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「TARI TARI(TVアニメ動画)」

総合得点
88.5
感想・評価
4473
棚に入れた
20680
ランキング
106
★★★★☆ 4.0 (4473)
物語
3.9
作画
4.1
声優
4.0
音楽
4.2
キャラ
4.0

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TARI TARIの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

もーこり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

音楽アニメといえばこれ

このアニメを一言で表すならば[歌]
まぁべたですがこれ以外の言葉は当てはまらないでしょう(あくまで一個人の意見です)

このアニメはほとんど毎話歌う場面が出てき、全部とてもいい歌です。

合唱にはあまり興味がなかった自分が動画サイトで調べてこの作品を見た一週間の間は一日中聞いていたぐらいです笑

音楽にあまり興味のない人も引き込むようなすばらしいアニメです

投稿 : 2016/04/11
閲覧 : 181
サンキュー:

1

v.e.b さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

私が苦手ものを寄せ集めたかの様なアニメ

私が苦手な歌ばかりだし、青春系も日常系も苦手だし
男性キャラは頼りないのが1人と鬱陶しいスポーツ系が1人
女の子メインの話ばかりだし、話はご都合主義ばかりだし
スポ根だし、無駄に熱いし、言葉は全然心に響かないし

ここまで相性悪いアニメもあるんですね...

でもいいところも勿論あります。

女の子は可愛くて、背景も綺麗で見やすいし
違和感なくスッと入れます。
声優さんの合唱力も凄くて製作陣の本気がビシビシ
伝わるアニメだと思いました。

個人的に苦手なアニメが多いP.A.WORKSですが
やっぱり出てくる女の子はみんな可愛いですね。

「true tears」と「グラスリップ」は好きなのですが...

私はあまり音楽を嗜んでいないので音楽メインでなければもう少し
感情移入出来たかもしれません。

投稿 : 2016/04/05
閲覧 : 263
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雨のち晴れ。

青春したい方にオススメ。

ほのぼの~というよりは
少年少女の苦悩を描いたストーリー。


あきらめる前に、動かなきゃ


そんな、当たり前だけど、忘れかけていたこと。
合唱部を通して教えてくれます。




私の「TARI TARI」魅力ポイント

・きれいなハーモニー(泣ける)
・親子愛(泣ける)
・ウィーンいじり(笑える)
・紗羽ちゃん(可愛いっ!!)

投稿 : 2016/03/30
閲覧 : 194
ネタバレ

パムルガ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

気持ち良い朝を迎えれました☆彡

6話で泣かされ13話で泣かされました。回によって出来栄えの差こそありましたが最高の作画にフィットした江ノ島の風景、また歌ものである故のopから挿入歌に至るまでは完璧の一言!

男女5人の高校生活を描いた青春物、恋愛要素はほぼ皆無で基本はのんびりとした日常を描いてる感じですが5人の想い(過去、未来、そして現在)を要所要所で大事に描いており、友達との絆、家族との絆、先生との絆、地域との絆を見せて貰えました。最終話の爽やかさは素晴らしく見終わった後、恋愛物や熱血物を見た後ではない気持ち、胸がスッとして風が入って来るようなそんな心境になりました。


作画についてはこのレベルの作画は他にもありますが本当に作品と合っており細かい所もそうですがやはり江ノ島の爽さがすごく良く出ておりストーリーも勿論良いのですがこの作画に支えられてると思うぐらいのレベルです。

キャラを愛でる作品ではありませんが紗羽ちゃんのVサイン待ち受けverは思わず可愛いと声が出てしまいました^^;

枠によりお気に入り解除

投稿 : 2016/03/26
閲覧 : 355
サンキュー:

49

あやりんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちょっと気になったので見てみた!

恋愛ものではなくとても爽やかな内容でよかったです!特によかったのは和奏とお母さんのストーリーかな!
全体的に歌が大部分を占めていてとても心にしみる爽やかなメロディでよかった!!!!!!!!

投稿 : 2016/03/15
閲覧 : 246
サンキュー:

12

ふほほほほ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

音楽の力

映画 心が叫びたがってるんだ を見て音楽がもたらす力を知り、このアニメに興味を持ちました。

内容は各キャラの掘り下げが必要最低限レベルで、少々足りない印象です。
かといって2クールやるのはぐだる気しかしないのでこの位がちょうどいいのかもしれません。

恋愛要素はほぼ無く、純粋に部活に打ち込む姿を描いた物語。
未練タラタラシーンが特にないのでスッキリ見れます。
音楽に興味が無い人でもこれを見たら、音楽に興味を持つこと間違い無かっTARI!

投稿 : 2016/03/11
閲覧 : 162
サンキュー:

8

ネタバレ

トゥーリータラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

爽やか

ただいま視聴を終えました! 花咲くの次に見たので所々、比較しながらレビューしてみようと思います。

まず、未視聴の人たちへ。とてもきれいで爽やかな作品です。何気ない日常を描いた作品が好きなら是非見るべきです!


物語
薄いか濃いかでいうと、間違いなく濃厚な作品ではないです。この作品は登場人物の心情や関係を丁寧に描いた作品であり、物語が薄めなことによって、さらに登場人物たちのささやかな変化も捉えやすくしていたのではないかと感じました。
もちろん物語が無いとか全然だめだと言う訳ではありません。過密過ぎないストーリーにすることによって、ほかの何かを引き立てることができるのならこういう作品もイイと思いました。

花咲くが人間ドラマのアニメ版だったら、TARITARIはもっとアニメらしさを感じました。絵柄や舞台設定、登場人物各々や彼彼女らの関係性においてもです。例えば、もつれた恋愛や複雑な友人関係などはこの作品ではあまり登場しません。ドラマなどでこれらの感情を除くと、「安っぽい」「リアリティがない」と批判されるのは必至でしょうが、アニメという表現方法だからこそ違和感なく描くことができたのだと思います。男子同士、女子同士の純粋な友情と、男女間の友情(恋愛でなく)をクローズアップして描いたことが、この作品を爽やかだと感じた要因だと思うし、「TARITARI」の一番のポイントだと思います。

ここから内容につて語っちゃいます!
趣味と仕事ってどうやって決めればいいのかとても難しい。僕も化学が好きで今年工学部系の大学に入学したけれど、趣味とかやりたいことはたくさんあったんです。中学までは本当に水泳選手になれると思っていたしピアノだってやってたから、こういう好きなことを自分の将来のためにできたらなあとも思っていました。でも高校生ってそういうのが現実的じゃないって気づく年なんですよね笑 ましてや3年生になると「進路」という直接将来にかかわるのかもしれない壁が立ちはだかる。好きなことをやっていてもいいのか。もっとすべきことがあるんじゃないのか。でも諦めたくない。ましてや白浜坂高校には音楽科があって、そこでは音楽を将来の仕事にしようと本気で取り組んでいる人たちがいる。
言葉にすると難しいけれど、結局この作品のテーマのもう一つは「趣味と将来」でもあったのかなあと。勿論答えは作品中では明かされません。そりゃ各々答えはあるだろうし、答えが決まっているならだれも悩んだり苦労したりしませんよね笑
{netabare}結局、紗羽も和奏も田中君もとりあえずは自分の趣味を選びました。来夏は分からないけれど、おそらくサークルという趣味で合唱を続けるのでしょう。ウィーンみたいにこれから決めるのももちろんアリだと思います。つまりは結局誰も合唱を将来に選んでないんですよね。でも多かれす少なかれ各々に合唱という存在は残ると思うんです。合唱は独りでできる趣味じゃないんだから、つまりは一緒に歌った仲間の存在も残るんじゃないんでしょうか。思い出のために合唱という方法は最高のツールだと思います。将来のためだけに何かやってもそれが折れたらおしまいですからね。それを支えるために合唱時々バドミントン部みたいなことも必要なんだと、この作品はそんなことも提案してるんじゃないかと思います。

一つだけ不満。
生徒会、もっと頑張れ!! ああゆうときこそ率先して活動するのが生徒会じゃないのかい<`ヘ´>
何か掘り下げがあれば印象も違ったんだろうけれど・・・。{/netabare}

1クールならこれが限界かなあとも思います。学校が舞台だと組織が大きくなるから隅々までってのはなかなか難しいですよね。だから合唱時々バドミントン部のメンバーに焦点を絞ったのはとても良かったと思います。 


声優
初めはなんだか違和感を感じたけれど気のせいだったのかな?
歌声もきれいだったし、よかったと思う。


キャラ
1クールだからどうしても掘り下げが足りない感というか、もっと見たかった感はあるけれど、どのキャラもアニメチックでよかったと思います。先にも書いたけれど、ドロドロがないアニメらしいキャラクターは作品を爽やかに仕立ててくれたと思います。
僕が一番ぐっと来たのは教頭です。{netabare}合唱部を声楽部にしたのも多分、まひるがいなくても音楽を作れる。という思いからなんだと思います。彼女は音楽という自分の好きなことを仕事にした人ですからね。「楽しむ」ことができなくなっていたんじゃないかと思います。音楽は「楽しむ」ことが大事なのに、声楽部ではそれができない。なぜなら部員たちは将来を見据えいて、これは「遊び」じゃない。将来がかかっているんだと考えているのだから。そこにまひるの娘の和奏を交えた「合唱部」(時々バドミントン部)が現れる。声楽部設立の理由からして負けるわけにはいかない。でも勝てるはずがない。だって合唱時々バドミントン部は音楽を「楽しんでいる」から。そもそも勝ち負けを思ってしまった時点で音楽を「楽しめていない」。相当教頭は苦しかったんだと思います。音楽を「楽しめた」過去を持っているのに、まひるがいないとそれすらできない。しかも自分が部からはじいた生徒がまひるの娘と音楽を「楽しもう」としているのだから。 和奏と交流を持つことで教頭は「まひるがいなくても・・・」という思いを溶かして、最終回には音楽を楽しめました。 涙が出そうになったシーンの一つです。{/netabare}
彼女は是非もっと深く掘り下げてほしかった人物です。


作画
これも花咲くよりアニメっぽかったかな。内容にあっている絵柄だったと思います。ただ少し動きが硬かったというかAnotherの時感じた「安定感があるというよりは固い」印象を受けました。
でも背景は超ド級。素晴らしかったです。


音楽
僕はOPの教頭が廊下を通るシーンでいつもウルっとくるんです笑  {netabare} 途中まで直前の廊下を通っていた二人が誰かわからなかったけれど、教頭とまひるさんだとわかってからはあのシーンは直視できません笑{/netabare}
EDも5人の関係性が分かりやすく表れていましたね。こういう演出というか表現は結構好きです。
絵のことばっかかいちゃいました笑OPED挿入歌含めて回を重ねるごとに好きになっていきました。はっきり言うと最初はあんま歌、よくないなと思ったんです。でもその歌の背景や、作品の雰囲気になじむことによって今では口ずさむくらい好きですww
合唱の曲はもし僕が中学生だったら迷わず自由曲に推薦してました!一度歌ってみたかったです。


人間関係から友情だけをきれいに抜き取った爽やかな雰囲気はこの作品ならでは。
キャラの視点を変えることでもっと発見があるかも。いつか再視聴したいです!!

自分の年代ぴったしだったのでちょっと感情的に書いちゃいました笑 まとまりのないレビューだし、もっと書きたいことがあった気もするんだけれども、まだ上手くまとめられないんでとりあえずこれで〆です。

スミマセン




久しぶりに見返してみたら、前よりもずっと好きな作品になりました。
所々に小ネタが挟まっているのもGood。美術部の水野さんとか。
あと意外と和奏がアホの子だということにも気が付いた笑
他にも見返せば見返すほど、さり気ない伏線や表現に気が付けました。
完成度という点でもかなりの作品です!
というわけで、改めて「お気に入り」決定!(^O^)

投稿 : 2016/03/07
閲覧 : 356
サンキュー:

50

スワたつ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

1話を見だして止まらなくなり、一気見してしまった。アニメなんだけど現実離れしすぎてないところが良かった。あー、こんな青春送ってみたかったな〜

投稿 : 2016/03/03
閲覧 : 177
サンキュー:

4

ネタバレ

フット さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スケールが小さい話

SHIROBAKO、花咲くいろはを見てPAの2作品は好きなだけに、あまり悪口は言いたくないのですが・・・
PAの作品は王道で、
物語がしっかりしていて絵も綺麗、
泣かせどころもありキャラもかわいい、という印象がありました
TARITARIは、その点肝心のストーリーが今ひとつです。
感動する、泣けるという人も多いと思いますが
私にはヒットしませんでした
主人公たちの行動動機に共感できず、行動そのものがスケールが小さいからです
この5人は本気で歌をやりたい気が見えません。
バドミントンや競馬など別にやりたいことがある人もいて、
彼らにとって歌はどれほど大事なものなのかが伝わりません。
あまり練習描写もなく、ずば抜けた才能があるということもありません。
2話は急展開すぎ、7~10話は間延びしすぎです。
結果、最後に休日に無理やり音楽劇をやって終了という。
現実の高校生ならちょっとしたドラマでしょうが、
アニメにするほどの大した事件ではありません。
最後になって教頭や声楽部が協力してくるのもご都合主義的です。
とにかく、才能も努力もない人達が小さな結果のために奮闘するストーリーです
これに青春ノスタルジーを感じる人はどうぞ。

投稿 : 2016/02/28
閲覧 : 142
サンキュー:

3

ネタバレ

りくりく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

病める時も、健やかなる時も

合唱部の5人が歌を通してたくさんのことに笑ったり、泣いたり、悩んだり、苦しんだり、そんな普通の高校生を描いた作品。


歌というものをそのまま描いた物語だったように思う。{netabare}劇の台詞にもあったように、歌は奇跡は起こせないけど人の心を癒すことはできる。この作品は劇的なことは何も無い。ごく普通の高校生がそれぞれの道を歩む中で、歌で結ばれ、笑ったり、泣いたり、タイトルのごとくさまざまなことがある。そんな毎日が歌なのである。

だから、登場人物のなかで特別な才能であっと言わせるような人がいなかったり、最終話で体育館が開かなかったり、世界を変えるような歌ではなかったり、そんな当たり前さがなぜだか心地よかった。

少年少女は歌のようにころころと顔を変え、そして流れていく。だから、ラストシーンの’ただいま’には自然と笑顔が溢れた。


歌というものが時間も場所も超えることができるということには素直に感動した。普通、愛する人の死という物は堪え難いものであり、ましてやひどいことをしてしまったのならば後悔はずっと続く。しかし、歌は遺され、それを紡ぐことにより、心は再び繋がれる。

そして共に歌った歌はたとえどんなに離れていようとも、思い出とともにその心に残る。{/netabare}歌の素晴らしさにもう一度気付かせてくれたこの作品は特別なものに感じられる。


ただ、キャラクターが似ていてしばらく見分けがつかなかったり、背景とキャラのギャップに戸惑ったり、中だるみしたりと、少し辛抱がいるものだったのは確か。

投稿 : 2016/02/28
閲覧 : 211
サンキュー:

2

ネタバレ

クマはクマだクマ!! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

P.A.WORKSの良作

P.A.WORKS作品の中でもとても面白い!

投稿 : 2016/02/14
閲覧 : 197
サンキュー:

1

ネタバレ

おちたく!! さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

合唱部 時々、繋がり!

【個人評価項目】

・作画 ★★★★☆
・物語 ★★★★☆
・展開 ★★★☆☆
・キャラ ★★★★☆
・オススメ度 ★★★★★

【特別評価項目】

・曲 ★★★★★
・学園 ★★★★☆
・青春 ★★★★☆
・泣ける ★★★★☆

【個人総合評価】
100点満点中・・・・90点!

【一言】
音楽を通じて、色々な魅力が伝わる感動作品。

投稿 : 2016/02/14
閲覧 : 172
サンキュー:

4

ネタバレ

ジュン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春!感動系!

合唱と友情を合わせたアニメ☆

熱い青春を送りたい学生諸君!見てみたまえ♬(*◔‿◔)♡

投稿 : 2016/02/11
閲覧 : 194
サンキュー:

7

ネタバレ

よしぺ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

まぁまぁだった

それなりに楽しめたかな?って感じでした。

投稿 : 2016/02/03
閲覧 : 222
サンキュー:

0

ネタバレ

ゆーや さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何か見たあと気持ちよかったw

あーーーーーーーーーーー!!
心の旋律を合唱してーー!
でも学校で歌おうっていても却下されるでしょうw
もうすぐ卒業シーズンです!そして私も卒業!!
歌わしてくんないかな~
そしたらくいなしです

投稿 : 2016/02/01
閲覧 : 213
サンキュー:

7

幽霊な校舎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きな気持ちを、行動に。

成功も失敗も、動き出さなきゃ始まらない。


”やりたい”と思う気持ちが、報われるとは限らない。
”好きだ”という気持ちが、消えないとも限らない。

それでも、今やりたくて、今好きな気持ち。
一人の女子高生から広がる、
友達と、新たな友達とが織り成す、いい話なんだけど”くすっ”て笑えるストーリー。

+作画、声、音楽
互いに高い水準で安定。

+3D
少しだけ不自然なシーンがあると思う。

+キャラクター
ひとつのキャラに、偏って掘り下げるのと対照的で、
重要なキャラクターそれぞれ固有の物語展開がある。

+ストーリー
とりあえず、友達をいじって面白がる(いい意味で笑)。
重すぎない。めげない。ちゃんと終わる。

ニヤニヤ笑いたいけど、感動もしたい。
カッコよくて、可愛いくて、癒されるキャラの動きがみたい。
そんな人にオススメだと思う。

投稿 : 2016/01/13
閲覧 : 268
サンキュー:

23

へいおまち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

花咲くいろは・凪のあすからで
P.A.WORKSにはまったので、
泣ける×P.A.WORKS→TARITARI
これは見るしかない!!!


面白さがよく分からなかった


親子の回しか泣けなかったよ。
ネットで調べたら出てくるのはこの回のこと?
それだったらがっかりだな。
感動したし、泣いたけど、なんでわざわざTARITARIを推すのか分からなかった。
そのレベルの作品だった。

投稿 : 2016/01/13
閲覧 : 161
サンキュー:

3

ネタバレ

Low.IQ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

ベタなお話

ベタなストーリーですが
キャラクターの良さが光りました

投稿 : 2016/01/11
閲覧 : 177
サンキュー:

2

全身タイツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春してるなぁ、おい

合唱部の高校3年生5人が大いに青春しております。
5人のキャラがしっかり立っていてテンポも良いので楽しんで観れました。

観ているこちらもやさしい気持ちになったりじわぁっと涙したり、でも最後は爽やかな気分にさせてくれた良作ですね。

投稿 : 2016/01/10
閲覧 : 204
サンキュー:

11

yuki525 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かわいい青春アニメ

1話からおもしろくてはまっちゃう!

登場人物もみんな好きになる!
会話のテンポとかすごく好き!

曲もどれも良い歌ばかりです!

清清しいさわやかアニメ!
かなり好きです!
誰にでもオススメできるアニメだと思います。

投稿 : 2016/01/04
閲覧 : 201
サンキュー:

10

ふくたそ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣いたり、笑ったり

最高でした!
何かをやり遂げる気持ち、自分の無力さへの苦悩、取り返しのつかない後悔、家族愛、等々を涙あり、時々笑いありで、きれいに13話で表現していてもう圧感してます。
また、OPも本編ではあまり語られない人達の細かい感情の描写がされていたりして、何を見てても本当に楽しかったし、感動しまくりでした!
作画も最高レベルです!

投稿 : 2016/01/03
閲覧 : 206
サンキュー:

8

ぷぷぷりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動

全部がきれい
これが爽やかな青春か
恋愛がないから新鮮

投稿 : 2015/12/28
閲覧 : 268
サンキュー:

11

ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

音楽は人をつなぎ 心をつなぐ 【12月20日 聖地 江の島訪問の日記追加】

そのすべてがキラキラしていて とっても眩しかった…

メロディーは私の耳に心地よく響いて…
歌声のハーモニーは胸の奥まで届いた…

それは、やさしい何かに包まれていくような…
…不思議な感覚?

言っておきますが覚悟してくださいね♡

この物語にはいっぱいいっぱい、これでもかと青春が詰まっているので ...

青春時代のまばゆさはまるで太陽みたいにキラキラで、空を見上げたら思わず目をつぶっちゃうような…

歌うこと楽器を演奏をすることが好き!
そんな「音楽」が大好きな合唱部の5人が部活動を通じて共に成長していく姿を描きます。

舞台ですが神奈川県の江の島界隈。
青い空と海がとっても印象的で、その青さが私の身体の中をも晴れさせてしまうようなそんな街…
よく訪れる馴染みの場所ばかりなので、なんだか近しく感じてしまいます。

高校最後の夏
学生時代の不安定な空気、思春期の強い感受性と繊細さがしっかりと表現されています。

その一瞬一瞬はいつしか かけがえのない輝きの時となり彼らの青春に刻まれることでしょう。

仲間たちとの友情を、優しい時間で描いています。

その 時の流れがとっても心地よくて...
流れるピアノの音色と合唱の歌声に魅せられました...

「心の旋律」

風 新しく緑を駆ける


どこまでも遠く澄み渡るよ


今軽やかに光は回る


全てをやわらかく照らすだろう


合唱曲の独特なメロディーラインをきいて
ふと思い出す当時の光景。
学生時代を曲と共に思い出しました。
その当時の記憶や感情までもが蘇る...音楽のチカラはすごいですね...

皆の心と音がひとつに重なって生まれた合唱に魅了されました。
それは、明日からまた頑張ろうと思うエールみたいに聴こえた....

部の仲間と思い悩み抜いた時間こそ、まばゆいくらいの爽やかな青春...

海と、空と、唄声があふれる素敵な作品!!

最後に・・・・
青春とは永遠♡


※ネタバレは一切ありませんが聖地訪問のため閉じます。

【2015年6月28日(日) 江の島】
{netabare}
タリタリの皆の生活エリアにお邪魔しました♪

江ノ島はそんなに遠くないので、ときどき天気の良い日は海沿いにドライブ♡

そんな感じで聖地巡礼とは違うかな?

この日は留守番してもらったけれど・・江の島にはよく一緒についてくる子がいます。

紹介します。愛犬チワワのcoco(ココ)女の子です♪
一緒に入れるお店が多いのを知ってのことか外出前にいつもわたしから離れなくて大変っ!
今日はごめんね。。と言いきかせ出発しました。

この日の湘南エリアですが・・・
晴れ渡る空!青い海!燦々と輝く眩しい太陽!
晴天に恵まれ絶好のドライブ日和でした♪

わたしの目に映るのはきらめく海。弧を描く海岸線。

海沿いを走行。爽やかな風を感じます...

気付けば隣には江ノ電が並走。ちなみにわたしは緑の江ノ電がすきです♡(茶色とか走ってます)

江の島着。江島神社の参道からスタート!このレトロな町並みに癒されます...
青葉が輝く季節です豊かな自然 そんな心安らぐ素敵な場所です

この日は行かなかったけれどLONCAFE(ロンカフェ)はよくいきます。美味しいフレンチトースト、見た目もとっても可愛いんですよ♡ 是非行ってみて下さい♪

山を降りてきたら「えのすぱ」こと江の島アイランドスパへ。
湘南の広がる海を眺めながら温泉に入ってトリートメントスパを堪能!日常を忘れる休息タイム♪

スパを出たら響き渡る潮騒をききながら近くを散歩。
楽しい会話。ゆったりのんびり時間をかけて楽しんで...そんな休日でした♪

海をいつも身近に感じられるこのエリアは本当に魅力にあふれています
もしかしたらここは沢山の人の思い出の重なる場所なのかなぁと思うのです... {/netabare}

【2015年12月20日(日) 江の島】
{netabare}
穏やかに降りそそぐ太陽の光があたたかな冬の日でした。
タリタリの皆の生活エリアである江ノ島界隈に到着。
この街並みって訪れる度に、あまり人には教えたくないようなヒミツの素敵な場所を発見できちゃうんです。
それは、お店だったり、路地裏だったり…ね*。♬

湘南の街並みを颯爽と走行する緑の江ノ電。
紗羽がサブレ(馬)で疾走していた道路や、OPで5人が楽しそうに駆け抜ける江ノ島弁天橋etc
空を見るだけでみんなと繋がれてる気がして、5人の存在を感じて心の中ではいつもこっそりワクワクしてしまいます♪

今日はまず、、
正面に海が広がる黄色の一軒家イタリアンレストランへ、前から気になっていたのですが今回初めての訪問です。
地元で揚がる旬の魚介がふんだんに使われたお料理をいただいてハッピーな時間。
テラスは眺めが素敵そう。次はあたたかい季節かな♪

そして移動…
散策していたらいつのまにか夕暮れにさしかかっていました。
今は冬。空気が澄みわたり風景がきれいに見える季節ですね。
冷たい潮風が顔に当たって私の身体を冷やします…

でも平気…
この時期、この季節だけのきれいな夕焼けが目の前に広がっているのだから…
江ノ島弁天橋から望む真っ赤に染まる優美な富士

空と海と富士山をめいっぱい感じれたのでした

…そして橋を渡った先が本日一番の目的地です。
江ノ島イルミネーション
シーキャンドルライトアップ
…その点灯する瞬間を見るためしばしの待ち時間。
そしてついにその時が

*・゚*。✧「点灯」✧*。.:*・゚
想像以上のきれいさに「わぁ~」って思わず声が…
園内がイルミネーションに彩られ光に包まれます。
日常を離れたとてもロマンティックなひとときへと

時間帯によって色々な表情を見せた江ノ島のメインディッシュ。
楽しい一日でした。

今度はあたたかい春になったら電車を乗り継いで、江ノ島へ行こうかな.:*。♬
{/netabare}

投稿 : 2015/12/28
閲覧 : 1121
サンキュー:

116

ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

想いは潮風に乗って…

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:

原作 - EVERGREEN
監督・シリーズ構成 - 橋本昌和
脚本 - 橋本昌和、佐藤梨香、横手美智子
キャラクター原案 - tanu
キャラクターデザイン・総作画監督 - 関口可奈味
美術監督 - 東地和生
美術デザイン - 塩澤良憲
色彩設計 - 井上佳津枝
撮影監督 - 並木智
3D監督 - 平田洋平
編集 - 高橋歩
音響監督 - 明田川仁
音楽 - 浜口史郎
音楽A&R - 吉江輝成
音楽制作 - ランティス
アニメーション制作 - P.A.WORKS
製作 - tari tari project
放送期間 - 2012年7月〜9月
話数 - 全13話

(以上Wikipediaより引用)

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泣いたり、笑ったり、怒ったり、想ったり。
そして、歌ったり。

青春時代、その中でもとびっきり大切な高校3年生の夏を
中心に豊かな心情描写を美しい背景の中で描いた作品です。

舞台は神奈川県のとある海辺の街。

OPアニメーション最初の方に出てくる景色に、
「おぉっ」って思われる方も多いと思います。
私も東京での学生時代、海に囲まれた鹿児島が恋しく
なった時に幾度となく訪れた場所でした。

そんな潮風の香りが漂う街の高台にある高校。
合唱部での活動をメインに友人、親、先生、商店街の人々
との人間関係が繊細なタッチで描かれていて、つい笑って
しまうシーンもあれば、心の琴線に触れる様なシーンも
沢山あります。

中でもあまりアニメでは取り上げられる事の少ない合唱部
での活動シーンはその素晴らしい友情と素敵なハーモニー
に何度も熱い感情が込み上げてきました。

歌を通じて築かれるそれぞれの友情、愛情、信頼関係。
「音を楽しむ」
音楽の素晴らしさが心に響きます。

作画もP.A.WORKSさんらしい硬そうなのに優しい線使いと
独特な配色の背景。
キャラクターの豊かな感情表現の描き方はTARITARIの世界
に私達を優しく誘ってくれます。

特に「花咲くいろは」が好きな方にはとても馴染みのある
感じに仕上がっているのではないでしょうか。
制作スタッフもほぼ一緒なので。

青春ドラマ仕立てのTARITARIを盛り上げる魅力の一つ
としてOP、ED、劇中歌を含めての音楽の素晴らしさも
大きなポイント。

合唱部が題材という事もあり、器楽の「合奏」とはまた
ひと味違う魅力に溢れた楽曲で構成されています。

楽器がなくても音楽は楽しめる、誰でも音楽は自由に
楽しめるんだよっていう事の素晴らしさがストーリー共に
優しい合唱のハーモニーで伝わります。

人それぞれが持つ大好きな事、大切な事。

形や色は違うけれどそれが一つになった時、人を動かす
大きな力になるんだ、想いは繋がるんだっていう事を
改めて感じさてくれます。

人生の中でも一際キラキラとした輝きを放つ青春期。

挫折、葛藤、希望、情熱、友情。

そして笑顔。

潮風が運ぶ素敵な青春の輝きを
是非ともこの作品で感じて頂けたらと思います。


【mio’s café】
これが私のTARITARizm♪
視聴済みの方限定ですよぉ
一応…ね♬
{netabare}

鎌倉から稲村ヶ崎、江の島、湘南海岸。
もう少し足を伸ばせば烏帽子岩とサザンビーチ茅ヶ崎。
素敵なロケーションの国道134号線。
七里ヶ浜で食べた美味しいパンケーキ。
シーキャンドルから見渡す水平線と海岸線。
車で江ノ電との並走も今では楽しい思い出です。

そんな素敵な町並みを舞台に繰り広げられるTARITARI。
まず私の目を虜にしたのはOPアニメーションで描かれた
雲でした。
「うわっ、綺麗!」
冴え渡る青い空に白い雲。
元気一杯に駆け抜ける彼女達が印象的。
これから視聴する作品のイメージを大きく膨らませて
くれるスタートでした。

第1話登場する5人のメインキャラクター。
監督の橋本昌和さんによると5人全員が主人公のこと。

でも私、ウィーン(CV:花江夏樹さん)が登場した時は
「絶対この子がこのお話の主人公だっ!」
って思っちゃいました。
だってオーストリアからの帰国子女でニックネームが
ウィーンなんですもの…
ウイーン少年合唱団を連想しちゃいますよね。
絶対歌が上手いんだとか…本当にもう…

でも最初の土下座で儚くもこの子の役所がわかっちゃい
ましたけど…。
来夏(CV:瀬戸麻沙美さん)の「土下座っ?」
笑っちゃいました。

お話の序盤から高倉教頭先生(CV:田中敦子さん)と
和奏(CV:高垣彩陽さん)が頑なに来夏を拒絶する姿。

教頭「人の心を動かすには特別な何かが必要なのです。
あなたにはそれが無い。」

「楽しむ事と楽しませる事。その両立あなたには出来は
しません。」

和奏「楽しく歌いたいだけならカラオケでも行けば!」

私的にはいきなり2人の言ってる事があまりにも無茶苦茶で
「はぁ?」
ってなっちゃったけど、後で分かるんですけれど、まひる
という大きな歌を無くした2人にとって、歌を楽しもうと
している来夏という存在は認めたくても認められない存在
だったのかな。

来夏「何もしないで後悔したくないから!」

第1話でこのお話の道筋というか大きなテーマが見えてくる
素敵なセリフでした。

とにかく登場するキャラが魅力的。
来夏は前向きで純粋で、でもどこかとぼけてて天然。
これって決めたら周りを考えずに進むタイプの女の子。
歌う事が大好きで時折見せるツッコミも可愛い。
表情や仕草がいちいち可愛くて仕方無いです。

紗羽(CV:早見沙織さん)は世話好きで困っている人を放って
おけないお姉さんタイプの女の子。
健康的で魅惑的な容姿とは裏腹にサバサバした性格の
ギャップが魅力的。
何かとみんなの間を取りもち陰で支えてくれました。
来夏とのやりとりはいっつも楽しくて大好きです。
乗馬が趣味で騎手になるのが夢。

和奏はお母さんの事もありなんとなく気持ちが後ろ向きで
内に秘めるタイプだったけど、お父さんにお母さんの
和奏に対する本当の気持ちを聞かされてからは皆んなと
前向きに笑顔で接する様になれましたね。
気持ちが徐々に変化していく姿がとても良かった。

男性陣はウィーンと大智の青春期独特の男の子の爽やかで
酸っぱい感じが凄く良かったかな。
ウィーンは5人の関係の中でワンクッション安らぎを与えて
くれる存在。
ガンバレッドを介してのヤンとのやりとりにも心が温まり
ました。
花江夏樹さんの柔らかな声も相まって優しくてちょっと
天然な感じが可愛い男の子。
でもここぞという時は強い信念とこだわりを持つギャップ
も良かった。

田中大智(CV:島崎信長さん)は本当、いい男の子。
ナイスガイ!
一言で言うなら「爽やか」。
紗羽と似て面倒見が良くて断れないタイプ。
何事も前向きに取り組む姿勢と徐々に変化する紗羽への
気持ちの変化が初々しくてとても良かった。

2人には高校生男子独特の異性に対する関心や抑えきれない
様な感情の色づき感が足りない感じもしたけど、この作品
ではこれくらいの純粋さや青々しさが良かったかも。
2人のコミカルな役どころと爽やかな感じが素敵です。

5人のキャラに共通しているのがとにかくみんな頑固。
良い意味での頑固なんです。
だからこそその壁を越えた時、素敵な人間関係が形成され
るのも頷けるキャラ設定でした。

第1話から心にスッと入ってくる感じで色んな素敵なお話が
あり過ぎて困るくらい。
お話の冒頭で流れるそれぞれのキャラの幼少期や過去の
思い出が印象的。

中でも私的には第2話と第5話、第6話、最終話が特に印象
に残りました。
全て語ると大変な事になりそうなので6話と最終話の感想を
中心に。

2話では自分の気持ちに正直に生きたいと思う来夏。
そんな来夏がほっとけなくて応援する紗羽。
まだまだ距離感はあるけど気持ちが動かされていく和奏。

来夏と紗羽。
2人だけのハーモニー。

「心の旋律」

初めて聞く歌だったのに凄いです。
序盤にしてこんなにも鳥肌が…
瀬戸麻沙美さんと早見沙織さんの歌声の清らかさと
ハーモニーの美しさに自然と込み上げてくるものが…
これが歌の力なんですね。
素敵なエンディングへの流れでした。

和奏がお母さんの本当の気持ちを知る事になった第5話。
お母さんからのメッセージ。
そして後悔する和奏。
「言えなかった。
行ってきますも…ごめんなさいも…ありがとうも…」

そして物語が大きく動き出した第6話。
全体の中でも1番大好きな回です。
ひょっとしたらこれが最終話でも良いかもって思える
くらいのお話でした。
6話だけでも何度も見ました。

登場する1人1人が明らかに和奏を応援するのではなく
そのさりげない1つ1つの言動が和奏を優しく包み込む様に
立ち直らせてくれるきっかけになる演出が見事。

お母さんとの約束を果たせなかった事に罪悪感を持ってい
た和奏に、同じ様に祖父との約束を果たせなかった来夏の
思いがけない言葉。

来夏「でも私ね、今は約束叶わなくて良かったって思う」
「叶ったら終わっちゃうでしょ?
約束があったからいつもおじいちゃんのこと思い出すの。
くっそぉっ。叶わなかったぁって。これも大事な思い出
だから」

トラウマを抱えていた和奏に別の視点を与えてくれる
私的にも予想外でもあり素晴らしいセリフでした。

紗羽ちゃんは母と娘の良き関係性。
そして和奏を馬に乗せる事により今までとは違う、
気持ちの上で1つ階段を登った世界を見せてくれました。

紗羽「景色が全然違って見えるでしょ。」

和奏の何か1つ吹っ切れた様な表情が素敵です。

大智、ウィーンはコミカルな役どころながら和奏の硬かっ
た心を柔らかく解し、和奏に再び声を出すきっかけを与え
てくれました。

お母さんとの発声練習を思い出す和奏。

まひる「遠くに和奏の大好きな人がいて、その人に私は
元気だよぉって楽しい気持ちを届けるつもりで、ねっ」

今は遠くにいる大好きな人、それは「お母さん」。

自分に言い聞かせるように声を出す和奏の穏やかな表情
が嬉しくなりました。
そしてまた和奏の声を聞いたウィーンと大智の爽やかな
表情も良かった。

高橋先生は赤ちゃんを和奏に触れさせることで子供の可愛
いさと愛おしさを和奏に感じさせている様に思えました。

高橋先生「いいのよ、素直じゃ無くても。
ただ元気で大きくなってくれれば。」

親の子供に対する想い。
自分の子供はこんなにも可愛いんだよ、あなたのお母さん
もそう思っていたんだよって事を間接的に教えてくれてる
みたいで。
初めて高橋先生の赤ちゃんを見た和奏のくだけた表情が
たまらなく素敵でした。

そしてお父さん。
まひるの本当の気持ちを知るただ1人の人。
ピアノに込められた想い。
そして和奏が初めて知るお母さんの優しくて温かくて
大きな愛情。
その愛情に触れる事により、和奏がやっと「歌」に
お母さんにそして自分に向かい合ってくれました。

「まひる、ありがとう…和奏、ありがとう…」

そんな言葉が聞こえてくる様なお父さんの涙でした。
お父さんの背中にもう私も涙が止まりません…。

ここもエンディングへの流れが最高に素敵。
和奏も加わり5人での初めての合唱。
和奏の澄み渡る歌声。
来夏、紗羽、大智、ウィーンの清らかで優しくて強くて
伸びやかな歌声も重なりここでも心が熱くなりました。

悲しいわけではないんです。
この5人のあまりの清々しさに…。
もう、泣いてばっかり…です。

最終話は最後の「白祭」
来夏の相変わらずのコミカルな感じと紗羽のツッコミに
最後まで癒されます。

雨が上がり雲の切れ間から射し込む光。
思わず見惚れてしまう作画です。

ミュージカルでの最後のセリフがこの作品の大きなテーマ
でもあった気がします。

大智「闇に覆われた世界にただ1人。道は見えない。」
ウィーン「心配ない歌声のする方へ歩き出せばいいんだ」
和奏「ならば私達は歌いましょう。互いのささやかな道標
として。」
紗羽「たとえ奇跡は起こせずとも、ただひと時の憩いのために。」
来夏「それぞれの想いを歌に乗せて今、」
全員「私たちはまた歩き出す。」

ここからの「radiant melody」への流れがもう言葉に
出来ないくらいです。
まひると和奏が作った曲。
それを指揮するのは高倉教頭先生。
先生の何かを取り戻した、或いは何か新しい物を得た様な
優しくて楽しそうな笑顔が心に響きました。

学校の生徒、先生、保護者、街の人々。
全てが1つになった瞬間。
それぞれの心の中に大切な繋がりが出来た瞬間でもありま
した。

新たな希望を胸にそれぞれの道へと進む5人。
やっぱり最後の曲は「潮風のハーモニー」。

「本日は娘が帰省するためお休みします」
の張り紙と共に料理をして和奏の帰りを待つお父さん。
玄関にちょこんと座り和奏の帰りを待つドラ。
最後まで心が温まります。

「ただいまぁ!」
ちょっと大人になった和奏の笑顔と共に私の心の中にも
爽やかな風が吹き抜けました。


お話の中では大人と子供の関係性(ある意味では現実と理想)
を極端に描いてる部分もあるかもしれませんが(特に理事長
や廃校の件…)、これはこれでドラマとして分かりやすくす
る為のコントラストとしての必要悪の様な感じで良かった
と思います。

そんな中でも子供の気持ちを信じて優しく見守る和奏の
お父さん。
娘が可愛いくて仕方なく将来が心配でつい厳しい言葉を
かけてしまうけど影では応援している紗羽のお父さん。
厳しくも深い言葉で彼女達の背中を押してくれるコンドル
クインズのメンバー。
最後は自分の職を掛けて生徒達の自主的な行動を守り抜い
た校長先生。
それぞれの素敵な大人の描かれ方も良かったです。

最近、監督さんや脚本家さん、アニメーターさんといった
スタッフの方々にも興味がわいてきて、まだまだにわか
な私ですけれど、それなりに特徴とか好みが少しわかる
様になってきたかもしれません。

まだアニメの専門的な言葉の理解度や知識は少ないです
けれど、作画、キャラクターデザインは私にとって作品を
視聴する上で興味深い要素の一つなんです。

TARI TARIに関しても色々書きたい事がある中で一つだけ
取り上げるとするならキャラの表情に関して。

キャラデザはお馴染みP.A.WORKS関口可奈味さん。
元Production I.Gでフリーを経て現在はP.A.WORKSで
活躍中のアニメーター、デザイナーさんです。

主な作品では「true tears」「花咲くいろは」
「TARI TARI」「SHIROBAKO」「Charlotte」の
キャラデザ、総作監を担当。
この作品群だけでも私的に凄いです。

京都アニメーションの堀口悠紀子さん(元京アニかな?)、
池田晶子さんと同じくらい私が好きなアニメーター・
デザイナーさんです。

その独特な線の特徴はどことなく硬くて今流行りの
デザインとは一線を画す、それでいて優しくて甘酸っぱく、
実在するかの様な女の子の生々しさや青春期のゴツゴツ
した複雑な感情を表現するのにぴったりな感じがします。

そんな関口さんのデザインで私が一番気になるのが
キャラクターの目と眉の間の窪み?の線と影。
(わかる方がいらしたら嬉しいです。)
他のアニメのキャラデでもたまに見かけるのですが、
関口さんのデザインはひときわ特徴があって特に悲しい
時、辛い時、憂いの時の表情を表現する時に凄く効果的な
感じがします。

true tearsでは影を多用、花いろでは線(弱め)+影(強め)
TARI TARIでは線(強め)+影(弱め)

と私は感じたのですが、同じアニメーターさんでも微妙な
デザインの変化が感じられて面白いですね。

最近視聴した「SHIROBAKO」ではかなり線が強いと思い
ます。
ついおいちゃんや絵麻ちゃん、矢野さんといったキャラの
表情にも目がいっちゃいました。
2015夏アニメの「Charlotte」でもキャラデ、総作監を
担当。
今までとはまた微妙に一味違うデザインがとても魅力的
です。

P.A.WORKSが面白おかしい作品だけではなく、青春期の
葛藤や恋愛感情を表現する作品を多く作っている関係上、
関口さんの絵が求められていくのはある意味必然なのかも
しれませんね。
これからも楽しみです。

TARI TARIを語る上では使用された楽曲も大きな要素。

まずビックリしたのが第1話での
「リフレクティア」合唱ver.

これはP.A.WORKSファンにとっては素敵なプレゼント。
言わずと知れた「true tears」のオープニングテーマ曲。
サビの部分だけだったけどもうちょっと聞きたかったか
な。
でも素敵な演出でした。

オープニングテーマ曲の「Dreamer」
TARI TARIの世界に私を誘ってくれる大好きな曲です。
沢山の元気と希望をもらえるような歌詞とメロディー。
そしてオープニングアニメーションとのシンクロ率が凄い
と思います。

特に私が好きなのが、
「♪いつも不安はすぐそばで
駈け出す思いを締め付けるけど〜♪」
のところの女性3人の表情のデザインなんです。

もうこれぞ関口可奈味ワールド全開!
あの3人の憂いの表情が私的に関口さんのキャラデの最大の
魅力の1つだと思います。

そこから明るいサビの部分への弾ける様な流れがこの
TARI TARIのストーリーを凝縮したような感じですね。

オープニングテーマ曲「Dreamer」がストーリーを凝縮
したような曲だとしたら、エンディングテーマの「潮風の
ハーモニー」は爽やかな曲に合わせてお話が進むにつれて
近づいていく5人の関係性がアニメーションと共にとても
良く表現されていると思います。
自分でもつい口ずさんでしまうくらい大好きな曲。
「新しい風が吹いて〜♪」
本当、出だしから素敵な曲です。

その他の挿入歌、BGMもお話のシーンにあった素敵な曲
ばかり。
「心の旋律」「goin' my way!!」「Amigo! Amigo!」
「Hau'oli♪」「熱闘ヒーローガンバライジャー」
「白浜坂高校校歌」「radiant melody」

作曲家・浜口史郎さんの曲は私は花咲くいろはで初めて
聞きましたけれど、色んなバリエーションに富んでいて
楽しかったり、心に染み渡る曲が多くて大好きな作曲家
さんの1人です。



「TARI TARI」〜たり〜たり
青春期において試行錯誤しながらも希望を持って前に進
み、出会った仲間と素敵な経験を分かち合うこの作品に
ピッタリの言葉。

大人になってあの頃の気持ちを忘れたわけでは無い。
大人になっても夢や希望はあります。

だけど背負い込むものが多すぎて大きすぎていつの間にか
自動安全ブレーキ搭載車になってしまっている自分が
います。
でもやっぱりこの様な作品に触れる事で

「進路クリア。オールグリーン!」

な気持ちになれる事が一番大切な事だと思います。

P.A.WORKSさんのオリジナル作品ではtrue tears、花咲く
いろはをはじめ若者の青春期の葛藤や恋愛感情をドラマ
仕立てで表現する作品が多いのでとても好きです。

そんなの実写ドラマでやればいいじゃんって思われる方も
いらっしゃるかと思いますが、どちらにもそれぞれの良さ
があります。
アニメでしか出来えない豊かな表現力で描かれる素敵な
ドラマに巡り逢える事をこれからも楽しみにしています。

いつの日も歌おう
この心のまま
悲しみも越えて行く
強い声

君がその勇気で
一歩進む時
思い出してほしい
煌めく瞳で過ごした日々を

いつの日も歌おう
この心のまま
響くよ 空の向こう
彼方まで

そしてまたどこかで
君に届いたら
思い出してほしい
煌めく瞳で過ごした日々を

輝く笑顔で過ごした日々を

「心の旋律」

素敵なハーモニーをありがとう。

長々とした感想、最後までお付き合い頂きまして有難う御座います。



【主要登場人物・出演者】

坂井 和奏 - (CV:高垣彩陽)
宮本 来夏 - (CV:瀬戸麻沙美)
沖田 紗羽 - (CV:早見沙織)
田中 大智 - (CV:島﨑信長)
ウィーン / 前田 敦博 - (CV:花江夏樹)
広畑 七恵 - (CV:赤﨑千夏)
上野 みどり - (CV:種田梨沙)
宮本 誠 - (CV:松岡禎丞)
教頭 / 高倉 直子 - (CV:田中敦子)
校長 / 池崎 頼 - (CV:宝亀克寿)
教師/高橋 智子 - (CV:木村亜希子)
坂井 圭介 - (CV:浜田賢二)
坂井 まひる - (CV:大原さやか)
沖田 正一 - (CV:木下浩之)
沖田 志保 - (CV:能登麻美子)
田中 晴香 - (CV:川澄綾子)
ヤン - (CV:小松未可子)


【主題歌】

オープニングテーマ
「Dreamer」
作詞・歌 - AiRI / 作曲・編曲 - 宮崎京一

エンディングテーマ
「潮風のハーモニー」
作詞 - micco / 作曲 - 杉森舞 / 編曲 - 渡辺和紀
歌(第1話) - 白浜坂高校合唱部[宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)]

歌(第3話 - 第5話) - 白浜坂高校合唱部[宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)&田中大智(島﨑信長)&ウィーン(花江夏樹)]

歌(第7話 - 第12話) - 白浜坂高校合唱部

「心の旋律 」(第2話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)

「心の旋律 」(第6話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校合唱部

「潮風のハーモニー 」(第13話)
作詞 - micco / 作曲 - 杉森舞 / 編曲 - 菊池達也 /
歌 - 白浜坂高校合唱部

【挿入歌】

「白浜坂高校校歌」(第1話、第13話)
作詞 - 橋本昌和 / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 田中大智(島﨑信長)、白浜坂高校生徒一同

「リフレクティア(合唱版)」(第1話)
作詞 - riya / 作曲 - 菊地創 / 編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校声楽部

「goin' my way!!」(第1話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 宮本来夏(瀬戸麻沙美)

「goin' my way!!(合唱版)」(第2話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校声楽部

「Amigo! Amigo!」(第2話、第4話)
作詞 - ヒカルド・クルーズ / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - コンドルクインズ(ヒカルド・クルーズと仲間たち)

「心の旋律」(第2話、第13話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校合唱部

「白浜坂高校校歌(ラテンver.)」(第3話)
作詞 - 橋本昌和 / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)&
田中大智(島﨑信長)

「Hau'oli♪」(第4話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校合唱部[宮本来夏(瀬戸麻沙美)&
沖田紗羽(早見沙織)&田中大智(島﨑信長)&
ウィーン(花江夏樹)]

「熱闘ヒーローガンバライジャー」(第9話、第10話)
歌詞 - 原田謙太 / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 西之端ヒーローショウテンジャー

「radiant melody」(第12話、第13話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 / 歌 -
白浜坂高校合唱部&声楽部
{/netabare}

投稿 : 2015/12/20
閲覧 : 887
サンキュー:

94

ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「音楽」が「音学」じゃなくて良かった…

P.A.WORKSが大好きなので、いつか見たいと思っていた本作品を一気見。私の期待を大きく上回ってくれた作品となりました。

序盤はよくある青春モノだったのですが、5話〜6話あたりで完全に心を奪われ、10話で爆発してしまいました。({netabare}ショーテンジャーがかなりツボでした{/netabare})

キャラの掛け合いがとても楽しく、テンポも早くて良かったです。1クールでうまくまとめられていたと思います。

このTARITARIという作品には、台詞ではなく、行動で気持ちを表現するシーンが多かったように思いました。({netabare}例:8話で紗羽が馬で学校に行くシーン、馬って道路走ってよかったんですねw 自転車と同じ軽車両扱いになるそうです。by.道路交通法{/netabare})これもアニメだからこそ表現できる部分だと思います。

作画はとても綺麗ですね。背景に関しては京アニを超えているんじゃないかと思っています。

私にはTARITARIの魅力を長々と語れる文章力はありませんが、名作と呼ぶに相応しい作品だったと思います。私のお気に入り作品となりました。

以下、おまけ
☆TARITARI名言(迷言?)集
和奏「{netabare}I don't…money.{/netabare}」

来夏「{netabare}でも私ね、今は約束叶わなくてよかったなって思う。叶ったら終わっちゃうでしょ、くっそー叶わなかったーって。これも大事な思い出だから。{/netabare}」

紗羽「{netabare}モジモジしてキモいね〜{/netabare}」

田中「{netabare}俺、ウマイ話とジェットコースターには乗るなって、おばあちゃんに言われてるんで。{/netabare}」

ウィーン「{netabare}今が非常時でなければいつが非常時だというんだ!{/netabare}」

紗羽父「{netabare}坊主舐めんな!地獄に落とすぞ!かーーっ!{/netabare}」

校長「{netabare}何が教育だ。人の弱さも、その弱さを癒す歌の素晴らしさも知らないくせに。{/netabare}」

☆TARITARIクイズ
Q.1「ウィーンの本名は?」
A.「{netabare}前田敦博{/netabare}」

Q.2「コンドルクイーンズが飼っている豚の名前は?」
A.「{netabare}ポエム{/netabare}」

Q.3「EDに映っている時計が指している時間は?」
A.「{netabare}約12時50分{/netabare}」

投稿 : 2015/12/12
閲覧 : 321
サンキュー:

50

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

普通さが心地良い、爽やかな青春アニメ

「楽しんで書かなきゃ、良いレビューにはならないわよ」
って、まひるさんだったら笑ってアドヴァイスしてくれるのだろうか?
ああ、でも、もう無理。今回はギブ・アップ。

この前書いたソードアート・オンライン1期のレビューは、かなりの長文ですが、あれ、書くのにそんなに時間かかっていません。
パソコン打ち始めると、スラスラっと文章が出て来て、あとは作品からの引用箇所(日時の表示など)をチェックするのに多少手間がかかっただけかな。

でも、本作は何故だか、そうなりません。
パソコンの前で、さあ、レビュー書こう!と思っても、全然指が動かなくて、何か考え込んでしまう。
それだけじゃなくて、普段は自分がレビュー書く前は余りチェックしない他の人のレビューをチラチラと眺めて、ネタバレ部分までクリックして確り読んでしまう。
そうして、やっぱり皆、TARI TARI が好きなんだなぁ、感動したんだぁ、と「ほっ」とすると同時に、自分も早く何か書かなくては、とか、でも不自然過ぎる文章になったら嫌だなぁ、とまた考え込んでしまい、やがて、諦めの境地に達してしまう(それが今・・・笑)。

大きく盛り上がるストーリーではないし、登場キャラクターのインパクトが強く残る作品でもない。
でも、視聴していて、なぜか「ほっ」とする、嬉しい気分になる、そんな話。

登場人物たちの繊細・微妙な感情の動きが確り描き込まれているので、この作品ならば、同じシーンを何回でも繰り返して見れる。
でも、レビューはまとめられない・・・なぜ?。


◆「心の旋律」を描き出すストーリー

本作はOPもEDも素敵な曲だけど、やっぱり挿入歌「心の旋律」が一番強く印象に残りました。
この「旋律」、知っているようで、でもはっきりとは分からない言葉だったので、正確な意味を調べてみました。

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旋律 せんりつ melody (英語) Melodie (ドイツ語) 【日本大百科全書(ニッポニカ)】

 音楽用語で、「メロディ」または「節(ふし)」ともいう。
明治初期に、中国の伝統的音楽用語であった旋宮(せんきゅう)からヒントを得て、音の高低の動きに対して「律を旋(めぐ)るもの」として名づけられた。
 一般に「音楽の三要素」として、旋律は律動(リズム)と和声(和音の継続的連続、ハーモニー)に対立させられるが、旋律からリズム的要素を取り除けば楽音の無意味な羅列となり、これは旋律とよぶに値しない。
これは音高線とよばれ、旋律はこの音高線とリズムからなる複合体と考えることができる。
 ところが、この二つを備えていても、それが断片的であったり、和声的音楽の内声であったりすれば、それも旋律といわないことが多い。
旋律であるためには、楽音の連なりそのものが、なんらかの音楽的表現意図をもった一つのまとまりでなければならない。
つまり、旋律は音楽的にまとまりをもった一連の楽音の継時的つながり、または運動と規定することができる。
 このような旋律は、音高線とリズムをさまざまに複合することによって、多彩な内容を表現しうる。
一般に、上昇旋律は緊張、下降旋律は弛緩(しかん)、アクセントのあるリズムの旋律は興奮、均等なリズムの旋律は平静を表すとされる。
 他方、旋律の動きは一定の音組織のなかで形成されるため、まったく自由に行われるわけではない。
旋法組織や調組織などが、旋律の形成にさまざまな制約を与える。
また、演奏媒体(声や楽器)の性能や音域も、旋律形成のもっとも根本的な条件の一つとなっている。
 なお、旋律は様式上から、〔1〕モノフォニー(単旋律型)、〔2〕ポリフォニー(複旋律型)、〔3〕ホモフォニー(和声を伴う旋律型)の三つに類別される。[黒坂俊昭]
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なるほど、「旋律」って melody の日本語訳だったんですね。
初めて知りました。
「律を旋(めぐ)るもの」、つまり「律動(リズム)」が上昇したり、下降したりして、グルグルと旋(めぐ)っていく様子のこと、でいいのかな?

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♪風 新しく 緑を駆ける/どこまでも遠く 澄み渡るよ/今 軽やかに 光は回る/全てをやわらかく照らすだろう
                         ~ 挿入歌「心の旋律」第1小節
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♪新しい風が吹いて/笑ったり、泣いたり、歌ってみたり/閉じていた心を開いて/潮風のハーモニー 口ずさむ
                        ~ ED「潮風のハーモニー」第1小節
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「新しい風」が「旋(めぐ)る」としたら、それは、きっと「旋風(つむじかぜ)」となるのでしょう。
一瞬で多くの人をなぎ倒してしまう台風のような荒々しい風ではないのだけれど、その当事者にとっては、生涯忘れられない決断となったり思い出となる、そんな新しい風が旋(めぐ)るエピソード。
それを次々と繋いでいったのが本作、ということになるのかも知れませんね。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= TARI TARI (2012年7-9月) ==================

{netabare}第1話 飛び出したり誘ったり ☆ アジサイ(6月)、こなつの本気、わかなの困惑
第2話 焦ったり あがいたり ★ 合唱部発足、合同発表会、※ED「心の旋律」

       ---- ここで、心の旋律(こなつのターン)に、ひと区切り ----

第3話 振ったり 出会ったり ☆ 早速廃部の危機、バド対決、夏休み(7月末)、コンドルクインズ
第4話 怒ったり 踊ったり ★ 「音楽はやめられない」、私たちのステージ
第5話 捨てたり 捨てられなかったり ★★ バド予選(たいちの夢)、母と音楽(わかなの回想)
第6話 笑ったり 想ったり ★★ 新学期(9月)、母の遺してくれた楽譜(わかな)、※ED「心の旋律」

       ---- ここで、心の旋律(わかなのターン)に、ひと区切り ----

第7話 空回ったり 見失ったり ☆ 文化祭の予定、騎手への夢(さわ)、理事長登場
第8話 気にしたり 思いっきり駆け出したり ★★ さわの夢(続き)、文化祭選考会

       ---- ここで、心の旋律(さわのターン)に、ひと区切り ----

第9話 白くなったり 赤くなったり ☆ ヤンとの約束(ウィーン)、ご当地ヒーロー、作曲の悩み(わかな)
第10話 萌えたり 燃えたり ★★ 教頭先生のアドバイス、ウィーンお手柄

       ---- ここで、心の旋律(ウィーンのターン)に、ひと区切り ----

第11話 満ちたり 欠けたり ★ 音楽劇の準備、たいちの戸惑い、白校の異変、歌の完成
第12話 重ねたり 響いたり ★★ さわのスナップ・ショット、お墓参り(約束の歌)、声楽部の協力

       ---- ここで、心の旋律(教頭先生のターン)に、ひと区切り ----

第13話 晴れたり 泣いたり あとは時々歌ったり ★ 音楽劇、卒業式、各々の進路

       ---- ここで、心の旋律(たいちのターン)に、ひと区切り ---- (※なお校長先生のターンは失敗気味)

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以上、★★★(神回)なし、★★(優良回)5、★(良回)4、☆(並回)4

OP 「Dreamer」
ED 「潮風のハーモニー」 {/netabare}


**(アヴァン avant = OP前の導入シーン)内容 と ♪(ED内容)

{netabare}第1話 **坂井和奏(わかな)幼少時+母(まひる) ♪ED「潮風のハーモニー」(こなつ・さわ(下段))
第2話 **宮本来夏(こなつ)幼少時+お爺さん ♪特殊ED「心の旋律」(こなつ・さわ(合唱)、わかな(伴奏)) 
第3話 **田中大智(たいち)幼少時+姉(はるか)  ♪ED「潮風のハーモニー」(こなつ・さわ(下段)、わかな(少し離れて)、たいち・ウィーン(上段))
第4話 **沖田紗羽(さわ)幼少時+馬(サブレ)・父 ♪ED 同上
第5話 **前田敦博(ウィーン)帰国前+友人(ヤン) ♪ED 同上
第6話 **わかな(乳幼児)を抱き抱える母(まひる)+父 ♪特殊ED「心の旋律」(合唱時々バドミントン部5人(合唱)) 
第7話 **わかな+ウィーン(教室で補習) ♪ED「潮風のハーモニー」(わかな・こなつ・さわ(下段)、たいち・ウィーン(上段))
第8話 **さわ+父(病院)           ♪ED 同上      
第9話 **ウィーン(戻ってきた手紙)    ♪ED 同上
第10話 **教頭先生(高倉直子)+わかなの母(まひる)(病室)  ♪ED 同上
第11話 **わかな+父(曲を作りながらの朝食づくり)    ♪ED 同上 
第12話 **合唱部の5人(音楽劇をやり遂げる決意)    ♪ED 同上 
第13話 **わかな+父(白祭当日の雨の朝)      ♪ED 同上{/netabare}  


**(アヴァン)登場回数と、それぞれの「心の旋律」

{netabare} 坂井和奏(わかな)   4回、母親との音楽の約束を守ること
沖田紗羽(さわ)    2回、騎手になる夢に向かって踏み出すこと
宮本来夏(こなつ)   1回、合唱コンクールで歌って去年の恥を上書きすること
田中大智(たいち)   1回、幼い友人ヤンに誇れるヒーロー魂を身に着けること
前田敦博(ウィーン)  2回、(やや特殊)紗羽への思い掛けない時めき
合唱部の5人      1回
わかな+ウィーン   1回
教頭先生+まひる(わかなの母) 1回、(教頭先生)音楽の才能へのわだかまりを解くこと{/netabare}
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※和奏がらみのアヴァンが一番多く(6回)、やはり彼女が主人公なのですが、{netabare}他の4人+教頭先生{/netabare}にもそれぞれちゃんと光が当てられています。
※この他、ED「潮風のハーモニー」の作画には、合唱(時々バドミントン)部5人の心の距離が少しづつ縮まっていく様子がそれとなく表現されていて視聴時は毎回のように注目していました。


◆そして「radiant melody(輝きの旋律)」へ

合唱部に集った {netabare}高校三年生の5人だけではなく、彼らを監督したり指導したりする立場の教頭先生の長年わだかまっていた心 {/netabare}にも、新しい風が旋(めぐ)ったのは、素敵なエピソードだと思いました(校長先生のはちょっと外れ気味で残念でした・・・)

 そして、 {netabare}合唱部のひとり一人の「心の旋律」が奏でられる中で、主人公和奏は、父親や紗羽の母(しほ)や教頭先生のアドバイスを受けて、亡き母との合作「radiant melody(輝きの旋律、晴れやかな旋律)」を少しづつ完成させていく。
 この曲の完成が、学園祭の中止を聞いて落ち込みそうになっていた合唱部の他の4人を再び勇気づけ、教頭先生・校長先生・声楽部の部員達もまた合唱部を応援する{/netabare}ことになる。

本作の描かれ方は、決してドラマチックではなく、むしろ意識的に抑えた演出になっている感じなのですが、そこが良い。
 個々の登場キャラの内面に目を向ければ、やはり相当にドラマチックでロマンチックな揺れ動きを確認できると思う。
そういう意味で「内面のドラマ溢れる」作品なのかも知れませんね。

投稿 : 2015/12/08
閲覧 : 654
サンキュー:

64

なかやまん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春モノ

P.Aの青春モノはいいですね、
音楽を通じて仲良くなり、共に苦悩し、
それぞれが自分の道を歩み出す
そんなお話。、
作中の曲も耳に残るし、感動できる部分もあり、綺麗な物語なので、オススメです。

投稿 : 2015/12/03
閲覧 : 208
サンキュー:

6

ネタバレ

MrtEZ53144 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

えっと思うところもあったが十分楽しめた☆

途中飽きることなく一気に観終えることができました!

キャラクターは皆可愛かったですが皆が皆ちょっと嫌な部分があり、そこが人間味を帯びててよかったと思います。
ただ、間違いなく自分が同じ学校にいれば彼女らは嫌なやつです笑
主人公補正(*^^*)
途中泣ける話もあったし何より劇中の音楽がよく個人的には楽しめました。

投稿 : 2015/11/29
閲覧 : 169
サンキュー:

2

SUGAR MAN さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

音楽はやめられない

「音楽が好き」って言う人は多いけれど

よくよく話を聞いてみると
”歌”が好きだったり
”曲”が好きだったり
”アーティスト”が好きだったり・・・

”音楽”自体というか音楽全体?が好きな人って
実はそんなに多くないんじゃないかな?って思うことがある。

もちろん好みだって楽しみ方だって人それぞれなわけで。
どれも「音楽が好き」って表現で全然間違いではないし
そういう楽しみ方を否定しているわけでもないのだけれど。。


と、前置きはともかく
このお話は合唱=歌うことがテーマの一つだけれど、
書いた人はきっと”音楽”が好きなんだろうなって
それが伝わってきたからなんか嬉しかった。

言葉ではうまく表現できないけれど・・・

音楽が好きな人はきっと観て後悔しない作品!!

久しぶりに文句無しで「お気に入り」リストに追加です♪


~~~印象に残った言葉~~~

音楽はやめられない

やるとかやめるとかじゃない。

音楽はいつもともにあるもんだ。

~~~~~~~~~~~~~~

投稿 : 2015/11/26
閲覧 : 291
サンキュー:

17

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

理想と現実。

江の島に存在し、音楽科のある高校に通う5人の男女の合唱部の物語。

思春期特有の精神の病気で大人に楯突きながらも、悩める未成年の成長を描いた話なのかな?

この作品の印象。

思春期の子の精神をよく描けているとは思いますね。

偉そうにしてても子供は人間としては半熟にすぎないこと。
現実を知り、能力に合わせた人生の歩き方を知ってしまった大人。
夢ばかり追いかけて、天井を見ずにただ走っていたい子供。
大人と子供は何故対立するのか?
子供にとって親は窮屈で煙たい存在である。
親はどんなに子供のことを愛していても、なかなか理解されにくい。
など、物語としての素材は良いと思います。

ただ、私はこのアニメに入れ込むことはなかったですね。
好きな登場人物がいなかったからというか、
好みの問題だから仕方ないです。
ギャグが壊滅的に合わなかったのが、一番大きいですし。

それでも、感動的なシーンがところどころありましたし、
瞬間的には良かったとは思うのですが。

気になったことが幾つか!
・2人の男子部員、ウィーンとバドミントンの心理描写とキャラの掘り下げ方が、
 女子部員たちと比較して軽くて浅いのが残念。
 女子に憎まれ口叩かれても何も言い返さないですし、大人しすぎといいますか。
 ただ女に都合のいいだけの存在に見えましたね。
 青春群像劇なのに、脚本家が男の子の心理に疎いのでしょうか?
 OP/EDからも観てわかるとおり、設定上は5人組扱いなのにもかかわらず、
 彼らは女子部員3人のオマケの域を脱することができていなかったですね。
 同社制作の「凪のあすから」の、ひーくんなんか最初は酷い主人公だったけど、
 ちゃんと自分の気持ちをぶつけていましたし、
 合唱部員の男子2名との違いは、すっごく大きいと思います。
 「TARI TARI」は恋愛アニメではないですし、作品の切り口が違うのは当然。
 すべての作品が同じやり方で作られる必要は無いですし、
 人物描写の好みの問題だけなのかもしれませんけどね!

・終盤の展開がやっぱり無いわw思いました。他のかたも書いてますけどね。
{netabare} このアニメのラスボスである理事長、徹底的に悪役としての地位を与えられ、
 主人公を妨害するために権力を行使するという役割を与えられた、
 アニメの作り手の薄っぺらい操り人形過ぎて、人間に見えなかったです。
 横暴、傲慢、拝金主義者。それ以外の印象を与える台詞が1フレーズもありませんでしたし。

 理事長によって決められた廃校はどうにもならなかったけど、
 理事長によって握りつぶされた学園祭を主人公たちがやり遂げた。
 妨害にもめげずに学園祭を決行して歌うことによってプライドは守られたよ!
 屈したままだと苦い思い出とともにこれからは下を向いて生きていくところだったけど、 
 これで、主人公たちの高校時代は何年経っても明るい気持ちで振り返られる。良かったね!
 そういう話なのかもしれないですが、手に入れたものは、ささやかなプライドと青春の思い出。
 失ったものは生徒たちを守った校長が解雇されたこと。(他の当事者には何もないのに一人だけ可哀想)

 教頭と亡くなった親友のお話とか、このアニメにも良いところがいろいろとあるのに、
 最後の方の展開の前提が無理ありすぎると思いますし、
 敵役の理事長があまりに安っぽすぎるために今まで積み上げてきたものを相殺してしまい、
 物語が映えなくなって茶番っぽくなったことが非常に残念でした。{/netabare}

あれこれ考えると最終回のカタルシスが薄いですし、
もうちょっと終わり方がどうにかならなかったのかな?と思いました。

まあ、信じれば夢は叶うはただの幻想で、
ただの高校生が成し遂げた事も当事者の心以外にはなんの意味もないというのは、
ある意味リアルかもしれませんけどね。

というわけでして、ファンの方には申し訳ないですが、
私にとっては、イマイチに思える作品でした。 

これにて、感想を終わります。
読んで下さいましてありがとうございました。

投稿 : 2015/11/20
閲覧 : 498
サンキュー:

66

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TARI TARIのストーリー・あらすじ

「TARI TARI」今夏放送開始 制作:P.A.WORKS、キャスト:高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織 ほか(TVアニメ動画『TARI TARI』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年夏アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫AiRI『Dreamer』≪ED≫白浜坂高校合唱部『潮風のハーモニー』

声優・キャラクター

高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織、島﨑信長、花江夏樹、浜田賢二、大原さやか、木下浩之、能登麻美子、田中敦子、宝亀克寿

スタッフ

原作:EVERGREEN、キャラクター原案:tanu、 監督:橋本昌和、シリーズ構成:橋本昌和、キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味、美術監督:東地和生、色彩設計:井上佳津枝、撮影監督:並木智、3D監督:平田洋平、編集:高橋歩、音響監督:明田川仁、音楽:浜口史郎、音楽制作:ランティス、プロデュース:インフィニット

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