lg さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

－感想－

鑑賞回数：1回　※評価はしてません。

【総合】
－－－－－－－－－－
　これは最後まで見ても正直意味が理解しずらい作品でした＞＜
　そのままにしてしまったので今でも意味はあまり理解してない感じですが
　それでも面白いと感じました('ｪ')
　とりあえずこの手の物は理解しておかないと勿体無い気もするので
　近いうちにもう一度見たいと思います!!

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

色んな楽しみ方が出来る良質なファンタジー作品ですヽ(*^^*)ﾉ

■灰羽連盟ってこんなアニメですε(｡・"・)з†.。*・
とってもとっても不思議世界がこの世のどこかに存在してるのでした･･･
ここはどこだろう(･o･ ))(( ･o･) ﾄﾞｺ?
そう･･･ここはグリの街･･･壁に囲まれた不思議な街。
人間と灰羽(ﾊｲﾊﾞﾈ)が共存しているおとぎ話の様な不思議な世界。
背中に飛べない灰色の羽と頭に天使の輪ような光輪をもっている不思議な生き物。
どこの世界からやってくるのだろう･･･
人知れず灰羽の種が空から舞い降り、人知れず芽吹き繭となる。
夢を見る･･･繭の中で見た夢は、元いた世界の記憶の欠片。
ここはどこだろう(T-T ))(( T-T) ﾅﾆﾓｵﾎﾞｴﾃﾅｲ!!
繭から生まれ、夢が名となり、灰羽として生を受けた意味もわからず･･･
私の名前は「ラッカ」･･･空から落下する夢を見た私の名前･･･その名の本当の意味とは･･･
主人公ラッカを中心に灰羽達の儚い人生を描いたストーリーが始まるのでした！

■総評
小説家・村上春樹さんの作品を意識して作られたと言われているファンタジー作品だけあって、村上さんの世界観を色濃く引き継いだ作風になっていますね♪
パステル調の淡い色彩で統一された作画は作風との相性が絶妙で、グリの街に住む人たちの人柄みたいに、心地よい印象を与えてくれました(*^o^*)
ストーリーの根底には深く悲しいエピソードが隠されている訳ですけど、その表現は直接的ではなく寓喩で表現されているので灰羽連盟の世界観をより良いものにした要因だったのではないかなぁって思いました♪
たとえば、灰羽につけられる名前とかは異世界での出来事を暗示させているので、寓喩的表現ですね！
他にも、灰色の羽や、罪憑きの羽の色など･･･詳しくは書かないですけど、寓喩の技法が散りばめられているのです(･ω･)ﾉ
ただ･･･その反面で、視聴者にとって解り辛いって事にもなってるのですけどね･･･まぁ好みの問題ですねｗ

この作品を楽しく観ようと思ったら、あれこれ難しい事を考えずに、童心に戻っておとぎ話を聞くような感覚で楽しんでもらったら良いのではないでしょうか？
灰羽やこの不思議な世界についての概要については、かなり丁寧に語られていると思います。
ただ、物語の核心は明確に語られてはいないので、その多くは視聴者の解釈に委ねられているって感じでした(･ε･)/
なので「灰羽連合」は、３つの楽しみ方が出来ると考えました(･-･*)ﾇﾌﾌ♪
・幻想的で美しい雰囲気と物語を素直に受け入れて楽しむ♪
・観終わった後に自分なりに解釈して余韻に浸る♪
・ネットで「灰羽連盟　考察」で検索かけて、ﾊﾟﾁｯ☆-(^ｰ'*)bﾅﾙﾎﾄﾞって脳内補完する♪
特に黄色い鈴の実の意味は作中で紹介されている意味とは別の隠された意味があるので、素直に受け止めてはダメですよ(>o<")
私も後から知って(*ё_ё*)きゅん・・ってしちゃいました！

１クール１３話の構成で、とっても深みのあるストーリーは見所がいっぱいでした♪
ｱﾀｼσ(ﾟ-^*)的には、今回主人公の「ラッカ」を演じてくれた広橋涼は、強情張りなキャラを演じる事が多いのですけど、ちょっと違った広橋さんが観れたのが嬉しかったですｗ
落ち着いた雰囲気の作品が好きな方ならきっと楽しめると思いますよ(o^∇^o)ﾉ

2011.12.15・第一の手記

はむ さんの感想・評価

2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

うーん。

結構、鬱。ストーリーは微妙。独特の世界観？わるくはない。。。

chinpoko さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

わからないから

不思議。
いろいろ思うところあり。

雰囲気もの？
ってだけで片付かない。
何かがある。

分からないけど分からないから面白い。

あと、ＯＰがすごく好き。

ahirunoko さんの感想・評価

4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

とてもカワイイ

作品全体の雰囲気がカワイイ！
ストーリーに起伏がほとんど無いが観てしまう不思議さ。

とても癒されました。

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

これが天使なのかなぁ…

何か、ずっと泣いてた気がする…
ほんと、泣けました！色んな意味で。

すごく個人的な解釈なんだけど、人間だった人達の一部が灰羽になって、旅立ちを迎えた者は天使になるんじゃないかな？と思います。
その秘密を守る為、街は壁で覆われている。
だって、灰羽の人達って…がさつなキャラもいたけど、根はとても優しい人ばかりで、天使になるべく者の様な気がします♪
でも、どう感じるか、どう解釈するかは見る人それぞれですね！

すごく優しさに溢れた物語で、心暖まる良い話です。
灰羽の子供達を見てても、普通の人間の子供達と変わらず…ついつい口元が緩んでしまう、微笑ましい描写がいくつもあって。。。
普通の人間と羽と光輪がある灰羽が共存してるし、世界観はすごく独特なんだけど全く違和感無くて、街の雰囲気も優しくて良かったです。

ラッカのひた向きな姿は終止、心を打たれてばかりでした。

最終回はほんとに鳥肌モノです！

灰羽という設定で描かれてはいますが、人と人との出会いと別れ・関わり合い・助け合い・悩みを抱えている者への周囲の対応・立ち直り…色々と考えさせられた話でした。

少し禅問答っぽい所があるので、賛否は分かれると思います。

が！

やはり、個人的には是非見て欲しいです。

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

天使のようで天使でないハイバネの物語

見たきっかけは安倍吉俊さんのキャラデザだったから

円形の壁に囲まれた街
繭の中から生まれる飛べない羽を持つ灰羽たち
灰羽たちは繭の中で見た夢の内容で名前をつけられる
住人たちは壁の外と行き来することはできず
外からやってくるある一団のみが外の世界との繋がり
そして鐘が鳴るたびに一人の灰羽が壁の外へと消えていく

世界観が分かっていくたびに思いましたね
これは考察アニメだと
これを見ている時は壁の象徴するものは何かとか
なぜ住人たちは壁の外に出てはいけないのか
灰羽たちの正体はなんなのかとか色々と考えてました
普段戦闘のあるアニメばかり見ているせいか
若干ダレる部分はありましたがいいアニメだと思いました
視聴後に色んなサイトやらブログやらでこのアニメの考察を
見ていて楽しかった
人を選びますがまあ一度ご覧あれ

ichinodon さんの感想・評価

2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

世界観のみ

独特の世界観で勝負の作品。
終わってみて「だから何なのだ。」というところもある。
鬱だという評判だったが、何もそんなことはない。
世界観は好き。

とし さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

社畜様 さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

面白い！

子供の頃に一度観た事があって、当時はただのアニメでしかなかったのですが、大人になってから見直した時に、物語中の葛藤や心情と言ったものを理解し、泣けましたね。
このアニメは大人向けなのかな？と思いました。
キャラクターの個性も良く、世界観も大好きなので高めの評価にしました。

【アリア社長】 さんの感想・評価

4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

スパ砲 さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

１クールで観れる名作

番組というよりは、作品。
資本主義に抵抗するかのような。
ところどころ、低予算の痕跡が垣間見える。
それを差し引いても、この作品にとって強く支持する人がこれだけいるのは幸福なことだろう。
最終回まで観て何かひっかかりを心に持たないのは、おそらく人生経験が足りないのだろう。

いのまき さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

面白かった

昔見て面白かった記憶がある。
忘れてるとこも多いけど、機会があればもう一回見たいと思う。

★mana★ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

本当の自由とは・・。

1話から独特の世界観と、
何故か観た（聞いた？）事のあるような話。
あれか？と思いつつ、まさかな･･と思い考えるのをやめました。
だって、そうであれば世界的に有名な作品になっているはず・・それは最後に語ろうと思います。


どこからともなくやって来る、灰羽。
壁に囲まれた世界。
危険な森。
鳥だけが越えられる壁。


何故生まれたのか、
何故羽がはえるのか。
それは全く分かりません。


その灰羽達が仲間達と何気ない日常を送っている話です。
そこに現れた「繭」。
そこから主人公「ラッカ」が灰羽として生まれるのです。
始め「ラッカ」は自分が灰羽である事に戸惑いを感じますが、
みんなの温かさに包まれ灰羽として穏やかに過ごして行きます。


しかし、そこには突然の別れがあり
初めて経験する別れに「ラッカ」は嘆き、悲しみ、次第に堕落して行きます。
その表現があまりにも暗く、悲痛に感じました。


私は、この作品に「陽」の部分を感じる事が出来ませんでした。
終始「陰」を感じ、精神的に何か訴えかけられ、揺さぶられる作品でした。


そして始めに書いた事を語りたいと思います。
「あれ」とは、そう、村上春樹氏の
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
です。（wikiで発覚、やはりなっと思いました）
個人的に村上春樹氏の作品は好きなのでほぼ読んでいますが、
「世界の終わりと・・」の中に出て来る話と酷似しているのです。
きっと読んだ方なら必ずそう感じると思います。
そして彼の世界観が好きであれば、
すーっと心に入って来る作品ですし
なかなか独特の世界観なので、
理由や意味を追求される方には向かない作品だと思います。

Ellue さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

marcy さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

深い。

すごく色々考えさせられる作品です。灰羽の存在価値なんかは人がよく考える「自分ってなんだろう？」という疑問にも関係してたり、見るほどに色んな事を考えてしまう作品です。
１度だけでなく２，３度見てうう～んって言いながら見て欲しい作品です。見るたび新しい発見があると思います。

何かもや～っとしてるとき見るのもいいかもしれません。鬱っぽい感じを受けるけど結構さっぱりしてます。

kain さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ひげ さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

戸愚呂（母） さんの感想・評価

1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態：観終わった

jagaimo さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

小森　きなこ さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

観て損はないと思います。たぶん。

不思議な世界観に引き込まれます。
しっとりと、それからちょっと怖いような、なんとも言えない雰囲気です。

観て損はないと思います。

お寿司ちゃん さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

美しい世界観と極上のシナリオ

大人のためのアニメ。
個人的な主観を書いてもあまり意味がないので、
ストーリーについては、逆に書くことがあまりない。

美しい世界観と極上のシナリオで、申し分ない内容。
心に残るアニメ。
音楽も完璧。
高木正勝とかペンギンカフェオーケストラの音楽
の持つ世界観のようだった。

ただ、2002年の作品とはいえ、3話あたりから
人物の作画が異常に歪む箇所が多かったので、
その辺りがかなり惜しかった。
（背景の作画は安定しているのに……）

Anna さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

頭のなかJET!!! さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

鳥肌がぁ〜

はじめ 世界観におされましたが 後半にはひきこまれて
最終回鳥肌たちっぱなしでした。
後味もわるくないと思います。
見るなら最後までみてほしいです

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

まるで大人の絵本。

晴れと曇りの狭間、という印象でした。
不思議な世界観に引き込まれる感じが、とても心地良い。

作品全体がセピアな色調でまとめられています。
ヴァイオリンが印象的なOP曲、ヨーロッパ風の町並み、キャラクターの服装デザインなど、しっとり落ち着いた美しさ。
「大人の」という枕詞が似合います。

ストーリーは少し難解といえば難解かも。
物語の謎な部分は、作中で答えが提示されないので、
白黒つけたい派には「わけわからん！」とか言われそうです。
（一応ファンサイトにはいろいろ考察があるようです）

個人的には、理屈まで考えずに、素直に灰色は灰色のままとして観て欲しいかな。
手品のタネ探しをするのは、ちょっと無粋な気がして。

あ、羽とアホ毛は可愛いデス。

bellkira さんの感想・評価

3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

う～ん！！

灰羽とは、最後までわからなかった。。見る人が見ればわかるのかな？？

mikemike さんの感想・評価

2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

うーーん

イマイチ

. さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

「人は皆、罪憑き」なのでは無いかと思うのでございます。

全編ファンタジックに構成された大人の絵本の様な作品でございます。美少女による萌えやギャグ、派手な戦闘シーンも存在いたしません。静かに、そしてじっくりと感動を味わいたい時、そっと心を落ち着けたい時。そんな気分の時にご鑑賞下さいませ。

高い高い空。天空の静寂の中から落ちてくる一人の少女。背景に流れるは大谷幸様作曲による「Free Bird」でございます。ご自身で演奏される程の思い入れのこもった曲。その美しい旋律が心に染み入ります。落下する少女に寄り添う一羽のカラス。カラスは少女に何度も呼びかけます。そして自分の体に不釣り合いな大きさの少女を必死に引き上げようとするのです。とてもとても印象的なオープニング。カラスは一体何を伝えたいのでございましょうか・・・。

空を落ちてきた少女。ふと気がつくと羊水の様な水に満たされた繭の中。彼女は夢を見ていたのです。
頭の上にふわりと浮かぶ輪っかと、背中には小さな灰色の羽。まるで天使の様な容姿を持つ人達の暮らす街、グリ。そこで灰羽と呼ばれる者達の一人として誕生した瞬間です。名はラッカ。灰羽は誕生する時に観た夢の内容から名前を付けられるのです。だから空から落ちてきた夢を見た少女に付けられた名前はラッカ・・・。「大丈夫、黒でも白でもない、奇麗な灰色だよ」繭からの誕生後、間もなくして背中に羽が生えたラッカ様に対し、先輩灰羽であるレキ様が応えた台詞です。どうぞこの言葉を物語のラストまで覚え、そして最後にその意味を噛みしめて下さい。

派手な色調を抑え、そして淡く、角をそぎ落としたとても優しい作画。画面を見ているだけで心癒されます。OP及び背景で流れる音楽は大谷幸様。そしてEDはHeart of Air様による「Blue Flow」でございます。ともかく物語に合って美しく、そして澄み切った旋律と歌声。癒されたい時には必聴の名曲揃い。よって音楽に対する評価は☆5つでございます。
主人公のラッカ様役の声優様、それとラッカ様の親友のクウ様役の声優様がワタクシめの特にお気に入り。とても素朴で純真な少女達を体現するかの様な素敵な演技。大変好ましく感じました。

四方を高い壁で囲まれた街グリ。その壁を越えて外の世界と行き来出来るのは、トーガと呼ばれる商人と、空高く壁を飛び越えることが出来る鳥たちのみ。この街を舞台に、灰羽達の日常をほのぼのと描いた作品でございます。灰羽達の容姿もそうですが、この作品では鳥たちの描写が印象的で、そして作中に良く登場してきます。だからでございましょうか？灰羽達は巣立ちと言って、鳥の様にある日壁の外へと旅立つ日を迎えます。主人公のラッカ様に感情移入する程に、巣立ちを迎えた灰羽達との別れは悲しいものとなる筈でございます。

灰羽達は一体どこから来て、そして何処へと巣立っていくのでしょうか？グリの街とは一体どういった存在なのでございましょうか？　作品は一切の回答を示しません。
だから彼らの正体を考え、世界の成り立ちを考え、そして巣立ちの世界を空想すると言う事も楽しみのひとつでは無いかと存じます。自分だけの灰羽の世界を創造する・・・。そう言う気持ちで観ていただけると、より楽しみも広がるのでは無いかと思われるのでございます。

最終話でレキ様がご自分の胸中をお話されます。レキ様はご自分を激しく責め立てる。でも、ワタクシめは思うのでございます。「人は皆、罪憑き」なのでは無いかと。生きている限りは真っ白で綺麗な人間等おりません。誰もが何の見返りもなく、人に優しくすることなど出来ないのかも知れません。どんなに口では綺麗事を言ってみたとしても・・・。そして知らず知らずの内に誰かの思いを裏切り、人からの愛を忘れてしまう・・・。
だからね、レキ様。貴方様のその人間らしさ。ワタクシは大好きでございます。人間らしいからこそ、貴方様を好きになれるのでございます。


最後までこの作品を観て、そしてエンディングの言葉を噛みしめて、ワタクシによぎった思いがございます。

物語最初で落下する少女（ラッカ様）を必死で引き上げようとするカラス。それはレキ様。貴方様でございますね？

color さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

koro さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

独特な世界観

見終わったときの正直な感想は「で？」っといった具合でした。

それだけ作中に隠された謎が多いのに実際に解決される部分はごくわずかです。

グリの街はいったい何なのか？そして灰羽とは・・・

視聴者の想像が膨らむところです。

若干消化不良なところは否めませんが、作品全体の雰囲気はノスタルジックないい感じなのでそこを楽しむなんて事も良いのではないでしょうか。