「ホリミヤ -piece-(TVアニメ動画)」

総合得点
70.0
感想・評価
149
棚に入れた
533
ランキング
1610
★★★★☆ 3.6 (149)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

卒業しても心のアルバムに残る学園生活

いゃ、1期で卒業したじゃんアンタら……からの〜………………上手く繋げましたねww
2期が決まった時の私は、2期するなら最終回で卒業する演出辞めて欲しかっなぁ〜、順番にみたかったなぁ〜って思ってしまったんですよね。


けど、いざ見たら……
始まりは余計な演出をせずに1期で卒業したから卒アルを開いて、思い出を見返してますよ感からの2期スタートで違和感がないですね。

内容も基本的に

青春×日常+コメディー=1期と変わらずの面白さ

と言う感じ。

修学旅行、体育祭、プール、学校見学などのイベントなども描かれている2期ですね。
堀家と仙石家の関係性が割と面白かったり、井浦の妹を心配するシスコンのウザさもよく出ていますww
こんなお兄ちゃんは嫌だwww

後は会長の宮村の秘密を暴く話とかもコメディー感が強くて良かったですね。

あと、「遅刻〜遅刻〜( ;´꒳`;)」の話で食べながら登校するシーンがあって私も小学生の頃にパン咥えて登校しようとしたら母に止められるわ、強引に出てもウチの小学校って登校に集団登校を推奨してる学校で待ち合わせ中に食べきってしまうわで、中々上手くいかなくて少女マンガみたいな展開はなく散々でしたよ。
それ以来、食べなら登校はしてないかな?

後は沢田さんの話かな。
クラスで上手く行ってなくて虐められているって話しで同級生と仲良くしたいけど仲良く出来なくて3年生と仲良くしてるから目をつけられてたりもして……
でも、ポスターの件で少しクラスメイトとの距離が縮まったりと。

少しホリミヤにしては重い題材だから合わないかな?と思いましたが、重々しくもなく軽々しくなく、ホリミヤの世界観に上手くマッチしていたエピソードかな?と思います。

バレンタインの話はね。
知らない先輩にチョコを渡すって勇気必要だよね。
色々考えちゃうと思う。
だって、初対面でしょう?
どう思われるか、受け取って貰えるか、チョコは苦手じゃないだろうか、など色々とね。

友チョコなら「ホイ」の一言で渡せる。
けど、本命って意識すると簡単にはね。
しかも初対面の本命に渡すって1段レベル高いですよね〜
だから結果渡せなくてもね。
私は渡そうと準備して頑張ろうとしただけでも凄いって思う。


堀さんの手作りチョコは頑張ったよね。
味とかもさ気にしてたけどさ、やっぱり気持ちだよ。
ちょっと失敗してもそれが思い出の味になるし、美味しくなくても、それで嫌われたりはしないよ。

それより作ってくれた事が嬉しいしって気持ちが大きいと思うから。
だから「美味しい」とか「美味しくない」じゃなくて頑張って作ってくれたのって「特別の味」だと思うんですよね。
宮村も「美味しい」って食べてくれた。
今回はホントに美味しいのですが。
きっと、これが宮村と掘りの思い出の味なんだと思います。


堀さんの父と母のエピソードがいいですねww
こう言う小ネタ凄く好きですww
普段はホノボノしてる堀ママが一喝入れるシーンいいよね。
このギャップ感がいいw
男性も女性もギャップ感あるキャラって私結構高評価かな。
堀さんのお母さん、なんだろ……ちょっとノリがARIAのアリシアさん…………え?あっああ……そう言う事か。

堀さんと創太の話で、創太が1人で洗い物をすると怒る堀さん。
まぁ、確かに危ないよね……
刃物もあればお皿を割って破片が飛び散り怪我をするかもしれない。
洗面代で手を滑らせたり台から転落するかもしれない。

けど、子供はさ、お手伝いしたいし子供なりに、大人が喜んでくれるかな?とか少しは負担を減らしてあげられるかな?とか考えてるんですよね。
心配させたくてしてる訳じゃないのは解ってあげて欲しいなぁ〜って。

だから、危ないって気持ち溢れて焦って怒鳴るのも仕方ないけど、その気持は褒めてあげてほしいなぁ〜って思いました。
その辺は宮村のフォローがめちゃくちゃ良かったですねww
叱る事って難しいよなぁ〜って思ったエピソードでした。

堀さんは怪談番組を朝まで見るのには親近感湧くなぁw
徹夜心霊番組はした事ないけど、ホラーは私も好きだからww

で、最後の堀さんの回想?夢?を見てて思ったのですが、当たり前なんだけど……

最初は知らない人同士だった人達が時間を重ねて、1つのきっかけから知り合って友達になっていくのって何だか不思議な感じがしますね。
私は当時はそれを当たり前だと思っていたけど、多分当たり前じゃなかったんだろうなぁ〜って思いました。

友達に出会えた事とか良かったとは思うけど、きっかけ1つで、もしかしたら、で出会えなかったと思うと寂しいし、そう考えたら、出会えた事を嬉しくも思うし、逆にそれで友達になれなかった人も居たとしたらそれはそれで寂しくもあったり。

宮村の言う様に「色んな偶然が重なって今があると思うと1つでも掛けたら違う世界もあったのかな」ってセリフは少し切なくも感じますね。
けど深いしセリフだし、堀さんの言うように「運命」と考えたら少し愛おしくも感じる。

堀さんの「きっと私達はどうやったって出会っしまうんだ」ってセリフは力強さがあるよね。
堀さんは自分達の絆の強さに自信を持っていて何があっても必ず出会い友達になると言う確信を持っているんだろいなぁ〜

この作品を見終わると、まな、学生生活をしたくなりますね。

で、卒業での堀さんのセリフはステキだなぁ〜と思います。
卒業してもこれからも、ずっとずっと変わらない関係性で居たいって気持ちが凄く伝わる優しいセリフでしたね。

世間から見たら学生のコミュニティって小さな小さな物かもしれない。
けど、その小さなコミュニティでしか得られない時間や体験や気持ちや絆は絶対にあるのだと思います。

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 60
サンキュー:

10

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