放送予定アニメ一覧 223

あにこれの全ユーザーがこれから放送予定のアニメを探して一覧にしました!
ここに記載されるアニメは放送時期が未定のアニメなので、分かり次第更新していきます!
もしみんなも放送時期がわかったアニメを見つけたら教えてほしいです!

計測不能 1 放送時期未定アニメ1位
サイバーパンクエッジランナーズ

2022年9月13日
★★★★★ 4.1 (117)
259人が棚に入れました
テクノロジーと人体改造が一般化した巨大として、多くの犠牲を払い困難を乗り越えながらアウトローの傭兵――すなわち“サイバーパンク”の道を歩んだ少年の物語を追う。

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ついに一皮向けたNETFLIXのオリジナルアニメ

~
 V(ヴィー)と共に過ごしたナイトシティのあの喧騒、あのマシン、あの色彩、あの銃声。そしてあのコール音。まるであの頃のナイトシティを聖地巡礼しているような感覚を、ミクスチャーされた多彩な音楽、そして、「TRIGGER(トリガー)」によるケレン味溢れるアニメーションがより開かれたスケール感で体験させてくれる。サンデヴィスタンの描写や、ダイナミックな構図、ヒロインを始めオッさんに至るまでのデザインセンスが最高にクールで、実にTRIGGERらしい魅力で満ちている。女の恋心と男の野心を描いた本作において、ナイトシティでは金さえあればどちらも手に入れることができるが、一寸先は夢幻。まさに「どう生きるかではなく、どう死ぬか」を体現した街。破滅に向けて振り返ることのできない「ならず者」たちの美学が、長寿大国の日本に生きる我々の価値観に突き刺さる。共感ではなく理解してあげることができなければこのナイトシティと付き合っていくことは難しいだろう。

個人的評価:★★★★☆(4.0点)

投稿 : 2023/09/30
♥ : 7

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

もうサイバーパンクはコリゴリなりぃ〜。正ヒロインはレベッカ!。

 トリガー制作のサイバーパンクアニメ!というだけあってビジュアルはやはりギンギンである。ピンクや深い緑を影に多用した尖り過ぎなビジュアルが全編を覆い尽くしていて、特に6話はNetflixでしかできないゴア表現と組み合って物語としてというよりpv的なアニメーションの格好良さが溢れている。


 しかし、正直言ってもうサイバーパンクというジャンル自体がかなり手垢がついちゃって敢えての模倣もすでに何番煎じなんだよぉ〜!という食傷感が出てきちゃってる。「ブレードランナー」や「攻殻」がみんな好きなのは確かだけどもうコリゴリなりぃ〜。



 なにより10話じゃやはり短すぎる。太く短いニューシネマ的な作品とするなら、主人公も物語も更に勢いに満ちた、陰キャじゃない刹那的な活力で最初からいかないと厳しいだろう。レベッカももっと派手に締めてもらわないと。Netflixアニメは非常に可能性があるだろうけど、まだブレイクスルーに至る作品は出てないかな。


 サイバーパンク的な世界観や設定を引き継ぎながら別の扉を拓いてるのは、私が知る限りでは冲方丁さんの「マルドゥクシリーズ」であると言いたい!。正直「スクランブル」のアニメ化は個人的には微妙だったが、大傑作な前日譚な「ヴェロシティ」、現在も進行中の「アノニマス」もやはり面白い。これらの作品ドラマとしての骨太さも、サイバーパンクプラスαな要素を上手く導入できている。


 キャラ達は割とありがちなのは決して悪くないんだけど、やはり時間が無さすぎるせいかもっと大きく育てきれてないように思えた。それにしても、メインは完全に稲田さんだと思ってたし、レベッカが悠木さんがやってるのかと思ってた(私としては断然レベッカのが正ヒロイン)。悠木さんがルーシーみたいな役を演じるようになるとは感慨深いなぁ〜。ただ、主役のデイビットがウダウダしてて影が薄い…。なにより早々に童貞卒業すんのが許せん!(というのは半分冗談)。


 ニューシネマ的に太く短く生き抜いた話なら、もう最初からある程度は話が進んでるくらいノリノリでドンドンいってくれてたらラストの締めも余韻があったかな。海外勢の反応も見ましたが、レベッカの件はニンマリ。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 6

まば さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

こういうのでいいんだよ

TRIGGERがまた一皮剥けたような感じがして嬉しいです

投稿 : 2023/09/30
♥ : 4

計測不能 2 放送時期未定アニメ2位
Girls'Work [ガールズワーク]

★★★★☆ 3.1 (7)
178人が棚に入れました
“新宿”と呼ばれる大都会では、すべてのモノが白昼夢というフィルター越しに生活を営んでおり、誰もがそれに気付かぬまま奇跡と日常の狭間を行き来している。そんな“まち”に宿る“こころ”を引き寄せたモノ、花の都・パリを夢見て、そしてそれを呼び寄せた“まち”を中心に綴られる物語。

計測不能 3 放送時期未定アニメ3位
さどんです

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (7)
137人が棚に入れました
原作:乃和(GAINAX)、漫画:葉月京、、、、、、

計測不能 4 放送時期未定アニメ4位
ウィッシュエンジェル-翼は小さいけれど-

★★★★☆ 3.1 (28)
125人が棚に入れました
カレイドスターのスタッフが再集結!!〜最強のエンターテイナー達が奏でるど真ん中青春応援歌〜『ウィッシュエンジェル-翼は小さいけれど-』私の名前は天ノ塚つばさ。『WishAngel(ウイッシュエンジェル)』ってみんな知ってる? 頑張ってる人の夢をかなえてあげる能力がある、スゴい天使なんだって。実はね…私、その天使なんです。うそじゃないよ、だって猫がそう言ったから、って…余計うそっぽいですか…? 私わかっちゃうんだ、希望に溢れたみんな夢の匂いが。それと背中にはえた小さな夢の翼も見えるよ。それぞれみんな違う匂い、違う形の翼。みんな大好き。ただね。夢を叶えるにはその人の『大切ななにか』と、引き換えにしなくちゃいけないっていうんだけど…それができないうちは半人前なんだって。でも半人前だけど、私は頑張ってる人が大好きで、頑張っている人を応援するのが大好き。だから生まれ育った田舎を離れて、伝統ある女子応援団があるこ の高校に入ったんだ。現在、高校一年!女子応援部入部!部員3人!? 廃部寸前…あれ…?Iとにかく!これからの高校生活。力いっぱい応援させてもらいます!!!

計測不能 5 放送時期未定アニメ5位
映画 海辺のエトランゼ

★★★★☆ 3.7 (44)
102人が棚に入れました
『海辺のベンチで ひとり佇む少年。そんな彼が無性に気になった』小説家を目指す青年・駿は、海辺の少年・実央に思わず声をかけた。――「ちょっと、君!」それをきっかけに、 実央も駿のことを意識し始めるが、彼は島を離れなくてはならなかった。「はやく大人になりたい」そう言い残し、実央は去っていく。3年後、実央は駿のもとに戻ってきた。少しだけ大人になって。 はにかんだ笑顔を浮かべながら。叶わないはずの想いが、通じあったとき、止まっていた時間が動き出す。

声優・キャラクター
村田太志、松岡禎丞

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

BLも百合も根本的な違いはないことに気づかされる作品

この物語は、男性同士の恋愛、つまり、BLです。

でも、あることに気付きます。
それは、この物語は、仮に男性を女性に置き換えても違和感なく成立するからです。
これは、意外でした。
BLにはBLの、百合には百合の、それぞれ特有なものがあると思っていたからです。

でも、こうやって、男女入れ替えても話が成立すると言うことは・・・、
BLも百合も根本的な違いはないのではないかと言うことに気づかされます。

仮に男女と言うものが両極端の存在だったとします。
もし、BLに登場する男性がより女性に近づいた存在なのだとしたなら、
もし、百合に登場する女性がより男性に近づいた存在なのだとしたなら、
それらの男女の心は、根本的には違いはないのではないでしょうか?
たまたま外見が男性ならBL、女性なら百合と言うだけのことです。
同性を好きになってしまうことに男女の違いはないのではないかと思ってしまいます。

この作品の原作者は、女性です。
そのため二人の男性を女性的な雰囲気で描いていたからそう思えたのかもしれません。
でも、それでもいいんです。
世の中にはこう言う人たちがいて、こう言う恋愛もあるんだと気づかされたからです。

この物語の登場人物は、同性を好きになってしまうことに躊躇い、悩み、苦しみます。
自分たちは、気持ち悪い存在なんじゃないかと悩むのです。

自分たちは気持ち悪いと思うのは、まわりが多様性を受け入れていないからです。
しかし、実際は、受け入れていないと言うより、分からないのだと思います。
当然、その中にいれば同性を好きになることは気持ち悪いことだと思い込みます。
でも、自分の気持ちに正直になればなるほどその気持ち悪さとのギャップに悩みます。

私たちは、多様性を受け入れるべきだと頭では分かっています。
でも、実際には、同性を愛すると言うことは、感覚では分かりません。
そのため、表面上は多様性を肯定しつつも、根本的な部分で違和感が残ったままです。
それが、見えない空気となり同性を好きになった人たちへの無言の圧力となります。

しかし、この物語では、世の中は多様性を受け入れるべきだとは主張しません。
あくまでも大切なのは、自分たちの気持ちだと言います。
そして、世の中にどう思われようとも、自分たちに素直になるべきだと言います。
とても地に足がついた主題でよかったと思いました。


■まとめ

この作品は、私が初めて観たBL作品です。
ちょっとドキドキしました。
それは、内容ではなく、禁断の扉を開けてしまったのではないか感の方です。
初めて百合作品を観たときも同じことを感じました。
また、新しい世界を知ってしまったのですね・・・。

私は、他の作品とは比較ができませんのでこれがどの程度のBLかは分かりません。
でも、キャラデザも好感が持てましたし、絵もとても綺麗で観やすく爽やかでした。
なによりストーリーや登場人物たちの心情がとてもしっかり描けていたと思います。
BLを観たことがない人やちょっと苦手だなと思っている人でも大丈夫だと思います。

ただ、私は、やっぱり恋愛は男女がいいなと思ってしまいました・・・。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 12

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

入りやすいBL作品。百合だけじゃなく、こういうのも増えて欲しい。

 LGBT云々じゃなく、こういう作品は増えていって欲しい。BL作品は折角大きな大陸なのに男は入りづらい。性的嗜好云々以前に、そもそも絵柄や作風が大きな壁になってきたと思う。本作は、通常アニメといってもおかしくない絵柄と作風になって男も見易い作りになっている。


 瞳の虹彩に青や緑を入れるといった手法、彩りとリアルさに満ちた背景美術といった面は現代のトレドで珍しくはない。といっても全体的にかなりの高レベルだから全体的に活き活きとした映像になっていて味わい深いし、キャラも嫌味が薄くて乗りやすい。しかし、短編の本作はまだまだ習作の段階といった感じで、こっからドンドンより肉付けして長編映画、更にはTVアニメといった分野でより大きな成果を是非挙げていって頂きたい。


 男女の恋愛作品はもう頭打ちな感がある現代オタクコンテンツ界では、将来的にロマンがありえそうで開拓しがいがあるのは同性愛の世界しかない気がする。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 8

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ストレートの人が同性と恋愛して行為をするってあり得るのか本気でわかりません。

 23年8月追記します。本作をあまり評価していない点は、物語自体の出来が良くないのはあるのですが、本作における男性同士の恋愛がファンタジーだと思ったからです。

 本作だけでなく、BL全般が理解できないので、男色の歴史を調べました。結果、いわゆる衆道というのはわかるのですが、男だけの閉鎖空間(僧侶とか牢獄とか)での性処理の話でしかありません。

 貴族とか戦国武将の男色ってどう読み解いてもアブノーマルに見えるんですよね。つまり嗜好です。今の男同士の恋愛とは意味が違う気がします。

 創作物以外で男に言い寄られてストレートの人が性欲ではなく心の方から恋愛に入って、身体を許すっていう感覚って本当にあるんでしょうか? 
 もともとゲイの素質がある人が気が付くというのならわかりますが…逆にゲイやレズの人が異性を好きになるとかもほとんど聞かないことを考えると、やっぱり性指向は変えられない気がします。
 バイも性指向じゃなくて、性欲をどっちでも満たせるっていうだけですよね?

 うーん。本当のところどうなんでしょう?知りたくないけど、知りたいなあ。




以下 22年09月に書いた初回レビューです。
 
 性的「指向」「嗜好」の区別がついている?「思考」で同性を愛せますか?

 一般的に先天的に性の対象となる性別が同性か異性か、両方か。これが性的「指向」とされています。
 後天的に得られた性的な興味の方向性が性的「嗜好」とされています。まあ、フェチとかの異常性癖という定義ですね。
 それともう1つ。性的自認という要素があり、これは自分の性別が遺伝子と心がバラバラのケースです。

 さて、本作の黒髪の彼は、どうなんでしょうね?キャラとしてあり得るのか。後天的に男性との性的な関係によって「開発」されて、性的「嗜好」(後天的なほう)が変化したならわかります。ただ、その場合普通「受け」ですよね?
追記 若干補足すると、私は性的指向と嗜好(性だけでなく、SかMか、対象年齢、人かモノか)も含めて、今の定義には疑問を持ってますけど。性的対象となる性別問題は性自認と区別すべきで、LGBT等のまとまりにするのはまずいと思います。

 恋愛対象として2年以上離れ離れになって「思考」により同性を愛する。この部分のエピソードも内面もかっ飛ばしているので、キャラの感情も内面も曖昧だし、ストーリーが不自然な気がしました。最後女の子が好きだといわせていますけど、うーん…
 そもそも「思考」で性的指向が変えられるなら、LGBTなど騒がなくていい訳で…

 例えば性的「指向」は先天的なものではないよとか、同性異性どちらを愛するかを区別して権利運動をしているLGBTというラベル張りの概念が間違っていて万人を性的に愛せるんだとか、そういうメッセージがあるかどうかもわかりません。(私は無理だと思いますけど)

 例えば、あの元婚約者と黒髪の彼が結婚して茶髪の彼が孤独になるとかいうストーリーなら耽美的な文学になるでしょう。
 あるいは黒髪の彼が孤独を埋めるために茶髪の彼に依存して、疑似恋愛に気付いて破綻するならわかります。そういうのが全くないし、ラストの含みもそうなってないですね。

 良いところは、冒頭のベンチのシーン。照明の下で夜の海を見ても、星も海も見えません。つまり、彼は景色を見るためでなく、考え事をしているか途方に暮れているかなんだろうな、という演出が良かったので期待しました。

 が、うーん。駄目…ですね。メッセージ性もテーマ性も感情的にもまったく乗れません。文学的なテイストな分余計それを感じました。猫がいること、小説家を目指していること、親がいないこと。全部雰囲気だけです。作画とかはなかなか良かったですけど…

 何というか不自然な同人的なBLを無理やり文学仕立てにしたような作品かな。
 ただ、この作品関連で性的指向と嗜好の区別(性的な指向・嗜好は権利として保護されて、被虐・フェチ・ロリなどはなぜ権利とされないのか)について、ちょっと考えるところがありましたので無駄ではなかったです。

 ただ、作品そのものはまったく意味不明でした。あるいは異性から同性に転換した人なら乗れるのでしょうか?



追記 衆道があるかあ。でも、あれは男しかいない閉鎖空間での性処理だからなあ。
 僧侶、戦場、そして江戸の男女の極端な人口差で生まれたのは衆道でこれが愛情なのか性処理なのかは意見もあるでしょう。

 しかし、後天的に攻めにもなれる例はありそうですね。となったときに心は身体に従うということもありえるので、順番に違和感はありますけど後天的に男を愛せるようになる、というのはありえるのかなあ?だとすればLGBTの権利云々はなおさら違う気がしますが…うーん。奥が深い?いや、浅いのか?

投稿 : 2023/09/30
♥ : 6

計測不能 6 放送時期未定アニメ6位
『小林さんちのメイドラゴンS』7月放送開始記念!連続ショートアニメ劇場『ミニドラ』

★★★★☆ 3.6 (27)
99人が棚に入れました
『小林さんちのメイドラゴンS』7月放送開始記念!連続ショートアニメ劇場

計測不能 8 放送時期未定アニメ8位
二度目の人生を異世界で

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (11)
84人が棚に入れました
『二度目の人生を異世界で』は、94歳で大往生……するも、異世界で二度目の人生を送ることになった主人公・功刀蓮弥が繰り広げるやりたい放題の異世界冒険譚。
壮大な使命を与えられたわけでもない蓮弥だが、転生した先で女性を助けたり、不埒な冒険者崩れを撃退したり、モンスターを殲滅したりとするうちに、前世で培った能力を再び開花させていく。

計測不能 9 放送時期未定アニメ9位
劇場版 私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ

★★★★☆ 3.8 (24)
66人が棚に入れました
椋木ななつ氏のコメディ漫画を原作とする「私に天使が舞い降りた!」の完全新作アニメの劇場公開が決定。

声優・キャラクター
上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

旅行成分が付加され解毒力がアップしたロリフレンズ浄化槽

【物語 3.5点】
夏。元気な女子小学生5人に、内気な女子大生みやこが、
花の祖母の家へとお泊り旅行に引きずり出されるアニメオリジナルストーリー。

以上であらすじを説明できてしまう程シンプル。
あとはいつも通り、みやこは小学生を激写してますし、
花はリスみたいにお菓子を貪っています。

花とみやこ。年の差の友情の可能性模索がドラマの軸。
他のキャラはギャグ要員ですが、その中でも、
小依と夏音は順調に関係深化のチャンスを射止めて行きますし、
乃愛による、ひなたへの接近の試みは、ひなたの天然によりネタとして消費され、かわされ続けますw


虚勢に、仕切りたがり、職質されかねない行き過ぎた愛w
ギスギスした大人社会、スクールカースト内では破滅リスクになりかねない要素。
が、このプレシャス・フレンズの輪では全てが解毒される。
この作品ならではの優しい空気感が、旅先で羽目を外すことにより倍加。

最近、空気を壊しちゃいけないと我慢しすぎていませんか?
旅でも親友でもロリでも何でも良い。
本音や毒を吐いても許される逃げ道を用意しておくことが大切。

ゆったりしたリズムの中で心が解きほぐされる劇場鑑賞でした。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・動画工房

監督以下スタッフらが埼玉県秩父郡・長瀞(ながとろ)町にロケハンを敢行。

単なる素材集め、聖地巡礼ビジネス目的か?
生の旅行体験を作品世界に生かせているか?
ロケハンの巧拙は結構露骨に作品に現れるものですが、
本作は上手く旅した成果が伝わって来ます。

旅先でもネタへの嗅覚は鋭かったようで、
道中、遭遇した{netabare}「鉄道むすめ」看板&車掌なりきり撮影スポットは作中ではヒゲロー化w
花のヒゲローTシャツ・おでかけバージョンもアクティブ?でキマってましたw{/netabare}

その他、お馴染みのみやこ自作のコスプレ衣装だけでなく、
旅先のロケーションに応じた衣装も多彩で、みやこの激撮もはかどりますw


【キャラ 4.0点】
ゲストキャラとなった花の祖母・桜と、桜の少女時代からの年上の親友・まち。
花とみやこの関係に希望を抱かせる年の差老フレンズ。
(花→桜、みやこ→まち。対比を示すネーミングも分かりやすいw)

小5に大学1年生が友人だの百合だの→場合と度合いによっては、ちょっと事情を聴取したくなるw
30歳に40歳が親交を深める→世代間ギャップを厭わない懐の深いやつ?
60歳と70歳の親友→ここまで来れば、もはや年など気にならない?

年齢の壁は年を重ねる程、薄くなる。
だから花にドン引きされ続けても、みやこは諦めちゃいけません。

祖母が、よくいる人生を達観した仏様みたいなおばあちゃんじゃないのも『わたてん』らしいです。
人間は何歳になっても見栄っ張りなもの。
ありのままを受け入れてくれるロリは偉大。
どんなダジャレでもツボにハマってくれる、ひなたは天使ですw

【声優 4.0点】
“わたてん☆5”のメインキャスト陣。
最近、みやこの影響で?キャストの間でオフショット撮影が流行るなど、
親密な関係がうかがえるエピソードも伝わって来る5人。
中の人の仲の良さが溢れ出たような掛け合いもまた旅のウキウキ気分を後押しします。
加えて、みやこ役の上田 麗奈さんが撮影モードにスイッチオンすればテンションMAXですw

あとは和やかなムードでと行きたい所でしたが……。
この映画もまたエンドロール後まで離席厳禁。
(※核心的ネタバレ){netabare}「松本をさがせ!」リターンズ。
無警戒だったので私は全く気が付きませんでした。
松本役のLynnさんも声色を低めに抑えて長瀞町を暗躍していたそうですが巧妙過ぎですw
ゆるふわ→最後の最後でホラーに暗転する?衝撃w{/netabare}

【音楽 4.0点】
劇伴担当はTVアニメ版の伊賀 拓郎氏が続投。
管弦楽を弾ませた外向的なメロディによるフィルムスコアリングで、ワクワクの夏を演出。
劇中歌{netabare}・花とみやこの「大切な気持ち」{/netabare}もクライマックスを彩る。

主題歌は、わたてん☆5。エコーの効いた高音ロリボーカルが相変わらず眩しいですw

OP「プレシャス・フレンズ!」夏休みの絵日記を千切って投げつけたようなウキウキソング♪
オフのスイッチを入れる、おでかけソングとして愛聴したい一曲。

ED「ずっと…ずっと…」軽快なピアノサウンドに乗せて送る友情確認バラード。
わたてん☆5は永久に不滅です。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 10

御宅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

まったく、小学生は最高だぜ…

いや〜さいっこう…でした。終始ニチャア…決めちゃいましたよ、、花ちゃんとみゃー姉の挿入歌も超最高最強!動画工房さんの直近作品がイマイチだった理由が分かった…これに賭けてたんだよな…ありがとうな… でも本当に思うのはあのストーカー女いるんですか…

投稿 : 2023/09/30
♥ : 2

計測不能 10 放送時期未定アニメ10位
迷elleオトコノ娘 - まよえるおとこのこ

★★★★☆ 3.7 (6)
64人が棚に入れました
市街地を離れ、自然豊かな岬まで足を伸ばすと、その学園はある。岬の突端にたたずむ優美な校舎。縦横に走る水路と、初等部、中等部、高等部、はては幼稚舎までも擁する広大な敷地。ユニコーンと星々の煌めきを記章とする学びの庭の名前は『私立銀河学園』。  映画、舞台、ネット、テレビなどさまざまな分野に飛び出す俳優を養成する全寮制の学芸校。ここでは日々600人の男子女子が、とこしえに咲く薔薇の香りに包まれ、学問、部活動、そして夢をつかむための稽古に励んでいる。 春。 決意を胸に秘め、中等部にひとりの男の子が転入してくる。ところがこの学園では異性の心を理解するためにあることが奨励されていた。それは――

計測不能 10 放送時期未定アニメ10位
ゴブリンスレイヤーⅡ

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (2)
64人が棚に入れました
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」 辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという......。 冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。 それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だったーー

声優・キャラクター
梅原裕一郎、小倉唯、東山奈央、中村悠一、杉田智和、上坂すみれ、井口裕香、内田真礼、日笠陽子、松岡禎丞

計測不能 12 放送時期未定アニメ12位
地球外少年少女

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (20)
59人が棚に入れました
2045年、インターネットとAIが普及した宇宙空間。日本の商業ステーションにやってくる少年少女たちは、発生する大規模な宇宙事故に遭遇し、ステーションに子供たちだけで取り残される。もう大人の救援は期待できない!彼らの命綱は、辛うじて生き残ったナローバンドと、SNS、フリーアプリの低知能AIやスマホで操作できるドローンなど。これらを駆使し、中学生たちはピンチを乗り切り生き残る事が出来るのか!?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

磯さんの新作と聞いて飛んで来たら「なんでこれだけしかないのよ〜!!」。

 伝説的なアニメーターにして「電脳コイル」の監督な磯さんの新作と聞いて大喜びして見ましたが、失敗1クール作品とは違う意味で勿体ない感じでした。失敗1クール作品は、サイズが1クールに合ってなくて無理やり駆け足になって台無しになったりと失敗した例が色々ありますが、本作はそういう失敗ではない。ちゃんと適正なサイズを考えて作られていて、そういう企画段階レベルでの錯誤はない。


 本作の問題は面白い要素やキャラや、もっと物語は広がりそうな可能性が満ちて満ちていて弾けそうなのに6話しかないなんて!というに尽きる。昔のovaか!と思わずツッコミ入れてしまった。めっちゃもっと面白くなりえそうなのにぃ!。せめて1クール、或いは「電脳コイル」みたいにnhkで2クールやって欲しかったくらいネタの潜在能力が高かっただけに勿体ない。


 元々一本の映画にする予定だったけど、作ってる内に大きくなりすぎてこうなったらしいけど、それならもう気持ちを切り替えてもっとサイズを切り替えて頂きたかったなぁ。


 それにしてもsf作品でもその世界の技術とかアイディアに感心することは滅多にないけど、本作のありえない感じではなく今の現実と繋がっていながら夢がある発想を構築する力は本格派なsfファンならビンビンくるだろう。敢えて地味めなキャラデザをしっかり生きたものにしている作画力も見事。


 それにしても、本作のテーマの人間とai、人間の幼年期の超克というテーマは「2001年」から続く非常に意義深いテーマだからこそ時間をかけて展開して欲しかったなぁ。磯さんほどの方でも才能を全開するのに合った場をなかなか得られないのかなぁ…。イクニさんもだけど奇跡的な才能の持ち主なんだから、それこそ庵野さんは知り合いでお金もスタッフも今は持ってるんだから協力してあげて欲しいわい。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 12

石ころ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

電脳コイルの体験をもう一度

磯光雄監督作品待ち続けて、何周電脳コイルを見続けたことか...本当に15年は長かったです。劇場行くよりも安上がりなネトフリ再度契約して本作を観てきました。脚本・原作も磯光雄氏が手掛けており、期待通りの内容でした。
ただ残念だったことが2点あります。1点目、配信方法が期間限定劇場公開と、ネトフリ独占という限定されていることが残念、ネトフリはやや敷居高いです。亡年のザムドのような失敗ほどではないが、ネトフリよりアマプラで配信されるべき作品だと思う。どの世代、国を問わず受け入れられる内容だけに勿体ないと思いました。
2点目、0.5クール位の内容ではなく、バックにある設定や端折られた主人公たちが地球降下後の話を含め2クール位でじっくり掘り下げた物語が観たかったと思わずにはいられませんでした。
本作と同じく、宇宙を題材にした漫画原作のTVアニメであるプラネテスは、やや内容がリアリティ風に描かれている都合、再放送時には科学考証が足りないと元JAXA職員に嚙みつかれて炎上しました。
本作はプラネテスの再放送の時期とバッティングしたので、飛び火するのではと思い冷や冷やしていましたが炎上することなくて、いちファンとしては安心しました。本作はフィクションでありながらリアリティも織り交ぜたハイブリットな出来で、なおかつ随所で電脳コイルの設定やキャラを彷彿とさせる場面を散りばめられており、様々な視座から楽しめます。本当に面白かった。
磯光雄監督の次回作はいつになるか分かりませんが、今からのんびり待ちたいと思います。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 4

計測不能 13 放送時期未定アニメ13位
甲鉄城のカバネリ 新作

★★★★★ 4.8 (3)
56人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 14 放送時期未定アニメ14位
魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

★★★★☆ 3.8 (11)
54人が棚に入れました
人も、精霊も、神々すら滅ぼして、魔王と恐れられた男がいた。
不可能を知らぬ魔王アノスは荒んだ世界に飽き、転生の魔法を使った。

二千年後。目覚めた彼を待っていたのは、魔王を育てるデルゾゲード魔王学院である。そこでアノスが目にしたのは、平和に慣れ、弱くなりすぎた子孫たち。そして驚くほど低次元な魔法術式だった。

その上、正真正銘、魔王の始祖である彼が、なぜか不適合者の烙印を押されることになってしまい……!?

かつくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

寛大で寛容な魔王様

原作は見ておりません

最近の魔王様って寛大で寛容な方が多いですね
勇者や村人達の方が人を嫌な部分を前に出して
鼻につくように設定されているというか

主人公なのだから圧倒的に強くても良いじゃない
寛大で寛容なのだから

次の魔王様の声優さんが交代するのがちょっと嫌だなぁ

投稿 : 2023/09/30
♥ : 2

計測不能 15 放送時期未定アニメ15位
映画 ギヴン

★★★★★ 4.2 (16)
50人が棚に入れました
高校生の上ノ山立夏は、佐藤真冬の歌声に衝撃を受け、中山春樹、梶秋彦と組んでいるバンドにボーカルとして真冬を加入させる。真冬加入後初のライブを成功させ、バンド「ギヴン」の活動が始動する中、上ノ山は真冬への思いを自覚し、ふたりは付き合い始める。一方、春樹は長年密かに秋彦に思いを寄せていたが、秋彦は同居人のヴァイオリニスト・雨月との関係を続けていて・・・。スクリーンで、春樹と秋彦、雨月の恋が軋んで動き出すーー!

声優・キャラクター
矢野奨吾、内田雄馬、中澤まさとも、江口拓也、浅沼晋太郎

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

性の垣根を超えた別れと未来への告白

 人を好きになること、愛すること、不器用さ、これからを描いていたです。
 TV放送では、上ノ山くん真冬の出会いと深まる関係だったです。
 ここでは、ギヴンの梶さん中心に、春樹との関係性の向上と、同居中の雨月とのわだかまりから先のお話だったです。三人にツッコミというのか、確信をつく真冬も存在感あったです。

 BLというジャンルなだけに、来場客の大半は、若い女性が目立ったです。

 梶さん自体、思いを寄せた相手がいながら、存在感の薄い女性に対して、性的関係性もあったりするので見た目と裏腹に、ある意味のだらしなさもあったです。
 かと思いきや、思いを寄せる相手に、迫ったり、いいよったり、甘えたりとよく見ると欲望に従順だったです。

 雨月との関係性は、ヴァイオリンにはじまり、互いを翻弄する有様だったです。
 春樹とは、本人に遠ざけられる態度も取られながらも、梶さんの魅力が春樹を引き止めつないでいるように見えたです。
 この三角関係の結末は、梶さんが自分の進む方向を見据えたとき、決着がつくのです。最後の局面は、男と女でなくとも、絵になったシーンに見えたのは不思議だったです。誰かさんたち、本当の気持ちだからなのだろうと考えられるです。

 真冬と上ノ山くんとは違う、大人のような恋愛感、人を思う行動は、極端な反面、彼ららしさを見せてくれたと思うです。

 

投稿 : 2023/09/30
♥ : 4
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

夜が,明ける。

レビューでよく第2期も観るとか言って全然観れてなくて見る見る詐欺になっているので,『坂道のアポロン』のレビューのときに思い出したこちらを観てみることにしました。
なんですが…内容あんまし覚えてない!!
あらすじはぼんやり思い出せても最後どうなって終わったのか全く思い出せない。。
―ということで,仕方なくテレビアニメの方をおさらいしてから鑑賞しました。

確かにテレビアニメの方は「これで終わり!?」な感じがあるので続き必要ですね。
でも,これを観終わっても「これで終わり!?」な感想です。
なんでかというと,この映画は春樹さんと梶さんが主軸のストーリーになってると感じたからです。
だから,真冬と立夏のストーリーを期待していると拍子抜けしちゃうかもしれません。

キャラクターデザインは相変わらず好きな部類です。
登場人物はBL作品なだけあって男の人が多いんですがみんなイケメンです。
作画については特に問題なかったし演奏シーンはモーションキャプチャですよね。
もちろんそのおかげで動きは凄いのですが,その分他のアニメーションの部分から浮いた感じはありましたね。
なんか『鬼滅の刃』とか『Free!』とか神作画の映画とか観ちゃうとちょっと作画面で物足りなくなってる自分がいるんですが,まぁ普通はこんなものだよなって感じです。

声優に関してはよく分からないので,評価そのままにしとこうかなと思ったんですが,立夏と雨月の声が良いなと思ったので微妙に上げてあります。

んで問題の物語ですね。
原作読んでないので全く知らないんですが,原作に忠実に作られているのかな!?
驚いたのは,上でも書いた春樹さんと梶さんが主軸のストーリーになっちゃってるというのがまず1つとテレビシリーズの方よりずっと大人な内容になっているというのが1つです。
これはまぁ2人が大人だからストーリーも必然的に大人な内容になるってことなのかなと思うのですが,テレビシリーズのようなピュアな感じを思い描いていたこちらとしてはびっくりしてしまいました。
はっきり言ってしまうとエロいです(笑)。
BLがあまり得意じゃないくせに観てしまったのでちょっとハラハラしてしまいました。
「分かった。分かったからこれ以上は具体的に描かないで~」って(^▽^;)
なので劇中で真冬と立夏がやり取りしてるのを見るとほっとするというか…。
{netabare}テレビシリーズの方でもう春樹さんと梶さんは十分お互いをよく知っていて仲良いんだろうなって思っていたので,梶さんが雨月と同棲してるとかそういうの諸々春樹さんは知ってると思ってたんですよね。
知っててなお好きなんだろうなって…。
でも,実はなんにも知らないことに驚きました。
それは……キツイ。
雨月とはただのルームシェアじゃないもんねぇ。
それに梶さんが相手してるの雨月だけじゃないしね。。{/netabare}
テレビシリーズの方で雨月はお気に入りのキャラだったので,今回も出てきてくれて良かったです。
でも,こんなにちゃんと描かれるとは思ってなかった。
{netabare}春樹さんはともかく梶さんと雨月はあんまり恋愛に思い悩んでいるイメージがなかったので今回のこの映画でそれが覆りました。
特に雨月です。
梶さんが雨月のことをこんなに好きなんだって知った時は「ああ~」って胸が締めつけられました。
好きだから離れられなくて一緒にいるけど,相手は自分のことは過去の人としか思ってなくて―ってめっちゃ辛いじゃん!!
―と思ったんだけど,まさか雨月の方も梶さんのことこんなに好きだったなんて!!
それを知ったときは「うわぁ~」って梶さんのとき以上に苦しくなりました。
なんか2人が別れなきゃいけないってなった理由がイマイチピンとこない。。
それは2人が恋よりもヴァイオリンの方を大事にしてるってことなのかな。
2人がヴァイオリンやってなかったらこんなことにはならなかっただろうし…。
まぁ,きっとちっちゃい時からずっと努力してきたことだろうからヴァイオリンよりも大事なものなんてないのかもしれないな。。
確かにわたしが梶さんの友達だったら完全に「そんな奴とは別れろ」ってアドバイスします。
だって一緒にいても劣等感抱いて辛い上に何気にDV男だよね,雨月って。
やっぱ友達には幸せになってほしいから楽しい恋愛をしてほしい。
けど,神の目でこの映画を観てるわたしは梶さんにとって雨月は離れられない運命の相手っていう感じがしました。
この先誰と恋愛しても雨月とした以上の大きい恋愛はできないんじゃないかと思うんです。
まぁ,それは真冬と由紀の恋愛にも言えることだけど…。
ましてや2人はこんなに強く想い合ってるわけで…。
この映画でどうなるかはともかく最終的には梶さんと春樹さんはくっつくんだろうなっていうのは分かり切っていたので,それもあってわたしはこの2人の恋愛をとても悲しい気持ちで見ていました。
―っていうか,梶さんは何なの!?
梶さんはさ自分も辛いかもしれないけど,その行動みんなを不幸にしているよ。誰も得しない。
まず春樹さんね。まさか春樹さんの気持ちに気付いていたとは!!
めっちゃ悪い男じゃん。
そしてわたしが1番思ったのはモブの女の子たちだよ!!
多分立夏のお姉ちゃんみたいに梶さんに恋をして,彼が自分のこと好きじゃないって分かってるけど「泊めてほしい」って言われたら断れなくて…。
だって,断ったら他の誰かのとこに行くだけだし…。
自分も周りもみんな不幸にしてると思いました。
そもそも雨月とケンカなんかしなきゃ良いわけでさ。
結局また彼の部屋に戻るんなら数日ホテルとかお金無いならネカフェとかやりようあんじゃん。
―てか,普通の男友達はいないのか!?!?
「寝床確保するために~~」とか悲劇のヒロインになるのやめて。
でも,その元凶は雨月だったりするんですよね。
もうそんなに好きなら素直になれば良いのに…。
何で他に男作って梶さんに見せつけたりすんの!?ドSなの!?
そういうので揉めてる時点でただの同居人じゃないって分かるじゃん。
―とかもういろいろもやもやイライラしてしまってたので,ライブの真冬の歌からの雨月が悟って会場を去る辺りから苦しくなって,最後2人の別れのシーンは泣いてしまいました。
春樹さんとくっつくことは分かっていてもこの2人には別れてほしくなかったよ。。
春樹さんはほんとに良い人で幸せになってほしいけど,雨月の恋愛が悲しすぎて…。
特に真冬に語ったあれ…本音ですよね。
あれ,何で本人に話してあげなかったんだろう。
若気たキャラの彼があんなにボロボロ涙を流すと思ってなかったから,こっちはほんとにいたたまれなくなりました。
そして,梶さんはそんな雨月の気持ちを知らないままなんですよね。。
なので,最後無事春樹さんの恋が成就してもわたしはただただ悲しい気持ちでいっぱいでした。
それに,この映画の中でくっつくとは思ってなかったのでなんか唐突という感じもしたんですよね。
いつから梶さんは雨月への想いをふっきって春樹さんが好きってなったんだろう??
わたしが梶さんだったら雨月との未来はないしまだ雨月が好きだけど春樹をこのまま傷付け続けるわけにもいかないからって感じだけど…。
こうなっちゃうと,givenはカップルでできあがってるバンドってことですね。はぁ~。{/netabare}

そんなわけで,この映画はわたしの中で悲しいラブストーリーという感じでした。
今回は立夏と真冬の恋愛についてはほとんど描かれなかったのでテレビシリーズで第2期を是非やってほしいです。
ただ『ギヴン うらがわの存在』というのが存在しているらしく…。
第2期作る気ないってことなのかしら??

BL作品としてはですね。
わたし的にはこれがギリセーフかアウトかっていうライン上です。
これよりエロ要素が少しでも強くなるようだと完全に拒否反応出ますが,まぁベースは純粋な恋模様を描いているし,バンドとしての音楽要素もあったので楽しめました。
なんか実写バージョンもあるとか。
他のジャンルでこれだけ楽しめる作品なら実写も観ようってなるんだけど,BLで実写はちょっと無理かもしれません。

追記:
『うらがわの存在』観ました。
“うらがわ”ってそういうことか!!
この映画の真冬と立夏側を描いたストーリーでした。
なんかほのぼのとしていてわたしは好きでした。
{netabare}それより柊としずちゃんもゲイなの!?
この世界ゲイはマジョリティーなのかな(;'∀'){/netabare}
わたし柊けっこう好きなんだけど,彼と立夏の相性良くない感じがまた好きです(笑)。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 2

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

音響が素晴らしかった

劇場版ならではの特別感を期待していたけどテレビアニメを超えるものは観られなかった。
一番感動したのは劇場の音響が良かったこと。
臨場感がすごかった。

秋彦の話し方が、知り合いに似てたのがツボだった。

随分と高評価だから期待してたけど、テレビアニメの履修が必要なBLものの続編じゃ相当好きな人じゃなきゃ観にいかないもんね。評価が下がる理由が無いわ。

投稿 : 2023/09/30
♥ : 2
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