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「バーテンダー(TVアニメ動画)」

総合得点
61.3
感想・評価
81
棚に入れた
414
ランキング
5347
★★★★☆ 3.6 (81)
物語
3.6
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.5

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バーテンダーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【第1作】青年誌連載らしく「大人の男の物語」がかっこよく描かれている

【レビューNo.119】(初回登録:2024/4/14)
コミック原作で2006年作品。全11話。
今期第2作が始まり、第1作を復習したのでレビューしておこうかと。

(ストーリー)
主人公・佐々倉溜はバー「イーデンホール」のバーテンダー。
彼はバーテンダーのサービスとして
・楽しい記憶
・安らぎの時間
・魂の癒し
を提供している。
今宵も彼の「神のグラス」を求め、また一人「イーデンホール」の重い扉を開け
るのだった。

(評 価)
・青年誌連載らしく「大人の男の物語」がかっこよく描かれている
 原作は「スーパージャンプ」等で連載されていたらしいのですが、個人的には
 青年誌を読んでいた頃の
 「かっこいい大人の男に憧れていた」
 あの感覚を思い出しましたね(笑)。
 作中で描かれているのは、確かに「大人の男の物語」なんですよね。
 例えば客として描かれているのは、仕事で悩みを抱えて、心がささくれ立って
 いている中間管理職だったり、落ち込んでいるサラリーマンだったりと。
 そんな彼らがバー「イーデンホール」で佐々倉と邂逅することで、魂が癒され
 明日への希望を見出していくという、非常に男性が共感しやすい創りになって
 いるという印象ですね。
 女性客も登場しますが、そこで展開されるのは
 ・その祖父と父の物語
 ・恋人・結婚・離婚等の男女の物語
 であったりと、やはり男性が物語の主軸になっているという感じですね。
 なので、「課長島耕作」等の青年誌愛読層には刺さりやすいのかなっと。

・「酒に付されていたエピソード」を絡めた秀逸なストーリー展開
 作中セリフからですが
 ・バーテンダーに一番必要な才能とは?
  {netabare}→ 人間に対する想像力
   → グラスの中で人間の物語を創る力{/netabare}
 ということで、佐々倉が鋭い観察眼で「客が求めている一杯」を読み解き、そ
 れを提供した意図を「酒に付されていたエピソード」と絡めて説いていくこと
 で客が救われるという構成になっています。
 そういう意味では各エピソードの主人公はあくまでも客であり、佐々倉はそん
 な彼らに寄り添う存在
 「バー(止まり木)・テンダー(優しい)→ 『優しい止まり木』」
 に過ぎません。
 そういう佐々倉の立ち位置がなんとも心地よい。
 またナレーションがあの「森本レオ」というのも、作品の魅力のひとつになっ
 ています。
 ただ「バーや酒のウンチク」や「佐々倉の『その一杯』の意図」といった説明
 ゼリフがかなり多いので、その辺は好みが分かれそう。
 (最終話は特にね・・・)

キャラデザや上司のどぎついパワハラ描写など、今観るとさすがに古いな感じる
部分はあります。
しかしそのキャラデザを始め、少し暗めの落ち着いたトーンだったり素材のよさ
を引き出す控えめなアニメ演出だったりと、本作は青年誌連載らしく「大人の男
の物語」がかっこよく描かれている作品なのかなっていう印象ですね。
客一人一人の人間ドラマも面白く描かれていると思いますし。
皆様もバー「イーデンホール」で「魂の癒し」をいかがでしょうか(笑)。

OP「バーテンダー/ナチュラル ハイ feat.椎名純平」
・昭和歌謡の男女の駆け引き的な歌詞をR&Bな曲に乗せてという少し不思議な感じ
ED「始まりのヒト/ナチュラル ハイ」
・しっとりと聴かせるバラードナンバー
 (ED映像では、作中に登場したカクテルを作る実写映像が使われています)
共に良曲なり。
あと劇中音楽はバーのBGMっぽくってこれも良かったかな。
  
(追 記)
とはいえ、本作はよくも悪くも「昭和世代が思い描く『かっこいい大人の男像』」
を描いているって感じがしますね。
第2作は(まだこれからですが)
・客の人間ドラマよりも佐々倉寄りに焦点を当てた構成にしているのかなあとい
 う印象
・それに加え、価値観等も令和にアップデートされたことも影響し、第1作のそう
 いう男臭さやかっこよさがかなり薄まった印象
尖った感じがなくなり、凡庸な作品になりそうだなっと。

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 170
サンキュー:

7

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

書を捨てバーへ足を向けよ。味のある声優陣と味と歴史のあるお酒の話。

期待薄で視聴

美味しんぼのお酒バージョンかなと思いましたが
まぁそうと言えばそうですが
なんとなくありがちな話にお酒でオチをつける。

レモンハートにもさも似たり。

映画監督のウィスキーの話と
銀座の見得張りのおじさんの話はグッと来ました。

ブレンデッドウィスキーを軽く見ていたので
田舎のお酒にすぎなかった。。という解説は見方が変わりました。

高いバーは金がありすぎてお金の使いどころに困ってる人が虚構を楽しむものというイメージがありましたが
色んなものを考えてできてるだなぁと。
まぁ高いところには行けませんが。。

作画。。もうちょっと頑張って欲しかった。。
まぁお話でみせる作品なのでまぁいいか

9話と10話はなんか劇団のような登場人物入れ替わり立ち替わりの不思議な構成でしたが。。
まぁ舞台や朗読劇でも行けそうな気も。

そして声優陣
森本レオさんは卑怯。やっぱいい声。
そしてハガレンのお父様こと家弓さんと
スペースダンディで印象的だった矢島さんと
渋すぎるお三方。
お酒の味も想像しながら、お三方の味のある声がより一層お酒の味をより高貴なものに想像させられる。

興味深い作品でした。

教授は確かにうるさかった笑

って来年リメイクされるんですねぇ
楽しみだったりちと怖かったり

その前に原作読もっと


マスターキートンの知識回や
お酒好きな方
人間模様好きな方にはオススメ

投稿 : 2023/12/17
閲覧 : 83
サンキュー:

0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

バーを題材に描く人間模様

その人に合ったカクテル「神のグラス」を出すという佐々倉溜のバー、イーデンホールに来た客が悩みを打ち明け、溜がそれに合ったカクテルを出し、解決策を提示したり励ましたりする。


バーを通じて描かれる一話完結の人間模様。
悩みや葛藤を抱えた客に溜がお酒の歴史やカクテルに込められた意味を相手の事情と絡ませて悩みを解決する。

何かを題材にして一話完結の人間模様を描く作品は珍しくないけど、この作品が珍しいのは、普通に進むんじゃなくて、作中のキャラたちが回想する形で話が進む。だから観てる側としてはナレーション付きの劇を観てるような気分になる。

溜以外のキャラはその話限りのゲストキャラが多くて話もゲストキャラ視点で進む。基本的に溜以外の共通キャラは三人、溜の知り合いの先輩バーテンダーで作中カクテルやお酒の説明をする東山と葛原、そしてイーデンホール常連客の美和のみ。ただ後半になるにつれて、溜と関わったゲストキャラたちが合いの手風に登場する。


当然、出てくるお酒やカクテルは本物。話の最後に作中に出てきたカクテルのレシピが出て、EDにそのカクテルを本物のバーテンダー(?)が実際に作る映像が差し込まれている。
カクテルは好きだけど、こういうちゃんとしたバーは行ったことないから、知らないカクテルやお酒が多かった。

個人的に面白かったのは4、7、9話。もちろんお客さんの悩みを解決するのがメインだけど、全体を通してバーとバーテンダーの役割みたいなのを語るシーンが多い。
ただ腹立つのは、最終話が「とりあえず言いたいこと全部詰め込みました~」って感じになってること。原作がどうなってるのか知らないけど、溜の話をやるとか、最終話なんて気にせず同じように一話完結で終わらすとか、もっとやりようはあっただろうに・・・・・・あれかな?アニメ化のとき「このエピソードは絶対使って」とか言われたのかな?



【各話あらすじ】
1→ホテルのバーの改装を任された神嶋はバー嫌いだったため、仕事が進まずイライラを募らせる。そんな時イーデンホールというバーに出会い、そこで溜と出会い、お客様に尽くすバーテンダーの姿に感服。神嶋は無事バーの改装を成功させる。

2→美和が溜に死んだ父親が祖父との仲直りに持ってきて幼い自分が割ってしまったボトルの正体を突き止めて欲しいと言う。溜は祖父の特徴と父親の言っていたことを踏まえ、角瓶を差し出す。美和はそれを祖父のもとへ持って行き。祖父は涙しながらそれを飲む。

3→社長勇退の嶋岡が死んだ女優の話をする。嶋岡は彼女とともに演者を目指していたが彼女は上手くいき、自分は父親の稼業を継いでしまった。その後も何度も彼女からチケットが送られてきたが結局行けないまま彼女は死んでしまった。溜はそんな嶋岡にマルガリータというお酒を差し出し、そのお酒についてのエピソードを話す。最初嶋岡はそれを広告戦略と決めつけるが、それが違うと分かり、溜のバーに戻り、マルガリータをもう一杯頼む。

4→美和の紹介で溜のバーに来た紗代。バーに初めて来た結花と彼氏のデートを見守る。紗代は溜のバーで知り合った夫と待ち合わせ、すれ違いの夫にビジューというお酒を出してもらい、指輪をしてないことに気付かせ離婚届を見せる。だがビジューにはアンバードリームという顔もあり、夫が紗代に仕事にかまける理由を話し、仲直り。

5→転勤が決まり憂鬱になっていた柴田が上司になじられながらイーデンホールで飲んでいた。上司を送った後、忘れ物を取りにイーデンホールへ向かい、そこでヘミングウェイも愛したフローズンダイキリを飲み、人生を前向きに考えるようになる。

6→バーテンダーを試すスランプの脚本家。腐れ縁の監督が来て、映画への情熱をスコッチウィスキーに例えて話す。溜はそのスコッチウィスキー使ったカクテルを出して、二人を励ます。

7→溜が熱を出し美和は医者を呼びに行く。そこに溜と約束していた東山と葛原が現れる。するとスキャンダル中の政治家相馬が現れ東山が相手をする。相馬が出てった後、相馬と待ち合わせしていた弁護士の五島が現れ、今度は葛原が相手をする。

8→織田という医師が女性を口説くためイーデンホールで飲んでいたが溜は時計や会話から織田が詐欺師だと見抜く。織田は詐欺師だというのを撤回させるため、溜が出したパスティスの銘柄当てを仕掛ける。溜は見事それを当て織田は大人しく引き下がる。実は女性にも嘘があり、シングルマザーだった。

9→溜がバー斉藤で働いていた時の話。冬になると峰岸という金持ちが現れるが、いつもカクテルを一口しか飲まず、しかも十万近いお金をふんだくられていた。溜は金持ちからぼったくるオーナーに憤るが、峰岸は金持ちではなく貧乏人だと言う。彼はかつて栄華を極めた自分を思い出すためにそのカクテルを飲んでいた。それでも溜は間違ってると言い、峰岸がイーデンホールに現れた時、過去ではなく未来へ向かってという意味のカクテルを出す。しかし峰岸には拒絶され、バー斉藤と同じカクテルを要求される。しかもそこで使われていた、シャンパンは十万でも安いくらいの品物だった。その後溜は峰岸が病気で死の間際だったことを知り、バーテンダーのあるべき姿を考え直し、峰岸が死んだ後も峰岸のために一日貸し切り日を設ける。

10→学問一筋で生きてきた沖田が、かつて自分がその学問に出会った時のような輝きを放つ女性を見掛けて彼女が入店したイーデンホールにやってくる。挙動不審な沖田だったが溜は優しく迎い入れ、彼が望んだ黒ビールとシャンパンのカクテルを作る。沖田が惚れた女性ミカは沖田の言動を面白く思い、キスしてあげる。

11→バーとバーテンダーの在り方をこのアニメでやらなかったエピソードを用いて話す。カクテルバーテンダーの意味。

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 169
サンキュー:

0

ネタバレ

ハマキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

知識が身につくおしゃれアニメ

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 171
サンキュー:

0

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作が好きで観ました

「カクテル一杯に大袈裟な」って感じてしまう人にはあわないかもですが、自分は楽しくみれました。
音楽もとても良かったです。

投稿 : 2019/12/26
閲覧 : 437
サンキュー:

3

KANO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

優しい止まり木

ひっそりとたたずむBar『イーデンホール』
時には友と語り、時には愛する人と、時には一人で物思いにふける、閉ざされた空間。
店主でありバーテンダーの佐々倉溜によって出される一杯のカクテル。訪れる客はその一杯を『神のグラス』と呼ぶ
今宵も『神のグラス』によって、どのような物語が語られるのか…

原作未読 全11話
森本レオさんのナレーションに始まり
静かに響くBGM
単話のエピソードは、美談で構成され、その中で登場するカクテルの由来や、纏わるエピソードを紹介していきます。
エンディングでは、その回のカクテルのレシピや、実写での作成シーンが描かれています。

バーテンダー観点からの酒を通じて織りなすヒューマンドラマであり、酒アニメでは無く、バーテンダーの職業を描いているので、続けて観るよりは一話一話を静かに味わい雰囲気を楽しむ作品だと思います。

私も若い頃は一度は憧れた職業ですが…
長らくBarには行っていないので、久しぶりに静かな時間を味わいたいと思わせて頂ける作品でした

投稿 : 2019/12/15
閲覧 : 356
サンキュー:

17

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一杯のカクテルが紡ぐヒューマンドラマ あなたには思い出の一杯がありますか?

☆感想&物語☆

漫画原作の全11話からなる1話完結オムニバス形式、2006年の作品。
「神のグラス」と呼ばれるカクテルを作る主人公のバーテンダー佐々倉 溜が、
バー「イーデンホール」を舞台に、訪れた客へ提供する一杯のカクテルを巡る物語。
原作は21巻まで出ているので、その中から尺的に纏められるものだけチョイスした、という感じでしょうか。

内容は完全に大人向けのヒューマンドラマですが、
一杯のカクテル、酒の持つ歴史や背景、込められた意味が、
人生の岐路に立ったそれぞれの登場人物に絶妙にリンクさせており、
非常に物語の作り方が上手いな~と思いますね。

酒に纏わるウンチクの説明が多く、それだけ聞いてても、
なるほど、そんな意味や歴史があるのか、と関心して観させてもらいましたが、
バーやバーテンダーという存在、職業への理解を深めるのにも役立つでしょう。

終始お洒落なBGMが途切れないので、
お酒が飲める人なら、是非一杯やりながらまったりと観るのも良いんではないでしょうかね。
憂いを帯びたエピソードは飲みながら観てると酒が進む笑

☆声優☆

この作品は後にドラマ化され、そちらを先に観ていたんですが、
完全にアニメより実写向きな作品ではあるものの、
やはり演技に関しては声優の方が渋くしっくり来ました。
ナレーションを担当された森本レオの語りがなんとも渋い。

☆キャラ☆

些細なお客の情報や話から提供する一杯の「神のグラス」を作る主人公が凄く粋で格好良い。
時間が短いので会話より説明が多いのは致し方ないところかもしれません。

☆作画☆

作画力が求められるような作品では無いものの、正直低予算な印象を受けます。
EDに実写で物語の中のカクテルを作るシーンは良かったです。

☆音楽☆

OPはちょっと昭和臭漂うデュエット曲で少々微妙ですが、
EDの方がしっとりと哀愁を帯びた、思い出の初恋を歌った曲で聴き応えあり。
まぁ作品との内容とはそんなにリンクしているとも思えませんが、
各話のEDへの入り、イントロがなかなか良いですね。

この作品で一番評価できるのは作中BGMですね。
ここだけはそれなりに予算を使って作られているように思います。
終始BGMが流れていますが、実際にバーに居るかのような極上の雰囲気が楽しめ、
やはりこれは漫画を読んでも味わえないところでしょう。


私事ながら、もうずいぶん長い間実際のバーには行ってませんが、
京都に住んでいた学生時代に友人と行った、とある雑居ビルのバーの事が今でも記憶に残っています。
当時付き合っていた彼女に振られ友人に自棄酒を付き合わせて、酔った勢いで入った友人行きつけの店。
自分は初めて連れて行ってもらった所でしたが、そこのバーテンダーに失恋してうなだれた状態で、
今の自分に合う一杯を作ってくれとムチャぶり笑
肝心のカクテルの名前が思い出せないんですが、
あの店のバーテンダーの人、良かったなぁ...まだあの店あるならまた行ってみたいなぁ。
そんなほろ苦い青春の1ページを思い出しながら、感慨深く観させてもらいました。

投稿 : 2017/05/11
閲覧 : 431
サンキュー:

8

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

酒は憂いを掃う玉箒(たまばはき)

2006年10月~ フジテレビにて放送
全11話

bar「イーデンホール」の店主として働くバーテンダー佐々倉溜(ささくら りゅう)
彼の作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれ
客の抱いている悩みや環境に合わせ適切なお酒を提供し
お酒にまつわる様々なエピソードと絡めながら
客の魂をほんの少し癒していく物語。


森本レオさんのゆったりとしたナレーションから始まり
ピアノを主体としたBGMと落ち着いた色合いの画面作り
非常にオシャレで大人っぽい雰囲気の印象がある今作。

冒頭に必ず挿入されるお酒にまつわる豆知識
劇中には出てきたお酒の歴史や製作者のエピソード
エンディングにはその回に出てきたカクテルのレシピの紹介等々。
とにかく見ているだけでお酒に関する知識が次々と入ってくるのが特徴的。

しかし全体の1/3以上がお酒に関するエピソードや由来に割かれており、それが少々説明的すぎるのが欠点。
また、1話完結で各話毎のゲストキャラの実に様々な職種、状況、悩みがあり
その背景を説明するのにもまた結構な尺を取る。
あまり映像で見せるというのが上手くなかった印象です。

落ち着いた雰囲気を楽しむのか
人と人とのドラマを楽しむのか
お酒に興味があってお酒のエピソードを楽しむのか

どれを重視するのかで評価が変わってきそうな作品

【総評】
お客との会話の断片や服装、仕草、表情から心情や気持ちを汲み取り
それにカクテルという感情で答える。
お客はその想いを受けて魂が癒やされる。
バーテンダーという仕事にたくさんの魅力を感じた本作。


アニメというのは夢を与えるとか、人生を変えるとか
本来そんなに大袈裟なものではなくて、
少しだけ癒やされて、少しだけ前向きになれて、少しだけ頑張ろうと思える
そんな”少し”を思い出させてくれるような作品でした。

投稿 : 2016/08/02
閲覧 : 618
サンキュー:

16

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お酒で繋がるヒューマンドラマ

自分はお酒についての詳しい知識は全くといっていいほど皆無なので、どうかなと思いながら見ましたが意外と付いていくことが出来たと思います。


バーテンダーという職業は具体的には知らなくて、自分の勝手なイメージですがお酒×人というセットを一番観察できるのが多いのかなというイメージがあります。

そしてこの作品では、そこにお酒があって、それを楽しむ人がいて、そしてその人が一番欲しているお酒を様々な姿に変えたりしてお出しするバーテンダーがいて。それは、まるでバーテンダーがお酒という名の見えない糸で繋がっていく人間模様を嬉しいそうに、楽しそうに感じているようにも思えました。バーテンダーは人とお酒を繋げる糸になっている。そして、その糸は切れない。そこにお酒がある限り、そこに人がいる限り、そして、そこにそれらを繋げるバーテンダーがいる限り、 その糸は切れないのだと思います。


この作品は、バーテンダーというのはお客様に楽しんでいただくための少しの手助けであり、あくまで主役はお客様だというふうに暗に言っているようにも聞こえました。でもその人がいなければその人が作る「手助け」を欲しているお客様が一番困るのですよ?その手助けを必要として、そのおかげで救われる人もいるのですから。だから、バーテンダーの方々もお客様と同様に主役だと思います。

と、「フッ、何を分かったかのように」と思われても仕方がないことを書いてしまいました。でもまぁこれは冒頭部分らへんに書いた通り、あくまでも自分の勝手なイメージなので、あぁ、また語っとるわいとでも思ってください。


それにしても良いですね、こういう落ち着いた雰囲気のバーで嗜むというのも。一度でいいからこういうバーで飲んでみたいものですね。自分はこういった落ち着いた雰囲気のお店は好きなので、バーに限らず一度くらいそういう感じのお店には行ってみたいですね。

投稿 : 2015/12/19
閲覧 : 428
サンキュー:

5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

酒と人生のお話

とあるバーで語られる人間模様。
全11話ですが、話毎にそのテーマとそれに
まつわる酒の話が語られます。
この手の(青年誌でTVアニメ化の)代表格でもある
「美味しんぼ」と同じように、題材としてこそ
食や酒に目がいきますが、重要なのはそこに
絡む人間の模様。
この作品もそれがしっかりしているから、
様々な味わいで魅せて(酔わせて?)くれます。
私のような半ばアル中のような人間にも
そして、あまりお酒を飲まないような
方にもお薦め出来る作品。

投稿 : 2015/09/27
閲覧 : 385
サンキュー:

2

ネタバレ

猫々飯店 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

年を重ねるごとに、また新しい感想を抱ける作品

色々と考えさせられるお話でした。毎話毎話、味わい深かったです。

一つのバーに集まる人が感じた、酒に纏わる人生の物語。
大人になればなるほど、台詞や内容が響くんじゃないかなと思います。
一気にレンタルして見るのも良いのですが、
個人的には1話1話噛み締めて楽しみたい作品です。

忙しい間に、悩み苦しんでいる間に、大切なことが見えなくなることは多いですが。
そういう時に立ち止まり、考える時間をくれる、そんな場所になってくれるお話だと思います。
それはきっと、バーという場所の在り方と同じなんだろうなあとも。

投稿 : 2015/02/25
閲覧 : 362
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

疲れた時に

全11話。1話完結です。
お酒を介しての人と人との関わりが魅力的な作品。

お酒の名前の由来、意味、歴史、カクテルの作り方、
そのお酒に関わった故人のことなどお酒にまつわる
様々なことが語られます。
バーに訪れる人たちの日々の生活、思い、エピソードに
絡めながらだったので全く堅苦しくは感じませんでした。
疲れた時に見るとほっとするような作品かと思います。

森本レオさんのナレーションがとてもバーの雰囲気に
合っていて、素敵です。

投稿 : 2015/01/25
閲覧 : 225

Amarok さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とてもおもしろい!

神アニメ

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 271
サンキュー:

1

STnba54728 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

良質の雰囲気

刺激の少ないアニメ、おちついたアニメと言った雰囲気です。

高校生の自分が観て面白いと感じたので、酒の知識がもう少しある人はもっと楽しめるとおもいます。

投稿 : 2015/01/11
閲覧 : 204
サンキュー:

2

ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

個人用メモ

【製作】
パルムスタジオ
【CV】
佐々倉 溜 - 水島大宙
来島 美和 - 藤村歩

葛原 隆一 - 家弓家正
東山 稔 - 矢島正明

ナレーション - 森本レオ

他、各話にゲスト有
{netabare}
※イーデン・ホールというBARを舞台に、バーテンダーや客のお酒にまつわるエピソードを描いたもの。
これを観たらお酒のうんちくが身につくかもしれない。飲みの席で話題に困ったときなんかに役立つ場合がある…かも。
バーテンダーが洗練された大人って感じでイケメンすぎだろw
物語の大部分が客の自分語りになってるんで、自分がバーテンダーになってるかの様に感じられる作りに。イケメン気分が味わえますよw

こんな落ち着いたBARがウチの近所にもあればなぁ。。。
おいらがよく行くトコはスポーツバーなんで雰囲気が真逆だったりします。
いや、スポーツバーみたく騒がしくて隣に座った初めて会った人と好きなスポーツでも語りながら飲む…ってのも大好きなんですがねw
{/netabare}
ここから先は、アニメを見てお酒に少し興味がわいたって人ぐらいしか見てもつまらないと思われます。
{netabare}
『簡単にできる、おすすめカクテル』

完全においらの好みですが、オススメのカクテルを紹介します。
アルコール度数低め、甘口、ビルドでできる(グラスに注いでステアーするだけのもの)…を条件にしてみました。
アルコール苦手な方でも飲みやすい物が多い&簡単につくれる物ばかりなので、気になったらお試しあれw

【ソコ・ジンジャー】

SOCO(サザンカンフォート)▼30~45ml
ジンジャーエール▼適量

※サザンカンフォート(SOCO)という果実とハーブのリキュールをジンジャーエールでアップするだけ。
ちなみにおいらはテキーラの味が凄く苦手なんで、罰ゲームでショットしなきゃいけない場合はSOCOで代用しちゃってますw
ショットで飲む場合はライムジュースを少し入れたら甘すぎなくていいかも。

【パッソア・パイン】

パッソア▼30~45ml
パインジュース(100%)▼適量

※パッソアという、パッションフルーツのリキュールにパインジュースを混ぜるだけ。
パッソアっていうお酒、出来が凄くよくて柑橘系のジュースだったら何を合わせても美味しいんです。
オレンジなんかも美味しいんだけど、個人的にはパインジュースが酸味と甘みのバランスがよくて一番飲みやすいと思います。

【カシス・オレンジ・ヨーグルト】

カシス・リキュール▼30ml
ヨーグリート▼20ml
オレンジジュース(100%)▼適量

※カシス・オレンジは定番なカクテルなんだけど、それにヨーグリートっていうヨーグルトのリキュールを入れたら更に飲みやすいカクテルに。
お酒っていうよりデザートみたいな感覚で飲めちゃいます。
女性向けかな?男性には少し甘すぎるかもしれないw

【チャイナ・ブルー】

ディタ(ライチ・リキュール)▼30ml
ブルーキュラソー▼10ml
グレープフルーツジュース(100%)▼適量

※ディタ・グレにブルーキュラソーで色づけしたカクテル。
最後にブルーキュラソーをグラスのふちからそっと入れる事で、比重の関係できれいなグラデーションになる為、見た目も楽しめる。
あ、グレープフルーツジュースはホワイトを使ってくださいねwピンクだと色も綺麗にならないし、比重の関係でグラデーションになりにくいんで。
お好みでトニックウォーターを入れるのも美味しいですよ。

{/netabare}

投稿 : 2014/11/21
閲覧 : 400
サンキュー:

12

ネタバレ

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

臭すぎ

お酒と人間ドラマをくっつけた
毎回お涙頂戴のアニメ何だろうが
何故だろう・・・。回を重ねていくごとに
つまらんではないか!
台詞が臭すぎと感じ始めると、全てが駄作に感じる。
薄い物語なのだ。

投稿 : 2014/08/14
閲覧 : 267
サンキュー:

5

トリップル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

お酒は飲めなくても楽しめます。

癒し系アニメというやつ。
漫画、アニメ、ドラマ、全て設定が違う奇妙な作品。

投稿 : 2014/05/13
閲覧 : 255
サンキュー:

0

1061000you さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

プロフェッショナルな人の話

1話完結形式で描かれるバーテンダーと客達の話。

バーテンダーという仕事が、とんでもなくカッコ良く見えます。
こんなバーテンダーのいるバーなら
行ってみたいと思うはず。

投稿 : 2014/02/22
閲覧 : 388
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1

ネタバレ

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

お酒が綺麗

カクテルってあんまり飲まないので
勉強になりつつ、とても綺麗だったので感動しました。

オススメしたい作品のひとつです。

投稿 : 2013/11/27
閲覧 : 276
サンキュー:

1

gkc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やさしく、かしこく、かっこいいバーテンダー

バーに訪れる人々とのやりとり。

別に気取った感じではないが、もちろんドタバタでもない。

キャラクター含めて全体的に落ち着いた雰囲気で、話に集中できる様なつくりになっていると思います。

訪れるお客とのお話、大げさに言うなら様々な人生について。
しかし別にお話は疲れるというものでは無いと思います。

やけ酒で潰れたグダグダのお客にバーテンダーが「まあまあ
お客さん、人生いろいろありますよぉ」という感じではないですw

バーテンダーとお客とのやり取りに様々な種類の「お酒」がいい演出として出てきます。

よく知っているお酒から、全く知らないお酒まで。
これが見ている側を飽きさせない。
ちょっとウンチクも出てきてこれも面白い。

そして、バーテンダーの接客が、お客の心を見透かしたかのように、時にはげまし、元気付け、また癒してくれます。

見てるこちらもいい気分にさせてくれる作品でした。

投稿 : 2013/09/09
閲覧 : 291
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4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神のグラス

全11話で1話完結。漫画原作でドラマ版有。ヒューマンドラマ。

バーテンダーとは、あらゆる酒の味を覚え、想像し、カクテルを作る料理人に近い職業である。

「神のグラス」とは、選ばれたバーテンダーだけが作ることができる究極の1杯。

主人公は佐々倉溜(ささくら りゅう)バー、イーデンホールのバーテンダー。
お客様に幸せな時間を提供できるイカした人。惚れる。魂に響く最高の1杯を。

一つのバーに来る人のエピソードが、お酒と絡ませながら語られます。
落ち着いた雰囲気の大人の心を癒すアニメです。
カクテルやウィスキーのことも詳しく聞けて面白い。

カクテルおいしそー。

OP曲好き「バーテンダー」唄 - ナチュラル ハイ、feat.椎名純平


私のお気に入り回
1・8・9・10

投稿 : 2013/06/25
閲覧 : 355

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

お酒を通じた人間ドラマ

森本レオの ナレーションから始まる 今作。

アニメの流れは、基本お酒の薀蓄から入って 
BAR イーデンホール にやってくるお客様
にあった お酒を提供する。 といった流れ。
(↑かなり省略してます)


カクテルとかそういうものに興味ある人は
楽しめるかもしれないです。
お酒の名前って意味を知ると面白かったりね。

舞台が BAR で さらにお酒 が題材だから
見る人は選ぶかも知れませんが 興味あったらどうぞ。

投稿 : 2013/02/24
閲覧 : 288
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4

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キャラの評価 3.5

このアニメはハタチから
森本レオのナレーションで始まるこのアニメは、
TVドラマの様な佐々倉溜をメインにした話ではなく、
お酒にまつわるエピソードがメイン。
1話完結なので、気に入った話(お酒)だけ見るも良し。

投稿 : 2012/10/20
閲覧 : 269
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2

葱塩ホルモン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おもしろい

原作は主人公のバー以外の話も多くアニメとは対極的(バーテンダーも多くでてくる)。
アニメは主人公とお客さんにスポットを絞っているので分かり訳すくて良いです。

投稿 : 2012/10/06
閲覧 : 259
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1

Smog さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

原作は大好きですが・・・

演出の雰囲気が全く合わず、1話で挫折しました。

投稿 : 2012/08/28
閲覧 : 303
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0

ネタバレ

†ares† さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これは・・・

アニメを見始めるのは、人それぞれでしょうけど周りの人に聞いてみると、「大学では暇だから。。」と見始める人が結構多かったりするんです

そんな大学生に観てもらいたいアニメですね♪
何故なら、この題名の通り「酒」を扱うアニメですから、これから「酒」とは少なからず関わっていく人には是非一度見て「酒」というものの知識的なものをこのアニメで得てもらいたいです。(でも私は、あまり酒を飲みませんがwww)

酒が嫌い!!と絶対に断る人なら仕方ありませんが、「ちょっとぐらいは飲んでみたい」なんて人には面白いと思いますよ><♫

投稿 : 2012/06/23
閲覧 : 267
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1

jack さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

お酒が勉強できるアニメ

大人の夜に見るアニメだね。
エロくない意味で。

投稿 : 2011/09/02
閲覧 : 369
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0

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

ドラマチックに格好つけたいのはわかるが、説明しすぎ!

一杯の酒の背景に格好良いドラマをもたせたいのはわかるが、とにかく一から十まで説明、説明、説明で、ちょっとうんざりする。酒の説明は仕方ないとしても、物語そのものを説明しまくるというのは、ダサい演出としか言いようがない。セリフも臭すぎ!

投稿 : 2011/08/05
閲覧 : 454
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2

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お酒を通して見えてくる、人生の生き方!

渡辺正樹監督による、お酒にまつわるエピソードと、ヒューマンドラマが描かれた作品。原作は、城アラキ(原作)/長友健篩(作画)の漫画で、製作はパルムスタジオです。

BAR"イーデンホール"のバーテンダーである"佐々倉溜"の作るカクテルは、「神のグラス」と呼ばれていた。
そのカクテルとは、孤独に傷つき行き場のない魂を救う最後の一杯…。
ほんの少しの楽しい時間と安らぎを求め、さまざまな悩みを持つ人々が、バーの扉をたたきにやってくるのだった…。

上品なピアノ音楽と、トーンの落ち着いた作画に癒されます。
薄暗いバーに浮かび上がる、お酒やカクテルの鮮やかな美しい色が印象的。飲んでみたいと思わせる演出です!
森本レオさんの渋いナレーションもこの作品の魅力。
1話ごとに人生の苦悩と喜びが描かれており、佐々倉のお酒に出会い人生が変わる人々を見ていると、とても心が温かくなります。
お酒に関する知識やエピソードを、哲学や文学を交えながら語ってくれるのも魅力です。
ドラマシリーズでは、佐々倉の、躓き心揺れながらも成長していく姿が描かれていました。アニメでは、成長した上で、バーテンダーとして絶対的で頼もしい姿で登場しています。

本能的な詩で訴えるOP曲(「バーテンダー」 ナチュラル ハイ、feat.椎名純平)や、切なく感動的なED曲(「始まりのヒト」ナチュラル ハイ)も作品のムードを上げていて素敵です。

お酒に興味がある人、アニメでほっと一息つきたい人にお勧めする、ちょっぴり大人な作品です!

投稿 : 2011/07/20
閲覧 : 662
サンキュー:

5

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

大人の癒しアニメ

一言で表すなら、お酒版美味しんぼ。
カクテルを通じて、人生やら何やらの人情話が繰り広げられます。
バーに来た客の自分語りと、バーテンダーがやりとりするというスタイルで、これが重要。
バーという特殊な空間から動かないから、雰囲気がすっごっくイイ。
静かに流れるジャズのBGM、シェイカーやグラスに氷を入れる音、耳に心地よいシブイ声優陣。

劇中でバーが癒しの場だと言われてますが、本作も癒しを狙って創られているのがよくわかります。

投稿 : 2011/04/12
閲覧 : 772
サンキュー:

6

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バーテンダーのストーリー・あらすじ

城アラキ原作、集英社スーパージャンプに連載の人気コミックのテレビアニメ化!“神のグラス”と呼ばれる至高の一杯を作り出す天才バーテンダー・佐々倉溜。彼のBarを訪れる人々は、差し出される一杯のグラスに心を奪われてしまう。時にはそれは思い出を呼び覚まし、時には悲しみを癒し、時には沈んだ心に火を点ける…。(TVアニメ動画『バーテンダー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年秋アニメ
制作会社
パルムスタジオ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC_...
主題歌
≪OP≫ナチュラル ハイ feat.椎名純平『バーテンダー』≪ED≫ナチュラル ハイ『始まりのヒト』

声優・キャラクター

水島大宙、藤村歩、家弓家正、矢島正明、森本レオ

スタッフ

原作:城アラキ、漫画:長友健篩(集英社スーパージャンプ連載)、 監督:渡辺正樹、シリーズ構成・脚本:今川泰宏、キャラクターデザイン:木下裕孝、色彩設計:村上智美、美術監督:池田繁美、撮影監督:松田範雄、音響監督:本山哲

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