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「蛍火の杜へ(アニメ映画)」

総合得点
80.6
感想・評価
1070
棚に入れた
5191
ランキング
439
★★★★☆ 4.0 (1070)
物語
4.2
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

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蛍火の杜への感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

OZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

それでも君に触れたくて

原作の漫画は未読だが
オススメして頂いたので観てみる事にした
約44分のショートアニメ映画

■ひと夏の恋とは一味違う■
人間の少女 竹川 蛍と
妖怪の森に住む人の姿をした青年ギン。
二人が出会い 別れるまでを描いたシンプルな物語。

絵柄に癖は無く テンポが良いので
あまりアニメを観ない人でも取っ付き易い。

「俺は人間に触れられると消えてしまう」

序盤 ギンの台詞から分かる様に
今後どうなっていくのか分かる展開で
所々別れが強調されている。

夏の山神の森でギンに会う事が出来るけれど
何時しか 夏以外の季節にも会いたいと願う蛍。

成長と共に変化していく蛍の小さな恋心。
「時間がいつか私達を分かつでしょう」と
結末が分かっていながらも焦がれる姿は
単純に切ないの一言だ。

ギン役 内山昂輝さんも良かったが
「おっ!」と感じたのは
蛍役 佐倉綾音さんの演技。

丁寧に少女を演じきっており
あざとさを感じない為か
幼さが誇張された子供より子供らしい。
お陰様で蛍は澄んだ少女として
印象付ける事となった。

毎年 夏にだけ会える彼を想い
少女は少しずつ大人になっていく。
ひと夏の恋とは一味違う純粋で淡い作品である。

■それでも君に触れたくて■
今作品の重要なキーワード"触れる"

幼い頃の異性に触れると
思春期を迎えた後の触れるでは
同じ触れるでも意味が異なってくる。

"好き"と同じで重みを増すモノ。

どの場面が印象的だった?と聞かれれば
おそらく殆どの人が挙げるであろう
ギンが消えてしまう場面。

別れは突然二人の間へ割って入る。
人の子に触れたギンはジワリジワリ姿が薄れ
包み込む様な笑顔で蛍に語りかけるのだ。

「来い 蛍 やっとお前に触れられる」

祭りを最後に元々蛍の前から
いなくなるつもりだったのだろう。

以前彼は「飛びつけばいい 本望だ」と蛍に告げており
触れられて消えても構わない胸の内だったが
もしかしたら「私のせいでギンは消えてしまった」
そう罪悪感を抱かせる事になるかもしれない。

敢えて自分から人の子供に触れる事で
負い目を負わせなかったのだ。
ギンの優しさが伝わってくる。

浴衣だけをポツンと地面に残しギンは消えてしまう。
何とも哀しい場面だが同時に美しくもあった。

「暂くはきっと夏を心待ちにはできないでしょう」

蛍の独白が胸を締めつけるけれど
最後に見せた表情からは
新しい一歩を踏み出している様で
晴れやかな彼女がそこにいた。

お互いに触れて 触れられて
温もりを感じられる

想いを寄せる人に触れたい
消えてしまうと分かっていても

それでも触れていたい気持ちは
好きと同じで理屈じゃないのかもしれない。

■あとがき■
普段は観ないジャンルの作品だったけれど
思いの外楽しめました。

お手軽に観れるが44分と短いので
もう少し作品の世界観に
浸かっていたかったな。

ほんのり優しい気持ちになれる
そんな作品だったね。

緑川ゆき先生の『夏目友人帳』も
観てみたくなったよ。

満足度 ★★★★★★☆☆☆☆ (6)

投稿 : 2014/07/15
閲覧 : 367
サンキュー:

47

ネタバレ

araiguma さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

              <あらすじ>
{netabare}近寄ってはいけない森で迷子になった主人公。怖くて一人で泣いていると妖怪がたすけてくれました。その妖怪は人間に触れると消えてしまいます。主人公と妖怪の切なくなるお話です。{/netabare}
              <感想>
見ていて微妙に笑えるところや、切なくなるところがありました。切なくなったけどすごく見やすくて面白かったです♪

※あらすじにネタばれがある可能性があります。

投稿 : 2014/07/10
閲覧 : 222
サンキュー:

8

ネタバレ

腐った果実 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

疲れた人に観て欲しい

夏目友人帳の緑川ゆきさん原作の短編映画です。

夏目の雰囲気を作者が同じであるから当然ですが、もちろん踏襲しております。
つまり、あざとくも泣かせにきやがります。

彼女の作品すべてに共通であると思うのですが、男女間の気持ちの揺らぎの様な物が、何というか透明とでもいいますか。
下世話な感じが一切しない。純粋なんですね、好きだから寄り添いたいという気持ちだけというか。

この映画の主人公と言えるか難しいですが、主要な登場人物
である銀と蛍。

二人の儚すぎる関係は、自分の遠い昔に感じたなんらかの甘酸っぱい気持ちを否が応でも呼び起こしてくれます。

皆さんも私も、様々なアニメを見ているでしょう。
ですが、この作品は何も考えずに見てください。
ただそれだけで何かを考えさせてくれる名作だと思います。

投稿 : 2014/06/21
閲覧 : 213
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人を好きになるのってこんなにも痛い

この作品を観て
触れたい、という感情は特別なものなのだと感じました。

切ないです。切なくて切なくて胸が痛い。
人を好きになるのって、こんなにも痛いんですね。

沢山涙が出て止まらなくなりました。
大好きな作品です。

投稿 : 2014/06/17
閲覧 : 220

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

夏目友人帳作者による人と妖の恋の物語

夏目友人帳の緑川ゆき原作の劇場アニメです

40分強と短いですが、とても切なくて良い時間を過ごせます

夏目友人帳より恋愛色の強い作品です

愛蔵版もオリジナルも持ってる原作ファンですが、夏目友人帳同様満足のいく映像化だと思います

夏目友人帳のファンの方はもちろん、違う人も是非見てみてください

切ないけど優しい緑川作品独特の魅力が多分に含まれています

気に入ったら原作も是非
愛蔵版とオリジナルがありますが、それぞれ収録されている短編も面白いですし、愛蔵版には「蛍火の杜へ」の特別編が収録されていてほっこりできますよ

ギンは優しくて格好いいよ本当に

投稿 : 2014/06/09
閲覧 : 227
サンキュー:

4

ウィスタリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

涙で前が見えない!!

所詮マンガには及ばない、と思って見たのですが途中から涙が止まりませんでした。EDがまた涙を誘います。蛍の声がイメージと少し違いましたが・・・感動です!!!

投稿 : 2014/06/08
閲覧 : 265
サンキュー:

2

willy15 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きだからこそ触れたくなる

やっぱりこの世界観好きだなぁ*


ひと夏の2人だけの秘密や時間
思い出が増えていく



触れたいけど、触れたら消えてしまう。


最後のエンディング、、、
きっかけは予想したのと違ったけど、前向きでいいと思う*


緑川ゆきさんはアニメしか見たことないので
漫画でも見てみたいな*

投稿 : 2014/05/30
閲覧 : 375
サンキュー:

33

ネタバレ

こはる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

蛍火の杜への感想

44分という短い作品ですがとてもシンプルで、心温まる儚い物語でした。
人間の少女〈蛍〉と、人間に触れると消滅してしまう少年〈ギン〉の淡く切ない恋のお話です。

毎夏、蛍は祖父の家を訪れてはギンと過ごします。幼児から小学生、中学生、高校生と成長してゆく蛍ですが、ギンの顔、姿かたちはいつまでも変わりません。


そんな二人はだんだんと惹かれあっていきますが、ギンに触れることができない蛍。
好きだから触れたい。触れたいけれど、決して触れてはならない。
そんな二人の想いがひしひしと伝わってきました。


ただただ穏やかに時間が流れていきます。



しかし突然のラスト。
{netabare}

祭りに紛れ込んだ人間の子どもに触れてしまい、ギンが消滅してしまうシーンのギンの胸に飛び込むときの蛍の嬉しそうな表情、ギンの浴衣を抱きしめ涙を流すところには涙腺が崩壊しました。
{/netabare}


実に緑川ゆき先生らしいラストでしたねー

44分という短い映画なので、時間があればぜひ観てもらいたい作品です。
特に夏目友人帳がお好きな方にはおすすめ!!

投稿 : 2014/05/25
閲覧 : 262
サンキュー:

25

ネタバレ

chariot さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

44分の映画です。

人に触れられると消えてしまう妖・ギンと人の子である少女・蛍の恋愛物。

仲良くしてくださる方の書いたレビューを見て視聴してみました。
夏目友人帳の作者と制作会社という事で。

観終わってから他の方のレビューも読んで・・・賞賛の声が多く・・・こんな褒められてるんだからどこか突っ込まなきゃ!と考えてみたのですが・・・
無理でした・・・

切ないお話で大変満足のいく作品でした。
44分、素敵な話でもっと観たい気持ちもありますが、だらだらと他の要素を詰め込んでも逆効果。この時間できっちりまとめている所を評価します。

ラストの「来い、蛍」とギンが手を広げるシーン。
たった44分の作品でこんなに切ないハグシーンを演出するとは・・・
好きな人に触れられる、抱き締められる僕らにとって普通の事が幸せなんだと思い知らされるとは・・・

途中、「手袋でもして手つなげばいいんじゃね?」とか思ったりしたんですが・・・「わかってないな、僕は」と反省せざるをえない・・・
触れ合えないと解っているから素手で肌に触れる事にこそ意味があるんですよね。
蛍が成長するにつれて変わっていく気持ちもしっかり描けています。

良い作品でした。

投稿 : 2014/05/17
閲覧 : 266
サンキュー:

11

暗黒面に落ちた美容師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱりいいね~

夏目好きなら観てもいいかも。

心にじわりとくる感じは一緒ですね。

とても切ないね・・・

投稿 : 2014/05/16
閲覧 : 267
サンキュー:

2

ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「触れたい」と想うこと

制作はブレインズ・ベースで原作は少女漫画です。
ジャンルは恋愛ファンタジーです。


竹川蛍が森で迷子になった際に、人に触れたら消えてしまう妖怪のギンと出会う。
それから彼女は何度もギンのもとを訪れるようになる。


大変雰囲気の良い作品。
森の風景描写が秀逸でした。
音楽は気の抜けたようなものが多い前半と、クライマックス周辺の泣かせに来る後半の使い方がバランスよく、自然と気持ちが盛り上がりました。

「触れたら消える」という設定が二人の足かせになっており、見ているこっちが息苦しくなる感じです。
触れることに対する心情の描写が素晴らしいので、感情移入が非常にしやすい。
途中の展開は切なくて息苦しいけれど、後味が良いラストでした。

また恋愛もの作品であるにもかかわらず、様々な比喩や伏線があるために複数回視聴した方が良い作品ともいえます。
見終わって半年後位に再放送やっていたので見たら、細かいところまで行き届いていることを改めて知りました。
セリフの一つ一つに深みがあります。
結果的に原作の愛蔵版まで手を出してしまったw


以下感想。
{netabare}蛍がギンに最初にあったときは小学生。
蛍は成長していきます。
だんだんと「触れること」について思いを悩ませます。
小学生の時の「触れること」の意味はあくまで親愛の表れ。
おじいさんと手をつないでいる描写からもそれが表されています。
成長すると「触れること」の意味は重みを増してくる。
男子高校生と触れることでよりギンと触れたいという思いが増していきます。
ギンも雪の日に空を見上げて蛍が来るのを待ち望んでいる。
切ないね。

「何があっても、絶対私に触らないでね」
あーこれ絶対伏線だわと思いましたが、まさかあんな唐突に来るとはw
でもこれって事故ではないんだよね。
直後に妖怪が言っているけど「蛍に触れたいと思った」からわざと触っているんですよね。
消えるシーンは感動。
やっとお互いに触れることができました。{/netabare}


総括して、短いながらもしっかりと構成された、無駄のない良作中編映画だと思います。
泣けるとは言い切れませんが、心は震えました。
悲しいわけではなく、切ない。
そしてキュンとする。
短い作品なので気が向いたらどうぞ。





[追記]
前述しましたが原作を買いました。
映画は原作に忠実ですねw
ですが違う、というか描写を追加したところも結構あります。


{netabare}マフラーの話。
映画はマフラーをあげているところまで描写されていたが、原作はそのままつけていた。

同級生の男の子の話。
映画はちょいちょい出てきていたが、原作は一度のみ。

祭りの話。
映画は結構尺をとっていたが、原作は数コマ。{/netabare}

などなど。


変に追加するとバランスが崩れそうですが、本作はそんなこともなく良改編しています。
演出もいい感じなので、作品もいい感じに。
こういうのを見ると、アニメ化するのにスタッフって大事だなと改めて思いますw

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 603
サンキュー:

54

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

捨てきれない幼心

触れることが叶わぬ恋を描いた作品。
主人公蛍が恋した相手のギンは、触れると消えてしまう。

なぜなのか、については他レビューを参考にして頂ければどこかに書いてあるでしょう。

これは、とあるアニコレレビューア様の画像を調べて知った作品だったのですが
世間体を気にしたものでなく、嘘偽りのなく書くと…泣きました。
…涙腺崩壊とまではいかないまでも、ティッシュ2枚分ぐらいじんわり泣きました。

40分程度のアニメではあったが、旨みが凝縮されているからなのか
どうも目頭が熱くなっていけない。

街から外れた田舎の山奥に、ファンタジー溢れるあんな世界があるって
シチュエーションだけで、もう感動は約束されたようなもの。
しかも夏しかそこに訪れる事が出来ないなんて切なすぎます。

昔、愛媛の田舎に住む従兄を好きになってた時期があって、その頃の気持ちを思い出したなぁ。

…私事はさておき、山神の森って妖怪が住んでるけど天国のイメージに近かった。
山の美しさがひたすら描写されてはいるが、その背景に妖怪の影が見え隠れすることで、
ギンと蛍、それ以外の人間が山に足を踏み入れない、二人だけの空間を強く演出する。

人と人で無い存在、夏と言う長くもあり短い同じ時間を共有し続けることで、
間を分かつ隔たりは、きっとすぐに薄く霞んで曖昧なものになっていったに違いありません。

月日が重なる毎に確実に心の距離は縮まっていく。
しかし、それとは反対に触れることが叶わない現実がもどかしさを伴い
近づいた距離だけまた跳ねかえす。
考えただけで切なくなりますね。

「私といるときぐらい、時々はお面を外してくれる?」
しかしどうしてギンは、蛍の気持ちに精一杯応えることをしなかったのでしょうか?
好きな人の気持ちにはなるべく応えてあげたいというのが恋愛描写の基本だと思うのですが。
時々は外していましたが、どうしてもそのどれもが意図して外したカットではなかったように映ります。

遡って考えると、作中でギンは"こんな面でもしてないと妖怪には見えない"と言っていました。
そう打ち明けた後、蛍が黙って微妙に真意を探るような沈黙があったことから、
このお面には、実はギンの成長を止めたり、生命力を維持する力が存在していたのかな、なんて
想像してみたり。

ラストでどうして蛍はもうあの場所にギンが来ないと直感的に悟ったのか、
私はずっと不思議だったんです。

もし、人間に触れる以外にギンが消滅しうるもう一つの可能性が存在するとしたら…。
そして、蛍がお面にそういう力を僅かなりとも感じとっていてたとしたら…。

お面を受け取った時、その行動に込めたメッセージに蛍はすぐに気付けたはずです。
妖怪が化けたような姿で会って居たくなかった、きとんと人間として蛍に接したかった。
もしくは就職して春も夏も秋も冬もずっと一緒に居続けると決意をあらわにした蛍に対し、
これを取ってしまったら長くは生きられないんだよ、というお互い通じ合う別れの返事であったのかも。
余計な妄想抜きにしても、ギンの自殺願望にも似た気持ちの表れで
お面を単純に餞別の品として渡したのか、はたまた、ギンが赤ん坊のようにそうされたように、
蛍にはずっと笑っていて欲しいというメッセージだったのか、見方によって
本当に様々な捉え方が出来ると思う。

尺としては短いけど、考える余地が生まれるアニメってとっても面白い。
間の取り方等も絶妙でした。また時間がある時、改めて見てみたいです。

しかし、幼少時代の蛍、色っぽすぎるだろ~(笑)。

投稿 : 2014/04/24
閲覧 : 341
ネタバレ

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切ない!

祖父の家へ遊びに来ていた竹川蛍は
妖怪が住むという山神の森に迷い込み
人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。
人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ
森を出ることができた蛍は
それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになった蛍。

{netabare}
妖怪と人間の切ない恋でした。
まさかラストが子供を助けて、それが人間の子供だったって…
消えないように気をつけていたわりにはあっさりと人間に触ってしまった。
しかも、見知らぬ子供! 助けたことは悪くないけど
ずっと蛍に触るのを我慢していたのに
こんな展開で消えてしまうのかと思いました。
消えるとなってやっと蛍に触ることができたギン!
蛍にキスをして消えていきました。。
せつなーい!!!!!
最後の占めがしっかりしていたのでオールOKです!
{/netabare}

投稿 : 2014/04/16
閲覧 : 242
サンキュー:

13

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

淡い初恋の物語です。

原作は夏目友人帳の緑川ゆきさん
夏目友人帳をお好きな方はこちらもお勧めいたします。
44分ですが中身ぎっしり詰まってます。

祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになり、いつしか二人の間にほのかな恋心が芽生え始める・・・・
好きなのに手をつなぐことすら出来ないもどかしさを柔らかな描写の中に愛らしく、切なく表現しております。
夏祭りの帰り道二人の前で人間の子供が転びそうになってギンは人間の子供に触れてしまい体が消え初めてします。そのときギンは「こい蛍、やっとお前に触れられる。」二人は抱き合い蛍の胸の中でギンは消えてします。
蛍のやりきれない気持ちが画面から伝わってきて観ている私も胸が苦しくなりました。

最初のの数分と終わりの数分は大人になった蛍が、おじいさんの家で就職する場面が表現されており蛍が深い悲しみを乗り越えた終わり方になっています。

あにこれのお友達に進められた作品ですが、とても良い作品でした。

ギン : 内山昂輝氏
竹川蛍 : 佐倉綾音さん
アニメーション制作 : ブレインズ・ベースさん
44分のアニメーシュン映画作品です。

投稿 : 2014/04/03
閲覧 : 220
サンキュー:

17

ネタバレ

Lickington さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

儚い恋の物語

悲しい話

投稿 : 2014/03/30
閲覧 : 153
サンキュー:

0

節穴乃殊理 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏に観るべき

個人的には好きな作品だけど、
ただただ、切ない。

投稿 : 2014/03/23
閲覧 : 185
サンキュー:

1

swiiiiing さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

終始、心地よい風が吹いている

優しく、切なく、悲しく、そして凛、とした風が吹き抜けていく。
素敵な映画でした。。。

投稿 : 2014/03/20
閲覧 : 256
サンキュー:

1

ネタバレ

マミーニャ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切ない

二人が徐々に惹かれあってくのがたまらない。
惹かれあっているのに触れられない儚さ。
ジンさんの感じがたまらなく萌えました。

投稿 : 2014/03/18
閲覧 : 172
サンキュー:

1

ネタバレ

真紀 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動した

夏目友人帳を見てからの蛍火の社へ。
面をしてるギンは面を外すとイケメン。

投稿 : 2014/03/12
閲覧 : 186
サンキュー:

1

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雰囲気似てると思ったら...

夏目友人帳の作者の作品なんですね。

あったかくてやさしくて切ない、
そんなアニメでした。

絵柄も良いし、雰囲気も良かったです。
あと、幼少期の蛍が可愛過ぎでしたw

ん~でも、短すぎるがゆえの満たされない
気持ちは否めないですw

せっかく良く出来た作品なのに、40分弱は流石に短い...

もうちょっと見ていたかったですね。

投稿 : 2014/03/02
閲覧 : 278
サンキュー:

14

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ある日森の中イケメンに出会った 花咲く森の道イケメンに出会った(微調整)

敗北を知りたい・・では無く泣いてみたい一心で、なんか評判のいいこれを視聴。
40分ちょい。純愛系?切ない系。

人外の仮面の男(イケメン)と人の子(美少女)が田舎を舞台に織り成すちょっと切ないラブストーリー。みたいな感じ。
夏目と作者とかが一緒らしい。そう言われると確かに似てる。
言われなきゃ気づかないけど。勘のいい人ならすぐ分かるのかな。

一言で言えば大変良く出来たお話。(斬新さは皆無だけど)
あんまりダラダラ長くやるような話でもないと思ったんで40分ちょいというのも大きな+要素。

1年の間で夏の一時しか会えないという切なさは感じる設定。
遠距離恋愛とか経験したことある人とかは特に分かるんじゃなかろうか。

最初は幼女とちょっと怪しい兄ちゃんと言った感じの二人だが、ヒロインが成長し中学高校生になるにつれ身長差も縮まり目線も近くなって行く。この辺りに時の流れを感じる。ベタな演出だけどいい。

んで当たり前のように淡い恋心を抱くようになっていく。ありがちとは言えこういうのが切なさを煽っていく。

このイケメン君は人間に触れられると消えてしまう設定らしく押すなよ?絶対押すなよ?的なフラグが序盤から立っている。

こういう設定である以上ラストの展開は比較的容易に想像出来てしまう。
当然、自分もオチは読めていた・・はずだったのだがこの辺は見てからのお楽しみ。
まぁラストらへんの展開は、ありがちだけどジワッと来た。悔しい。
多分、号泣するようなタイプの話ではないと思うんでジワッと来ただけで十分な良作なんだろうと思う。
中々に切ない余韻が残るラストは好印象。

なにかしら残るもんがあるアニメは総じて良作だと個人的には思う。
短めなんで手軽に見れるしお勧め。

投稿 : 2014/03/01
閲覧 : 443
サンキュー:

39

しまゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

せつな感動

そりゃ他のクラナドとかの方が感動しますよ。だけどクラナドは2期合わせて48話。30分×48で1440分。に比べこれは45分。そういう意味では、1分あたりの感動ではトップクラス。45分で感動、、、いや、、切ない気分になれる。例えるならば、インスタント感動。これが2時間アニメでこの内容なのであれば評価は半減。45分だからいいのだ!!

投稿 : 2014/02/26
閲覧 : 220
サンキュー:

4

ネタバレ

いちごペンギン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「暫くは…きっと、夏を心待ちには出来ないでしょう、」v(T∪T)v!!

貴方に触れたいのに触れられない………

男女共に抵抗なく見れる良作!!泣きたい時はどうぞ、きっと自然に涙がぽろぽろ落ちてしまいます…(ノ_<。)!

ある日、森のなかで迷子になってしまった少女、蛍。
怖くて泣いていた蛍に「うるさい」と助けてくれたのは狐の仮面をつけた男、ギン。

その日から蛍は夏の、おばあちゃん家に来ている時には森へと通い、ギンと遊んでは帰り次の年の夏にまたギンに会いに来る。


アニメ映画として45分の短い間で、二人の悲しいまでの関係がよく描かれ、最後はぽろぽろと泣いてしまう良作でした。



ギンが人に触れたならギンはたちまち消えて無くなってしまう。そんなギンに、ふとしたきっかけで小さい蛍は「触らないで」と言う…そのシーンの切なさといったら…(ノ_<。)うぅっ…


蛍の「暫くは…きっと、夏を心待ちには出来ないでしょう」が胸にズシッと重く残ってじんわりと悲しくなる、余韻にひたってしまいました(´ω`*)ほわぁ…

投稿 : 2014/02/22
閲覧 : 187
サンキュー:

3

ネタバレ

あにすきー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なけました

二人の優しい想い遣やる心と儚い愛。
愛が叶った時が別れのときとは。

投稿 : 2014/02/11
閲覧 : 203
サンキュー:

2

ネタバレ

山下(β) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良いアニメでした

物足りない感があるが 長々して中弛みするより良いと思った
切なくていい作品でした

投稿 : 2014/02/10
閲覧 : 232
サンキュー:

1

ネタバレ

1061000you さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「せつない」としか言えない

もうね、せつなくて仕方がない。

{netabare}夏にしか会えない上に、触れたら消滅って何?

そして、あのラストシーン。

ホント、せつないとしか言えません。{/netabare}

投稿 : 2014/02/08
閲覧 : 211
サンキュー:

1

ゆたんぽ57 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切なすぎる、とにかく見てほしい作品

この人が作る物は本当に切なすぎる。。。
とってもお気に入りな作品だけどレビューするのが難しい。
妖怪と人間の恋なんて叶わないだろうけど、、、
もしかしたら叶うんじゃないの?というか叶って!!!
と祈りながら見てました。
クライマックスでは不意過ぎて号泣。
妖怪でも良いからこんな人に会いたい〜

投稿 : 2014/01/31
閲覧 : 280
サンキュー:

3

ネタバレ

ももたろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほっこりする感動(´・ω・`)

何度見ても泣ける。

{netabare}
互いに触れたいのに触れたらそれが永遠のお別れ。

二人の幸せと絶望が一瞬で訪れる
だからそんな幸せを望まないできた。


最後の場面でギンが人間に触れ消えそうになったとき
ギンが消えちゃう、いなくなっちゃう、そう思って涙がでた。だから蛍も泣いてしまうって思ってたのに、
お面を外した蛍は、笑ってた。
やっと触れられるっていう二人の幸せの方が大きかったんだとわかった。

抱きついた二人がお互いに幸せそうな顔してるから、
もっと涙が出た。もう会えなくなっちゃうんだよって {/netabare}

投稿 : 2014/01/27
閲覧 : 244
サンキュー:

3

ネタバレ

217 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

この作品めっちゃ泣けます‼︎

最初あんまり期待して無かったのに泣けすすぎて友達にすぐ紹介しました‼︎笑

投稿 : 2014/01/27
閲覧 : 184
サンキュー:

1

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心が洗われるような綺麗な切なさです(;_;)

あらすじで大体のストーリーを把握していたのにもかかわらず、最後泣いてしまいました。

蛍が山神の森に迷い込んでギンに出会ったのが六歳の夏。
それから毎年、夏がくるたびに二人は森で会います。

楽しそうに自分の話をする蛍と、お面をつけていて表情が読めないギン。終盤、そんなギンが、もう感情を抑えきれないとでもいうかのように蛍に放つ言葉の数々が、切なくてたまりません。二度目の「デートみたいデスネー」のくだりは…もう…胸がきゅううっとします(T ^ T)

本編45分という短い時間でここまで気持ちを持っていかれるのって、素直にすごい。
作画はタイトル画像よりもずっと綺麗で見やすくて、まっすぐな声優さんの喋り方にすうーっと感情移入できるので、素敵。

少し疲れたなあっていう夜に、一人で一気に観るのがオススメ。観終わったあと、心がとても透き通るような感覚になります。

20130126

投稿 : 2014/01/26
閲覧 : 243
サンキュー:

3

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蛍火の杜へのストーリー・あらすじ

祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになる。(アニメ映画『蛍火の杜へ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2011年9月17日
制作会社
ブレインズ・ベース
主題歌
≪ED≫おおたか静流『夏を見ていた』

声優・キャラクター

内山昂輝、佐倉綾音

スタッフ

原作:緑川ゆき、 監督:大森貴弘、キャラクターデザイン:髙田晃、美術:渋谷幸弘、色彩設計:宮脇裕美、撮影:田村仁、編集:関一彦、音楽:吉森信

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