「とある飛空士への追憶(アニメ映画)」

総合得点
63.4
感想・評価
331
棚に入れた
1533
ランキング
4272
★★★★☆ 3.5 (331)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.0
音楽
3.4
キャラ
3.5

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ネタバレ

いつも初心者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

設定に無理がある作品

物語について
あまりにも矛盾点が多くてとても無理のある内容でした。

作画について
戦闘機などは綺麗に描かれていると思います。

声優について
いまいち
ファナ役の竹富聖花は聞いていて、かわいそうになるくらいでした。

音楽について
いまいち

キャラについて
人数が少ない分、立ちは良かったです。

総評
たまたまやっていたのを観ました。
原作などは読んでいないのでとりあえずwikiを見て予備知識は収集しました。

世界観の設定が結構凝っているようですが、余りメインのストーリーに重大な影響を及ぼすほどのことでもなく、ならばいっそのこと、もっとシンプルなほうが良かった気もします。

声優については最近流行の有名タレント起用もいいのですが、それなりの人選も必要かと感じました。

一番不満というか矛盾を感じたのが飛行機などのいわゆるメカキャラ(というのかな)の設定。
船(空中空母)とか戦闘機とかは、もう、ナウシカとラピュタとスカイクロラが合わさったようで、なんでもありな感じでした。
特に戦闘機がすごいです。
{netabare}
陸上も水上も平気で離着陸(離着水)するし、プロペラ機というレトロな機体でありながら動力源は水素電池という最先端技術。
ファナを運ぶとき重量がかさむからと荷物を捨てさせておきながら、攻撃で壊れたコックピットの部品はちゃっかり予備が積んであったり。
真電という敵側の戦闘機(たぶん旧日本軍の震電がモデル)はジェット戦闘機並みの空戦能力。
細かいところでは、主人公が乗るサンタ・クルスという偵察機は原作では垂直尾翼が真ん中一枚の設定だったらしいのですが、アニメ版では左右の2枚になっています。これはどう考えてもファナが後部銃を後ろ向きに発射したときに尾翼に当たるという事実がアニメ作成時に発覚したから変更したとしか思えません。

空母は航空力学をまったく無視したように空を飛び、プロペラでの推進でありながら攻撃はミサイル(一応プロペラ推進ですが)を使う。しかも追尾機能のおまけまでついています。{/netabare}


とここまでいろいろ書かせていただきましたが、とても設定に無理がある作品でした。

投稿 : 2013/01/04
閲覧 : 175
サンキュー:

2

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