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「灰羽連盟(TVアニメ動画)」

総合得点
79.8
感想・評価
1543
棚に入れた
7731
ランキング
476
★★★★☆ 3.8 (1543)
物語
4.0
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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灰羽連盟の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

しゅうじ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気を楽しむアニメ?

ながら作業をしながらの視聴だったため、あまりちゃんとストーリーを終えておらず、また謎の多い作品で、様々な解釈がある伏線や描写が多かったので、かなり難解な作品という印象。

ただ、恐らく、死んだ人間が羽のある人間として繭から生まれ、共同生活をするという、その世界観や雰囲気だけで十分魅力的ではある。

投稿 : 2016/05/19
閲覧 : 235
サンキュー:

2

ネタバレ

エウレカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なるほどね

だいたい、皆さんのおっしゃる通りの内容で構わないけども。

この作品のメッセージってはっきりしてるよね?
見てる人に任せるとかではなく、
恐らく「人間愛」っていうものが大きなテーマだと思う。
好きとか嫌いとかって言葉が必要なものではないけど。時に言葉が重要になったり。
本当に無償の愛っていうものは存在しないのではないか。
見てると人を嫌いになるような作品っぽいが、そーではない。より人というものを深く考える作品なのかなー

投稿 : 2016/03/22
閲覧 : 246
サンキュー:

3

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんだかよくわからない

灰羽はある日突然、繭から生まれる。どこからきたのか、自分は誰なのかもわからず、夢だけ持って生まれてくる。らっかと名付けられた少女が灰羽として罪と向き合い、仲間に支えられ、灰羽の旅立ちを見送るお話。

なんとなく掴みどころのない作品だなーっていう印象。でも、惹かれるところのあるお話です。1話が一番印象的ですね、羽が生えるところとか、わっかが付くところとか・・・

灰羽って結局なんなのか、そこがわからないので見終わってからもすっきりしないです。でも、そこが良さなのかも?

あったかいお話が好きな人はこういうの好きかもしれないです。

投稿 : 2016/01/11
閲覧 : 258
サンキュー:

6

ネタバレ

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久々のレビュー投稿、久々の自分語り

3年ぐらい前だったか、DVD-SETを購入して視聴。


3年くらい前
私は「serial experiments lain」という作品の存在をネット上で知り、
とてつもなく「見たい!」と思った。

しかし近くのレンタル屋には無く
スカパーでも暫く放送されない気(勘)がしたので、
DVDを買ってみようと、初めて考えた。

で、
そのlainのDVDを入手したくて「TV-BOX」とかいうのを探していた。
このTV-BOXが確か12000円だった筈。

TSUTAYAのネット通販で買おうと思って注文したんだけど、
注文から約1ヶ月経って在庫無しって事が判明。


で、その直後
TSUTAYA在庫無し判明の日から、ちょうど1ヶ月後くらいに
lainのDVD-SETが
Amazon価格で約6000円で再販されると聞いて、今度はAmazonで予約注文しようとした。

で、予約ボタンをポチる前にちょっと思った。

もしあの時TSUTAYAのネット通販で、
lainのTV-BOXを12000円で買っていた時の事を考えると、
現状6000円ほど金が浮いた状態だ、と。


lainと同日だったか、1・2日違いぐらいだったかで、
「灰羽連盟」も約6000円程で再販されると知った。
lainと同様に気になる作品だった、
しかし近場にレンタルは無く、スカパーでも暫く放送されない気(同じく勘)がしていた。


もしかしたら「lain」一作に消えていた金かもしれない、
結局は浮いた金だ。
そう考えると買って損することは無いだろう。

そして
3年くらい前に「serial experiments lain」と、
そのついでに「灰羽連盟」も予約したんだ。

当時Amazonで同時に予約したのだが、
配達業者の事情(どんな理由だったか忘れたけど)で
家に届いたのは灰羽の方が先だったので、

私が今現在持っているアニメのDVD/Blu-rayの中で
一番最初に買ったのが「灰羽連盟」ってことになる。


届いた日、すぐに開封して9話まで見た、
ただ一気に全話見るのはなんか勿体なくて
届いた次の日に持ち越して最終回、13話まで見た。

DVDを手に入れて見る前から、
この作品がどんな作品なのか、色々と調べてなんとなくは知っていた。

非常に謎が多く神秘的な雰囲気を持っている、
そしてその謎のほとんどは作品中で明かされない。

そう聞いていた。

でも実際見た際、私は謎に関しては深く考えなかった。
謎なんて深く考えなくてもこの灰羽連盟という物語は、十分物語として成立しており
十分理解できるものであったから。



グリの街という、沢山の謎が散りばめられた神秘的な街に
ラッカという少女が繭から生まれ落ち
羽が生え、光輪を頭に授けられ、 そして「灰羽」と呼ばれ、
同じく灰羽である少女達に街のルールを教わりつつ、共にグリの街で生活していく。

そして
ラッカが街の核心に迫るひとつの別れに触れ、
冬が訪れ、
紆余曲折あって同じく灰羽であるレキという少女を救済する物語。 


物語はこれだけ、割とシンプル。
前半で主人公の少女が街と灰羽を知り、
中盤でグリの街の核心に迫るひとつの別れに触れ、
後半で物語はレキという少女に少々寄り、主人公は最終的にレキを救済する。

そこそこ綺麗に起承転結が出来ている、
そしてこの物語は、2時間程度のアニメ映画でも十分収まりそうな物語だと私は感じる。
たったこれだけの物語を1話30分、全13話でやるのは少々テンポが悪い。


しかしこの作品の謎や、街の雰囲気が持つ
神秘性がテンポの悪さを感じさせない。

ドイツっぽさ(?)を持っており、街全体が壁に囲まれたグリの街、
全く普通の人間も存在する中で、羽が生え、頭に光輪を持った灰羽の少女たち、
印象的に現れるカラス。

触れられそうで触れられない
眠って見る夢のような独特な雰囲気を持った
この灰羽連盟の世界、灰羽連盟という物語は、
ハイテンポよりもスローテンポの方が居心地がいい。

「雰囲気アニメ」という表現も正しいとは思うけど
物語を完全に投げっぱなしにしていない、
非常に優れたファンタジーだと私は表現したい。



本作のDVDを時々見返すことがある。
でも今現在も私は、この作品の謎を深く追求する気になれないんだよね。

謎を完全に暴いたらスッキリとするかもしれない
けど、
なんか…この作品の持つ神秘性が消え失せて、
テンポが悪くて味気ない、シナリオの骨格だけが見える気がして…

グリの街が持つ雰囲気の美しさや、謎が持つ神秘性があるからこそ、
灰羽連盟は傑作で居られる。

DVDを買って初めて見たあの日から今現在も、
私はそう思っています。


下手くそな文章、その上どうでもいい私の自分語り、お読み頂き誠にありがとうございます。

投稿 : 2016/01/04
閲覧 : 551
サンキュー:

38

ネタバレ

Crysiss さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

重く暗く沈み込んでいく話

主人公ラッカがはるか上空から落ちてくるところから
物語は始まる。

見たこともない場所で、灰羽として生を受け
それまでの記憶をなくし、自分がどうしてここに来たのかも
何をすればいいのかも、いつまでここにいるのかも
何もわからないまま物語は進んでいく

正直、全体を通して色のコントラストがかなり抑え目に作られており
引いては物語全体に重厚感を演出する狙いなのでしょう。

実際、話の内容は暗く重たいので内容に沿った演出ではありますが
どこか寒々しく登場人物たちが常に
冬の冷たく乾いた風に晒されているような印象を受けました。

{netabare}

最後にレキが長い苦しみからやっと解放され
巣立っていき、救済されますが
本当に救われたのか疑問に感じました。

春になり、これから色づいていく季節の演出があれば
最後の印象はまた違ったかも知れません。

ただ、クウの時は突然の別れとなってしまい
塞ぎ込んでしまっていたラッカが
レキの時は精一杯に正面から向き合ったおかげで
きちんと前向きに受け止めて
立ち止まらずに歩き出せたのは、好印象でした。

{/netabare}

設定に謎のままの部分が多く
13話の中で説明しきれなかったのかもしれないが
悪く言えば視聴者に丸投げしてしまっている部分は否めない。

名作とも駄作ともいえないが見たことを覚えておきたい作品だった。

投稿 : 2015/10/12
閲覧 : 239
サンキュー:

4

ネタバレ

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

現実には救済があるのかはわからないが、この世界には目に見える救済がある。

人に親切に接することで救済に近づけるというなら、私はただ私だけのために人に親切にする。だからそれは本心からの親切ではないだろう。私のために私は君を親切に利用する。全く私は冷たい奴だ。

それはどうだろうか。確かに君は私のことなんかこれっぽっちも思わず、私に親切にしていたのかもしれない。それでも私が受けた安心、心強さ、温かさは紛れもないものだ。君が私のことを気にしなかったように、私も君の事情なんか気にしない。ただ私は私の身勝手な感情で君を助ける。それだけだ。……そして君は気づいてないかもしれない。ただの手段であった親切がもはや君自身の一部になっており、君が弱き者の導き手になっていることを。


レキは良い意味で手段が目的化した人物だと思う。救済という概念が彼女を偽善に走らせたが、半ば親切であることが当たり前になっている。救済があるという価値観自体にも価値があるもんだな。ただレキは最後まで「己の行為は自分のためだけにしている」という考えから抜けだせず、自分自身を許せない。結果的に他者のためにもなっていることに彼女は価値を見いだせないのだ。だから「行為の理由なんて関係ねぇ、お前の行為マジでサンキューな」と強引に感謝状を叩きつける他者が必要だったのだと思う。それまで自分のためだけに親切にしてきた(と思っている)ため、レキは他者に対して借りを与えたことはない。だから対価として助けを求めるなんて出来ない。そこにラッカが恩があることを示し続けることで、ちょっとは借りを与えたかなと思い直して、「助けて」と言えたのだ。この瞬間レキは他者と断絶ではなくなった。レキさんはちょっと真面目すぎたんや。
正直、前半はレキの内心が話の肝だとは見抜けず、見事に魅せられました。ラッカ側の準備をしっかりと用意してからの、良いシナリオだっと思います。


以下戯言
{netabare}
レキの救う方法は、他者との断絶を無くすことのため、方法としては彼女になんらかの大きな借りを(無理矢理)与えて、借りを返させる方向性もありなんだけど、クラモリの救済(とその後にネムに対する迷惑)やヒョウコの瀕死など、彼女に与えようとしても、結果的に諸所に迷惑がかかって終わるだけだと経験的に閉じてしまっている。ここらへん、神様(作者)も悪よのう。

似たような題材で見たことあるのはABだけど、あちらは人間じゃなくてキャラクターが動いている感じで、灰羽の方が断然人間らしくて題材に馴染んでますね。特に個人的にですが、救済という西洋的な宗教世界での人々はきっとレキのようなジレンマに生きていたのだろうなと教えられ、思うと心苦しくなります。

灰羽は加えて、設定がはっきりしていないのも魅力的で、結局救済は生だったのか死だったのかもわかりませんし、また語られる設定についても灰羽たちの個人的意見程度にすぎないことも。筋道はしっかり示しつつも、解釈の余地が多くある深みを持った作品なので、色々と考察を漁るのも面白そうで、楽しみです。
{/netabare}

投稿 : 2015/07/30
閲覧 : 290
サンキュー:

9

ネタバレ

isukanndal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

色彩と沈黙

素晴らしかったです。

結局、ほとんどの設定には作中での説明はありません。なのに、なんとも言えないしっくりとした印象が残っています。これは、ひとえに「色彩」と「沈黙」による表現に終始した成果であり、この作品の最大の特徴であると感じます。

語らずしての細やかな表現は、アニメというメディアの得意分野であり、それを存分に駆使したこの作品はまごう事なき名作です。

投稿 : 2015/02/08
閲覧 : 319
サンキュー:

6

ネタバレ

たこたこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

独特のほんわかした雰囲気の中に潜む闇

出だしが凄く嫌いで、何度も見ようと思って、1話の冒頭で見るのを止めていた。
けれど、そんなの勿体無い程の面白さがあった。
どんどん話が進むにつれて、話の中の闇が広がっていって、こういう収まり方をするとは…。と思った。

投稿 : 2014/12/19
閲覧 : 250
サンキュー:

6

ネタバレ

たく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

抽象的で一見アーティスティック

普通のアニメを見るのに飽きて来たので、ちょっとコアなものはないかと探していて

前に一回通り過ぎたこの作品をついに見ました。

まずストーリー。


ネットで見ると色々考察がなされていますが、そんな事はどうでもよくって

ようは作った人たちが何を言いたかったのか。


なんとなくしかわからない。ww



罪、救済、祝福。

自分で罪を認めたらそれは罪人だし、罪が無いと言えば、罪に気づかない自分は罪。

みたいな、感じでグルグルグルグル。

ラッカは助力者が外にいて(鳥。外の世界=現世?天国?にいける唯一の存在。)その誰かに許された?から罪つきじゃなくなったけど(一部自殺者が罪つきっていってるけど、半分あってて半分違うようなきがする)

レキは外に助けを求められず。。

自分で許せず他人に(助力者)許しをこう事ができて、最後列車に巻き込まれなかった(生前は轢かれて死んだのかな?)

死と向き合ったからか、自分を許す事ができたからか、最後は巣立ってく(転生なのか、天国行くのか)

伏線とか設定など、視聴者を完全に置いてく感じは逆に面白いけど、あまりにも置いてかれるのでわりと上級者向きです。



作画は色使いがいっぴつだったと思います。古い感じとか。古くなった壁とか、何に使ってたのかわからないベニヤが寄りかかってる感じとかリアルですよね。

音楽はハープの曲が印象的でした。
クワイアの曲が後半の方から目立ってた気がする。

声優さんはちょっと難ありかもです。
口がまわってないキャラが。
ラッカとヒカリ?だったかな。声質がかぶるんですよね。


で、物語でわからないのは壁の中で仕事始めたラッカでしたが、時々変な声聞こえんのはなんだったのか。

現世とあの世の境かなんかで不安定な場所なのかな?



考えれば考えるほど謎ばかり。
まあ、輪っかと羽があるじてんで死んでる人ってのはわかるんですが。

かなのカラスの話と
レキの永遠の話
話師の罪の話
が印象的でした。


捉え方によっては色々なメッセージが詰まってます。



んで、途中のラッカが鬱過ぎてイライラします。クセっ毛が可愛いから許す。


子供の世界を主軸に置いてるあたり、何か色々な狙いがあるのかも



皆様はどんな事を思いましたか?

ぼくは輪っかの鉄っぽい音が、ナウシカのオームの目の部分を叩いた時の音ばりに良かったなーと思いました。

投稿 : 2014/12/07
閲覧 : 326
サンキュー:

4

ネタバレ

単細胞 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観が独特

世界観が分かりにくいけど、それがこの物語。
ふわふわしてるんで、ちょっとずつ理解していくうちに終わっていきました(汗
分からんまま終わったゃった部分もたくさんあります。

後半引き込まれちゃったんで、高評価なってます。
個人的に二度見はあるかも。

投稿 : 2014/09/30
閲覧 : 206
サンキュー:

2

ネタバレ

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんとも不思議な作品

何だろうとても不思議な作品だった
まるで誰かの見た夢を具現化したような、なかなか言葉では説明できないそんな印象だ

灰羽達の名前の由来や物語のキーのひとつである鳥(鴉)など夢占いや夢診断を連想するような物がいっそう現世ではない事を強調しており後半に入ると、ことさら宗教風のメッセージが強い場面も多くなる

しかし風力発電やスクーター、スケートボードなど近代以降のオブジェクトも普通に使われており宗教的な古い逸話とは違った印象を覚えたのも事実で、単なる死後の世界とも違うありそうだけどもありえない無国籍な世界で静かに流れる不思議な物語の面白い作品だった

しかしこの作品は見る人を選ぶ作品だろう
ゆっくりと流れる日常の描写も多く、物語の節々ごとのはっきりとした目的あるいは目標は示されない助長な進行に退屈してしまう人も多いようだ

私はかなり好きな分類の作品だし良作で間違いないと思うが大きな動きや派手な動きはないのでそういうのが苦手な人は視聴を避けたほうが無難である

投稿 : 2014/09/07
閲覧 : 305
サンキュー:

ネタバレ

ミトス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人を選ぶ作品

作中では多くは語らず、視聴者が考えていく内容だと思います。
自分は全話見終わった段階で、良く分からない部分があったので考察サイトを見て理解が追いつきました。

雰囲気がハイジやフランダースの犬などに似ていて良かったです。

良いんだけど日常を映しているシーンが多く、少し退屈と感じる部分があったので☆3.5止まりです。

好きな人はとことんハマりそうなのは伝わりましたが、自分は評判ほど好きにはなりませんでした。

投稿 : 2014/09/02
閲覧 : 243
サンキュー:

4

ネタバレ

島発火 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完璧

いや。。。。。
文句なしでしょww

投稿 : 2014/09/01
閲覧 : 223
サンキュー:

3

ネタバレ

だる☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

曖昧すぎて…

あまりにも設定がぼんやりしすぎて、世界観重視の私には少し合いませんでした。
あえて説明をぼやかしてるのか、そもそもそこまで細かく決まってないのか…。
かと言って全くダメなわけではなくて、細かく考えずにストーリーに重きを置けば、好きな方もいると思います。

作画は絵柄とか関係なく所々酷かったです。
特に引きの人物とかけっこう崩壊してました。

作画は気にせず、倫理的な(?)話がお好きな方にはおすすめです。


あまりはっきりとした説明が無かったので、以下は私の勝手な解釈になります。

{netabare}
他の作品の名を出すのもアレだとは思いますが、灰羽の設定としては、エンジェルビーツっぽい感じかなと思いました。
要は大人になれなかった子供達の魂の救済場所なのかなと。

天使のような姿で大体予想はつきましたが、レキの設定で死後という事は確定してますし、繭から生まれるのも年齢は様々ながらみんな子供のようでした。
ただ、歳はとるみたいですね。

あまり論理付ようとすると、カラスのことや町の住人で躓くので、あまり気にしない事にします(笑)


序盤から主人公がよく「灰羽ってなんだろう?」と呟くので、てっきりそれがメインなのかと思い、もっと壮大なストーリー展開を期待していたので、思っていたよりも小さくまとまって少しがっかり感がありました。

「罪と贖罪」というテーマ(だったのかな?)も私自身は好きなのですが、罪といったところで登場人物の過去がはっきりと語られることもなく、罪に至るまでの過程ストーリー無しで、罪という結果だけ見せられても、感情移入も同情もできません。

ただ、最終話の「待っていただけ」という言葉はとても好きです。
まず、行動に移したのか、と言う事ですよね。
恥ずかしながら、私自身にも言えることです。
思うだけ、口先だけじゃ意味が無くて、行動にうつすということが大事です。
良い言葉です。{/netabare}

なんて、灰羽になったら明らかに黒い羽根で生まれるであろう、だるの珍しく辛口レビューでした(笑)

投稿 : 2014/08/23
閲覧 : 246
サンキュー:

3

ネタバレ

ざみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

あらすじから暗いシリアスな話かと思っていたがキャラクター達の生活を描いたほのぼのな作品と勘違いした序盤。

中盤以降は悩みや不安を描いた悲しい話しとなっている。

キャラクターの複雑な心情は描かれているものの、灰羽達はどこから来て何処へ行くのかなど始めから持つ設定的な部分は解説されないまま終わりを迎えるので少し消化不良な気もする。

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 211
サンキュー:

1

ネタバレ

ニャントラ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.5 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

苦手すぎる

安倍吉俊氏が描くイラストが好きで絶対に素晴らしいに違いないと

なかば確信して観ました、、、

暗い、何とも言えない不安な気持ちにさせられる作品でなんだか

トラウマレベルの物を観てしまった気がします。

多分、自分が事前にネットで灰羽連盟について調べたから悪いのかもしれません


本作品では明確に「死後の世界」とは言ってないですから。


やっぱり僕には可愛い女の子達の日常が性にあってるなー(笑)


※安倍氏が描く表紙イラストと本アニメで描かれる女の子が詐欺レベルで

違うと感じたのは僕だけでは無い筈(笑)

投稿 : 2014/04/27
閲覧 : 227
サンキュー:

1

ネタバレ

花鳥風月 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブ○映画がお好きな方にはおすすめかも

日常系ファンタジー?ですかね。

とにかく、この作品独特の雰囲気がとても素晴らしかったです。

キャラも皆いい子ばかりで親しみがもてるので安心して観れるアニメかなと思います。
女の子の友情は見ていてなごみますよね(百合モノではありません)

先が気になって仕方がなくなるようなお話ではありませんが、切なくも温かなストーリーに胸を打たれました。

投稿 : 2014/04/02
閲覧 : 199
サンキュー:

2

ネタバレ

wjk_anima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ハイバネ聯盟 これ ひょっとして 異世界の話?? あっ 蝶が㌧でぃる…

〔 全13話構成:ファンタジー アニメ作品 〕2002’フジTV系 深夜枠 放送


どなた様のレビューか忘れますたが、眠気を誘ぅ独特の雰囲気の漂ぅ作品との事で、視終わる迄、実に半年程の月日が流れてぃた事実はこの際置ぃておぃてっと…w

多分,ぃや余分に睡眠導入罪が含まれてぃる特殊映像作品なのでしょうなぁ…などと勝手に被害妄想してみる今日この頃…


質素倹約し,慎ましく生活を送りながら仕事に勤しみ、人の役に立てる様に日々過ごして行く人生感…。


文字にすれば至極当然の事のようだが…、
当たり前を当たり前にこなす事の難しさや大変さというものが、叫ばれている昨今!
道理も個人個人の主義主張で平気で覆される世の中ではある訳です…。

故に、哲学的な観点でアニメーション作品として、見ている方へのメッセージや何らかのキッカケにでもなれば、幸いであるとの試みではなかろうか!? と勝手に想像(妄想)を膨らましてしてみたッス。


視聴者次第で、幾らでも深ぃ考察の底なし沼へと誘ってくれる稀有な作品!

イタリアのトスカーナ州辺りの田舎町の原風景がモチーフな町並みですなぁ…雰囲気的に見ているだけで癒されてまぅわぁ…


この作品は、村上春樹の4作目の長編小説!
【 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 】がバックボーンにあるアニメ作品との事!

★《 世界の終わり 》★

ストーリー

「世界の終り」は、一角獣が生息し「壁」に囲まれた街、「世界の終り」に入ることとなった「僕」が「街」の持つ謎と「街」が生まれた理由を捜し求める物語。外界から隔絶され、「心」を持たないが故に安らかな日々を送る「街」の人々の中で、「影」を引き剥がされるとともに記憶のほとんどを失った「僕」は葛藤する。「僕」は図書館の「夢読み」として働きつつ、「影」の依頼で街の地図を作り、図書館の少女や発電所の管理人などと話をし、街の謎に迫っていく。時間軸的には『ハードボイルド・ワンダーランド』の「私」がシャフリングを行ったのと同時に(すなわち、「私」の思考システムが「第三の思考システム」に切り換わったのと同時に)『世界の終り』のストーリーが始まるものと思われる。


★《 灰羽連盟 ☆ ストーリー 》★

高い空からまっすぐに落ちていく少女。やがて彼女は水に満たされた繭の中で目を覚ます。古びた建物の一室で彼女を迎えたのは背中に飛べない灰色の羽を持つ、「灰羽」と呼ばれる人物たち。繭の中で見ていた空を落ちる夢から、少女は「ラッカ」と名づけられる。

高い壁に囲まれたグリの街、灰羽たちの暮らすオールドホーム、そこでの仲間たちとの穏やかな日々。戸惑いながらも少しずつその生活に馴染んでいくラッカ。しかしやがて、短い夏の終わりに1つの別れが訪れる……。


★【 概要 】★

『 灰羽連盟 』(はいばねれんめい、仏語:Ailes Grises)は、安倍吉俊の同人誌『 オールドホームの灰羽達 』を元に構成されたテレビアニメ作品である。

登場人物たちの深い心理描写、独特の不思議な世界観、セピア調の抑えた色彩、美しく雰囲気のある背景、透明感あふれる音楽などのほか、精神的なテーマを扱い、悲しく重い内容を含みながらも、これらのバランスが良質な作品となっている。

放送当時(2002年)のフジテレビのアニメ放送環境は迷走しており、本作品もその巻き添えを受けて、2話連続で放送された週が4回もあった。そういった事情もあり、一部の人々の間でしか知られない作品であった…。


★《 製作 スタッフ 》★

●原作・シリーズ構成・脚本・キャラクター原案 - 安倍吉俊
●監督 - ところともかず
●助監督・設定補佐 - 大森貴弘
●キャラクターデザイン - 高田晃
●デザインワークス - キムヒロミチ
●美術監督 - 片平真司
●色彩設計 - 遠藤菜緒美
●コンポジットディレクター(撮影監督) - 長牛豊
●編集 - 後藤正浩
●録音演出 - 本山哲
●音楽 - 大谷幸
●プロデューサー - ueda yasuyuki,Henry 後藤,岩谷能宣,春名剛生,
●制作 - RADIX
●製作 - 光輪密造工房・フジテレビ



★《 登場人物 》★

{netabare}
〔 オールドホーム 〕

◆ラッカ
声 - 広橋涼
主人公。灰羽暦1年の生まれたての灰羽。灰羽達が暮らす施設「オールドホーム」に住む。性格は気弱でおとなしいが心の芯は強い。ラッカの光輪は静電気を帯びやすく髪を引き寄せるため、いつも癖毛が直らない。生まれてくる時、空から落ちてくる夢を見たことから「落下」と名付けられた。

◆レキ
声 - 野田順子
灰羽暦7年のオールドホームの仲間。灰羽歴が長く、グリの街や灰羽のしきたり等に詳しい。思い切りがよく、さっぱりしていて面倒見がよい性格だが、繊細な面を持ち合わせる。「年少組」の子供たちの世話やオールドホームの家事全般をしている。趣味は絵を描くこと。生まれてくる時、小石が敷き詰められた道を歩いている夢を見たことから、名前は「礫」

◆クウ
声 - 矢島晶子
灰羽暦2年のオールドホームの仲間。年長組の中では最年少であるため、誰かの役に立ちたいと強く願っていて、なにかとラッカの世話を焼く。明るく天真爛漫。物語の中盤でグリの街から「巣立ち」し、それが物語に大きな転機をもたらす。空を飛んでいる夢を見たことから、名前は「空」

◆カナ
声 - 宮島依里
灰羽暦3年のオールドホームの仲間。街の時計屋で働いている。さばさばとした性格。家事は苦手だが、仕事に関しては非常に真面目。魚のように泳いでいた夢から、名前は「河魚」

◆ヒカリ
声 - 折笠富美子
灰羽暦4年のオールドホームの仲間。街のパン屋で働いている。眼鏡っ子。真面目で優しいが、間の抜けたところがある。ラッカの光輪を作るために寺院から借りてきた「光輪の型」を使ってドーナツ状のパンケーキを作った。このため、ラッカの光輪はパンケーキの匂いがするようになってしまった。光が見えていた夢から、名前は「光」

◆ネム
声 - 村井かずさ
灰羽暦9年のオールドホームの仲間で最年長。街の図書館で働いている。おっとりとした性格でよく眠っている。レキとの付き合いは長く、その性格もよく把握しているが、昔はある理由からレキのことを避けていた。夢の中でも眠っていたため、名前は「眠」

◆クラモリ
声 - 久川綾
レキやネムが生まれたばかりの頃、2人の面倒を見ていた先輩灰羽。体がやや弱いが、心の芯は強く情愛に満ち穏やか。レキが描いたクラモリの肖像画がレキの部屋に飾られている。名前の由来は「暗森」あるいは「蔵守」

◆ダイ
声 - 比嘉久美子
オールドホームに住む子供の灰羽。子供たちは年少組と呼ばれている。ダイは大工になりたいことから、その名がつけられた。

◆ショータ
声 - 浅野真澄
オールドホームに住む子供の灰羽。ショータ(正太)はショートケーキが好きなことから(本人は夢に出てきたと言い張る)その名がつけられた。

◆ハナ
声 - 徳永愛
オールドホームに住む子供の灰羽。ハナ(花)は花屋になりたいという将来の夢から、その名がつけられた。

◆他の子供たち
キャラクターが明確でないが、以下の7名の年少組がいる。深雪(ミユキ)、桃(モモ)、野原(ノハラ)、沢(サワ)、見火(ミカ)、元気(ゲンキ)、演(ヒロシ)。

〔 廃工場の灰羽たち 〕

◆ヒョウコ
声 - 鈴木千尋
廃工場に住む灰羽の青年。正しくはヒョウコなのだが、ヒョコと呼ばれている。名前の由来は「氷湖」。灰羽であることを隠しているのか、普段は帽子とリュックで光輪と羽を隠している。レキとは古い知り合いだったが、ある理由から疎遠になっている。

◆ミドリ
声 - 水野愛日
廃工場に住む灰羽の少女。廃工場の少女達のまとめ役。レキとは長い付き合いだが、ヒョウコの一件の後、複雑な感情を抱くようになる。

〔 街の人々 〕

◆スミカ
声 - 半場友恵
街に住む若い女性。ネムと共に図書館で働いているが、妊娠し寿退職が決まった。昔は壁の外に行きたいと思っていたらしい。

◆親方
声 - 青山穣
街に住む初老の男性。カナが働く時計屋の店主で街の広場にある時計台の持ち主でもある。職人肌で口汚くカナに厳しく当たることもあるが、本当はカナの事をとても信頼している。

◆古着屋
声 - 栗山浩一
街に住む古着屋の青年。掟により新しい服を買うことが出来ない灰羽に古着を提供している。気前のいい一面がある。商品の一つとして「宇宙人民服」を取り扱っている。

◆カフェの店主
声 - 加藤木賢志
街に住む男性。クウが働いていた「カフェかるちえ」の店主。

◆パン屋の店主
声 - 藤原泰浩
街に住む男性。ヒカリが働くパン屋の店主。夫婦でパン屋を切り盛りしている。

〔 その他の登場人物 〕

◆話師
声 - 大木民夫
灰羽連盟の長。独特の手話を操り、トーガとの交渉を行う。話師と会う時は、その許しがない限り言葉を発してはいけない。

◆トーガ
グリの街にやってくる交易人の一団。街にいる間は言葉を話すことを禁じられている為、話師と手話で意思疎通を行う。灰羽を含めて街の住人は、トーガと話すことはもちろん、触れることも禁じられている。


★《 用語 》★


【 灰羽 】
特殊な存在だが、背中に灰色の羽と頭の上に光輪と呼ばれる輪を持っているだけで、空を飛ぶなどの特別な能力もない。グリの街の人口に比べると、その数はとても少ない。灰羽には次のような特徴がある。

●どこからか現れて芽吹いた大きな繭から生まれる。
●生まれたときの年齢はまちまち。
●繭から生まれて一日ほどで背中に灰色の羽が生える。光輪は仲間から授けられる。
●名前は繭の中で見た夢から決めるが、子供の場合はその限りではない。
●子供でなければ職を持って働き、同胞の役に立つことが使命とされる。
●守らなければならない独特の掟がある。

【 グリの街 】
物語の舞台となる街。建造物は西欧風の造りで古都の趣がある。周囲には農耕地が広がる。周りを高い壁に囲まれていて、街の外に出ることはできない。唯一存在する門からトーガと呼ばれる人々がやってきて、その交易品だけが壁の内と外をつないでいる。街は浅いすり鉢状になっていて、中心には噴水のある円形広場がある。電力は郊外の丘に設置された風車による発電でまかなわれている。文化や生活は、現代的な部分もあるが古い慣習も残っており、中世から現代までが入り混じった雰囲気がある。

【 灰羽連盟 】
灰羽たちの生活を支援する組織。グリの街のはずれにある寺院が本部になっている。連盟の話師がトーガとの交易の仲立ちをしていて、その利潤を灰羽手帳の発行やその他の灰羽の生活支援に利用している。

【 オールドホーム 】
「使い古し以外を使用してはならない」という灰羽の掟にしたがって、ラッカたちが住処としている建物。大昔は学校の寄宿舎のようなものとして使われていたらしい。かなり年季が入っている(ヒョウコたちの住む廃工場も同様。なお、灰羽が働く場所も、ある程度の年代を経たものでなければならない)。人数に比してあまりにも広いので、手付かずのまま放置されている所が多く、建物の半分ほどは電気が通っていない。灰羽たちの他に、寮母と呼ばれるお婆さんが住んでいる。

【 廃工場 】
ヒョウコやミドリたちが住んでいる大きな廃工場。年少組以外は少女しかいないオールドホームとは違い、ネムいわく「共学」。環境があまりよくないようで(廃工場の灰羽たちは不良っぽく表現されている)、廃工場で生まれた子供たちはオールドホームに預けられている。

【 灰羽手帳 】
「お金を扱ってはいけない」という灰羽の掟に従って、灰羽達が金銭の代わりに用いる通貨。買いたい物があったら、ページに購入したものを記入して、それを切り取ってお金の代わりに渡す。灰羽連盟がその発行や清算を行っている。

【 壁 】
グリの街を囲む高い壁。街の一番高い時計台からも、壁の外は見えない。灰羽を悪いものから守ると言われている。その一方で、灰羽が壁に触れると災いが起こるとされている。

【 森 】

街の西側にある深くて暗い森。迷いやすく一度踏み込んだらなかなか抜け出せない上、壁の力が強く影響している土地でもあり、特に灰羽には危険な場所。

【 鳥 】
壁を越えられる唯一の存在。「灰羽が繭に入る時に忘れたものを運ぶ」と言われている。

【 鈴の実 】
振るとカラカラと音がする木の実。殻が厚く、硬い音がするものが良いとされる。土に染料を混ぜると実に色がつく。染められた鈴の実は、一年の区切りとなる「過ぎ越しの祭」の際、沈黙の時間の中で身近な人に思いを伝えるために使われる。色によって感謝や別れなどの意味を表す。毎年、祭の季節になると街には鈴の実を売る市が立つ。

●赤の実=お世話になりました(感謝)
●緑の実=おめでとう(祝意)
●茶の実=ごめんなさい(謝罪)
●白の実=ありがとう、さようなら(感謝、惜別)
●黄の実=私は馬鹿です ……(隠された意味)好きです(愛情)

【 罪憑き 】
一部の灰羽に見られる症状で、羽に黒い染みができる。染みは、壁の近くにだけ生える「老人の樹」(正式には雪橉木(ゆきりんぼく)という名。幹がねじくれている)の樹皮から採れる特殊な染料で目立たなくすることができるが、治るわけではない。なお、雪橉木の染料は悪い者の目をくらませる力があると言われ、本来はお払いに使われる。

【 真名 】
灰羽の名前は最初に見た夢にちなんで付けられる名前の他に、同じ発音で別の文字を当てる「真名」というものが存在し、その灰羽の本質を表すとされ、灰羽たちはその真名を見つける事が本当の使命であるともされている。 ラッカ(落下)の場合は「絆を絡ませあい、実を結ぶもの」という意味で「絡果」である。


《 各話リスト 》

〔1話〕繭 空を落ちる夢 オールドホーム
〔2話〕街と壁 トーガ 灰羽連盟
〔3話〕寺院 話師 パンケーキ
〔4話〕ゴミの日 時計塔 壁を越える鳥
〔5話〕図書館 廃工場 世界のはじまり
〔6話〕夏の終わり 雨 喪失
〔7話〕傷跡 病 冬の到来
〔8話〕鳥
〔9話〕井戸 再生 謎掛け
〔10話〕クラモリ 廃工場の灰羽達 ラッカの仕事
〔11話〕別離 心の闇 かけがえのないもの
〔12話〕鈴の実 過ぎ越しの祭 融和
〔13話〕レキの世界 祈り 終章 {/netabare}

投稿 : 2014/02/27
閲覧 : 424
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34

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nannka さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見終わりました

13という短い話数のなかで凝縮された感じでした。
オールドホームの住人の新しい仲間になった主人公が自分の運命に、灰羽たちの運命に葛藤していく感じが好きでした。
個人的に空が旅立ったところがこのストーリーで一番好きな所で、何故かといわれるとみてもらったほうが早いかもしれません。

投稿 : 2014/02/22
閲覧 : 210
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5

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マミーニャ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

んー…

全体的に暗い作品。


考えさせられるアニメで完全に大人向けと感じた。




クレしんの声の人がいた事ぐらいの印象しかない。

投稿 : 2014/02/13
閲覧 : 181
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2

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D-3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゆっくり、しっとり、ふんわり、じんわり。

ゆっくり流れる時間を楽しめるならツボでしょう。
言葉で説明しようとすればするほど逆効果になりそうです。

ラストも、これでいいんじゃないかな。
通して見れたなら、"演技がー"とか"作画がー"とかそんなありきたりな判断基準、どうでもいいって思うんじゃないでしょうか。

かなり前の作品ではありますけど、こういうストーリー、もっと増えてくれないかなぁ・・・

投稿 : 2013/11/17
閲覧 : 226
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4

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teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人に勧められたけど

人に勧められたけど 全然 意味わからない
とりあえず 面白いとのことなので 最後までは 見た・・

投稿 : 2013/10/18
閲覧 : 201
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2

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‡紅葉‡ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いというか、考える作品

出てくる灰羽の女の子達hあみんな違う性格でよくあらわされていると思います。
ドタバタした感じはそんなになく、全体的におちついています。
また人の心理を中心としたお話で、共感できるところもありました。世界観は今までにない感じのアニメだと感じました。
落ち着いたアニメを見たいかたにはいいと思います。
ただ少し心理的なものに追い詰められて、痛々しいところなどもあるので、そういうのが苦手な人はやめたほうがいいかもしれません。
とりあえず1話を見て判断してみたらいいと思います。

投稿 : 2013/10/12
閲覧 : 216
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4

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ユウユウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

とても謎

このアニメを見てとても不思議な世界観で謎だらけでした。                           私のなりの解釈で話ますと灰羽は死んだ人間が何かしらの未練があり灰羽になると思い 旅立ちとは成仏と私はとらえます 灰羽連合は成仏できなかった人が自分たちが旅立てなかったのでみなが旅立ちが出来るように支援する団体だと思い 人もいますが壁の外にも出れないので果たして人なのかもわからないです 一番の謎が壁です・・・とにかく謎だらけの不思議な世界です^^   

投稿 : 2013/10/02
閲覧 : 193
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2

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きたのまお さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議な世界観

実はタイトル見た時には、なんか暗そうだったので
見ないかなーと思って、第1話はスルーしちゃいましたが。
夜中にテレビ付けて、第2話見たらいっぺんにはまって
しまいました。そして「ええもんみせてもろたわぁ」と
なぜか関西弁を放ち、呆然とした記憶があります。
独特の世界観、安部さんの絵、大谷さんの音楽ともに
よかったです。

投稿 : 2013/08/08
閲覧 : 501
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15

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らんぐレイ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

しんどかった~

よく名前を聞くアニメだったので期待して視聴したのですがすごい退屈でした。見終わった後に考察見て、なるほど!となるらしいですが考察見てもそんなもんか、としか思いませんでした。このアニメの良さがわからないヤツはにわかというのであればにわかでもなんでも構いません

投稿 : 2013/07/21
閲覧 : 360
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5

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

羽を持つ者と人間が共存し、壁に囲まれ外界とは断絶されていると思しき中で、羽を持つ者たちの事を中心に世界観とかいろいろ考えさせられる話で、物語自体をストレートに面白いとは感じなかったが、自分なりのある程度の解釈を持ちつつ他人はどう解釈したのかレビューを読んでる時が一番楽しいアニメだった。

自身の考察結果については、幾通りか思いつくに至るがどれも可能性があると思うし、どれも違う可能性があるわけで答えは出ないままだった。再度、視聴したら違うように感じるかもしれないし、その時、感じたまま考える事を楽しめたことに満足している。

投稿 : 2013/05/30
閲覧 : 309
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もじゃくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

罪をつぐなうとかの前に謎を明かしてほしかった

4話くらいまでは状況説明的なもので、5話くらいから登場人物の一人が旅立ってから物語が一気に動き出す。13話完結だけど、詳しい所は正直、謎のまま。
しかし、この場合、解釈が人により変わる事が危惧させる。
製作者側から押しつけ感が無いにしても、作品本来の落とし所に違う解釈のために感動がないものになってしまっては残念な感じになってしまうので、観るなら一気観がお勧め。

謎については、
1、そもそも灰羽とは何?
2、この世界と壁の外はどうなってる?
3、彼女たちの過去は?
この3つは物語に欠かせない重要事項だが、語られることはない。制作委員会側でも、あまり内容を語らない方がいいという判断なのだろうが、そういうのは良くないと思う。視聴者判断に任せるような作品は、何というか…まあいいや。

投稿 : 2013/05/20
閲覧 : 231
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2

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お魚つた子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

夢のような世界。一瞬一瞬が夢を見ているよう。温かさとか、光の彩度や明度が心地よくて、よく眠れそう。でも一瞬一瞬不安になって、不安と心地よさがゆらゆらする。あの夢はどうなったのだろう。そんなお話

投稿 : 2013/04/01
閲覧 : 405
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1

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なーさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いろいろ考えなければならない作品

高い壁に囲まれたグリの街で灰羽たちと普通の人間が暮らしている。灰羽たちが住む家オールドホーム、そこで新入りの主人公「ラッカ」は少しづつ馴染み、仲間たちとの穏やかな日々を送っていく…
みたいなお話です。


この作品のテーマは「生と死」だと思うのですが…
僕は一番納得というか心に残ったシーンはラッカが今までどんな時も優しく接してくれた「レキ」に「あなたに優しくしていたのは全部自分のためあなたのためなんかじゃない」と言われ絶望すると言うシーンです。


確かにそんなこと言われたらショックかもしれませんが僕はたとえ与えられた優しが偽物だとしてもその行動をしてくれたという結果が一番大切なんじゃないかと思います。


偽物の善意でもその奥底にはその人を思いやる心がないとまずその行動をとれないとも思います。


なので、偽善は本物の善意と等価値であると僕は考えています。


このようにこの作品はほかにもたくさん深く考えさせられ、なおかつ見る人によってその解釈が変わるようなシーンが多数あると思います。


みなさんも一度この作品を見てみて自分なりにいろいろ考えてみるのも面白いかもしれません。

投稿 : 2013/02/21
閲覧 : 315
サンキュー:

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灰羽連盟のストーリー・あらすじ

高い空からまっすぐに落ちていく少女。やがて彼女は水に満たされた繭の中で目を覚ます。古びた建物の一室で彼女を迎えたのは、天使のような輪を頭の上に掲げ、背中に飛べない灰色の羽を持つ「灰羽」と呼ばれる少女達。繭の中で見ていた空を落ちる夢から、少女はラッカと名づけられ、灰羽を名乗る少女たちから同じような輪を授けられるとともに背中に羽を得る。円形の壁に囲まれたグリの街、灰羽の暮らすオールドホーム、そこでの仲間たちとの穏やかな日々。戸惑いながらも少しずつその生活に馴染んでいくラッカ。しかしやがて、短い夏の終わりに1つの別れが訪れる…。(TVアニメ動画『灰羽連盟』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年秋アニメ
制作会社
RADIX
公式サイト
www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/anime/haibane/
主題歌
≪ED≫Heart of Air!『Blue Flow』

声優・キャラクター

広橋涼、野田順子、宮島依里、矢島晶子、折笠富美子、村井かずさ、久川綾、鈴木千尋、水野愛日、比嘉久美子、半場友恵、青山穣、大木民夫

スタッフ

原案:安倍吉俊(~オールドホームの灰羽達~)、 監督:ところともかず、助監督:大森貴弘、シリーズ構成・脚本:安倍吉俊、キャラクターデザイン:高田晃、設定補佐:大森貴弘、美術監督:片平真司、色彩設計:遠藤菜緒美、コンポジットディレクター:長牛豊、音楽:大谷幸、録音演出:本山哲、音響制作:オムニバスプロモーション

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