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「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島(アニメ映画)」

総合得点
58.3
感想・評価
10
棚に入れた
41
ランキング
6530
★★★★☆ 3.5 (10)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.4
音楽
3.5
キャラ
3.4

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シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

単純なストーリーだから観やすいけど・・・・・

劇場版オリジナル作品、全3部作の第1部。
悪者に追われている魔法族のお姫様が船乗りになりたい少年と出会って、一緒に目的地へ向かう話。

制作会社の記念作品らしいけど、ストーリーはともかく作画は劇場版にしてはちゃっちい。風景画も細やかなものではないし、キャラデザも『ドラえもん』の劇場版でありそうな子供向けなデザイン。
ただ今までその会社が作った作品がNHKでやってそうな健全なものばかりだから、当然と言えば当然。この作品もキャラが殺す死ぬはあるけど、そのシーンを明確に描くことはない。

3作ともつながった話ではあるけど、完全続編ではなく区切り良く完結する話。ただ制作時間とか諸々の事情を抜きにしてストーリーだけで言えば、たとえ区切り悪くなったとしても、50分×3話なら前編後編の2部に分けた方が良かった。

姫が持ってる石が完全に飛行石なのは良いとして、単純なストーリーだから観やすかったけど、逆に言えば凝った設定もないから面白さに欠けた。もとになった物語を知ってるともう少し楽しめたのかもしれないけど、シンドバットっていうと『マギ』しか知らないから、何とも言えない。
子供向けっていう点ではいいかもしれないけど、だったら3部作なんかにせず、多少長引いても1作にまとめて欲しかった。わざわざ3回も観に来るお客さんって成人したガチガチのアニメヲタクだろうし、1作にまとめられないなら、もう少し大人に考えさせるような作品でも良かったと思う。


【あらすじ】
行方不明になった船乗りの父を持つシンドバットは船乗りになるためバハル号に乗せてくれと頼みに行くが断られる。
しかし部下を欲しがったバハル号の船員アリが勝手にスカウトに行く。
すると空から宝石と木の馬に乗った女の子が落ちてきて、さらに空飛ぶ絨毯に乗った悪そうなやつらまで現れる。
シンドバットは女の子を助けるため悪そうなやつらと戦うが、やられてしまう。
しかしそれを見ていたバハル号の船長ラザックがシンドバットを助けスカウトする。
シンドバットは母に行ってくると告げバハル号に乗る。
しばらく航海した後、海に浮かんでいた例の木の馬にのった女の子を見つけ助ける。
船の古株ナジブ爺さんは、腕輪から彼女が魔法族の姫様ではないかと推測する。
姫は船長に西へ向かいたいと言い、西へ向かうが、霧の中に入り目的の島を見つけた瞬間、悪そうなやつらの潜水艇が現れる。
船長は一戦交えるつもりだったが、空から巨大な鳥たちが現れ見境なく襲ってきたため、シンドバットと姫様を木の馬で先に島へ行かせる。
島へ来た二人だったが、廃墟となってるのを見て姫は落ち込む。
そんな姫をシンドバットは励まし、姫は元気を取り戻し、自分の名はサナだと言う。
サナは巨大な鳥たちが島を守ってくれたことに礼を言い、無事だったバハル号に乗り、次なる目的地へ向かう。

投稿 : 2022/06/24
閲覧 : 107
サンキュー:

0

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シンドバッドって実はよく知らない

まえがき
{netabare}ポケモン映画を観に行った帰りに、劇場でこの作品のポスターをみかけました。
放送予定のアニメ映画はチェックしているつもりだったのですが、いたる劇場で放映されているのに、知らなかったということへの驚きと、日本アニメーション企画制作というビッグネームに興味をそそられて、こちらも観てから帰ることにしました。

チケットを買おうと思ったら、一般は一律1000円、中学生以下は700円で二回目以降は無料とのこと。安い・・・!
実は私が知らなかっただけで、かなりメジャーな作品なのかも。と期待していたのですが、座席はがらがら。公開か時間が経っており、なおかつ時間も19時頃と子供向きではない時間帯という事もあるのか劇場内のど真ん中に一人で座っての観賞となりました。
{/netabare}

私はアラビアンナイトの物語を読んだ経験が無く、また世界名作劇場も小さいころに再放送で観た程度の知識です。
実は、日本アニメーションというのも、ポスターを観て、ググった後に知った名前でした。


感想を一言で表せば、シンドバッドの冒険って思ってたよりも現代的かも。

マギやアラジンなどのイメージから、この世界では普通にランプの精霊が居て、絨毯が空を飛んでいるようなファンタジーの世界なのかと思っていたのですが、普通に町の人に驚かれているし、機動力は電磁浮遊で浮かび上がっているようでした。

アリババはマギのイメージが強くて、もっと正義感にあふれて頼りないけどでもやっぱり王子!というイメージだったので、違和感がありましたね。
あと、お姫様!出てくるんだーと感動しました。

なんだか、知らな過ぎて恥ずかしい

この作品はきっと、原作を知っていることが前提のお話なのでしょうね。
私みたいな人は少ないのかもしれませんが、ある程度知識を詰め込んでから見た方が良いのかもしれません。

もしかしたら、中学生以下無料というシステムはこの作品をきっかけに原作を読んでもらい、それを踏まえたうえでもう一度見てほしいという配慮なのかもと思いました。


原作を知っている方向けのあらすじ

物語は3部構成になっていて本作は第1部となります。
第1部では、シンドバッドが不思議な夢を見るところから始まります。
船に乗って世界を見て回りたいと夢見るシンドバッドが母との別れを決意し、航路で出会ったサナという少女を仲間に加えて、彼女の故郷を探そう!というところで第1部が完となります。

物語のテンポは良くてサクサク見られましたが、西方面と言う以外何のあてもなく、冒険はこれからだ!というところで終わってしまったので、果たしてあと2回で終わるのかどうか不安です。


主題歌はGReeeeNの妹分としてデビューしたwhiteeeenの「ポケット」という曲です。
曲調はサビの部分が大塚愛の「プラネタリウム」に似ている気がしました。
歌詞が本編とよく合っていて、未知の世界を夢見る若者の心が清々しいです。
挿入歌の薬師丸ひろ子さんの「わたりどり」にも子を思う母の気持ちがよくあらわされていてジーンときました。


不安はあるけれど、名作になりそうな気も十分にした第1部でした。

投稿 : 2016/06/20
閲覧 : 417
サンキュー:

4

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【原典回帰にして27番目の世界名作劇場?】

そもそも世界名作劇場ってのは人によっては『ハイジ』も入るとか『ムーミン』からだとか言われてますが公式では『フランダースの犬』からなのでそれに準拠して話を進めますね


で、その『フランダース~』以降の名作劇場を手掛けた日本アニメーションが創立40周年ということで、記念して作られた3部作映画の第1章が今作
62年には東映動画制作の長篇映画が、75年には同名のテレビシリーズがありましたけど別にそのリメイクってわけでなく、公式的にはなんも言ってませんけどオイラに言わせれば【27番目の世界名作劇場】です
そういえば日本アニメーションが映画を作るのって『MARCO』以来ですね


シンドバッドが主人公ではありますがアラビアンナイトそのものをモチーフに色々イイトコドリをしたオリジナルストーリー
船乗りに憧れる少年シンドバッドは、ある日に滅びた一族と言われる魔法族の生き残りの少女、サナが悪漢に追われているところを目撃する
サナの魔法で木馬が空飛ぶ馬に姿を変え、それを追う悪漢達は空飛ぶ絨毯を操る
不思議な光景と魔法族の伝説を聞いた彼はラザック船長率いるバハル号の船員として冒険の旅に出ることを決意しますが・・・


まずとにかく一番凄いのがまるでこの作品が1970年代に制作されたかのように映る色彩と撮影効果です
ホント凄い、これデジタル?
セルアニメの間違いだろって言いたくなります
最近『家庭教師のトライのCM』で『ハイジ』のフィルムに新規作画が溶け込んでる光景を見た方も沢山いることでしょう、あの技術です
現代のデジタル技術をもってすれば1970年代のセルアニメ特有の温かみのある色彩が再現可能ってことですね
素晴らしい


で、作画そのものも背動使いまくってたりと気合十分
背動ですよ?背動!
もはや古の技術ですよ背動とか(お


でも残念なのが一部エフェクトやメカがバリバリのCG、デジ絵なんす・・・
この素晴らしいセルフィルム感に全くマッチしていない・・・
なぜそこだけ楽をしようとしたし・・・
ガッカリ;


お話自体はこれから始まる大冒険活劇の序章に過ぎず、「シンドバッドの冒険はまだまだこれからだ!」というところで次章へ続きます
SF的なガジェットもチラッと登場したことから後半は『未来少年コナン』的な展開も予想されます
見どころは旅立つシンドバッドがお母さんにお別れを告げるシークエンスですね
こーゆー人間模様の丁寧な描写はまさに“世界名作劇場”してました

投稿 : 2016/05/15
閲覧 : 604
サンキュー:

12

スネイブル さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

海水でうすめたラピュタ

原作に忠実と言うより結構アレンジされていますね。
まず、空から首飾りと女の子が落ちてきます。
ええ、ラピュタです。
これは空から海に舞台を変えたラピュタです。
というかタイトルで何となく匂いますよね。
他にも共通した部分が多いですよ。
ではラピュタ同様に楽しいかというと、なんとも大味な感じがしました。
三部作らしいので全部みないと何とも言えないでしょうが、尺をのばした分うすまってるだけの様な。
作画や描写も大味。
冒頭から重りも付いていないロープを投げて手すりに巻きつけるシーンがあり、無理だろと思ってしまいました。
名作劇場の流れを組むファミリー向け作品だと思うので作画どうこう言うのは野暮なのかも知れませんが、もう少し頑張って欲しいです。
結局ラピュタ好きからすると、どのくらいラピュタに似ているかという事が1番見所の作品です。
そういった意味では続編も観るかも知れません。
あと母親役の薬師丸ひろ子が歌う挿入歌は良い仕事でした。

投稿 : 2015/10/24
閲覧 : 630
サンキュー:

2

しるまりる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 66

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 65

3mei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/07/24
閲覧 : 105

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2016/06/20
閲覧 : 112

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/08/12
閲覧 : 104

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シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島のストーリー・あらすじ

白組と日本アニメーションがタッグを組んだ作品となる。(アニメ映画『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2015年7月4日
制作会社
日本アニメーション
主題歌
≪主題歌≫whiteeeen『ポケット』≪劇中歌≫薬師丸ひろ子『わたりどり』

声優・キャラクター

村中知、田辺桃子、永澤菜教、宮澤正、青山穣、鹿賀丈史

スタッフ

原案:『アラビアンナイト』、 監督:宮下新平、シリーズ構成:川崎ヒロユキ、脚本:早船歌江子、キャラクターデザイン・作画:佐藤好春、製作:大山義人/亀山暢央/福嶋更一郎/木原康博/飯田雅裕/石川和子、プロデューサー:小池賢太郎/井上孝史、企画・プロデュース:白組/日本アニメーション

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