「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(アニメ映画)」

総合得点
89.1
感想・評価
2598
棚に入れた
13591
ランキング
89
★★★★★ 4.1 (2598)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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marucuru さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本編を観たら絶対に観ておきたい作品

本編を見終わった時『凄く良かった!』って思い、誰かに話さずには居られなくなって、知人に話したら「映画になってるよね?」と言われて「ええーっ!」となって慌てて観てみました。間に合って良かった。

凄く昔からある個人的な経験則ですけど、本編が良かったアニメ作品が映画になって、『本編と同等レベルかそれよりも良かった』って思う作品には、なかなか巡り会えていない気がします。

でもこの映画は、その希少な作品の一つに数えられると思います。

物話は本編の1年後という設定です。

主人公『岡部』が望んだ通り、平和な日常を取り戻していたある日、ラボに『紅莉栖』が帰ってきます。何だかんだ言って全員が勢揃いし、お祭り騒ぎになりますが、そんな最中、またしても『岡部』だけが異変に気づきます。

1年前に一人で世界を変えようとした彼ですが、今回ばかりは自分の力ではどうする事もできないと悟り、現実を受け入れようとします。なぜならこの世界は、仲間思いの彼が絶望と悲しみを繰り返してでも、強く望んだ世界線であったからに他なりません。

でも仲間を大切にする思いの強さは『紅莉栖』も一緒なのでした・・・。


本編のように伏線に次ぐ伏線を張っている時間や、根本的な説明に割く時間がありませんので、突っ込みどころも満載かもしれません。けれどもそれ以上に、凝縮された新しいアイディアと、スピード感のある展開を楽しむことができます。

クールだけど内面は熱い『ラボメン』達。その一途な姿に心打たれ、感動する場面もありました。本編を観た人が誰でも抱く『ラボメン』に対する想いや期待が裏切られることは決してありません。

見終わって直ぐに『もう一度観たい!』と思わせてくれる作品は、久しぶりでした。本編を観てもう一回観ます。

投稿 : 2013/05/22
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サンキュー:

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