当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「さらざんまい(TVアニメ動画)」

総合得点
72.4
感想・評価
313
棚に入れた
1234
ランキング
1125
★★★★☆ 3.5 (313)
物語
3.3
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

さらざんまいの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

esso-neo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つながりたいから、つながりたいけど

数々のやばすぎる秘密を漏洩させ目を釘付けにするその展開、ピングドラム以来である。
はたして歌ってバンクでけつに突っ込んでかっぱらい、これを繰り返し一つ一つ話が進む。幾バラ作品にしては理解しやすい方だ。ユリ熊はまじで解釈不能だった。
驚いたもので、最終回の怒涛さがまた。坂口安吾に言わせれば「文学とは人の持つ懊悩」だそうだけど(あってる?)、その懊悩、「つながり」がえらいタイミングで出てきた。
後半に回想として出てくる3人の夢がかなった未来だ。
逃れられんのだ。つながりたいけど逃げられないのだ。同じ事で結局なやむのだ。これを文学的作品なんていうんだろうか。
それにしては胸に迫る力が強い。インパクトも。ただ悩んで終わらず、その演劇的な映像は何かエネルギーをこっちに寄越そうとするのだ。ストレートには教えてくれないけど叫びたくなったあなたはこういうはずだ。

さらざんまい!!

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 244
サンキュー:

7

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幾原節半端ない

河童になるときは尻から生まれるのね。1話から尋常じゃない衝撃。{netabare}女装して吾妻サラみたいになってる一稀、車上荒らししてる悠、盗んだ段ボールを裸で被るのが好きな奴。以降も色んな性癖もとい欲望を持つ人たちが登場。自分がボールになって蹴られたい奴の回は金玉蹴られてるAVを思い出して笑ってしまった。{/netabare}

パッと見で欲望に関する話題を扱ってそう。だけど、やっぱりサブタイトル通り繋がりを扱っている。人間は繋がっていないと自己を規定できないよね。だから死ぬ=縁の外かなと思った。
それと絡んで縁=円=丸い皿ということではないかと僕は勝手に思った。でもって人間は多くの縁で成り立つから皿三昧。それとも3人で皿三枚?
語尾もでぃっしゅで皿を強調しているのかな。
繋がりたいって気持ちは愛でもあるし、欲望でもあるからなんというか紙一重で、難しい。

怪物を生み出す敵がいて変身してそれと戦うヒーローみたいなとこもある。{netabare}勝利後はお互いに隠し事が何故か筒抜け。恥ずかしい。漏れるのは尻から。{/netabare}

パロディとかギャグ要素ありだけど、時折、シビアな展開。中々のメリハリ。

最終話は怒涛の展開。サブタイトルも凄く良い。{netabare}サブタイトルと絡めてあるかもしれない未来の話と過去。叫び声をバックに振り返る演出好きかも。悠は受刑者になるけど、繋がりは切れない。{/netabare}欲望を手放すな。そして、繋がりを取り戻したい。いつかは切れるけど、繋がりあってこそ人生が豊かなんだなあとしみじみ感じた。勝手にだけど。

演出がいかにも幾原監督作品らしい。輪るピングドラムみたい。時折、作中に描かれている言葉が面白い。前回監督した作品が百合だったからか今回はBL描写みたいなの多め。特に{netabare}燕太から一稀への熱い想い。妄想が凄い。後でバレるけど、こっそりキスしてるし、相撲して肌の触れ合いから興奮が高ぶってて笑える。{/netabare}
見終わってみれば結構面白かった。タイトルで油断してたけど、この作品は意外と推せる。{netabare}結局、ケッピとサラは河童なのか?よく分からない生命体だった。{/netabare}

一稀の弟春河役がくぎゅなのは嬉しい。くぎゅ~。

三匹が斬る!は世代じゃないので、よく分からない。


OP
まっさら 歌 KANA-BOON
失踪したなあ。びっくり。
ED
スタンドバイミー 歌 the peggies
浅草実写映像?なのかな。
劇中歌
さらざんまいのうた
歌 矢逆一稀(村瀬歩)、久慈悠(内山昴輝)、陣内燕太(堀江瞬)、ケッピ(諏訪部順一)
歌 新星玲央(宮野真守)、阿久津真武(細谷佳正)、ケッピ(諏訪部順一)
11話でまもがメインで歌うわけだが、11話は本当に切なかった。{netabare} 大切な人に愛を告げると死んでしまうし、大切な人なのに記憶から消えてしまうし。お互いの誤解が解けたのがせめてもの救い。{/netabare}
放課後カッパー 歌 吾妻サラ(帝子)
放課後カッパー_Salala Scat 歌 吾妻サラ(帝子)
カワウソイヤァ 歌 新星玲央(宮野真守)、阿久津真武(細谷佳正)
ソイヤァソイヤァつい言いたくなる。曲に合わせて踊るのもよい。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
つながっても、見失っても。手放すな、欲望は君の命だ。 舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

#1 つながりたいけど、偽りたい
東京・浅草。中学二年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の三人は、カッパ王国第一王位継承者を名乗る謎の生命体ケッピと遭遇し、「尻子玉」を抜かれてカッパにされてしまう。人間の姿に戻るため、三人がクリアしなければならないミッションとはー?

#2 つながりたいけど、奪いたい
「さらざんまい」にはおそろしい副作用があった。それでも一稀は、今日もラッキー自撮りアイテムを探して街をさまよう。ひょんなことから悠と鉢合わせ、二人は行動を共にすることに。一方、燕太は悠の重大な秘密を知ってしまいー?

#3 つながりたいけど、報われない
燕太はサッカーの「ゴールデンコンビ」復活を願いながらも、一稀への想いを募らせていく。そんな中、姉の音寧が一稀のためのミサンガを身につけたままゾンビに攫われてしまう。燕太の想いは一稀に届くのか-??

#4 つながりたいけど、そばにいない
兄と離れて居候している悠のもとへ燕太がやってくる。「希望の皿」を一稀に譲って欲しいと頼み込む燕太だったが、悠にも譲れない望みがあった。一方、吾妻サラの握手会が開催されることを知った一稀が、悠に持ちかけたある計画とは-?

#5 つながりたいけど、許されない
吾妻サラの握手会当日。一稀と悠は極秘計画を実行に移す。そうとは知らず、春河とともに握手会にやって来ていた燕太が見たものは・・・?一方、ゾンビを使って欲望を集めている謎の警官、玲央と真武の関係にも変化が現れていて-?

#6 つながりたいから、諦めない
カッパ姿のままでいることを余儀なくされた三人。カッパ一稀の様子が何やらおかしくて・・・?一稀を励まそうと試みる燕太と悠も喧嘩中。そんな中、一稀の帰りを待っていた春河が行方不明になってしまった-!

#7 つながりたいけど、裏切りたい
夏休みを前にして、一稀と燕太は悠をサッカー部に誘う。三人の夏が始まろうとしていた。そんな時、燕太が守ってきた思い出の練習場が何者かに荒らされる事件が起こる。何かを計略している玲央と真武。二人の過去が、今明かされる-

#8 つながりたいけど、もう会えない
仲違いしてしまった一稀と燕太。ふてくされた燕太が街で偶然出会ったのは、悠の兄・誓だった。指名手配がかけられた誓は、玲央と真武の包囲網から逃げ切れるのか-?それぞれの想いが交錯して明かされる、大切な記憶とは・・・?

#9 つながりたいけど、伝わらない
何も知らずに浅草を離れた悠。ひとり立ち尽くす一稀の背中を押してくれたのは・・・?一方で、カワウソに翻弄される玲央と真武の関係を決定づける出来事が起こる。その頃、兄と行動を共にしていた悠は、組織の抗争に巻き込まれてしまい-?

#10 つながりたいけど、つながれない
一稀はカワウソ帝国のアジトに再び潜入することを決意する。その直後、玲央によってケッピが拘束されてしまった。ケッピと玲央、そして真武の知られざる秘密とは・・・?一稀は皿を取り戻し、燕太を救うことができるのか-?

#11 つながりたいから、さらざんまい
兄に導かれ、縁の外側を目指す悠。あとを追う一稀と燕太は悠を取り戻せるのか・・・?ケッピとカワウソの戦いの行方は?愛も嘘も欲望も、すべての痛みを共有してきた三人は、今何を願うのか-?辿り着いた場所で、三人は何を見るのか-?

投稿 : 2019/06/23
閲覧 : 511
サンキュー:

8

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

イクニ作品の通常運転

最後まで観て

イクニ作品らしく最終的にメッセージは分かりやすい。
ただし、通常は対立概念ではない愛か欲望かで振り分けたり、そこに至る過程で示される情報はよく分からない。
と言っても、欲望をエロス(あるいはタナトス)の含有率(例えば、スターリングシルバーは「銀」みたいな)でスクリーニングは可能だから、論理的におかしいとは言わない。
暗いものも含めての欲望を肯定しているわけだし。
その辺をこれ以上考えても果実はなさそうだから、深読みしない。いつものことだし。
バンクシーンは序盤は新鮮でよいけど、回を重ねるごとに陳腐化して、逆にストーリーの足を引っ張っている。
テーマからすれば、演出は徐々に泥臭くしていったほうがストーリーが入りやすくなると思うけど。

かっぱ橋は浅草(吾妻橋近辺)とは別の街で、歩けばそれなりの距離なので気を付けたほうがよいでしょう。

4話まで観て

スピーディーでスリリングな快感最優先の映像体験は流石としか言えない。
言葉遊びの抜群のセンスも健在。
女の子を出さず、男性の萌え需要家を振り落とさんとしてる点にも攻めの姿勢?を感じる。
物語は後半につれて分かってゆくのが恒例なので、今時点ではあまり考えなくてよい。
勿体ぶってたけど深い話じゃなかったね(むしろ、浅い)となるのも恒例だから、最終的には分かりやすい話に落ち着くと予想。
(ボードリヤールの消費社会論を引用して比喩的記号を解読しようとか意気込む必要はない。)

EDのpeggiesは「グライダー」以降あまり興味がなかったけど、
青ブタOP「君のせい」に続き、今回の「スタンドバイミー」と好きになりました。

投稿 : 2019/06/23
閲覧 : 275
サンキュー:

6

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ア!なるほど<65>

メイン3人の抱える葛藤が順序良く展開されて各話ごとにしっかりオチてたので、幾原作品としては意外なほどにノーストレス。
ピングドラムとユリ熊が「意味ありげに出したやつが何時になったら繋がるねん」ってなストレスにまみれて、結局繋がったんだか繋がってないんだかだったのと比べると格段の進歩ですわ。
各話ごとにそれなりにすっきり展開された本作だと、本筋は「つながりたい」というテーマをひたすら叫んでたと全体像もすっぽり腑に落ちた。先二作のような"結局どうなったか覚えてない状態"にはなりますまい。
その本筋に対する感想はそろそろ初老なのにいつまでも中・・・若々しい感性ですなぁってところ。

メイン3人とはいえ、キスしようが・約束の地にゴミをぶちまけようがさらりと流されてほとんどまともに相手にされてないキャラが1人いますね。
レオとマブもメイン3人と同じテーマにそってただけなので、物語上の対立者としてはアンチテーゼをぶつけてくような深みを生む構造がほしかった所。
毎回のバンクシーン、AR調あるいはロシアのネットで流行ってるやつ調の美麗なED、大トリに流してそのまま全体を表すOP等、映像センスは依然秀逸。
ただバンクシーンの演出は際立ってはいるものの、全11話という短い尺でも繰り返し続けるにはやや飽きを感じさせたので、最初のバンクによる解決シーン→それが通じない→新バンク→最終回では最初の、ってくらいの目先の変化は欲しかった所。

ちなみに初回の一稀が女装してるのにキャラが違う問題、まったく意味はなかった様子。
意味なし目眩ましは考察してる人がバカみたいじゃない、ンモー!

おしりだいじに<65>
1話視聴。
演出センスの洪水、久しぶりの幾原節アニメ。
演出が神がかってるのにストーリーが弱い(直近2作はどういう終わり方だったかもう憶えてない)って評価なんだけど、本作ではどうなりましょうや。
欲望を通販ダンボールとして表したりメタファーだ暗喩だは健在だけど、直近2作に比べると思わせぶりオンリーではない初回になんとなく期待。
やたら尻穴が弄ばれるのは、美少年キャラ多くして腐を狙ってくださいというオーダーに対する監督の反感こめたアンサー(Vガンのバイク戦艦みたいな)だったりして。

水かぶる・キュウリ食べるのは河童化してるって描写だと思って引っかからなかったけど、車上荒らしのとこに居たのが冒頭(アイドル?)と漏洩(女装)で別人なのはドユコトー?
一稀の心情独白から始まってたから一人称視点な主観の表現ともとれなくないけど、その後ずっと三人称視点だし。
悠視点では「今朝の女はおまえか」と言いつつも、スカートの中のボクサーパンツ見てて、ヒントにもならず。
まあ先に進みゃ明かされるか。

ピクトがチョンマゲ・日本髪だったのはただの冗談かな。

投稿 : 2019/06/23
閲覧 : 225
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もうイクニは枯れた。

斬新な発想に溢れた作品になってはいるが、セーラームーンやウテナなど過去作品で見られた「破壊力」は感じられない。だから彼はもう「歳」なのだろう。

このため「順序立てて構成されていないストーリー」がもはや作品の欠点として目立つようになってしまっている。

今期はつまらないものが多かったな~

投稿 : 2019/06/23
閲覧 : 205

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

すさまじくクセのあるアニメ

トータルの感想としては、「何だかよく分からない」。
勢いはあるし、何の脈絡もなく、いきなり歌ったり、踊ったりするのは大好きなんだけど・・。女装してる男の子も好きだけど。
でもなあ。

3人の男の子の絆の話。
前半のワンパターン展開から、後半の怒涛の展開、最終決戦。
うん、何だか、予想通りだねという気がしてしまう。毎回のドタバタ騒ぎはいいし、見た目はスタイリッシュだし、音楽もいいんだけど、トータルで考えると、なんか残るものが無いアニメだったなあという、ちょっと残念な感想しか出てこない。

何か足りない気がするんだけど、何だろう。浅草を真似た不思議な街並みや、江戸時代風の真っ白な登場人物は最後まで謎だった。

でも、エンディングはここ数年のアニメで一番良かったかな。実写との組み合わせ、斬新で最高でした。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 245
サンキュー:

12

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つながるつながるうるさい。

1話視聴後感想と今後の期待度
尻子玉かよ!雰囲気的に生存戦略~!のやつに似ている気がする。現実とちょっと不思議な世界感の融合というか。期待度は大きい。作画もきれい。
輪るピングドラムか
期待度:★★★★★

評価が難しいけど決して駄作ではないと思う。
人間ってそんなに誰かとつながっていないとダメなもんだろうか。
下町を舞台に河童とカワウソのだまし合い。
演出というかエフェクトというか、そういうのがピングドラムそっくり。
自分の知られたくないことを暴露されてさらされることでつながりが深くなる。
それをあの手この手で。

全体的にクオリティーの高い作品だと思います。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 269
サンキュー:

16

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

確変

抽象表現。ただしモブの描き方は手抜きだと思ってる。
歌ったり踊ったりは、様式として見た。
これらで内容が補完されているわけだが、補わずに見ても理解を妨げるほどでもなかったのでは。
ピンドラは、話が成り立っていない感想で見続け、途中断念することになったが、今作は最後まで見れた。

見終わって: {netabare}まず結論から言うと、現実は希望と絶望が混在し、つながりに希望が求められるというお話になる。
様式が最も効果的に働いたのが、マブの嫌いが嘘で、真実を告げると心臓が爆発するのが本当なのを、端的に示した所で、説明ほぼなしで疑いの余地なく話を進められている。
他はスロットの演出のような使い方になるわけだが…愛か欲望か、判断材料を示さず、結果だけでどちらかに決定する。
しかしながら、愛か欲望かに区別をつけるような内容は最後までなかった。
欲望を暴走させ、その根源である尻子玉を奪われて消滅するから、あたかも欲望だから消えたように見えるが、愛と区別できないとすると何のための様式だったのか。
最後、絶望からつながりを絶つ話になって、つながれない欲望から絶望によってカパゾンビが生み出されたとすると、少年カッパによってつながりを見出されて尻子玉を抜かれるので、絶望の中にわずかな希望を含ませるために様式があったという解釈に至る。

気になったのが、膝に乗る猫と猫じゃらしが相容れないなと思って、口数のないカパゾンビのそういう欲望だとは判断しかねるので、一稀がそう解釈したととれるわけだが。だとすると、欲望自体は生々しいもので、それを少年カッパが精一杯解釈して、「~~だったのか…」と呟くように言ってるとしたら面白いと思ったのだが。そのへんの図式が明瞭でなかったのが残念。{/netabare}

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 191
サンキュー:

5

washin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

欲望、たとえ醜くとも

いままでの幾原監督作品では、献身、すなわち愛が一番のテーマに描かれていました。少女革命ウテナ、輪るピングドラム、ユリ熊嵐。美少女戦士セーラームーンRもそうだと思います。最終回において、それぞれの登場人物たちは記憶から、つながりからいなくなりながらも、他者のためを想い、世界をほんの少し変化させてきました。それらの行為はとても美しいものでありました。

しかし今回の作品では、世界から消えることはありませんでした。むしろつながりを持ち続けようともがく最終回でした。なぜこのような結末を迎えたのでしょうか。

いままでの作品では、欲望と愛は対極のもの、として考えられていたと思います。特にユリ熊嵐においては顕著に表れていた思います(百合城銀子と百合園蜜子との階段のシーン等)。愛とは献身の心。欲望とは自らの存在、命。それゆえに欲望ではなく愛を選ぶと世界から消えることとなりました。

今作では最終的につながり(欲望)を最後まで手放しませんでした。それぞれが持つ欲望を求め続けたのです。ということは、愛を手放したのでしょうか。私は違うと思います。確かに欲望は自分のエゴです。もしかすると世間的に、あるいは常識的に醜いものかもしれません。しかし、それでも欲望は命です。手放せばつながりは消えてしまいます。たとえ自分のためであっても欲望を持ちつづけてもいいのではないでしょうか

人間はつながっている生き物であり、つながりたい生き物です。それゆえに人を傷つけてしまいます。人に傷つけられることもあります。しかしそれでもなお欲望を持ち続けているからこそ私たちはつながれるのです。生きていけるのです。


欲望を持つこと。そしてそれに起因する、良いこと悪いこと。そのすべてを受け入れ生きていく覚悟を持つこと。私たちはそれを愛だと信じていいのではないでしょうか





最後に幾原監督作品は、テーマ(愛)は不変でも、その考えやアプローチはちょっとずつ違います。いままでの作品を観たことがないという人はぜひ観てほしいです。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 333
サンキュー:

10

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:今観てる

ユリ熊嵐ならぬ、ホモ河童嵐

かなり独特な世界観。浅草ラブが溢れているので、浅草に縁のある人にはいいの…かも。映像はわりと意欲的で、演出はかなり凝っているが、展開はワンパターンで、ストーリーも奇をてらったわりには面白くはない。細部まで描きこまれていて、決して手抜きや低才能の駄作ではないけれど、攻めすぎていて、ピーキーな作風は、どこをターゲットにしたのかマーケティング戦略が謎。男性の視聴層にはガチホモはかなり抵抗があるだろうし、このハチャメチャナンセンスっぷりはBL層に受けるとは考えにくいし…。友情をテーマにしているようだけど、スポコン友情物のような爽やかさや感動はなく、なんともヌメっと歪んでる感じ。まあ、そういうのを求めるニッチ層もあるにはあるんでしょうね・・・。

【以下は最終感想】
ユリ熊嵐は視聴継続が非常に苦痛に感じましたが、不思議と本作は苦痛ではありませんでした。でも、やっぱり違和感はあったし、視聴継続しながらも、まったく作中に引き込まれることはなく、終始すこし離れた視点から無感情に眺めていたような気がします。

作画はとても熱がこもっていると思います。特に背景は、尋常でない浅草愛で細部まで描かれていて感心しました。あと、PeggiesのEDもいいですね。

一方、ストーリーはぜんぜんダメでした。前半はハチャメチャな感じで、途中からシリアスになるのですが、シリアスになればなるほど訳が分かんなくて。まあ、興味がわかないから適当にしか見ない⇒適当にしか見ないから内容が入ってこない⇒よりどうでもよくなって…という悪循環でした。本作は○○は△△のメタファーだ、とかゴチャゴチャ解釈すべきストーリーなのか、それとも矛盾や破綻をそういう「芸術」として受け入れるべきものなのかわかりませんが、それはこの際どっちでもいいです。だって、そもそも興味がわかないんだから仕方がない。

まあ、端的に言えば、私とは【合わない】のでしょうね。全力で作られた、私には合わない作品、というのが私の評価です。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 376
サンキュー:

6

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

すしざんまいとは何ら関係ないのね

『ノイタミナ』枠のオリジナル作品。

カッパとか出てくるし(かっぱ寿司)、タイトルからして(すしざんまい)てっきり寿司が関係して出て来るのかと思いきや・・・
全然違ってたw ^^;


独特な趣向で魅せる「友情」「努力」「BL」の世界系ですかね?

一稀の事が好きな燕太や警官二人の関係、河童の姿で尻子玉を取る描写など、一々BLを見せるのが癇に障り、話に入り込めず...
あぁいうBL見せられるたび、僕の視聴意欲が搾取されていきました(苦笑)
う~ん これ 女性向けっぽいのかなぁっと。
いや、普通に男性でもいけるんだろうけど、僕的にイマイチ面白くなかったです。
多分、週一で観るより一気観の方がまだ解り易くて向いてると思う。
好き嫌い別れる作品ですかね。

唯一、the peggiesが歌うEDの「スタンドバイミー」は良かったので、CDレンタルして聴いてます。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 209
サンキュー:

24

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幾原邦彦の新作というだけで見る価値はあるが…ぶっ飛びすぎ

1話感想: 4.0
私はアニメは監督の名前で見る方です。
この監督なら面白いかな、まあ微妙かも、何て予断を持ちさえします。
幾原邦彦監督も、注目せざるを得ない、天才とか鬼才とか呼ばれる監督だと思います。
常にぶっ飛んだわけのわからない内容でありながら、引き込んでくれます。

さて本作は… というと、そうした予断をさらにぶっちぎるレベルでぶっとんでいました。何だこれは。
熊も意味不明でしたが河童…さらに意味不明です。
最近ピングドラムっぽいなと思う演出を何度か見ましたが、本家は格が違った。
いやもうとにかく説明のしようがないくらいに凄い。

格好いいとか可愛いとかキレイとか、そういうわかりやすい魅力を超越した何かがあって、とにかく惹きつけてくれます。
これはもう見続けざるを得ない。混乱半分で、楽しませていただきます。

全話感想: 3.8
まあ何というかわからないというか。いやわからないってわけでは無く、わかると言えばわかるけど、やっぱりわからない。
色々理論立てて分析すれば何かわかるのだろうか。あるいは理屈立てて考えるのは野暮で、感じるままで良いのだろうか。

なんか通ぶっていろいろ知った風なことを語りたいような気もしますが、素直に感想を言えば無意味にホモホモしすぎて内容も突飛すぎて非常に入り込みにくい。
ただ序盤は主人公の女装から親友がホモとインパクト抜群で笑えたし、最後は何となくいい話にも思えたし、決してつまらないわけではなかったのは確かです。ただこれまで幾原監督作品に楽しませてもらってきたから精いっぱい好意的に見た結果で、フラットにみれば何だこりゃだとは思います。

前作がユリだった反動か本作はホモです。
ホモは自分とは好みが違う存在なので、感情移入しにくいです。
ノンケの男ですら惚れさせるほどの秀逸なホモなら違うのでしょうが、作中のホモ達には特に感情移入はできなかった。
今まで突飛でぶっ飛んでいながら、やがては引き込んでくれた幾原監督ですが、本作ではぶっ飛びすぎて飛んで行ってしまった感じです。
とはいえこの意味不明なぶっ飛びっぷりが面白いのは確か。本作も雰囲気で何となくは面白かったです。
今後も幾原邦彦監督には頑張って頂きたいものです。

投稿 : 2019/06/21
閲覧 : 231
サンキュー:

8

ネタバレ

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

踊れ 戦え つながりを取り戻せ。

 監督の今までの作品 少女革命ウテナ・輪るピングドラム・ユリ熊嵐も それぞれテーマがあり じゃあ理解できたかというと うまく言えないのですが、内容 映像 音楽まとめて感性で受け取るといった感じです。よく理解できなくても 惹かれて観ていました。

 さらざんまいの作品のテーマは『つながり』、キャッチコピーは「つながっても、見失っても。手放すな、欲望は君の命だ。」だそうです。

観終えた時 サラッと 風が吹き抜けたような気がしましたでぃっしゅ☆
 

 この年になるといろんな絆 つながりを大切に思うようになります。なのに ままならず歯がゆい思いをすることが多いです。人生思うようにはいきませんね。
 
 だから彼らの行く末は 色々あってもこの先きっときずなで乗り越えていく希望のアニメだったのかもしれません。


 さて 自分自身が持つドロドロの欲望の部分もさらけ出して 幾原監督のお皿の上でポーズをとって踊ろうじゃないかケロ(笑)

投稿 : 2019/06/21
閲覧 : 283
サンキュー:

29

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

カッパ

この監督特有の不思議な世界観で1話は「わけわからん」って感じだけど
終わってみればメッセージはかなり分かりやすくなってたなと思う

さらざんまいとカワウソイヤのシーンはバンクが多くてちょっとうんざりしたけど面白かったし
序盤でどんどん明かされるキャラ背景も毎週楽しみだった

あと地味に作画が最後まで安定して綺麗だった

投稿 : 2019/06/21
閲覧 : 222

クレナイ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いい意味でも悪い意味でも深い

最終話まで視聴した上での評価になります。

作中ではとにかく説明らしい説明が無いままに物語が進みます。正直なところ最初の内はついていけない感じの方が強いです。まるで説明書を読まずにTVゲームを進めるような感じですね。

おそらく視聴中には「なんで?」「意味がわからない」といった感想を持つ人が大半だと思います。全話見終わった段階でもわかってない部分もあります。しかしながら見ていくうちに少しずつですが、登場人物やストーリーの流れを理解できるようになりました。

主要キャラの一稀、燕太、悠の3人がそれぞれに悩みや葛藤を持っていて、つながりを持つ事でその悩みが大きな枷になって苦しい部分も出てくる。言ってしまえば人間関係そのものなのですが、彼らの抱えた物は少し人と違ってより重い物を抱えています。

つながりを捨てるのか、つながりを持ち続けていくのか。そうした葛藤がテーマになっているのかなと思います。

OPとEDの音楽、そして挿入歌も個性的で面白いと思いました。

視聴する上で注意したいのは、多分にBL要素を含んでいるという事です。若干衝撃的な描写もあり、耐性が無い方はご注意いただきたいと思います。

非常に賛否の分かれる作品で理解力が求められる作品ですが、こういうアニメもあっていいんじゃないかなと個人的には思ってます。

投稿 : 2019/06/21
閲覧 : 219
サンキュー:

7

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

さらざんまい レビュー

INTRODUCTION
舞台は浅草。
中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、
無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。

『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』
ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!
同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも
何かが起ころうとしていたー。
-------------------------
幾原邦彦監督によるオリジナルアニメ作品。『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』はみたことがあるんですけど、『少女革命ウテナ』はまだ見てないんですよねえ。

つながる、というフレーズが前面に打ち出されていて、「人の縁(えにし)」を題材にしているのかなと、軽く視聴していると感じます。コミュニケーション?という言葉も浮かびましたが、「つながる」という言葉とコミュニケーションはどうにもしっくりきませんね。
この作品の「つながる」「つながり」というものは、「出会い」と「別れ」という時間軸上の事象が存在しますよね。そこに時間ごとにつながりの強さという値がプロットされていて、つながりの強さを強めるのが「コミュニケーション」という手法。日本語に当てはめるとコミュニケーションは様々な言葉があると思いますが、この作品で言えば、「相手への理解」「意思の疎通」という、日本語の単語一つでは表せない言葉ではあるわけですが。
おっと、コミュニケーションの話にそれましたが、「縁」という言葉は、どうやら仏教用語にその語源があるようです。
縁という言葉は「縁(えん)が深い」「縁があって」など、繋がりの深さや、繋がりの起点を表す時に使うこともできますよね。
この作品で私が見せられているのは、人間の繋がろうとする行為のありようを見せられていると考えましょう。
自分が存在して他者が存在する、他者が消えることによって、自分の存在を成立もしくは認識できなくなる、はたまた、自分のありようがかわってしまうことを描いているように見えますね。そういった人のありようには「縁」という言葉がしっくり来るかなと。

そういった作品と捕らえて、人のありようをどこまでリアルに描写できるか?という点で、「欲望」という素材は非常に人間らしさを引き出しているなと感じます。「賭ケグルイ」に前クールで私は嵌ったんですけど、やはり欲望の肯定、抑圧からの開放を望んでいるのかもしれませんね。


物語の先を考えると、カパゾンビを倒した後に個人の欲望を解放させる(まあ無理やり秘密をばらしてるんですけど)ことが、題材である人の縁の行き着く先、この作品の終着点になるのかな~。
全てを友人にさらけ出すって、凄い怖いことでもありますけど、笑ってくれたりとか、受け入れてくれるって嬉しいことだと思うんですよ。そこに、深いコミュニケーションだと思うし、結果として深いつながりとなるのかもしれませんね。


ジャンルとしては、尻子玉を抜くとか、カパゾンビの様々な倒し方が、アダルトではなく、下ネタコメディとしてなっている所で、まあとりあえず笑っておこうと思えるコメディの面を持ちつつも、少年たちが欲求というものに向き合っている青春物としても見れますね。

ああ、KANA-BOONさん、「全てがFになる」以来に聞きました。相変わらずカッコイイ曲を作りなさる。

投稿 : 2019/06/02
閲覧 : 301
サンキュー:

27

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

_| ̄|○、;’.・ オェェェェェ

途中の三話目しかみてないけど
そんな気分にさせられました

それと まわるピングドラムの
雰囲気と酷似してる事から

同じスタッフさんが、
携わってるんだなっと感じました

上手に作られていると思いますが
上品には作られていないですね

河童怖い・・・

投稿 : 2019/04/26
閲覧 : 231
サンキュー:

5

SOLA さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

意味がわからない

物語シリーズのパクリ

投稿 : 2019/04/25
閲覧 : 526
サンキュー:

2

まことん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:今観てる

吹っ飛び具合は今期最高

まだ1話しか見てませんけど、ほとんど意味がわかんない(笑)
でも、文句なく面白い!
ノリとスピード感、絵や演出だけでここまで持ってくるって、アニメの奥深さを感じさせます。
このまま行けるのかな。
どうなのかな、という危うさも楽しみな作品。
クオリティは高いので期待大です。

投稿 : 2019/04/21
閲覧 : 183
サンキュー:

3

kochan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

こういう癖が強い作品は無理、断念
好みが分かれるアニメ

投稿 : 2019/04/21
閲覧 : 219
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

現在気になる点

幾原邦彦監督の作品が作家主義的であり高度に記号化されている点に注意したい。

一話目でかなり方向性を示していると思うが以下の点を注意深く見ていこうと思う。

1、監督、幾原邦彦がイメージ画像で男性を中心に描いている点
2、「欲望=生きる力」を「つながることや見失うこと」よりも重要視する点
3、明確な場所性、浅草を舞台に選んだ点
4、人物、舞台ともにある二層性や*解離を描こうとしてる点


*解離=苦悩を避けるために、自分の個性の一部を一時的だが徹底的に一部変更すること


相変わらず物語のフックが多くまた現代的と感じられる要素が多いと思う。
良さげ

投稿 : 2019/04/16
閲覧 : 237

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

仰天極まり!奇想天外!幾原×ノイタミナ!

第一皿「つながりたいけど、偽りたい」

投稿 : 2019/04/13
閲覧 : 242
サンキュー:

2

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

闇狩人吹いた

投稿 : 2019/04/13
閲覧 : 257
サンキュー:

2

GMVDY17867 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

幾原ワールド全開!好きか嫌いかはあなた次第。

始まりました久々の幾原アニメ。ウテナの後はしばらく間が空いてましたが最近は定期的に作品が供給されており、こういう個性的な監督のアニメが見られるのは幸せなことです。そのうち実写とかに興味を持たれるとイヤですが…。

今作は相変わらず個性的です。ユリ熊嵐でも書いたかもしれませんが、見る人を選ぶと思います。意味深臭くて実際は遊んでるだけかもしれない描写がまあ満載ですが、ハマる人はハマると思われます。
今後の展開次第ですが、いつもの通り後半から話の方向が変わってきて、中折れしないことを祈ります。

投稿 : 2019/04/13
閲覧 : 205
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

ナニコレ? ナニコレ?

詳細は略。

えっと…

何ですかこれ?

初回だけ観ても、ひとつも意味がわからない。
シュールとかそういう次元の話ではないです。
そもそもモブが浅草の町でちょんまげの紙みたいな
キャラという時点で???ではありましたが、
車上荒らしの少年と主人公が何やってるのか、
一切わからないです。
学校の階段で頭から水をかぶったり、どこかわから
ない場所で包丁トントンやってる横でキュウリを
丸かじりしてるとか…

酔っ払って作っちゃったかなという感じの、
繋がりも意味もバランバランな作品でした。
これは僕は遠慮しておきます。

投稿 : 2019/04/12
閲覧 : 278
サンキュー:

2

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

幾原邦彦監督作品。

タイトルの文字以外に何一つ感想は出てこないな(笑
俺の信者は黙ってついて来いっていう毎度のアレですよ。
作画と劇伴の出来は相変わらず一級品。
あとは作風が合うか合わないか、ただそれだけ。
メッセージ性とかを深読みするのもまた一興。
俺は御免だけどね。
この監督にはぜひとも近年のメジャーな原作のアニメ化を手がけて欲しい。
今後の活躍に期待しています。

投稿 : 2019/04/12
閲覧 : 199
サンキュー:

3

xmnBQ21439 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/05/05
閲覧 : 1

ぴょーこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/16
閲覧 : 1

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 2

ゼム さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 1
次の30件を表示

さらざんまいのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
さらざんまいのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

さらざんまいのストーリー・あらすじ

舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ"に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法"でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。(TVアニメ動画『さらざんまい』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年春アニメ
制作会社
MAPPA / ラパントラック
公式サイト
sarazanmai.com/
主題歌
《OP》KANA-BOON『まっさら』《ED》the peggies『スタンドバイミー』

声優・キャラクター

村瀬歩、内山昂輝、堀江瞬、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、釘宮理恵、津田健次郎、伊瀬茉莉也、帝子、加藤諒

スタッフ

原作:イクニラッパー、キャラクター原案:ミギー
監督:幾原邦彦、助監督:松嶌舞夢、チーフディレクター:武内宣之、シリーズ構成:幾原邦彦/内海照子、キャラクターデザイン・総作画監督:石川佳代子、コンセプトデザイン:柴田勝紀、美術監督:藤井綾香/スタジオPablo、色彩設計:辻田邦夫、撮影監督:荻原猛夫、編集:黒澤雅之、音楽:橋本由香利

このアニメの類似作品

この頃(2019年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ