湾有事という通過点を通り過ぎた後
NATO諸国と対立を深める中国、ロシアを筆頭とする世界連合が頭角を現し
米国主導による現在の世界秩序は大きく揺らぎ始めるでしょう。

あまりに唐突な話しですけど、WEFとはワールドエコノミックフォーラムの略称です。
通称「ダボス会議」とも呼ばれる世界意思を表すこの国際会議の結論は我らが愚民が生息する
この世界に「グレートリセット」という名の天変地異を引き起こすことを決した言わば
神の意志みたいな(厳密に言うとこれは皮肉にすぎませんが)意味合いを有していますが、
つまり現状の世界を華麗に容赦なく全力でぶっ壊すという世界意思の決定に我々庶民はどう対応
すべきかというある意味とても間抜け?で深刻な話題をアニメ作品を媒介にして突きつけられた
という、まるで最低最悪の悲劇を再現したみたいな話でございまいた…{/netabare}

いかれキャラ真島の{netabare}テロ{/netabare}目的が明かされて
ツウと呼ばれる人たちもその説得力みたいなものに思わず唸ってしまう程に
高クオリティーな作品完成度が本作にはあると判明しましたよね??

考察しなければならない要素が山ほどあり、ある程度まとめてから
レビューを書くべきだったと後悔しても後の祭りですが…

1話で たきな が仲間から{netabare}殴られて{/netabare}左のほほに{netabare}白い傷テープ{/netabare}をしていていましたが
{netabare}白い彼岸花の{/netabare}花言葉は「また{netabare}会う日を楽しみに」「想うは{/netabare}あなた一人」です。
彼岸花自体が{netabare}死{/netabare}を暗示する花でありますが、物語を最初から普通に追跡できていれば着地点の方向性についてはおおよその見当はつくものと考えられます。

1話において某作戦{netabare}の失敗{/netabare}の原因は某リコリスの{netabare}スタンドプレー{/netabare}によるものとして
組織内部では処理されていますが、要するにただの{netabare}責任転嫁のしっぽ切りのために
たきな は左遷されたという話であります。
情報操作と虚飾にまみれた組織とそれによって守られた治安のいい?国家=我がニッポン、
そこに住まう意識が高い?国民性を持つ小奇麗な我が家畜たちの間抜けな幻想、
そういうもの一切合切を痛烈に皮肉ってるようなメッセージが胸に突き刺さり、
その刺激に心地良ささえ感じ得られる、10話の出来栄えはお見事でした。
しかも「緑の」都知事には思わず苦笑w皮肉が凄いですw
{/netabare}

フィクションの中に「真実」を込める、それが上手くできているは、
本作に優れた描写力あることを証明しているのだと確信いたします。

●赤い{netabare}彼岸{/netabare}花の花言葉は
情熱 独立 再開 諦め 悲しい思い出

これらは{netabare}千束と喫茶リコリコ{/netabare}での出来事を暗示してるようにも思え、
考察しなければならないこと山ほどありますが続きはまた後程ということで。

9話、10話の作品クオリティーが高いからこそ、惜しむらくは
{netabare}「二人のお父さん」のBL的{/netabare}関係性であります。
確かに「この世の」上流階級の人たちは、そういう連中が多いというのはその通りで
説得力はありますが、{netabare}主人公の父親的{/netabare}ポジションとなると話は別と言いますか
悪趣味な印象は排除できないので減点評価しておきます。


●的外れな意見やミスリードが多発する原因とは?
{netabare}まず考えられるのがジャンルを捉え間違えていることからくる思い込みがあるのだと思われます。
ここのアニメの成分分析の筆頭に「ガンアクション」とありますが、確かに構成要素として
ガンアクションの要素もあるといえばあるのですが、それは本作においては主題でも、
最大の見どころでもないのはストーリーを冷静に追うことができるならば
自然と見えてくるはずの話でございます。
にもかかわらずある種の先入観を一方的に抱き、期待したのとは違ったと失望するとしたら
それは展開を読めてない自分自身に原因があるのかもと考えてみるべきではないでしょうか?
本作にガンアクション、銃撃戦、戦闘のみを期待してるミリタリー系の人が失望するのは
ある意味当然のことであり、そもそもジャンルセレクトを間違えたという話であります。

本作はどういうジャンルに属するのか端的に言うなら、{netabare}相棒系友情物語{/netabare}であり銃撃戦は
おまけみたいなものという話であります。

一方的な思い込みや先入観を捨てまずは冷静にストーリーを追うことこそが
基本中の基本であると個人的には考えます。{/netabare}


今期作品の中でも、前評判№1と囁かれる本作の実力が第9話で確定いたしました。

OPの「全力{netabare}けつキック{/netabare}合戦」に何かしらなものを感じ取ったアニメファンの方々は…
見事なまでに圧倒的な大正解でした!

その一方でそのシーンに何も感じない本作アンチの方々は、この度は大変ご愁傷さまでございましたと付け加えておきましょう。

まさに前評判通り {netabare} でございましたね。本作はただ単に作画がいいだけではなく、ただ人気があるだけで中身がスカスカなのに異常に高い評価を受けている意味不明な見るだけ時間の無駄な作品に
比べたら、マシどころか至極上等!人間ドラマを見事に描き切っている点を考量にいれたら作画がいいだけで評価されてる{/netabare}糞作品予備軍を軽く圧倒しております。

千束とたきなのキャラ設定の意味をまるで理解できてないのに? {netabare}したり顔で酷評してるとかお話なりません…どういう風に見たらそんな雑で説得力がまるでない意見を披露できるのか
唖然茫然一日一善、ご飯は三膳いう話ですよ。{/netabare}

評価は自分の趣味嗜好だけ {netabare}で、酷評の根拠は不明瞭過ぎて他人に対してまるで説得力のないレビュー書くような人が?作品のテーマをちゃんと理解している程にまともな感性を持っている
アニメファンの人たちから共感が得られるとかどう考えても無理な話であります。{/netabare}

●第1話で何が描かれていたか?
{netabare}それを掴めなかったならば、恐らくそこで置いてけぼりになっていると予想します。{/netabare}
重要なポイントは{netabare}千束とたきなの人間関係がどのようなものか?を正確に理解できるかであります。
独断専行による不祥事を引き起こし左遷された?たきなではありますが
そんなたきなを知り千束は何を思ったのか?それ{/netabare}を読み取れたか否かが
勝敗を分ける分岐点であります。

千束はたきなに対して{netabare}何を思い、たきなは千束に何を思い、マスターは千束に何を思ったか?{/netabare}そういう分析をまるでしないでこの物語を追っても
{netabare}見当はずれミスリードの{/netabare}落とし穴に嵌って終わる{netabare}だけであります。

登場人物たちの人間関係をおさえる。
それができた後の批判ならばある程度の説得力はあると思いますがそれをせずに本作の解説しても的外れで終わるしかないものと確信いたします。{/netabare}

OPと第1話から諸要素を積み重ねて9話に繋がる。
{netabare}それをちゃんと読み取れたでしょうか?
そうでないならもう一度1話からやり直した方がいいかもしれませんね…{/netabare}


千束とたきなの「全力 {netabare}けつキック{/netabare}合戦」が象徴する通りに!?物語はまさに佳境を迎えますが、それについて正確に把握できるのは人間的感性がまともな種類の人たちだけ…

この世界はとても不平等だと痛感したのが、アニメアンチの本心であります…

これは蛇足ですが
{netabare}OPに伏線を仕込むとか、今時誰でも知ってるはずのアニメの常識的セオリーまるでを知らない輩が増えたのは鬼滅のなんとか影響ですか?
それは兎も角、まずは黙って100回見ろと言いたくなる程話が通じなくて困り果てました…{/netabare}

投稿 : 2022/09/28
閲覧 : 635
サンキュー:

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