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「漁港の肉子ちゃん(アニメ映画)」

総合得点
72.5
感想・評価
48
棚に入れた
128
ランキング
1110
★★★★☆ 3.9 (48)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
4.0

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漁港の肉子ちゃんの感想・評価はどうでしたか?

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

笑って、食べて、喧嘩して。

『海獣の子供』の渡辺歩監督作品。
原作は2011年に出版された西加奈子の同名小説で、とある北陸の漁港を舞台にした、母娘の日常が描かれたものとなってます。

制作会社は『えんとつ町のプペル』のSTUDIO4℃、"制作会社"とは別に、"製作会社"として謎に吉本興業が絡んでいます。
声優陣も宮迫博之などの芸能人が出張っており、製作として明石家さんまというビッグネームがある、アニメオタクはバックボーンだけで胸焼けしそうな布陣です。
鬼滅の刃でTVに目をつけられ、すっかり芸能界デビューしてしまった花江夏樹が主演の一人になってるあたりも、狙いすぎて滑ってる感じがしますね。
ストーリーテラーは小学生女子と言いつつも、メスガキ構文なぞまかり間違っても操りそうにない作画に、正直、見ようという気はあまり起きなかったのですが、並行視聴しているおにまいで頭がパーになってしまったので、少し時世の風を取り入れようと視聴してみました。

主人公の肉子ちゃんは、本名は「見須子菊子」といいます。
大阪の下町で生まれ、市内に登ってきて歓楽街で働いていたのですが、悪い男に騙されて稼いだお金を貢ぎ続け、男は去っていきます。
その後も、男に騙されながら町を転々と渡り歩く肉子ちゃんですが、ある日、事象小説家志望の男と出会います。
この小説家志望の男は、一応、本当に小説を書こうとしていたらしく、キクコは、この男の本がいっぱいの部屋は気に入っていたようです。
だが、彼も、一言書き置きを残して去っていってしまいます。
男を追って北陸の港に来た肉子とキクコは、そのままその町で暮らし始める、というストーリーです。

結論からいうと、想定以上におもしろかったです。
方言丸出しな、漁港のでかいおばちゃんとその娘の地元小学生、過去に色々あって流れ着いた地でうまくやっているように見えるけどバックボーンありきでストーリーを追うと、本当に「よくやってる」という気持ちになってきます。
時々自己主張する吉本に気が削がれるところはありましたが、肉子とキク子の物語だけは悪くない気持ちでした。

作画も無難に良いです。
新海誠作品のような、作画で圧倒させるような美術ではないのが逆に良かった気がします。
シナリオも、二人にとっては大事件かもしれないのですが、世界の滅亡や異世界アドベンチャーが巻き起こされるものではなく、比較的地味です。
なので、劇場で見る作品かというと微妙な感じがありますが、自宅で見る分にはとても楽しめました。
ただ、ラストで急にきれいなジャイアンみたいななのが出てくるのですが、そこだけは個人的にはダメでした。
普通にすればいいのに急にイケメンホストみたいになり、ギャグとしてはタイミングが酷いと感じたのは私だけでしょうか。

投稿 : 2023/04/27
閲覧 : 79
サンキュー:

1

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

盛り上げ方は最高だった。
ジブリを相当意識した内容で、クスリと笑ってしまうところもあり、見応えのある映画だったと思う。
ただ、吉本がかんだから面白くなったとは思わない。

例えばポケモンのパーティ編成論で言われることのように
最初の企画をどうしたら面白くなるか、頑張って考えて面白いものにした後で、最初にやりたかった事を消したら最高に良くなった可能性が高い。

まあ色んな大人の事情によってこんな時代錯誤な物語になってしまっているのだと思うけど、そうだったとしたら、相当頑張ったのだと思う。

ここまで書いてプペルも似た感想呟いてた気がするなあと思った。
少なくとも肉子ちゃんの方が荒れに荒れたプペルより面白いのは明らかで、吉本はビッグネームを使って名誉挽回したかったのかな?
次は又吉直樹脚本でやって欲しい。

投稿 : 2023/03/14
閲覧 : 339
サンキュー:

7

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

母娘の日常。

【概要】

アニメーション制作:STUDIO 4℃
2021年6月11日に公開された97分間の劇場版アニメ。
原作は、作家の西加奈子による同名の小説。
監督は、渡辺歩。

【あらすじ】

肉子ちゃん(見須子菊子)は、太ったブサイクな38歳の女性。
男運最悪で騙されてばっかりだが、明るく純粋でパワフルな性格。
何人目かの彼氏の小説家志望の男と付き合っていたが、
その男が自殺の書き置きを残して去っていったのを追いかけて、
痩せっぽちでしっかり者で母に似ず容姿が整った小学生の娘の喜久子を連れて、
辿り着いたのが北陸のとある漁港。結局男は見つからなかった。

肉子ちゃんは、あまりにもふくよかな姿に「肉の神様が現れた」と、
年老いた焼肉屋の主人のサッサンに雇われて働き、その焼肉店は賑わっている。
肉子ちゃん親子がサッサンの持つ漁船に格安で住まわせてもらって3年。

物語は娘・喜久子が11歳になって、有名人な母親がちょっと恥ずかしいと思ったり、
女子同士のいがみ合いで悩みができたり、ちょっと気になる男の子ができたりで、
思春期らしい心の問題を抱えるようになっていったのだった。

【感想】

北陸が舞台ですが、やたら関西(吉本)チックなノリのコメディさが目立つ作品。
大竹しのぶが演じる主人公である肉子ちゃんが大阪の女ということもありますが、
明石家さんまプロデュースで、そのさんま氏が持つ原作へのイメージを、
アニメの中に落とし込んで演出しているとのこと。

主人公の肉子ちゃんの凄いキャラデザに、え?このアニメ大丈夫?かと思っていましたが、
心配御無用!ひとりひとりのキャラクターが役割を演じさせられてるのとは違っていて、
生命のある感情が宿っている人情劇。チック症という疾患を持っている者もいれば、
他人への嫉妬や怒りがあり、心があるからこそ悩みもすれば失敗もする者もいる。
若さゆえの過ちや人間同士の関係でのしくじりで後悔することもある。
沈んでばかりでなくて、反省したり謝ったりして行く先々がある。

小学生同士のいざこざのエピソードに、こういう仲違いってあるよねという感じで、
意固地になるのをやめて苦しさを吐露して素直になることも大事だよねという教訓が見えたりで、
苦い経験を経ても、感情を解きほぐしていく心理描写が秀逸というのが率直な感想。

現実だとイジメに関係が悪化して嫌い合ったままに卒業することもよくありますが。

リアルな部分がある人物描写の中で肉子ちゃんの存在が異質。
151cmで67.4kgという設定ですが見た目は100kgあってもおかしくない脂肪の塊。
最後に量った体重から長年更新していないままに正確な数値が不明という説を、
自分は採用してるのですが、本来ならば悲惨過ぎる人生を歩んでいる肉子ちゃんを、
その過剰すぎるまでにふくよかでコミカルなルックスで中和して笑いに変えている。

太ったブサイクな天使である肉子ちゃんのへこたれずに笑顔で明るく生きている姿に、
心の光を感じることができれば視聴者にとっては良作足り得るものかなっと。
ニコニコしてる感情豊かな肉子ちゃんは見た目どおりの能天気さだけなんじゃなくて、
人並みに悩んだり心の闇も持っている。ラスト近くで娘・喜久子に見せた優しい真顔だけで、
おバカな彼女なりに人並みに悩んでて、敢えて明るく振る舞っているのが見えていたりして、
一見コテコテの人情劇に見えて、思ってたより深い話に見えていたりします。

全く似てない母娘ですが、父親がいない事も含めてその理由も作中で明かされてたりします。
これは親子愛の物語であって普通にいい話ですが自分は全く泣けなかったですね。
肉子ちゃんの泣き顔があまりにもブサイク過ぎてもらい泣きどころじゃない(笑)

自分はアニメを見るのにルッキズムの傾向がある自覚を持っているのですが、
ただ、このアニメが肉子ちゃんがあの見た目だからこそ成立してるというのも理解しつつ、
やっぱり感じたことは自分の心に正直になってしまうなっと。


その肉子ちゃんの姿やキャラクターを受け入れることができれば普通に良作です。
と言いつつも若干人を選ぶ作風であることも否定できないと言ったところで、
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2023/03/13
閲覧 : 133
サンキュー:

16

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画と大竹しのぶは良い

作画はニクコとキクコ以外は良い
モブキャラ脇役は統一が取れていて
背景や店、漁港の絵とかは素晴らしい
飯テロ的なところもありとジブリと言っては失礼かもですがそんな良さもあり。

キクコや本当の母、変な顔をする子は浮いてる
世界観が統一されないのに美男美女にする必要があるのだろうか?

じゃりんこチエの世界観にNanaのキャラが迷い込んだような違和感
泣いてるとこ小学生じゃないよねと都度冷める
マリアちゃんの容姿の描き方でよかったかと。

ニクコはやりすぎ感はあるけどまぁまぁと思ってたら最後の生理が来たとこかな、笑わせたいのかなというシリアス顔。。

それらさえなければ。。
なので作画はプラマイで星3

原作は読んでていい話かと思ってたけど、なんかそこら変がノイズで都度冷めてしまった。

大竹しのぶさんは流石という感じの声優感でした。
キクコ役も特には気にはならず。

主人公と本当の母親が浮いてるとことあとはテンポかなぁと。
明石家さんまさんが名前出てるので少し期待はしたけど笑えるとこはなかったなぁ。ま、制作には口出さないよなぁ

あと音楽がクラリネットかな?で寅さん的人情ものを連想させたかったんだろうけど、頻繁にやりすぎかな。効果的にすっと入れればよかったのになぁ

投稿 : 2023/01/04
閲覧 : 109
サンキュー:

3

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

67.4kgごときでこうはならんやろ

愛情深い性格ゆえに、これまでの人生、ダメ男ばかりを引き寄せては、何度もだまされてきた母・肉子ちゃん。とんでもなく豪快で、子どもみたいに純粋な母に比べて、しっかりもので大人びた性格の小学5年の娘・キクコ。ふたりは肉子ちゃんの恋が終わるたびに各地を放浪し、北の漁港の町へと流れ着く。漁港で途方にくれる母娘の胃を満たしたのは、一軒の焼き肉屋「うをがし」の焼肉だった。妻に先立たれ、店をたたもうとしていた店主・サッサンは、目の前に現れた肉子ちゃんを”肉の神様”だと思い、「決しておなかを壊さないこと」を条件に肉子ちゃんを雇いいれる。こうして、サッサンが所有する漁港の船を住処に、肉子ちゃんとキクコの新しい生活が始まった……!というあらすじ。

西加奈子さんの2011年に刊行された小説が原作
どことなく東北の太平洋側ぽい雰囲気だなと思ったら石巻とか女川をモデルにしているらしい。原作中では日本海側らしいけど。


水商売勤めでも勤めでなくても、謎な男を捕まえては貢いでしまう。最後の女遊びはしないけど、本を買うだけで全く仕事しない自称小説家を追いかけてとある漁港へ。
どう考えても体重80kg以上ある感じでしょう。
眠気に勝てずに居間でぶっ倒れているのは睡眠時無呼吸症候群でしょうか?

一生懸命頑張る肉子と学校で気になる男の子がいたり、女の子同士でのちょっとしたいざこざに巻き込まれたりするキクコの取り留めのない話が大半でただの兎に角明るい太った母と全く似てない娘のほんわか物語かと思ってたけど、最後のほうキクコの実の母の話が少し。
同じ職場で出会った肉子の妹分の子供だったと。妊娠できない体だと思っていたのに、できちゃった。
どこから種拾ってきたんでしょうな。
肉子とキクコの名前が漢字違うだけで読みが同じなのは姉として慕っていたから。
4歳から気付いていたのか。
捨て子か悲しいなあ。若気の至りに耐えられなかったのかな。
今でも実親と肉子とのやり取りはあって実親は新たに家庭を築いて子供を授かってキクコの大切さに気付いたと。
運動会のカメラぱしゃぱしゃ、キクコの握ったおにぎりを持って消えた伏線回収。
今更、後悔しても遅いやあ。産みの親より育ての親。
あんだけ大好き言われたら泣きまさあ。その前にボロクソ言って下げてから上げるスタイル。
やっぱ親子愛は良いなとしみじみ思いました。
何も考えずに見られるし、温かい気持ちになれる作品です。
あんま流行らないとは思うが。

キクコは人の見ていないところで変顔する癖がある二宮のことが気になる様子。ことぶきセンターで模型をつくる治療中のようだ。チックみたいなものよね。本人の意志ではどうしようもない。キクコ自身も独語が。思春期あるあるも織り交ぜているのかな?

エンドロール前のおめでとうは生理が来たってことでよろしいかしら?
大人への大きな一歩。

さんまと大竹しのぶが出ると不思議な気持ちになる。

主題歌
イメージの詩 稲垣来泉
ED
たけてん GReeeeN

投稿 : 2022/12/01
閲覧 : 147
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フィナーレでヒロインが生理になるので終わる稀有な映画。

詳細は公式でも。

いや、ちゃいまんがな。アニメ作るっちゅうことですわ。

ちゅうこって、明石家さんまさんが企画した、西加奈子さん原作の小説をアニメ化した映画でんがな。制作はStudio 4℃が担当してまっせ。

んーっと、ネタバレでもないので隠さずに書きますが、ぶっちゃけ「すずめの戸締まり」を観たあとに観たので、どうしても落差がごっつい言うか…。ホンマ、格が違いすぎますわ…

さんまさんが、どの程度の関わりで作られたのかわかりませんが、構成的には山なし谷なし。フィナーレでヒロインが(あ、ヒロインは肉子ちゃんちゃいまっせ)生理になることで終わるという地味さ。

さんまさんが企画で、よしもとが全面的にバックアップしている関係で、全体的に小ボケのオンパレード。まあ、西加奈子はんも大阪出身みたいなもんやから、小説もボケ倒しているんやろか。知らんけど。

ただ、関東人の僕にとっては、ことごとく滑り倒しているように見えました。

どの程度、原作に忠実なのかわかりませんが、なんていうんでしょうね。すべての要素が投げっぱなしに感じました。たとえば、学校の友達関係のいざこざ、ちょっと意識している男の子とのあれこれ、{netabare}本当の母親{/netabare}とのそれやこれや…

関西よしもとノリなのか、肉子ちゃんのウザさが半端ない。おもに行動や所作。運動会の借り物競争でフライングするシーンの天丼とか、もはや尺稼ぎじゃないのかと思うぐらい、濃い味付け。しつこいのなんの。

感動させたいんだろう流れも、そういうオチ? それって、親のエゴじゃんとしか思えませんでした。そんな関わり方なら、むしろ天に召されていたとか、行方知れずだったほうがマシ。

というわけで、辛めの評価になるのは、やっぱり「すずめの戸締まり」が名作だったからに他ならないです。以上。

投稿 : 2022/11/24
閲覧 : 146
サンキュー:

0

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2022.11.23

2022.11.23

投稿 : 2022/11/23
閲覧 : 91
サンキュー:

0

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

漁港は人生の俯瞰。利他の痴愚と聖性。ただ、解釈より感情かな。

 純文学的ではありますが、どこかメッセージ性もある感じで大衆文学と純文学の中間のような感覚を持ちます。人間の人生のどこかにある暗い部分のドラマを切り取って、描くことで人間の本質について考えるきっかけ、と言えばいいんでしょうか。

 正直いえばオール4の評価は評価の放棄です。オール3ではないという程度の意味です。

 とにかく日本文学的な暗さ、貧しさを描くために、娼婦を出すところはありきたりと言えばありきたりです。キノコのイメージでぼやかしていましたけどそういうことです。

 ただ、そうなるとありきたりな「だめんずうぉーかー」になるところを、キクリンからみた物語にすることで、肉子ちゃんに聖性を見ます。誰かに依存することでしか幸せを感じられなかった肉子ちゃんの「事件」後の気持と、キクリンを対比することで何を感じるのか、でしょうね。

 模型は多分漁港なんでしょうね。つまり、人間いろんなことはあるけど、俯瞰して見ると小さいものだと。表情と模型の関係…隠れてみんな恥ずかしい事をしている、俯瞰してみれば人生なんて箱庭見たいなものだ。だから、一人は可哀想という気持ち…そして人間の負の感情…そう言ったもので悩むより、恥ずかしいとかメンツとかでなく、素直に話をしよう。ここは模型を見ることによる視点の変化なんでしょう。
 地蔵はこんな港街にも長い歴史と不幸な出来事があって、それでも存続して人が暮らしている、ということでしょうか。

 この模型で人生を俯瞰することが肉子ちゃんとみうの人生にもつながってきます。マリアに手を差し伸べるキクリンの気持ちからここに展開する理由でしょう。お腹の痛みは「女の心・人生・肉体の痛み」のことでしょうか。
 本作からは肉子ちゃんの欲望・無垢・痴愚から生まれる利他による幸せ、あるいは聖性を感じます。男のために生きているように見えて「誰かのために生きる」肉子ちゃんの姿が見えてきます。彼女が望むのは金でも安楽でも肉体でもなく利他です。それがみうであってもキクリンであっても、同じことです。
 いままで肉体でお金を稼いでいたのは男のためお金のためだから。そして、子供のためになると風俗は辞めます。そこに金銭の効率などの考えはなく、子供のためだから、でしょう。

 幸せですら望まない肉子ちゃんの利他が本質だからこその聖性なのかもしれません。つまり菩薩でありマリアということです。タイトルに名を冠しながらも内面が見えてこないのは、この聖性によるものだと思います。

 また、恥ずかしさというのもかなりクローズアップされていました。肉子ちゃんの体形と表情、娼婦にしゃべり方…つまり生きていることはみっともないけど、誰でもみっともないと。だったら、自分の望む生き方に幸せはあるのでは?

 キクリンと文学の関係ですね。人間の出会いがもたらすもの、でしょうか。ろくでもない小説書きだったけど、キクリンにいい影響が「偶然」与えられたということなのか、あるいは文学では幸せになれないし、肉子のようなある意味においての幸せを得られないという意味なのか。

 なお、司馬遼太郎の「峠」が借り物競争で出てきました。河井継之助という人の話らしいのですが、未読です。WIKIで若干確認しましたが、どうも病気であることを隠すために牛肉を食べたというエピソードがあるみたいで、それかなあ、という気もしますがよくわかりません。河井継之助は乱読派、精読派の論争で精読派だったらしいです。これが小説家との対比にはなります。

 なお「ライ麦畑でつかまえて」は落ちそうな子供を助けるという意味なので、ちょっと関連ありそうですけど、まだ深く考えてません。面倒ならウィキにかなり詳しくあらすじが載っています。

 本作を見るとどうしても安田浩之氏の「ちひろさん」「ちひろ」を思い出します。ベクトルは全く逆のような同じような。肉子ちゃんに内面はあるのか?ですね。肉子ちゃんの名前は何を表しているのでしょうか?

 見て何を感じるのか、でいいんでしょう。ただ、どんな視聴者層に向けた作品か不思議でしょうがない作品です。こういう作品はどちらかと言えば実写向けの気がします。まあ、肉子ちゃんが生々しくない方がいいのかもしれません。

 そもそも純文学は「画」をイメージするのも含めてのことですから、映像化は零れ落ちるものが多くて難しいものです。それを偶然の要素があったり生身の人間が演技する実写ではなく、記号性の塊ですべてが表現されてしまうアニメにすること自体に矛盾はあります。ありますが、かなり上手くアニメ化はしていると思います。特にみうの過去回想はなかなかの出来栄えでした。

 まあ、要するに解釈してもしょうがないですね。感動や意味も大切でしょうけど、とにかく見て何かを感じるのが大事なアニメでしょう。エンタメとして展開を期待する人には向かないアニメでしょう。ただ、面白いと思いますけど。

 初見なのでまた思いつくことがあれば追記します。

投稿 : 2022/11/19
閲覧 : 183
サンキュー:

8

masamu324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

予想外の名作

刺さる人には凄く刺さる映画だと思います。
こういう不器用だけど人のいい人っているんですよね。
テンポが良いのでダレずに一気に見れます。

投稿 : 2022/11/14
閲覧 : 95
サンキュー:

0

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵からうるさい

 
{netabare}肉子ちゃんの話ではなく、キクリンの話だったことについて。
モノローグ的に話が進むのは小説云々が根拠になるとして。
肉子ちゃんの話に見えるのは肉子ちゃんが目立つからがいい言い訳になっているが、問題は実の子でないと知っていることとこれが相容れないこと。
私は、実の子で見ていて、過去話でやっと気づいた口で。そういえば序盤から匂わせていたなとはなるが、この違和感のなかで母子関係をどう成り立たせるかと考えながら見るから面白いのであって、違和感を解消しても面白味を削ぐだけ、とか言い訳をしてみるが。
過去話があまりにも唐突だったので、実の母子ではないものとして見るのが、正しい見方なのだとは思う。
知ってて語らないのは、人間関係に引け目があるエピソードが並んでいるので、知ってて知らないふりをしてるのが、心の重荷になっていると解釈できる。望まれた子ではないが母親の否定で、関係性の放棄。母親もそうであったであろうことが子を捨てた理由、とも推測できる。
過去話はモノローグでは語れないはずだが、盲腸-陣痛つながりで、苦しい時に見る悪夢のように、知ってることを元に空想を広げただけ(すべてが事実とは限らない)、と考えられなくもない。

芸人の起用について。パッと見、アニメとは関係ない売れない芸人の救済枠だが。心の重荷を解くきっかけとなるが二宮で、カモメやトカゲが喋るのがキクリンのアテレコなのが最後に明かされ、これらを向上委員会の腐れ芸人共が起用されているのを併せて考えると、顔を動かす=アテレコ=これらの芸人が芸人をやってる理由が同じで、説明しにくい設定を補完していると推察した。

気になったところでは、意味ありげなジオラマの光演出と小説の光云々であるが、わざわざあのオチにしたことを考えると、港=子宮、文字=記録=遺伝子で、実の子でなくても産まれることはできるという意味で、誰の元で暮らすか云わずともわかる返答にしたのではないか。

よくわからなかったのが病床での電話の相手を問い質すところ。実母をおくびにも出さないほど否認していた代案がお好み焼き男で、否認が解消されたからには、わかってて間違ったことを訊いたとも考えられたが、どうもそうは見えない。ただ…もしかするとだが、これはさんまがよくやっていた、相手に話させておいてお茶を口に含み、意外なことを言われたタイミングで吹き出して笑いを誘う、あれを盲腸でやったとは考えられまいか(この場合は痛いフリをして照れ隠しぐらいか)? 人間関係はあれでも肉子ちゃんにはガンガンいっていて、こう考えると、構成上の問題もかなりすっきりすると思うのだが。

というように、個別には理由が見つかったりするものの、あまり連動してないというか、エピソードもぶつ切りで、気を散らす要素が多く、全体的にはバラバラな印象。ごちゃごちゃやって、結局は説明になるのも印象が悪い。これを統合しうるものが、さんまにおいてしかなく、どこからさんまなのか、原作からさんまだったのかで、アニメとしての評価を変えざるを得ないのではないか。{/netabare}

投稿 : 2022/10/03
閲覧 : 116
サンキュー:

2

シマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思っていた何倍も面白い作品!しかも感動できるってすごいと

この作品を吉本制作だからとか
明石家さんまプロデュースだからという理由でみないと決めている人は
勿体無いので、ぜひともみていただきたい!
作画フェチの私からみても、絵は綺麗だしキャラが可愛らしく描かれていて
みているだけでよく動くな〜このアニメ!と感心してしまうほどだった。
この時点で、かなりレベルの高いアニメだと思ったが、
さらにストーリーもおもしろい!
冒頭から、かなりのテンポで肉子ちゃんの紹介をしていて、
このキャラがどんな人物なのか一発でわからせてくれるのは、ストレスなく作品を見る上で重要なことだと思う。
【漁港の肉子ちゃん】のストーリーは、現実離れしたお話ではなく、
あり得なくもない、むしろ現実にありそうなストーリー展開で、
主人公目線でしっかり物語の中に入っていけて、没入感が他の作品より優れている点だった!
(感動できる内容で、まさか泣いてしまうとは思いませんでした。。。)

この作品は面白い!
素直にお勧めできる!

投稿 : 2022/09/27
閲覧 : 84
サンキュー:

2

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

肉子とキクリンの関係が良い

てっきり肉子が主人公なのかと思いきや、その娘のキクリンが主人公て感じでしたね。

肉子の明るく憎めないキャラも良かったが、それゆえにお年頃のキクリンの学校等で友人や異性の同級生達との間で揺れ動く日々の様子とのバランスが取れていました。

序盤での肉子とキクリンが息のあった連携で朝飯(フレンチトースト)を作り、食事するシーンも微笑ましかったが、終盤で重大な事実が明らかになるものの、その時のやりとりも適度に軽い空気感覚で観ていて安心感がありました。

派手さはないものの、とても暖かみのある良作でした。

投稿 : 2022/09/26
閲覧 : 82
サンキュー:

5

ネタバレ

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本アカデミー賞受賞おめでとうございます。

実は劇場には足を運べてないのですが、DVD出たら必ず見ます!!

恋雨も海獣の子も素晴らしかったので渡辺歩監督には期待大なのであります!!

早く見てみたいのであります!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

そんなわけでなかなかアマプラで見れるようにならんなと思ってたのですが、先だってNHKのEテレで放送されましたんでこれわとゆうことで録画して見ました。

驚いたことにこのハナシにはエンタメには絶対必要といっても過言ではないカタルシス的なモノがない。

要するにどんでん返しとゆうか『なにー!そうだったのかー!』的な。

普通映画ってゆうのはそおゆうとっておきのシーンがあってそこに深く感動したりするもんだと思ってたんですが。

無いんですよ。
このハナシには無いんですよ。

そもそもですな。

話の序盤で肉子ちゃんとキクコちゃんは{netabare}親子ではない{/netabare}とゆうことが簡単に想像ついちゃうストーリー展開になってるわけで、後半そこが明らかになっても『ま、そうだわな』とゆう感じになるとゆうかなり渋い作りになってたわけです。

だからといってこの話はなんやねんおもんないやんけとゆうことにはなりません。

なぜか。

おそらく人の苦労話はドラマチックに描けば描くほど嘘くさくなるとゆう考え方を渡辺監督とさんまさんが共有したんではないかと。

肉子ちゃんのキャラデザこそありえへんぐらいデフォルメされてるんですが、演出は実はものすごいリアルで、苦労した人ほどこの話をかみしめて共感できるのではないかとボクは勝手に思いました。

なのでどこかのシーンでいきなり堰を切ったように涙があふれてとまらないといったようなことは全くなく、そこここのなんてことの無いシーンでなんてゆうのか人間の業みたいなものを『ふっ』と笑ってしまうようなそおゆう深みと出会えるそんな物語でありました。

家族愛とか親子愛とかそおゆうのんを感じさせる感動作品と思ってたんですが全然違います。

そおゆうべっとりした話ではありません。


まあなんとゆうか、うまいことゆえないすけどええ映画でした。


あと意外と飯テロアニメだったのもよかったです。
フレンチトーストも焼肉もすごいおいしそうでした。


ああ。あとラストシーン。

キクコちゃんがトイレで{netabare} 女の子{/netabare}になるシーン。
ボクはあそこでどおゆうわけか思わずガッツポーズをしちゃいました。

ボクが感じたのはそおゆう映画だったなとゆうことです。

おしまい。

投稿 : 2022/09/26
閲覧 : 294
サンキュー:

9

ネタバレ

ドウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ダイナミック母ちゃんと秀才娘のドタバタ感動物語。

自分の好きな作品の1つで、本日2022年9月24日、NHK Eテレで放送されていたのでこれを機に感想を書いてみました。

~~あらすじ~~
{netabare}母娘のふたり家族、肉子ちゃんとキクコ。食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情にあつくて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。小学5年生、多感なお年頃のキクコは、そんな母のことが最近ちょっぴり恥ずかしい。共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、ふたりに最高の奇跡が訪れる。{/netabare}
(公式サイト抜粋)


結論から言って面白かったですし、感動もしました。
人間が生きるという事、「生きていける」という事の根拠や確信がエネルギッシュに描かれていました。
この作品の興行収入があまり振るってないと最初に聞いた時は、自分にとっては作品自体の面白さと比例していない結果だなと思ったものです。

思いやる、愛情を持つという事がシンプルに人を生かす原動力となる。
このことはシンプルでありふれたテーマなのかもしれないが、それこそが人間に殊更欠けてしまう部分でもあります。
現代社会を見ていてもそのシンプルな事が欠けている世界の方が、むしろ多いようにも感じます。
この作品の中にもその欠けた世界はありますが、最後は主要登場人物には「思いやる」、「愛情を持つ」という血が通っている事を実感出来ます。
しかもコミカルさを挟んで描かれているので重い話しでも、変に重さに引っ張られ過ぎず快適に見終えることが出来ました。

またこの作品で一貫して描かれていたのは、「受け入れるということ」と「拒絶すること」でした。
作中の前半部分では、学校のクラスメイトと友達になったり対立がある中にも「受け入れ」と「拒絶」がありましたし。
最も肝の部分の{netabare}「母娘出生の秘密」にも、その生い立ちに生の{/netabare}受け入れと拒絶があったと思います。
そこで描かれていたのは、生きていく中でどうしても人間が避けられない「拒絶」や「絶望」という業に対して「受け入れる」という事の大切さや重要性でもありました。

自分は望まれてないいらない子だった。生まれてくるべきではなかった。
自分の存在自体への否定は、生きることの拒絶や絶望へと繋がる。
しかしこの作品は{netabare}そこから「生きてていい」、「愛情を受けている」、「自分は必要だ」という生きることそのものの肯定、受け入れに昇華していき、心が晴れて{/netabare}希望の光が灯っていきます。

人に対して「思いやる」、「愛情を持つ」。そして拒絶という絶望がある中にも「受け入れ」という希望もある。
そういった「生きていける」という事の根拠や確信が描かれている、素敵な作品でした。

明石家さんまさん、貴方はこの作品が劇場アニメ映画の初企画・プロデュースとは出来が良すぎますね。
笑って泣ける傑作映画。
この作品の制作に携わっていただいた皆様、素敵な作品をありがとうございました。

投稿 : 2022/09/24
閲覧 : 132
サンキュー:

9

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白おかしい肉子ちゃんに感謝な娘の話

 漁港の船で暮らす親子、キクコと肉子の生活を主にキクコ目線で、描かれたお話だったです。親子なのに漢字違い(喜久子、菊子)で同じ名前という、訳があるような似てない親子です。題名が肉子ちゃんなのに、娘が主人公にしか見えなかったです。

 肉子を描く描写が、面白く特徴を表していて楽しいです。いつもマイペースで楽しい肉子ちゃん。
 男運のなかった肉子ちゃんが、今キクコと船で暮らすようになった経緯から始まるです。

 肉子ちゃんというより、キクコの学校生活を通して自分自身を見つめ直すお話が、わりと濃く表していたと思うです。これは、意外と似たような成り行きを誰もが、体験しているような気もしないでもない気がしたです。
 自分や肉子ちゃんを見つめた先、とあるきっかけから、親子の秘密が明かされたです。でもそれは、キクコ自身もわかっていたことで、それでも互いに親子であるという認識をさらにはっきりさせたのだろうと思ったです。

 子供としてこういう脳天気な母親を恥ずかしく思うのは、普通かもしてません。でも、自分を常に大切にしてくれている、心配してくれるということも認めているです。そんなキクコの気持ちは、言葉となって肉子に伝えられたところは良かったです。

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 355
サンキュー:

8

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 0

Ricky さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/27
閲覧 : 22

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 1

ごんちび さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2023/11/04
閲覧 : 2

sarari さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/20
閲覧 : 6

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/13
閲覧 : 5

ミコトちゃん‼ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/24
閲覧 : 5

EdwardDX さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/16
閲覧 : 6

みるずめす さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/07
閲覧 : 8

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 9

おふとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/16
閲覧 : 8

ゆー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/05
閲覧 : 10

weoikoiji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/27
閲覧 : 9

RX-178 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 9

3mei さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 9
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漁港の肉子ちゃんのストーリー・あらすじ

食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる――!(アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2021年6月11日

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