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「憂国のモリアーティ(TVアニメ動画)」

総合得点
74.1
感想・評価
271
棚に入れた
1045
ランキング
928
★★★★☆ 3.7 (271)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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憂国のモリアーティの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

モリアーティ教授視点のホームズ

コナンドイルの小説、「シャーロックホームズ」におけるホームズの宿敵、モリアーティ教授を主人公とした漫画原作のアニメ。
登場人物と設定が同じだけど、事件などは「シャーロックホームズ」とは別のものになっています。

{netabare}
このアニメはダークヒーローもの。ラノベ以外のダークヒーローものは久々で面白かった。登場キャラも全員かっこよかった。

モリアーティは悪い貴族は殺すべきだ、と考えていて、その貴族の被害者の復讐を手助けするという立場。いろんな方法で悪い貴族を罠にかけるのが見ていて面白い。
特に2,3話のモリアーティやアルバートの過去話回がよかった。アルバートが貴族ながらも悪い貴族を恨んでおり、モリアーティの説得によりモリアーティ側に付く。この説得で、アルバートがモリアーティについていくと決断するシーンも良かったし、アルバートが家族と言えど、悪い貴族だから成敗するシーンも滅茶苦茶かっこよかった。ルイスが放火を疑われないように自分で顔にやけどを作るのもよかった。
船の回もよかったですね。国民に今の社会のおかしさを伝えるため、自分は悪になって、船で殺人事件を意図的に起こさせるのはかっこいい。どうやって、船で事件を起こさせるのか、や、それをどうやって平民に目撃させるんだ?と、楽しくみられます。

後半になると、ホームズも出てきます。初登場では、探偵ものの定番の職業当て、モリアーティとホームズがお互いの職業を当てあうけど、二人ともかっこよかったし、結構複雑な推理で面白かった。船で起こった殺人事件の異変にも当然ホームズ気づく。死亡時刻が違うと気づいただけではあるものの、魅せ方が上手いのか、かなり良かった。

その後1クール目の終わりまでは、前半のようなものではなくて、殺人事件の推理等。
推理パートは肝心の事件の推理は名探偵コナンと同じ感じ。けどこのアニメは、その事件の裏でモリアーティとホームズが色々駆け引きします。そこが先の展開が気になって滅茶苦茶面白かったです。

このアニメで特に好きなシーンがあります。ホームズに追い詰められた殺人犯が「銃を打って俺を殺せば(近くにいる仲間が)黒幕(モリアーティ)の秘密を教える」とホームズに言うシーン。
打てば、目的のために手段を択ばない人=モリアーティの同類だから、ほんとに秘密を教えて、モリアーティ側に誘うと、ほんとにこの作品はよくできていると思いました。結局、ホームズはうたなかったので、モリアーティとは別の性格の持ち主であり、ライバルになります。

{/netabare}

投稿 : 2021/04/26
閲覧 : 254
サンキュー:

4

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Catch me if you can, Mr.Holmes.

訳: 鬼さんこちら!手の鳴る方へ!

…カッコ良すぎるでしょこの台詞!!!
どうしてくれるんだ!!!!!

12話以降も、クオリティ下がらずでめちゃくちゃ面白い。
漫画原作と話の流れが違っていたり、IG節を出しまくっているようなので、その辺にも期待。
だが、OPはさすがにDYING WISHには敵いませんでしたね…そりゃそうだわ。

投稿 : 2021/04/15
閲覧 : 356
サンキュー:

8

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

モリアーティ教授 vs シャーロック・ホームズ

ウィリアムの髪色を黒くすると、悪魔で執事のキャラに似ていない?

ジャンルは犯罪モノ?
ターゲットは女性専門家!

推理モノにしては、物足りず、
キャラはどうしてもあの作品を連想してしまうし、
{netabare}
ホームズの兄が、女王の番犬的な役職にいる設定の様なので、
時代感的にも被ってるので、比較してしまった…
{/netabare}

そして、分割2クールなのに、凄い1クール目のキリの悪さ。
自分には合わなかった。

投稿 : 2021/04/07
閲覧 : 259
サンキュー:

3

ネタバレ

k57x83 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悪によって悪を裁く

アマプラにあったのでなんとなく視聴

知識としてはホームズはヤク中を記憶している程度で視聴開始
ポアロは結構見てたんだけどね。あ、チョコ食いたくなってきた

あらすじの通り、
極悪犯罪を犯すが、罪に問われない貴族を裁いていくお話
裁かれない悪を、悪によって裁く、この点に着目すれば、
ワンピースのクロコダイル、ドフラミンゴの事件
デスノートのキラ(初期)
のようなノリとおおむね一致するかと

ミステリー要素は少なく、
やり方の違いはあれど毎回ほぼ同じパターンで進む
悪によって悪を裁くという構図についての本人の考えによって
評価が大きく割れそうな印象

評価は割れそうだが、テーマはなかなかに良いと思う
現代日本においても、裁かれない、罪が軽いという話は
テレビをつければあふれて出るほどある

果たして当事者となったとき、
悪となるのを決意した人たちのように
ならずにいられるだろうか

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 326
サンキュー:

6

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

人の悪を引き出す天才

 最初に過激表現があるとテロップが出されていたので、どれくらいかなと思って見てました。人としての尊厳だったり道徳の部分での場面のことを示している部分もあり、血がたくさん出てきます。

 物語としては、紳士的に見えるモリアーティ。接している人物の悪を言葉巧みに引き出します。憎しみ嫉妬が増していく人間が最後に下す決断の時、モリアーティが手助けしてくれます。作品自体はシリアス多めですが、作画が綺麗でよく知っているモリアーティの若かりし頃の話しが見れるので、シャーロック好きにはお勧めします。

投稿 : 2021/03/28
閲覧 : 384
サンキュー:

4

大貧民 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

面白い。だが、残念ながら原作を端折ってる。

メインキャラ全員が少女マンガ風のイケメンばかりで、少年誌連載の漫画っぽく無いのだが、物語としてはけっこう面白い。
原作は、ジャンプ+にて公開されているのを読んだ程度。
原作の一話目はアニメでは、二話目から。
アニメではよくある一話目に通常回をもってくる手法。
原作に比べると、微妙に細かなエピソードや展開が違っている。尺の問題もあるだろうが、かなり勿体ない。
もう少し、詰め込んでも良い気がする。
原作だと、モリアーティ達に退治される側は、もっと悪人エピソードが多いのだが……。
原作のほうが良くできている気がする。
アニメの方も人に勧められるほどには、面白いのだが、ちょっと残念。

投稿 : 2021/03/11
閲覧 : 473
サンキュー:

5

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ウィリアムvsシャーロックの構図

流石SQでもジャンプはジャンプ。内容はしっかりしている
こういうシリアスな空気感はとても好み
1話でさっと主人公たちの紹介がてらに1つ事件を解決する終わり方で続きを見させ、2.3話で過去編に入り、4話でまた1話完結もしつつ過去編で出た犯罪を通して得た絆という部分を強調することでキャラ達を魅力的にしている

ただ、3話で兄弟達の絆が描かれていて、これから3人力を合わせていく!的な感じかと思っていて、4.5話ではチームで皆ある程度活躍していていたが、6話以降のシャーロックvsウィリアムの構図に絞られていて、他の兄弟があまり登場せず活躍もしなくなってきたのは残念だった

ルイスはまぁ紅茶支給係をずっとやってたけど、アルバートは全く何をやっているのかが分からない。重要な行事に参加する時に使われる顔パスの役割くらいしか全体を通してやってなかったかも
シャーロックの相棒のワトソンが色々と出番があったり、2人の間で物語が展開されどちらにも焦点が当たってるからこそ、モリアーティ側の主人公以外のキャラの勿体なさが残念

これからずっとウィリアムvsシャーロックをやり続けるならいつかきっと他の兄弟やら仲間がヘマする未来しか見えないし、兄弟3人の野望に向かってグングン物語が進んでいくともならなそう
2人の対決も面白いが、それと物語の本筋をどう上手く取り合わせてこれからの展開が進んでいくのか楽しみ

投稿 : 2021/03/07
閲覧 : 269
サンキュー:

4

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見応え有り 70点

ハマるタイプでは無いですが、一つずつの話はおもしろいですね。

探偵又は刑事ものの様に謎を解き明かすまでの展開は良いと思います。
ただ、ちょっと無駄にグロを入れているところとあからさまな展開が多かったのが残念ですね。
必要なポイントだけで良いかな。

アニメの1クールではしょうがないのかもしれませんが、物語全体の厚みを出すためには、もう少しモリアーティサイドのエピソードが欲しかったですね。

投稿 : 2021/02/28
閲覧 : 220
サンキュー:

5

Minoti さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

作画も音楽も好みで最高でした。
ホームズがとてもカッコ良くておもしろい!
モリアーティは美しく魅力的に描かれていて
目が離せない!2期が楽しみです!

投稿 : 2021/02/16
閲覧 : 156
サンキュー:

4

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シャーロック・ホームズ未視聴

z呼ばん ええ

中盤 おお

終盤 ほぉ

この話はシャーロック・ホームズのライバルであるモーリアティの話
ジャンルはミステリー
原作どころか元ネタすら読んだことありません。もともとミステリーものが苦手ですし、海外文学も興味なかったので、今まで読む気にも成れませんでした。
しかし普通に楽しめや様な気がします。まぁ真に楽しめたかドウかは別として。

本作を視聴する前にタイトルは聞いたことがあります。私の友達がBL好きなのですが、「モーリアティは違う」と散々言われました。そもそもBLじゃないですからね。何を期待していたんだか。

内容としては普通です。テーマというか着眼点は案外面白いのですが、何分ホームズを知らないので思い入れは浅いです。
序盤から展開があり、展開中にキャラや時代を定めていきます。ここたへんはあまり複雑ではなかったので、割とすぐにわかりましたが 、問題は中盤です。中盤では主人公の過去が語られます。ここのエピソードが本作特有7日、ホームズで明記されているのかがわからのですが、ホームズを読んでいる方なら「こうやってあのモーリアティが生まれたのか」と感動するかもしれません。
終盤ではシャーロック・ホームズがデてきます。ホームズを見ていないので、本当にこういう感じなのかがわからないのが私の致命的な箇所なのですが、普通に面白かった印象です。

{netabare}あとモーリアティ兄の思考回路ってすごいですね。1+1=2であるように貴族にとっては平民なんぞ家畜同然でしょうに、それに怒りを観じるって。転生者かな?{/netabare}

一応BL好きの友達に聞いたところ「兄弟愛やライバル愛に期待してたんだよ!」と怒られました。へぇ。

監督は野村和也さん。ジョーカー・ゲームや風が強く吹いているの監督をされた方ですね
シリーズ構成は雑破業さん。ブレSや僕勉などのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは大久保徹さん。戦国BASARAのキャラデザをされた方ですね
劇伴は橘麻美さん。ダリフラやソラウミの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はProduction I.Gさん。黒バスやPSYCHO-PASSを制作したところですね

作画は普通でした
opはマイクスギヤマさん作詞、Rasmus Faberさん作編曲、畠中祐さん歌唱の「Dying Wish」
edは境界の彼方EDのR・O・Nさんの「ALPHA」
声優さんは良かったです。なんかBL御用達の声優ばかりだそう

総合評価 別になんとも

投稿 : 2021/02/01
閲覧 : 241
サンキュー:

10

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 次期に期待

三好輝による漫画
「ジャンプスクエア」で2016年9月号から連載中
歪んだ社会を正すため手段を選ばないモリアーティが主役のお話


<メモ>
世界中にファンのいるホームズではなくモリアーティが主役という所に興味を惹かれたのとプロダクションI.G制作ということで期待し過ぎてしまいました。

「正しい世界へと至る悪の道」を進むモリアーティ3兄弟はそれが叶ったとき嬉しいのか虚しいのか懺悔の気持ちになるのか?

ホームズもワトソンがいなかったら犯罪に手を染めそうな危うさがある様に描かれているのは「歌舞伎町シャーロック」と同じですね。

ホームズとの関わりが増えるであろう次回に期待。


〈主要登場人物〉
・ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:斉藤壮馬
・アルバート・ジェームズ・モリアーティ:佐藤拓也
・ルイス・ジェームズ・モリアーティ:小林千晃

・セバスチャン・モラン:日野聡
・フレッド・ポーロック:上村祐翔

・シャーロック・ホームズ:古川慎
・ジョン・H・ワトソン:小野友樹
・ハドソン: 阿澄佳奈


<ストーリー>
19世紀末のイギリスは特権階級の貴族と、貴族には逆らえない市民という階級社会だった。
モリアーティ伯爵家の嫡男アルバートは市民を馬鹿にするような態度を取る両親や弟に疑問を抱いていた。
そんな時孤児院で「悪い貴族をやっつけろ」と孤児を先導する博識の少年に出会う。命の価値は同じ、平等に幸せになる権利があるはずと人々に呪いをかける階級制度を打破しようと説く少年と利害が一致する。
慈善活動のため養子を探していたモリアーティ伯爵はアルバートの推薦でこの少年と弟のルイスを養子に迎えるが扱いは粗雑なものだった。

アルバートと2人の兄弟はアルバートの家族と使用人を火事に見せかけ殺害し少年はアルバートの弟ウィリアムに成り代わる。
成長したモリアーティ3兄弟、ウィリアムは表では数学教授、裏ではクライムコンサルタントとして暗躍、アルバートは軍人、ルイスはウィリアムの側で執事のような仕事をしていた。

モリアーティは少年ばかりを狙い惨殺した伯爵・使用人の病気の子供を見殺しにした子爵・女給と恋に落ちた貴族の子息のためにその女給を殺したアヘン商人に鉄槌をくだしていく。

モリアーティは自分で犯罪をしたて市民を目撃者としその目を覚まさせようと企む。
まず初めに客船「ノアティック号」で演じられたバレエの舞台で人間を狩っていた伯爵に人を殺させる。
たまたまノアティック号に乗り合わせたコンサルティングディテクティブのホームズがこの事件は仕組まれたものではないのか?と疑問を持つようになる。

ホームズの技量と事件を解決するために手段を選ばない男かどうかを知るためモリアーティはホームズを殺人容疑者として逮捕させ事件を解決できるか試してみる。
同居人のワトソンと共に真犯人を捕まえることはできたが黒幕の正体を暴くことができなかったホームズだが、事件を解決したことで探偵として名声をあげる。

そんな時、モリアーティとホームズが乗り合わせた汽車の中で起こった殺人事件を解決することでお互いの度量を知ることになる。

ホームズの兄のマイクロフトが登場したところで終わり。続きは4月から。


20.12.23

投稿 : 2021/01/28
閲覧 : 287
サンキュー:

7

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 シャーロック・ホームズの宿敵であるモリアーティ教授を主人公にした異色作品。
 とは言え、主人公らしくなるように一般のホームズ作品とは異なり、美青年になっているのは
ご愛嬌といったところ。
 一方のシャーロックは今回は脇役に回ったかと思いきや、そうでもなくて
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティとはタイプの異なる主人公といった描かれ方で、
ダブル主人公といった方が良さそうな感じ。

 もはやブランド化したようなフィクション作品の主人公や主役を勤めることの多い歴史上の
人物の、敵役やライバルを主人公に据えると同じ世界観を使いつつも新しい風景になることが多い。
 今でこそ主人公サイドに回ることの多い新撰組も、かっては維新を邪魔だてする典型的な
悪役だったわけで、彼らを中心にした初期の作品(子母澤 寛氏辺りか?)は当時はさぞや斬新な
印象だったのでは?。
 そういう点では本作もホームズ世界の作品でありながら、手垢の付いた感は薄かった。

 作品世界ではウィリアムらは殺人を繰り返す犯罪者ではあるが悪を描くといった作風ではなく、
自身の正義により悪どい貴族を葬っていくという必殺シリーズのような印象。
 中盤以降は社会変革のための殺人といった趣きが強くなり、革命家を描いたような感じだったが、
貴族を廃すれば世の中が良くなるといった考え方が、頭脳明晰なウィリアムにしては随分と
脳内お花畑な感じ。
 まあ優秀な人ほど理想主義に陥ることはあるし、計画の全貌が明らかになっていないから
なんとも言えんが。

 分割2クールの前半ということで、思いっきり話途中といった感じで、ウィリアムと
シャーロックも本格的には向かい合っていないし、互いの印象もまだ手探り中といったところ。
 ウィリアムとは異なりシャーロックに嫌悪感を見せる弟のルイスの存在や、オリジナルでは
シャーロックを凌ぐ頭脳を持つ兄のマイクロフトが登場するなど、先行きが楽しみである。

2020/01/25

投稿 : 2021/01/25
閲覧 : 254
サンキュー:

3

ネタバレ

ペンギン丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シャーロックが格好いい

階級闘争が主題のイギリス版必殺仕事人?中村主水よろしく貴方の恨み晴らしますって感じでターゲットを始末していく。始末される人間はみんな正真正銘のクズなのでスカっとします(笑)最後までストレスなく見れました。

二期も見る予定。

投稿 : 2021/01/21
閲覧 : 210
サンキュー:

2

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★☆

2021.1.13 ★★★☆(3.4) 初回評価

投稿 : 2021/01/13
閲覧 : 179
サンキュー:

1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思ってたより面白かった

モリアーティーってあのモリアーティーだったのね
ホームズよりかなり年上の老人だったイメージがあったんだけど・・
ただ 続きが 見たいわ

投稿 : 2021/01/12
閲覧 : 226
サンキュー:

3

kameko さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1、2話で完結、さくさく物語が進むので見やすかった!

平民を虐げる悪党貴族に、完全に非合法な方法で罰(死)をあたえる主人公。それも自分ではなく他のだれかの心理を利用して、恨みを持っている人物にを手を汚させるので、主人公もかなり悪徳な気もしますが、かなりの美男子なのでそんなことも忘れてしまいます。
どの話も面白く引き込まれました!

投稿 : 2021/01/12
閲覧 : 164
サンキュー:

4

ネタバレ

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Moriarty/Zero?

{netabare}本番は2クール目で、今回の1クールはバチバチのモリアーティvsホームズに入る前までを描いたのかな?と想像。
ホームズの原作等々は一切知らないので何とも言えないが。
なのでそこまで話が盛り上がってる感じはない。といっても決して悪くはない。
{/netabare}
イケメンばかりなのが気になるものの慣れてきた{netabare}んで、2クール目では緊迫感のある頭脳戦を見せてほしい。{/netabare}

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 169
サンキュー:

2

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホームズの癖が強いw

原作未読 全11話 2クール目は2021年4月〜放送予定

シャーロック・ホームズの宿敵で最大の敵であるジェームズ・モリアーティを主人公にした作品です。階級に厳しいイギリスのお話、貴族に絡んだ事件として解決できないことを被害者に裏で復讐の手助けをする犯罪相談役として暗躍しているお話です。

酷い貴族たちに一般市民が巻き添えをくらうことが多く、その復讐話が1〜2話ごとに綴られています。

モリアーティの人となりも過去のお話があるので分かりやすかったですね。

目的のため手段を選ばない、でも市民たちの味方だったモリアーティはこの後どうしていくのか楽しみでした。

OPは畠中祐さん、EDはSTEREO DIVE FOUNDATIONさんが歌っています。

最後に、この作品で描かれているシャーロック・ホームズの癖が強く、今までの印象が180度変わりましたw

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 313
サンキュー:

19

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

「ホームズ」好きにはオススメしない

この作品で描かれる「モリアーティ教授」は、イギリスが誇る世界的大ヒット作家アーサー・コナン・ドイル原作の探偵小説「シャーロックホームズ」シリーズ最大の敵である「ジェームズ・モリアーティ」を主人公にしたピカレスクロマン(犯罪小説)ですが、

原作のモリアーティは「小柄で猫背の卑屈そうな老人」として描かれているものの、本作では若く金髪のイケメンとして描かれています。

なので、原作を知っている人からすると本作に怒ってしまう人もいるでしょう。それくらい現代解釈(主に女性ターゲットの)が鼻につく人は観ないほうがいいと思います。

あまりお勧めできません。

投稿 : 2021/01/04
閲覧 : 560
サンキュー:

11

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

分割2クールの第1期

原作未読。最終話まで視聴。
分割2クールの第1期。

シャーロック・ホームズの最大にして最強の宿敵であるジェームズ・モリアーティ教授を主役に据えた物語。

貴族が平民を蔑み、虐げる階級社会が舞台。
こんな階級社会を激しく憎むモリアーティ教授が、平民を手助け、復讐を手助けしていく物語。
まあ、あくまでも非合法な復讐なのが犯罪者・モリアーティ教授らしい。
ただ、裁かれる貴族が相当クズなので、非合法な復習も止むを得ないだろう、って感じさせる。
このあたりが主人公としてふさわしいんだと思う。

ひとつの物語が1~2話でまとめられているので、サクサクと視聴できます。
ただ、貴族を貶める部分のタネが少々強引だったり、ご都合主義的な感じは否めませんが・・・。

中盤。シャーロック・ホームズが登場してからが本番でしょう。
ホームズとモリアーティがどう絡んでいくのか?

2021年4月からの第2期が楽しみです。

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 434
サンキュー:

27

ネタバレ

みゃあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

物語設定の妙

11話まで視聴済みです。

シャーロッキアンなら知らないはずもないモリアーティ教授、まさに彼がこの作品の主人公です。

え、ホームズと敵対してたような悪の犯罪者を主人公に?

犯罪者が主人公になる物語やアニメは別に初めてでもないですが、モリアーティ教授はホームズの本を読む限りでは良いイメージはないですよね。
ホームズを視覚化する時のラスボスはモリアーティ、最近ではロバート・ダウニー・Jr主演の映画でもそうでした。

犯罪にもやむを得ず犯してしまうというものもありますが、このアニメのモリアーティの場合は違う。己の信ずる「正義」の為に犯罪に手を染めることを躊躇しない正に確信犯として描かれます。

そんなモリアーティに肩入れできるような設定をしたことがこのアニメの肝であります。モリアーティに犯罪を犯すことに対して大義名分を持たせた。悪がただの悪ではなく一分の理を持ったことで面白さが俄然増したのです。



第1話は世界観の導入部分であり面白さや惹かれるものはありません。モリアーティというワードの強い吸引力がなければ、私も観るのを止めていたかもしれません。
が、2話で当時の英国の階級社会とそれに対峙する者としてのモリアーティという構図が仄めかされたことで一気に引き込まれてきます。(これを感じ取れるかどうかは視聴者のセンス次第)

そこからはベースとなる登場人物設定と絆、彼らのやり方が描かれていき、
そこにホームズ、ワトソン、レストレード、ハドソン夫人ら聖典でおなじみの面々も加わってワクワクしてきます。

いくらモリアーティに大義名分を持たせようと、あくまでも犯罪者として描くことで作品として良識の一線は超えていません。
ただし、後の歴史に生きる我々は現代の良識を持って触れることでモリアーティが行うことの評価に幅を持って見ることができます。

11話ではついに{netabare}ヴィクトリア女王とホームズの兄マイクロフトが登場。マイクロフトは色々と国の重要機密に携わったりしてる大物です。大いに栄えたヴィクトリア朝の国王とマイクロフト、貴族の上に立つ女王の存在は、このアニメのモリアーティの目にはどう映っているのでしょうか。マイクロフトは女王の命を受けホームズに何がしかをやらせようとするのではないでしょうか。気になります。{/netabare}

OPの畠中祐さんの歌はかなり好き、雰囲気もあって良いと思います。

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 321
サンキュー:

14

ネタバレ

fluid さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:今観てる

貴族社会で差別されたり、復讐したり、弱者救済系アニメ

よくある差別社会の不満を晴らす系のアニメ。推理もの。探偵もの。
大筋はなかなか楽しめる仕上がりになってますが、目新しい展開は無く、どこかで見たことあるストーリーがほとんどですし、細部におかしな点が目立ちます。沢山あるので各話ごとに感想として書きます。

■倫理観がおかしい、教育に良くないアニメ
被害者が復讐して加害者を殺すのは理解できます。でもモリアーティ自身は被害者でも何でもない、まったく関係性の無い相手を殺してるわけですが、この点は【倫理観】がかなりおかしいですね。Aから見て悪人に見える人でもBから見ればかけがえのない家族や恋人だったりするわけですし、善悪というのは視点を変えれば簡単に切り替わるあやふやなものです。
例えば、仮に、モリアーティが女の子と親しくなって好きになり、ある日、おじいちゃんが殺されたのと泣きついてくるとします。そのとき、自分が殺した相手の孫だと気づくモリアーティはどういう反応になるでしょうか?そういうことです。ただの人殺しでしか無いのに、このアニメは綺麗に描きすぎてる。

■いじめや差別と同じ
これ見て悪人が殺される展開がおもしろいと感じた人は倫理観がおかしいので善悪について学んだ方が良いと思います。そのおもしろいと感じる感覚はいじめや差別する人と同じ感覚です。それが、いじめや差別じゃないと思ってるのは本人だけ。調子乗っててムカつくとか、何で気付かないの?とか、性格がすごく悪いとか、いじめや差別をする側にもそうするだけの理由があります。本人にとってはそれが正義なんです。でも他人から見ればただの差別やいじめでしかない。それが正しいわけないだろ!と思えそうなことでも実はそうだったりします。人の価値観の違いというのはおもしろいですね。

そもそも悪役に見える貴族ですが、彼らにも殺人をするほどの何か理由があるかもしれませんし、殺された貴族の親や子供からすれば、復讐した側もただの復讐の対象でしかない。そういう冷静な視点で見ればモリアーティもやってることは同じ、ただの人殺しです。

本人に直接関係の無い相手への復讐や殺人や犯罪をアニメで描く際には、それは「悪いこと」だという印象付けが重要になります。悪いことだが国をよくするために成し遂げるみたいな、大義を目指しつつも殺した相手やその親類に申し訳ないと感じる気持ちを表現したり、自分はただの人殺しだと自虐的な重苦しい表情を見せるとか。それがこのアニメには一切ない。善悪を何も理解せずに、ただ人を殺してるだけの頭の弱い人にしか見えません。

■人物を悪く見せる描写が安っぽい
悪役を用意 → 解決 という展開が多いですが、人物を悪く見せる工夫が単純すぎて物足りない感じがします。汚い暴言や見下す発言を見せるだけだったり、殺人現場を見せるだけだったり。なんというか、善悪の基準が小学生レベル。もっと人の暮らしや悩みにどう影響を与えてるのか、実際にどんな被害が発生してるのか具体的な問題を描かないとおもしろくならないです。それモリアーティと何の関係があるん?という感じの悪人しか出てこない。自分に関係の無い所に首を突っ込んでへーいい人ですね、くらいにしか共感できないです。おもしろく無くは無いけど微妙な感じ、中身が薄いです。もっとモリアーティ本人に関係するような展開を描いてくれないとおもしろく無い。1話で消えて居なくなるモブキャラのドラマ見せるくらいなら、名探偵コナン見たほうが何倍もマシですね。

人間ドラマや感情の変化を楽しむアニメでもないです。

■貴族社会が悪いという作者の考えは間違ってる
社会に無くてはならないシステムが【貴族】です。その特権を悪用する一部の貴族が悪いだけですし、現代社会はその権力が集中しづらい構造に作り変えられたという点しか違いはありません。昔と今の違いはたったそれだけ。(詳細は6~7話感想に書きます)
というか、貴族を悪く描いてるけど、モリアーティさん、あなたも貴族じゃないんですか、とツッコんだら負け?貴族社会を無くした後は自分も平民に戻るのかな?

■以下、各話感想。
{netabare}
■1話、殺人犯をつきとめるモリアーティ
子供を殺された父親が最後に犯人を殺すのは理解できますが、被害者でも何でもない無関係のウィリアムたちが手を貸すのは何か違うと思いました。その点だけ見ればむしろウィリアムの方が悪人だし、ただの人殺しだし、まったく共感できなかったです。父親には共感できますがストーリーがテンプレすぎてふつうに面白いかなというレベル。
あと、証拠を残さない完全犯罪と口で言ってるだけで、何をどうやって完全に消してるのかが描かれてない。
静かな早朝にどうどうと表でタバコを吸うって、それ動いてるの自分だけで目立つし、タバコの煙も目立つし、犯行現場でそれはダメでしょう。

■2~3話、モリアーティの過去と秘密
まず、長男のアルバートがなぜ平民に肩入れするのかが分かりませんでした。最初からその違和感が頭から離れず、終わってみてもその理由が一切描かれていない。
例えば、小さいころから平民の子供と遊び、その友達や恋人が差別や虐待される様子を描くことで視聴者を共感させる、みたいなのがセオリーですが、そういった理由付けは一切ない。
貴族が貴族に囲まれて育つだけでは、平民との違いに気付くことも無ければ、嫌悪感を抱くこともありません。そもそもなぜ、孤児たちの住まいに訪れるようになったのか。
しかも家族を殺しますかねふつう?まったく理解できない。家族を殺すほどの理由付けが無いのにこの展開は無理があると思いました。
よくあるテンプレ設定をまねたのは良いけど肝心な部分が抜けてる感じですね。おもしろく無くは無いけど、微妙な感じ。

■4話、子爵とグレープフルーツ
助けなかった子爵は確かにひどい人間ですが、子供が死んだこととは直接的な関係は無いですし、命まで取りますかね?ただの逆恨みにしか見えませんでした。
例えば、1000万で助かる命があるとして、1000万くれないお前らは人殺しだ!と言ってるのと同じ。
子供が死んだのは村の医者が出かけて居なかったことが原因。もっと言うなら24時間医療体制の整っていない時代に病気にかかってしまったことが原因んですよね。
医療を受けられるのがあたりまえ、助けてもらえるのがあたりまえという考え方は、ぬくぬくと育った現代人だけの発想ですね。
それに復讐したところで子供が死んだ悲しみは消えませんよね。なのに、すべて解決したみたいな描写も不自然です。人の感情が単純に描かれすぎですね。全然違います。
人目に付く酒場で目立つ貴族の格好で屋敷の関係者と会話したり、茶会で殺人したり、どこが完全犯罪やねん!とツッコみたい。

■5話、貴族と平民の恋、騙されアヘンで錯乱して死亡
4話までは普通に面白かったのですが、今回は特にひどい。
おそらく元ネタは、貴族と平民のあいだに障害が沢山発生して乗り越えさせる様子を描き、視聴者を共感させる系の展開なのでしょうけど、このアニメにはその描写が一切ない。共感要素ゼロ。酒場の女がチラっと二人の出会いを語って終わり。これはひどすぎる。メインに描くべき部分を省略してどうでもよい部分を表に残した感じ。

■6~7話、ノアティック号、劇場殺人
「この国の歪みの原因は階級制度そのもの」これは全然違いますね。
貴族は民を他国から守ったり、国の経済を担ったり、人が住める環境に整えたり、社会に無くてはならいシステムが貴族です。その特権を悪用してる一部の貴族が悪いだけですね。

そもそも、昔の階級社会よりは権力が一か所に集中しづらいというだけで、現代の社会構造にもその名残はありますし、権力が集中しないわけではないですし、それを悪用することも可能です。「貴族」みたいな、一目で分かる目印が無いから表面化しづらいだけです。あるいは、それをあたりまえだと感じてしまっているだけです。昔の人たちにとってもそれは同じですね。生まれた時からあるシステム(貴族)に違和感を感じる人の方が少なかったと思います。一部の悪い貴族に対して嫌だなという感情があったとしても、それは具体的に何が悪いのか言葉にしたり、形にして表すのも難しかったんじゃないでしょうか。昔の人にとってはまだ存在しない新しい概念でしたから。人々にその新しい概念を理解してもらうのにもかなりの時間を要すると思います。「制度は変わりづらいけど、人の心は変わりやすい」いや、むしろ逆ですよ。人の考え方や常識ほど変えづらいものはありません。人の考え方を変えることに成功さえすれば、制度や法律なんてものは簡単に変えられます。

「可能性を一つ一つ潰せば真実にたどり着く」これも全然違いますね。
哲学や概念の話になるので説明は省きますが、そもそも可能性というのは次から次へと増え続ける際限のないものですから、一つ一つ潰したところで答えが一つには定まることはありません。どこまで突き詰めても絶対はなく「おそらく」としか言えません。

そういうのを上手くストーリー展開に時間をかけて丁寧に組み込んでる名作は結構ありますが、このアニメは一言二言で済ますだけだったり、理解が間違っていたり、ちょっと安っぽい感じがします。無理してカッコいいセリフとか使わない方が良いと思います。

■8~9話、シャーロック・ホームズ
シャーロック・ホームズというよりは、頭の悪いチャラチャラしたイケメンという感じ。
何でも見通せる人間はあんな風に表情豊かにならないと思います。起こる前に知ってるわけですから、起こるタイミングで表情が変わるのはおかしいです。すべてがあたりまえという表情やポーカーフェイスの方が似合うんじゃないかな。

■10~11話、列車殺人、モリアーティとホームズが協力して事件を解決
敵対関係なのか、仲良しなのか、二人の関係がちょっとおもしろいですね。
今回は、純粋な探偵アニメという感じ。被害者の状況から推理し、順に順にと筋道立てて分析し、どちらが謎を解決するのかという競争のような展開が良かったです。でもこういう展開、他でもよく見ますね。
{/netabare}

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 342
サンキュー:

8

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

モリアーティの事件簿

シャーロットホームの宿敵であるモリアーティ教授が主人公の物語
私はシャーロックホームズは読んだ事がなくてモリアーティ教授は残虐な人物だと聞いていましたが、はたして物語のモリアーティとはどのような人物なのだろう?と言う点に注目しました。

物語はサスペンス物です。
ですが、普通のサスペンスではなくこの作品の犯人は悪い貴族で、貴族が起こす怪奇事件を推理して犯人を突き止める。

これだけ見ると一見は探偵物様に思えますが、これだけの物語なら只のシャーロックホームズの物語で充分です。
モリアーティ教授の解決には先がある。

この物語の一味違うのは突き止めた犯人を最終的に死に追いやる。
もしかしたら、結末で好き嫌いは出るかもしれません。

それでも犯人の貴族は本当に屑なんです…
中には良い貴族も居ると思うのですが、公爵夫人殿下などは良い人なのかな?って印象を受けましたが…この先どうなのでしょうか?

ただ、この作品の他の貴族は本当に最低な貴族ばかり出てきます。
こんな事件が有ったのか無かったのかは置いておいても貴族とはこの様な人達が当時多かったのかもしれません。

事件が起きると言う事は被害者や被害者の家族がいます。
モリアーティ教授の最終的な結果を見ると悪かもしれませんが、被害者や被害者家族からすると彼は救いであり正義なのです。
見方次第で悪にも正義にもなるのがこの作品の面白い一面では無いでしょうか?

モリアーティ教授は昔は孤児で貴族をよくは思っていないのですが、孤児院での彼は孤児達の中心で仲間から慕われている。
そして彼は孤児達に悪い貴族を殺す様に言い聞かせていたのです。

彼は頭が良いから解っているのです。
貴族=悪ではない。
悪い貴族=悪なのだと。

彼は彼なりの正義と覚悟を持って戦う決意をしていたのです。
差し詰めダークヒーローと言った感じでしょうか?

そして、勿論ですがホームズも出ます。
ライバルでもある2人の出会いの物語でもあります。
残念ながら1クールで面白くなりそうな所で終わってしまいますが中々楽しめた作品でした^ ^

投稿 : 2021/01/01
閲覧 : 205
サンキュー:

16

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ダークヒーロー!

推理ものアニメ
シャーロック・ホームズの悪役のモリアーティ教授題材に
彼を主人公にした内容。殺人事件もの。

観終わっての印象はデスノートに近いものを感じる
社会の歪みを正すためには手段を選ばないモリアーティはデスノートのキラ的な立ち位置。

絵柄は乙女系のよりだが、内容はそんなことはなく男女ともに楽しめるものとなってる。

投稿 : 2020/12/30
閲覧 : 202
サンキュー:

4

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もちろん、あのモリーアティです。「憂国」は、なるほどそういうことなんですね…。<シャーロック・ホームズ>シリーズのメインキャラクターが軒並み登場!

[総評]
お話は<シャーロック・ホームズ>シリーズのジェームズ・モリアーティが何を同期に事件を起こしたかという観点の二次創作ものです。

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティのやっていることは「毒を以て毒を制す」じゃないですが、素直に「ダークヒーロー物」と思うのか、それでも「社会秩序を破壊しようとしているテロリスト」と思うのかは視聴者の価値観にもよりますよね。

「貴族がやっていることが横暴だから民衆のために制裁する」というのは崇高な理念とも捉えられますし、単に彼が楽しみたいだけのお題目なのかもしれません。

もっともシャーロック・ホームズの側も、名探偵ではあっても必ずしも人格者であったり正義の味方であったりはしないわけで、謎に挑みたいという欲求を表に出しているぶん正直な人だとは言えます。

とりあえず二人の関係については、才能を持つ者同士が違う立場に立った結果として対決するというまさに「ライバル関係」といえるんだと思います。

物語は必ずしも勧善懲悪である必要はないので、フィクションをフィクションとして楽しめるのであれば本作を面白いと思える素養は充分にあると言えそうです。

== [下記は第4話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第4話まで視聴時点でこのレビューを書いています。

コナン・ドイル作の「シャーロック・ホームズ」シリーズにおいて、「犯罪卿」として名を馳せるジェームズ・モリアーティ。

本作はそんな彼が「犯罪卿」となる動機として十九世紀末のイギリスにおける階級格差の解消を掲げる、異色のクライムサスペンスです。

ジェームズ・モリアーティに兄弟がいるという設定は「シャーロック・ホームズ」シリーズから引き継がれたものですが主人公ウィリアム、兄アルバート、弟ルイスの名前は本作オリジナルのものですね。

当然ですが主人公ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは犯罪を仕掛ける側です。基本的には特権階級に属さない「被害者」がただ揉み消されてしまう悲嘆に明け暮れているところを「クライム・コンサルタント」としてウィリアムが復讐をサポートするというストーリーであるようです。

第1話ではストーリーのテンプレートとして労働者階級や貧民の少年たちが巻き込まれた猟奇事件の犯人の特定と、被害者の父親による復讐をウィリアムがサポートする様を見せてくれました。

第2、3話の前後編ではクライム・コンサルタントとなるに至ったジェームズ・モリアーティ三兄弟の生い立ちが描かれ、第4話では使用人に恨みを買った子爵が復讐される様が描かれました。

ということで作品との相性は概ね第3話か第4話まで観れば判断できると思います。私は結構面白いと思っているので、このまま視聴継続予定です。
== [第4話まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

2020.12.3追記:
第8話まで視聴終了。サブタイトルは「シャーロック・ホームズの研究 第1章」で、これは元々の「シャーロック・ホームズ」シリーズの第1作『緋色の研究』へのオマージュなんでしょうか。

第6話でのシャーロック・ホームズに続いて、ついにジョン・H・ワトソン登場です。人名は小説準拠のようですが、事件自体はいろいろとアレンジされている模様。

2020.12.8追記:
第9話まで視聴終了。ラストのカットでのワトソンの日記(?)の開かれたページの左上には「A STUDY IN SCARLET」の文字(原作のタイトル: 邦題『緋色の研究』)が書かれていましたね。

2020.12.29追記:
最終2話(第10、11話)で前後編を持ってきました。ウィリアムとシャーロック・ホームズが直接対面するストーリーでしたね。

二人が互いに興味を深めて、さらにストーリーには王室関係の何かがありそうな描写で2021年4月から予定されている第2クールへの良い助走だったと思います。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 723
サンキュー:

35

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

腐りきった階級社会を憎む主人公が、復讐の手助けをするクライムサスペンス

シャーロック・ホームズのライバルキャラとしてお馴染みのモリアーティ教授を主役にしたクライムサスペンス。全11話。
19世紀末のイギリスが舞台。物語は、少数の貴族が当たり前のように大多数の平民を差別して虐げる、腐りきった階級社会を憎むモリアーティが、犯罪コンサルタントとして、貴族の被害にあった平民の復讐を手助けしていく、みたいな感じ。1つの事件を毎回1~2話で描いていく形式です。モリアーティは、その志が正しいかどうかは別にして、やっていることは犯罪であって、決して正義ではありませんが、この作品に登場する貴族たちは、見事なほどクズだらけで同情の余地がないので、彼らが非合法に成敗されることも、まあしょうがないよね、みたいな感覚で眺めることができました。個々の犯罪の手口などは結構ガバガバだったりもしますが、ダークヒーロー的な魅力は十分にありますし、作画や演出も含めた全体の雰囲気もかっこいいので、ミステリー系の作品というより、もっと広い意味でのエンターテイメントとして、とても楽しめました。特に、モリアーティの少年時代を描いた過去編は、エピソード自体に迫力がありましたし、キャラの掘り下げとしても非常に効果的だったと思います。
作画は、人物も風景も、綺麗に描けていました。音楽は、OP曲が作品の雰囲気に合っていて良かったです。
最後まで観終わって、個人的には秋アニメのなかでも、かなり好きな作品でした。中盤にホームズが登場してきて、さあこれからどう展開していくんだろう、というところで今回は一旦終わっていますが、この続きは21年4月から放送予定とのことなので、そちらもとても楽しみです。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 207
サンキュー:

15

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地獄の傀儡師

視聴完了
ジャンプスクェア連載

第一話は原作と違ったはずだけど違和感なく視聴出来た、序盤で主人公のモリアーティの幼少期からの生い立ち、
中盤以降でライバルのシャーロックホームズを登場させて、視聴者を飽きさせない構成も良いです。

キャラデザは少年誌とは思えないぐらいの美男子揃い、女性受けしやすいかな?
そこよりも背景作画が凄く良かったのが印象に残りました。

推理部分はけっこう雑だけどコナンとそんなに変わらない、ミステリーよりサスペンスと思えば普通に楽しめる。

モーリアーティ教授の手法って金田一少年の事件簿、地獄の傀儡師「高遠遥一」を思い出すけど
こっちが本家で金田一が真似たって事か。

一見女性向けだけど十分楽しめる第2シーズンも楽しみなアニメでした。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 240
サンキュー:

17

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ウィリアム兄さんカッコよすぎ♡

第1クール(全11話)
え!?12話までしないの!?第2クールが全13話なの?
第2・3話のモリアーティ兄弟の話面白すぎた。アルバート兄さんが実の家族と弟殺したのは驚いた。ウィリアムとルイスをモリアーティ家の養子にしたの驚いた(((゜Д゜;)))

ノアティック号事件でシャーロック・ホームズと出会うわけだけどウィリアム兄さんもホームズも事件楽しんでるよね😓
ラストの電車で起きた事件とかも。

キービジュアル見た時ウィリアム兄さんに一目惚れして観たけどマジでイケメン🤗好き🤗
男子は無理かもだけど事件解決のお話で分かりやすく話を解説してくれたし面白かった。
第2クール楽しみ😊

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 197
サンキュー:

10

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと私的アニメ感想簿27

コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズシリーズ」に登場するホームズ最大の敵、ジェームズ・モリアーティ教授を主人公としたピカレクスアニメです。
当時のイギリスは貴族社会であり、その体制を打破すべく動き出す主人公の犯罪を描いてます。
ただ、彼が殺人という犯罪行為を行うのは、腐敗した貴族を相手にする時であり、虐げられた労働者の復讐のためであるため、犯罪を描きながらもある程度の爽快感を視聴者に与えてますね。

で、彼が主人公と言うことは
当然、ライバルであるシャーロック・ホームズも途中から登場してきます。
2期があるという事で、ホームズとの対決はまだまだこれからって感じなので、そこら辺は2期に期待したいと思います。

ただ、このアニメ。
ちょっと難点があるんですよね。
それは・・・女性の出番が少ない(おいっ)
もっとハドソンさんを出さんかいっ!

ま、まあそれは我慢するとして(って、いいのか?)
どーしても許せない事が・・・
何故、声が大塚周夫さんじゃないんだ~~~~~っ(ん?)
衣装だってモリアーティ教授なら白いスーツじゃなきゃ(待て)
さあ、もっとまぬけ顔でペダル漕いで空を飛ぶんだーっ
(とかなんとか言っちゃったりなんかして by広川○一郎)

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 219
サンキュー:

13

みゃー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

犯罪卿と推理狂

漫画原作、原作は未読、あらすじは割愛

主人公の出自や大義名分を序盤に明かしてくれたので
すんなりと物語に入り込めました。

今期の中で一番「万人にお勧め出来る」作品は
個人的にはこれかと。
デスノートやコードギアスが好きなら尚のことです。

しかし、上記2作品のようにスケールのでかい話では
ないので2クール目以降キャラや展開、意外性で
どこまで惹きつけてくれるかが見ものです。

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 136
サンキュー:

13

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憂国のモリアーティのストーリー・あらすじ

19世紀末。産業革命が進む中、着実に勢力を拡大し栄華を極めたイギリス。しかし技術の進歩と発展とは裏腹に、古くから根付く階級制度によって、人口の3%にも満たない貴族たちが国を支配していた。当たり前のように特権を享受する貴族。明日の暮らしもままならないアンダークラス。人々は生まれながらに決められた階級に縛られて生きている。ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き、理想の国を作り上げるために動き出す。シャーロック・ホームズすら翻弄した“犯罪卿"モリアーティ。犯罪による革命が、世界を変える――(TVアニメ動画『憂国のモリアーティ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
moriarty-anime.com/
主題歌
《OP》畠中祐『DYING WISH』《ED》STEREO DIVE FOUNDATION『ALPHA』

声優・キャラクター

斉藤壮馬、佐藤拓也、小林千晃、日野聡、上村祐翔、古川慎、小野友樹

スタッフ

原作・構成:竹内良輔、漫画:三好輝(集英社『ジャンプSQ.』連載)
監督:野村和也、シリーズ構成:雑破業/岸本卓、キャラクターデザイン・総作画監督:大久保徹、色彩設計:野田採芳子、美術監督:谷岡善王、撮影監督:田中宏侍/髙橋文花、3D監督:熊倉ちあき、編集:植松淳一、音響監督:はたしょう二、音楽:橘麻美

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