「To LOVEる-とらぶる-ダークネス(TVアニメ動画)」

総合得点
79.2
感想・評価
1218
棚に入れた
7457
ランキング
506
★★★★☆ 3.8 (1218)
物語
3.5
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.6
キャラ
4.1

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ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テレビ版でしか見られない闇と光の演出(笑)

『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』はマンガ原作、1クール(全12話)のハーレム・ラブコメディアニメです。


この作品は週間少年ジャンプで掲載されていた『To LOVEる』の続編で、現在では月刊のジャンプスクエアで掲載されています。ほぼ学生向けな週刊誌から表現規制が緩和して規制に縛られない面白い作品を作っていこうと言うスタンスをとる月刊誌に移った事で、エロ描写に一層磨きがかかったのが今回のダークネスになります。


分かりきった事ではありましたが、問題はアニメ化によって生じる過度なエロ描写の絶大なる規制でした。それは第2期以上の表現規制だったが故に、もはや“光と闇の演出”とまで言える程で、 時には画面の左端以外は真っ黒に修正なんてシーンもあって、ある程度考慮していたとは言え流石に萎えます。しかし、人物の作画に関しては原作と全く変わらなかったので好評価。

そんな表現規制ばかりではありましたが、その代わりに今回はストーリーが良く、ちょっとエッチなアニメとしてだけではない楽しみ方がありました。本作の中心となるのが“モモ”“金色の闇”そして“黒咲芽亜”の主に3人。モモが画策する計画を実行するに当たり、此れまで出てきた数多くのヒロイン達の心情を理解していくにつれてモモが感じ取る様々な思いから、その気持ちが自分も段々とリトに向かってゆくという一つのストーリー。そして、“金色の闇”と“黒咲芽亜”の関係性や彼女らの過去という別のストーリーは、ただのエッチな漫画という括りに縛られない面白さがあり、また、BLACK CATを読む・観た方はまた別の楽しみ方が発見出来るでしょう。


私は今までに似た様なジャンルの作品も数々観てきましたが、やはりこれらのエロ表現とストーリーの調和性が大事なんだと思わされました。

投稿 : 2012/12/30
閲覧 : 272
サンキュー:

20

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