kuroko85 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
日常に潜む恐怖(地震大国日本ならでは)
1985年に神戸でM7.3の、2004年には新潟中越で
M6.8の地震が発生している。
東京でM8の地震が何時起きても不思議ではない。
(実は私は神戸の地震の被災者だ。
もし、あの地震なければ今でも神戸に居たのでは、、
と思っている。)
で、、この作品では日常に不満を持っている
中学生の主人公。満足していないのは
日常ではなく、自分なのだと、、、感じていながらも
いつもイラついている。
そんな彼女と東京に訪れたマグネチュード8の地震。
彼女を取り巻く世界は一変する。
偶然、弟とお台場に来ていた彼女は、自宅に帰ることさえ
ままならない。(トイレにいくのさえ、困難な話もあります)
そんな中で自分を取り巻いていた日常と
いうものがどんな物なのかを実感する。
そして偶然彼女達と行動を共にする一人の女性。
そんな3人の自宅へ戻る旅は
しっかりと主人公を変えていく。
ラスト3話からかなり鬱入ります。