「化物語(TVアニメ動画)」

総合得点
92.1
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25
ネタバレ

~ひよこ道~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しい楽しい言葉遊び・台詞回し

レビュー名の通りです。

西尾先生の言葉遊びのセンスがすごいですね。

アニメでは、原作全12巻(予定、現在10巻刊行)のところ、たったの2巻分の内容だったのですが、西尾先生の言葉のセンスを充分に感じてもらえる出来になっていたと思います。ただ原作だと本なので字を見てそれを120%堪能できるのに対して、アニメだとどうしても耳を頼りにしないといけないので100%伝わるかどうかはわからないところが残念ですね。でも反対にアニメでは本ではわからないその場面場面のキャラ達の表情が見れるので、そこはまあメディアの違いからのどうしようもない壁でありそれぞれの長所ですかね。

それにキャラクターたちのおもしろいこと!かわいいこと!かっこいいこと!
魅力的なキャラクターばかりです。以下はその紹介!
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キャラクター紹介

阿良々木暦
作品の主人公。吸血鬼に遭った少年。物語のはじめはあまり人と関わりたがらない人物だったが、後にそのクールキャラは崩壊していく。実はそれにも理由があったりする(忍とのリンクの関係、詳細は原作参照)。自分自身が怪異に遭ってからというもの、それから往々にして怪異問題に遭遇する。まよいマイマイの時に戦場ヶ原ひたぎが彼女になった。初デートは戦場ヶ原の父が同伴・・・途中まで。ちなみに自身が吸血鬼の怪異に出会った物語は2012年劇場版公開決定。
『お前が明日死ぬのなら僕の命は明日まででいい――お前が今日を生きてくれるなら、僕もまた今日を生きていこう』

戦場ヶ原ひたぎ
作品のメインヒロイン。蟹に行き遭った少女。アニメの放送順では初めに暦に助けられた(忍野メメ風に言うと「君が勝手に助かっただけ」)。暦いわくツンデr・・・ゲフンゲフン!・・・ツンドラ少女。が、アニメ版ではないが後にとある人により人格矯正プログラムを行わされ、更生しデレデr・・・ゲフンゲフン!・・・ツンドロに。
『ありがとう、阿良々木くん。私は、あなたにとても感謝しているわ。今までのこと、全部謝ります。図々しいかもしれないけれど、これからも仲良くしてくれたら、私とても嬉しいわ』

羽川翼
猫に魅せられた少女。(+後にとr・・・も)。クラス委員長。成績は学年トップ(体育や芸術系も含めて全部)。文字通りの優等生。朝礼の表彰式では校長の話などが長いせいで生徒が倒れるということがあるが、彼女の場合は彼女の表彰式の長さで生徒が倒れるらしい(ドラマCDより)。忍野や暦に「気持ち悪い」や「怖い」など深い意味の発言をされている。ストレスが溜まり、限界を超えるとブラック羽川が出現。
羽川『何でもは知らないわよ、知ってることだけ。』
ブラック『にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんんやくにゃらべてにゃがにゃがめ。』

八九寺真宵
蝸牛に迷った少女。小学5年生。「かみまみた」でお馴染み八九寺さん。暦の名を必ずと言っていいほどかみまくる。僕的には暦と話していて一番おもしろい人物。母親の家に着こうと迷い続けている小学生。その正体は幽霊。小学5年生の時に離れ離れに住んでいる母親に会いに行こうと家を出ると、道中にくるまに轢かれ死亡。実年齢は暦たちよりも上。
『幽霊になったことは不幸せです。でも、阿良々木さんに会えたことは幸せですね』

神原駿河
猿に願った少女。得意技は二段ジャンプ、主な武器は加速装置(自称であるw)。百合でドMで露出狂で欲求不満で腐女子でエロエロな高校一年生。暦たちが通っている高校の弱小バスケ部を全国区にまで導いた。(少なくとも)中学時代では唯一ダンクが可能だった女子。だが、卑怯な気がするからと、ダンクは好まない。中学校では戦場ヶ原と2人でヴァルハラコンビと呼ばれていた(命名は神原自身)。
『私を本気で走らせることができるのは、阿良々木先輩と、戦場ヶ原先輩と、BL小説の発売日だけだ。』

千石撫子
蛇に巻きつかれた少女。暦の妹の月火の小学校の時の同級生。小学生時代には良く阿良々木家に遊びに来ていた。その時に一緒に遊んでくれていた暦に好意を抱いた。ごく一部のマニアにしか理解できないようなブリザード級のネタを振ってくる。人に会うことはもちろん、見られることですら恥ずかしさから抵抗を感じてしまう。(原作ネタだが、神原いわくの「ラスボス」だったが・・・囮物語で・・・)
『カミングスーン、神だけに。』

忍野メメ
自称、妖怪変化のオーソリティ。町の塾の廃墟に無断で住んでいる。暦たちに怪異に対する様々なアドバイスをして助けてくれている。が、本人は「僕は助けない、君が勝手に助かるだけだ。」といっている。キスショットに忍という名を与えた。障り猫の怪異の収束と同時に密かに町を出る。その際に暦たちからはあの人は「お人好し」と称された。(原作ネタだが、忍野と貝木と影縫のトリオは最強な気がするのは俺だけ?)
『元気がいいなあ、何かいいことでもあったのかい?』

忍野忍/キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。怪異の王。怪異殺し。後に忍野メメによって忍野忍と名づけられる。吸血してそのまま吸った人を殺さなければその者を眷属とすることができる。598という齢で訳600年生きているが、眷属としたのは暦を入れて2人。初めの1人の形見として怪異殺しの異名の由来である妖刀心渡りを持っている。そしてミスタードーナツ大好き。
『フロッキーシュー?何じゃこれ、あり得なくない?ポン・デ・リングとフレンチクルーラーをあろうことか合体させてしまうなんて、ものすごく最強ではないか!オールドファッション!これはもう見ただけでおいしいことがわかってしまう!あーもうわかっちゃったもん!食べるまでもない、いや食べるけども!とうふドーナツというもの、ネーミングだけでそそられてしまうのう!ていうかここらにずらーっと、宝石のごとく並べられたマフィン系!何故今までこれらマフィン系の存在を儂に隠しておったのじゃ!憎い奴らめ、まったくもって許し難い!いやまあしかし、言うまでもないことじゃが、ゴールデンチョコレートを始めとする、これまで食べてきた数々のドーナツ達が、こうも大量に展示されておるところから既に圧巻じゃ!ぱないの!お前様よ、これ、全部食べてもよいのか?』

阿良々木火憐
蜂に刺された少女。暦の上のほうの妹。アニメではほとんどが予告のみの登場。妹の月火と一緒にファイヤーシスターズと呼ばれている。自称正義の味方で実践担当。私服はジャージ。空手の有段者だが、事実空手というより総合格闘技のような・・・。ほとんど人間に近いが、ある程度吸血鬼の能力を残している暦を圧倒できる実力を持つ。暦よりも背が高い。お兄ちゃん大好き。
『あたしの状態?ああ、確かに普通じゃない・・・。頭はぼやっとしているし身体中は火照るように熱い、服が今にも燃え上がりそうだ。あちこちがだるくて一歩踏み出すだけで倒れそう――兄ちゃんの姿もまともに見えやしない。次に瞬きしたら、もう二度と目を開けないかもしれね―な。つまり、ベストコンディションだ。』

阿良々木月火
ホトトギスの少女。暦の下のほうの妹。アニメではほとんどが予告のみの登場。姉の火憐と一緒にファイヤーシスターズと呼ばれている。大人しそうな見た目をしているが、実は火憐よりも攻撃的で短気。ファイヤーシスターズが関係する事件のほとんどは実は月火が事態を悪化させたものであったりする。私服は普通だが、家の中では和服。お兄ちゃん大好き。
『ど、どうして、撫子ちゃんがお兄ちゃんのベッドにいるの?私はお兄ちゃんを抱きしめていたはずなのに!』
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「傷物語」 2012年劇場版公開決定!
「偽物語」 2012年1月放送開始予定!
楽しみだああああああああああああああああ!

投稿 : 2011/09/21
閲覧 : 436
サンキュー:

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