「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟(アニメ映画)」

総合得点
79.5
感想・評価
1473
棚に入れた
8727
ランキング
490
★★★★☆ 3.8 (1473)
物語
3.6
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

sherlock さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1人の『望み』が引き起こす88の『奇蹟』…

まず全体的な感想から…

今回は音楽によりこのアニメの魅力をさらに引き立たせていたのではないかと僕は思う
綺麗なシーン描写に透明感のある歌声が大変良くあっていて感銘を受けた
あと、僕が特に印象に残ったのはバトルシーンの迫力である
魔術と科学のハイレベルな技の衝突は実際に現実的世界で起こっているのではないかというほど
キャラの繊細な動きにさらにスピード感が加わってより迫力のあるバトルシーンであった


………あなたは奇蹟を信じますか?

僕はこの映画を見て、改めて奇蹟とは一体何だろうかと考えた
奇蹟の辞書的な意味は、[常識で考えては起こりえない、不思議な出来事・現象]とある
しかし、僕は奇蹟が[単なる偶然が生んだ産物]では無いと思う

なぜなら人間という生き物は自分自身で勝手に限界をつくっているだけで
常識では起こりえないと思い込んでいるからだ

それは歴史を見ても明らかである…
昔は奇蹟と呼ばれていた出来事・現象が本当に現在も全て奇蹟と呼べるであろうか?
科学技術の進歩で我々は日々進化し、不可能な限界という境界線が次第に無くなってきている
つまり、奇蹟というのは現段階で「不可能であることが起きている」に過ぎないのだ
(もちろんこれからも不可能であり続ける奇蹟と呼ばれるものも存在するとは思う…)

従って僕が一番言いたいことは、
現状に限界を感じ、諦めという行為に走り奇蹟を信じるのではなく、
自分で奇蹟を奇蹟では無くしてしまうべきだということである
(もちろん簡単に言ってはいるが実際には大変厳しいものがあるのは僕も実感している)

大事なことは自分の設定した限界を越えた現象が全て奇蹟になるのではなく
自分でも奇蹟を起こせるのだという気持ちを持つことである
こうやって前向きに生きてる人にこそ絶対にどうにもならない事態において
奇蹟が起こるのではないだろうか…

20年たらずで人生経験が足りないため、おそらく間違っていると文句を言いたい人もいると思いますが
その場合はぜひ僕自身の成長のためにも意見を下さると嬉しいです!!

え~っとはい、ということで若干話が逸れて壮大なテーマになってしまいましたが…
この映画は迫力満点で繊細な描写と美しい音楽が重なって素晴らしい感動を与えてくれると思うので
興味のある方は是非見ることをおススメします!!(^_-)

投稿 : 2013/02/24
閲覧 : 348
サンキュー:

24

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