吸血鬼の成れの果て さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

火憐と月火、重ねてフェイヤーシスターズ

阿良々木くんの二人の妹たちのお話です。化物語で様々な怪異に出会ってきた彼ですが今度はかわいい妹たちが憑かれちゃいました。まずお姉ちゃんの火憐ちゃんが『囲い火蜂』なる怪異を憑けられました。詐欺師に憑けられました。もちろん阿良々木くんは妹を守るために詐欺師と対峙しますが詐欺師は忍野クラスの『人間』でしかも戦場ヶ原ととても深い因縁があったのです。彼は妹のため、彼女は過去を清算するために二人で詐欺師と対決します。結果、彼女は過去に決着をつける事ができ、彼は妹を助けることができました。前半は会話劇的な流れでさくさく観れて、後半はバトルという展開の『かれんビー』でした。続いて妹の月火ちゃんの『しでの鳥』問題です。これはほんとに衝撃でした。
阿良々木くんは陰陽師と出会いました。この陰陽師も忍野クラスの『人間』で不死身の怪異専門でした。狙われたのは妹の月火ちゃんだったから驚きです。そして陰陽師は月火ちゃんの上半身を消し飛ばしちゃいました。びっくりしすぎて心臓が止まるかと思いました。しかし妹は生きていました。彼女は生まれる前から不死身の怪異『しでの鳥』だったそうです。生きているからといって妹の上半身を消し飛ばされてお兄ちゃんが黙ってるわけもなく、学習塾跡で対決することになりました。不死身の怪異対その専門家ということで阿良々木くんは忍と一緒にいく事になり、想いをぶつけて見事勝利しました。
『つきひフェニックス』はさくさく進んでいきましたが一話一話がとても深く作られていたような気がします。歯磨きぷれいが多少長すぎたような気がしますが、月火ちゃんと阿良々木くんの会話はとても感動できました＾＾
かれんビー。つきひフェニックス。二つのお話から成る偽物語でした。