「ソードアート・オンライン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.4
感想・評価
12955
棚に入れた
46703
ランキング
55
ネタバレ

PeachFly さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「あなたを守りたい」という気持ちが滲み出す作品

私の作品の鑑賞方法は、DVDレンタルなどで一気に観るパターンが多く、このソードアート・オンラインも今回時間が取れたので一気に鑑賞しました。
でも、これって…途中で止められない、止まらない。^^;;  2クール分一気に観ました。 そして感動、感動の嵐p(´⌒`。Q)グスン 

詳細な感想、場面の説明は他の方々のレビューにもたくさんあり、あにこれでも数多くの作品がある中でトップグループにランキングしている作品ですので、多くは語りません。 わたしの感想は以下の通りです。
{netabare}

まず物語の構成。 これは、前半1話~14話の仮想世界「アインクラッド」と、後半16話~24話の仮想世界「フェアリィ・ダンス」、それと後半のフェアリィ・ダンスと被って語られる15話~25話の現実世界、の3つのから成っていると思います。
これら3つの世界は別々に語られるのではなく、それぞれが密接に関係し、最後のクライマックスへの伏線となっています。

ストーリーとしては、主人公たちが仮想のゲーム空間から出て来られなくなり、ゲーム空間での死は現実世界の自分自身の死であるという恐怖を抱えながら、2年の間を過ごし、その後現実世界に戻った主人公(キリト/桐ヶ谷 和人)が、未だ別のゲームの世界に囚われの身となっているヒロイン(アスナ/結城 明日奈)の事を知り、彼女を救出する、という内容です。

物語は剣のバトルシーンが多く、手に汗握る場面も数多くあるのですが、わたしはどちらかというと、バトルシーンとかより主人公二人のお互いを感じ、見つめ合い、愛し合う姿に感動しました。
2年という期間、生死の狭間で繰り広げられる「実体験」で二人は成長し、お互いの「あなたを守りたい」という気持ちが十二分に伝わってきます。

アインクラッドの最終話で、アスナがキリトに言った言葉で、「わたし、幸せだった。 和人君と会えて、一緒に暮らせて、今まで生きてきた中で一番幸せだったよ。ありがとう。 愛しています…」の場面では、涙が止まらなかった 。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。

そして現実世界に戻った和人が遂に明日菜を救出し、病院での再開。
「はじめまして、結城明日菜です。ただいまキリト君」、「桐ヶ谷和人です。おかえりアスナ」…
。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。ビエェーン  また泣いてしまいました。

この作品の中で設定されているMMORPG (Massively Multiplayer Online Role-Playing Game) 「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」は、作品中の設定では人間の五感を限りなくリアルに感じることのできる仮想ゲーム空間として紹介されています。 この作品のコンセプトの一面でもあると思われる「仮想空間を自由に生きる素晴らしさ」と、実際に多くの問題を抱えながら生きる現実の一視聴者の願望とも相まって、作品をみている間、一種の浮遊感のようなものも感じました。

{/netabare}

あにこれでの評価が高い理由として、仮想空間だからできるいつもとは異なる別の人生、別の生き方、別の恋愛、という題材でのアプローチが多くの視聴者の共感を得たのではないかと思います。


<<PeachFlyの「また観るかな~」判定>> : 5

0:途中で挫折、 
1:もう観ない、
2:もしかしたらもう1回くらい観るかも、
3:たぶんもう1回は観るかな、
4:もう2~3回は観るつもり、
5:ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^

投稿 : 2013/09/23
閲覧 : 216
サンキュー:

10

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