「ef - a tale of memories.エフ・アテールオブメモリーズ(TVアニメ動画)」

総合得点
87.5
感想・評価
2434
棚に入れた
12456
ランキング
150
★★★★☆ 4.0 (2434)
物語
4.1
作画
4.0
声優
3.8
音楽
4.1
キャラ
3.9

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

<評価>
C⁺

<初見の方へのオススメ度>7
✪✪✪✪✪✪✪

<ストーリー>6
✪✪✪✪✪✪

<脚本>7
✪✪✪✪✪✪✪

<構成>6
✪✪✪✪✪✪

<設定>8
✪✪✪✪✪✪✪✪

<キャラクター作画>6
✪✪✪✪✪✪

<キャラクターデザイン>6
✪✪✪✪✪✪

<物体作画>8
✪✪✪✪✪✪✪✪

<メカ作画>
(ロボ&ミリタリー系アニメにのみ適用される項目)

<動画>6
✪✪✪✪✪✪

<背景>9
✪✪✪✪✪✪✪✪✪

<色彩>10
✪✪✪✪✪✪✪✪✪✪

<音楽>9
✪✪✪✪✪✪✪✪✪

<演出>10
✪✪✪✪✪✪✪✪✪✪

<効果>9
✪✪✪✪✪✪✪✪✪

<構図>9
✪✪✪✪✪✪✪✪✪

<声優>5
✪✪✪✪✪

<OP>9
✪✪✪✪✪✪✪✪✪

<ED>8
✪✪✪✪✪✪✪✪


※新方式の考案中の為、レビューを再編集しています


原作プレイ済み

レビュー自体はmelodiesの方に書いてあります。
こちらでは書くことが特にないので、OPの英文+和訳でも載せておきます。

ついでに新海誠氏が監督を務めた、原作ゲームのOPアニメーションのURLも貼っておきました。
本編が気に入ったのならば、こちらも是非見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=W7ovd8WtHZM

{netabare}

The girl is only one in the world. That makes her the god of this world.
少女は世界にたった一人だった。それゆえ彼女はこの世界の神様だった。


She found herself on an island when she began to understand things around her.
There was a mansion on the island, which was connected to an old castle by a passageway.
She did not know why for what purpose those structures which completely seemed to be unfit in the environment were built there.
She did not need to know why. And besides, the girl never wondered why she had been there before she realize.
彼女が彼女の周りのものを理解し始めたとき、彼女は自分が島の上に存在していることに気付いた。
島には館がひとつあり、それは古城と通路でつながっていた。
彼女は、周囲の環境にまったくそぐわないように見えるそれらの建物が存在している理由がわからなかった。
彼女がその理由を知る必要はなかった。そのうえ、少女はそれに気付くまで、彼女がそこ存在する理由を考えたことがなかった。


There were a huge amount of preserved foods and daily necessaries inside the warehouse of the castle, so she did not have to starve
(although she was hungry until she realized these were eatable).
But she almost died several times because of sickness and injuries. In most cases, she almost got herself killed by eating either spoiled food or plants and inorganic things around her.
城の倉庫には大量の保存食と生活用品があった。そのため彼女が餓えることはなかった。
(彼女がそれらを食べられると理解するまで、彼女は空腹ではあったが。)
しかし、彼女は怪我や病気で何度を死にかけた。
ほとんどの場合は、彼女本人が腐った食物や周りにある植物、無機物を食べることによって死にかけたのであった。


She used the mansion as a residential area, and almost never set her foot in the old castle.
There was no particular reason to draw a line between the two structures.
It was only a rational judgment that the old castle was unfit for her to live there.
彼女は館を居住場所として使い、古城にはほとんど足を踏み入れなかった。
二つの建物の間に境界線を引く特別な理由はなかった。
彼女が古城は住むのに適さないだろうというのはもっともな判断だった。


She had nothing to do.
The island was small, and one could go around it in half a day by foot.
All she could see at the beach was the ocean, the sky, clouds and the horizon stretching as far as she could see in a 360-degree view.
That was the everything the world offered.
彼女はやることがなかった。
島は小さく、半日かければ歩いて周りを一周できた。
彼女が見ることができたのは、砂浜と海、空と雲、そして360度見渡す限り広がる水平線だけだった。
それがこの世界に与えられたすべてだった。



She painted a human being.
It was good. But the girl did not feel like painting a human being in a bigger size.
Because she was unable to judge whether it was well drawn or not.
彼女は人間を描き始めた。
それは良かったが、彼女は人間をより大きく描こうとは思わなかった。
彼女にはそれがうまく描けているのかは判断できなかったからだ。


So she decided to add a figure of a boy into the paintings of landscape she had painted.
Boy was added to all the paintings.
With no specific reason, she started putting those paintings in the same places where she painted them.
There was not single place in the mansion she did not paint.
だから彼女は今まで描いた風景画に一人の少年の姿を描き加えることにした。
少年はすべての絵に描き加えられた。
特別な理由はなかったが、彼女はそれらの絵を描いた場所と同じところに置き始めた。
館の中で彼女が描いていない場所はなくなった。


The boy was just standing straight in all the paintings.
And the boy was looking straight ahead.
It meant that the girl and the boy looked at each other every time she looked at the paintings.
The girl had no feeling of achievement.
少年はどの絵の中でも、ただまっすぐに立っていた。
そして、少年はただまっすぐ前を見ていた。
そのため少女が絵を眺めるたびに、彼女と少年は見つめあうことになった。
少女に達成感はなかった。


Would he be a "human?" she thought. This was the "painting of a human being".
She knew that from the very beginning.
He did not move. She did not think.
He was simple there, lonely?
Finally, she could ask herself by finding the word She was not lonely.
彼は’’人間’’なのだろうかと彼女は考えた。これは’’人間の絵’’だった。
彼女はそのことを最初から知っていた。
彼は動かなかった。彼女は考えなかった。
彼はただそこにいた、さみしい?
ついに彼女は言葉を探し出し、自身に問いかけた。彼女はさみしくなかった。



The girl started practice drawing her own portrait from the day after the wedding.
There was only one human being on the side of the paintings.
So, she started painting herself on the paintings.
On the other side of the paintings, the two had smiles on their faces.
結婚式の後、少女は自分の肖像画を描く練習を始めた。
絵の中の人間はたった一人だった。
だから、彼女は絵に自分を描き加え始めた。
絵の向こう側には、二人が互いに微笑み合っていた。


Still, the girl felt strange to see herself in the paintings.
She could not find right words to describe her feelings.
She did not really understand her emotion. She did not really understand her emotion.
But the paintings continued to capture her attention without making her bored for first time for month to come.
それでも、少女は絵の中の自分を見つめると奇妙な気持ちがした。
彼女は自分の気持ちをあらわす正確な言葉と見つけることができなかった。
彼女は自分の感情が全く理解できなかった。
けれども、絵は月日が過ぎても彼女を飽きさせることなく、彼女の注意をひきつづけた。


The girl was alone in the world. That made her the god of this world.
少女は世界にたった一人だった。それゆえ彼女はこの世界の神だった。


Something mysterious happened.
It was the day after she repainted all of her paintings, hundreds in numbers.
The two in those paintings had moved.
But it did not startle the girl, because she had no idea asking herself whether it was abnormal or not.
不思議なことが起こった。
彼女が何百にも及ぶ彼女の絵を描き直した後のことだった。
絵の中の二人が動き出したのだ。しかし彼女は驚かなかった。
なぜなら彼女には、それが異常であるかないかを考えるという発想がなかったからだ。


From the beginning, she was trying to make humans.
"Did it work?" The god looked inside the miniature garden.
She looked close at the paintings.
It appeared that the other side of the paintings could not see the world on her side.
The two in the pictures seemed to be doing something, smiling at each other.
始めから、彼女は人間をつくろうとしていた。
’’うまくいったのだろうか?’’神はミニチュアの庭の中を見ていた。
彼女は近づいて絵を見た。
絵の向こう側は彼女のいる側の世界からは見えなかった。絵の中の二人は微笑みあいながら何かしているように見えた。


But the paintings were blurred.
The world itself appeared blurred, giving her no clue to see what they were doing.
Why, the girl thought. She could not confirm results.
She could not see what was supposed to be there.
しかし、絵はぼやけていた。
世界そのものがぼやけて見えて、彼女は彼らが何をしているのかのてがかりを得ることはできなかった。
なぜだろう?彼女は考えたが、結論を出すことはできなかった。
彼女はそこになにが存在しているのか見ることができなかった。


A strange feeling developed in her mind.
She could not describe what it was.
She could not find in a dictionary the definition of something she could not describe.
She wondered why the paintings became blurred even though she painted them so clearly.
不思議な気持ちが彼女の心の中にふくらんできた。
彼女はそれが何なのか形容できなかった。
彼女は自分が言葉にすることができなかった何かの定義を辞書から見つけることができなかった。
彼女はこんなにくっきり絵を描いたのに、絵がぼやけるのが不思議だった。


Was it a failure?
But the two in the paintings were smiling at each other.
That was what her felt--which made her feel weird on the other side of the paintings.
Something must have been wrong.
I had understood things in the way, making mistakes repeatedly?
She thought. She repainted them over and over.
But the results were exactly the same. She was at a loss.
She began to unsure of everything.
なにが悪いのだろう?
それでも絵の中の二人は互いに微笑み合っていた。そ
れは彼女に絵の向こう側に不思議な気持ちを抱かせた。
何かが間違っていたにちがいない。
私は何度も繰り返して間違えたのだろうか?彼女は考えた。
彼女は何度も何度も絵を描き直した。
しかし、結果はまったく同じだった。彼女は途方にくれてしまった。
彼女は全てのものに確信がなくなった。



The girl is the only one in the world. That made her the god of the world.
少女は世界にたった一人だった。それゆえ彼女はこの世界の神様だった。


So she thought she should make her world much cleaner.
She burned all pictures. She set fire to the mansion and the old castle.
Along with the structures, she burned all her memories.
Lastly, the god threw the trash, the only trash left in the world, out from the cliff.
だから彼女は世界をもっときれいにするべきだと思った。
彼女はすべての絵を燃やした。彼女は館と古城に火を放った。
建物と一緒に、彼女はすべての思い出を燃やした。
最後に神は世界にたった一つ残されたゴミを崖から投げ捨てた。
{/netabare}

投稿 : 2013/08/10
閲覧 : 394

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