「花咲くいろは(TVアニメ動画)」

総合得点
90.0
感想・評価
6273
棚に入れた
26905
ランキング
67
★★★★★ 4.1 (6273)
物語
4.1
作画
4.3
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

優馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「しねっ」から始まり「ほびろん」になって、そしてみんなで「ぼんぼった」お話

P.A.WORKS 10周年記念アニメーション作品

この作品を見てまず思ったのは背景や建物が綺麗であること
この舞台のモデルは、どこなんだろうという思いだった。

モデル設定というより相互協力したのかもしれないが
場所は石川県、アニメでは「湯乃鷺温泉街」というところが
現実では、「湯涌温泉」という。

OPにも出てくるが、よく電車のシーンがあるが
これは地元の鉄道が取材協力をおこなったとこのとでした。

物語上重要な位置を占める「湯乃鷺駅」は、のと鉄道七尾線の
西岸駅をモデルとしており、西岸駅には、放送開始後間もない
4月29日、「湯乃鷺駅」の駅名標が設置された。

アニメで放送された架空の神事「ぼんぼり祭り」は
このアニメ放送によって舞台モデルとなった、「湯涌温泉」の
観光協会が主催して現実的に行われた。
実は今年で二回目(10月6日)の開催となりました。
(喜翆荘を巨大な絵にして湯涌中の園地に設置した。)

アニメの重要な温泉旅館「喜翆荘」は、「白雲楼ホテル」が
モデルとされているが、すでに解体されてしまったようです。
2006年のことでした・・・写真はわずかに残っています。
規模は大きいですがなんとなく雰囲気が伝わってくるようです。
(関係者の方は、出来れば解体したくなかったでしょうね)

「福屋」については、「秀峰閣」が外見が類似している。
こちらも「湯涌温泉」に所在している。(現存ホテル)

作中に出てくる鳥は「青鷺」であるが、モデルとなった
「湯涌温泉」のいわれには、紙漉き職人が泉で1羽の「白鷺」が
身を浸しているのを見て近づいてみると、湯が涌き出ているのを
発見した。といういわれ話がある。

アニメ作品の登場人物も石川県の地区名を使用している。
「輪島」「押水」「鶴来」「和倉」「四十万」「富樫」

ちなみに僕も何度かこの地区に旅行に行っていた・・・
「和倉温泉」や「金沢市」など観光地に泊まっています。

この次にいくときは「ぼんぼり祭り」に行こうかと思います。


「ぼんぼり祭り」について(このアニメで作った架空の神事)

湯乃鷺温泉(ゆのさぎおんせん) 物語上の主要な地域は、
海と山に面した風光明媚な湯乃鷺温泉を擁する、石川県内の
観光地である。
古来、湯乃鷺の地では狐を従えた少女の姿をした神様が
奉られており、毎年の神無月(10月)には、神様が年に一度
出雲へ帰る道すがら迷子にならないようにと道程に雪洞
(ぼんぼり)を提げて案内する年中行事があった。
「ぼんぼり祭り」と呼ばれるこの神事には、「のぞみ札」と
呼ばれる木製の短冊を雪洞に下げると多くの札の中から
たった一つが神様に選び出されて願いが叶えられるという
言い伝えがある。

「ぼんぼり祭り」は、この地にやってきてまだ日の浅い
緒花にとっても楽しみなものとなっていた。
最終回には祭りの日が訪れ、喜翆荘の人々は思い思いの
願いをのぞみ札に託す。
緒花が記したのは、湯乃鷺にやってきた頃には考えも
しなかった願いだった。
「・・スイのようになりたい・・」

スト-リー

今までとは違う自分になりたいと夢見ていた16歳の女の子、
松前緒花は、通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、
話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすことになる。
祖母が女将を務める温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)
での新しい生活、そこで出会う人たちとのふれあいを描く。

声優
松前 緒花:伊藤かな恵
鶴来 民子:小見川千明
押水 菜子:豊崎愛生
和倉 結名:戸松遥
輪島 巴:能登麻美子
種村 孝一:梶裕貴
松前 皐月:本田貴子
四十万 スイ:久保田民絵
四十万 縁:浜田賢二
宮岸 徹:間島淳司
富樫 蓮二:山口太郎
川尻 崇子:恒松あゆみ
次郎丸 太朗:諏訪部順一
助川 電六:チョー

題名

1話「十六歳、春、まだつぼみ」
2話「復讐するは、まかないにあり」
3話「ホビロン」
4話「青鷺ラプソディー」
5話「涙の板前慕情」
6話「Nothing Venture Nothing Win」
7話「喜翆(きっすい)戦線異状なし」
8話「走り出す」
9話「喜翆荘の一番長い日」
10話「微熱」
11話「夜に吼(ほ)える」
12話「じゃあな。」
13話「四十万の女~傷心MIX~」
14話「これが私の生きる道」
15話「マメ、のち、晴れ」
16話「あの空、この空」
17話「プール・オン・ザ・ヒル」
18話「人魚姫と貝殻ブラ」
19話「どろどろオムライス」
20話「愛・香林祭(こうりんさい)」
21話「蘇る、死ね」
22話「決意の片思い」
23話「夢のおとしまえ」
24話「ラスボスは四十万スイ」
25話「私の好きな喜翆荘」
26話(最終話)「花咲くいつか」

劇場版「花咲くいろは」
2013年3月下旬全国公開決定だそうです!
(3月9日石川県先行公開)

楽しみですね みんなどうなっているんだろう・・・


レビュー
「いろんな人の想いがつまった感動作品」

この物語は16歳の多感な少女が自分の夢もなく
何の考えもないまま淡々とすごしていた日々に
大きな事件とともに人生を考えさせるほどの経験を
通して大人へと成長していく話です。
最後には自分の道をしっかりと見つけだし、なすべきことが
わかった自信にあふれた青春を送ることでしょう
またこの経験は旅館という非日常的な社会へ触れていく中で
仲間と呼べる人たちとのふれあいが大きく影響していること
は言うまでもありません。
特に、おかみさんの影響はおおきかった。
おかあさんが「まけた」と言っていた「緒花」の願い札に
その想いが書かれている。


今回は、少し角度を変えたレビューにしてみました。

投稿 : 2013/01/14
閲覧 : 322
サンキュー:

32

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