タイラーオースティン さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

あざとさよりも清々しさが勝る快作

その攻めたタイトルゆえに敬遠しそうになり、実際2話あたりでの紗霧のクラスメートの子の爆弾発言は強烈なインパクトを残しましたが、全体的にはほっこりした気分になれる内容でした。

一歩間違えれば暫く尾を引きかねない修羅場なシチュエーションもありながら、基本的に登場人物はライバル達を含め良い人ばかりなので毎回安心して見ていられたのは大きかったかな。

主人公の自身が手掛けるラノベへの情熱もさる事ながら、やっぱり妹の紗霧の可愛らしさに尽きる。見た目もさることながら動揺したりするリアクションが微笑ましいものがあり、特に主人公にエロマンガ先生と言われた時の切り返しのセリフは最高でしたね。

作者が同じという事もあってか作中には俺妹のキャラが登場するファンサービスもあったのにはニヤリとさせられます。

あとOPとＥＤが素晴らしいの一言で本編の良さを雄弁と物語っていました。