彼女と彼女の猫 - 新海誠インタビュー

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新海誠が語るアニメ作品秘話

彼女と彼女の猫

1.新海誠にとっての『彼女と彼女の猫』

~自分が仕事をしながら身につけてきた技術で一応完結した映像ができた~

新海さんの目的:
とにかく完成させる。

僕はもともとアニメーション業界でやってきたわけではなく、ゲーム会社に勤めているときに自主制作で作品を作りたくなって、それで作ったのが『彼女と彼女の猫』でした。働きながら作っていたので、『彼女と彼女の猫』については完成させること自体が大きな目的で、だいたい2ヶ月で作りました。5分弱の短い作品で、カット数も70~80カットですが、自分にとっては大きなハードルを越えた経験でした。映像制作をどこかで本格的に学んだわけではありませんが、自分が仕事をしながら身につけてきた技術で一応完結した映像ができたという、満足感と達成感があった作品です。」

制作後の課題:

『彼女と彼女の猫』では、作業の効率化のために画面はモノクロにして、猫の視点から描いた物語でした。
ですから、「次は登場人物を人間にしよう。色もカラーにしよう。そしてもう少し長いストーリーのある作品にしよう」という気持ちがわいてきました。
そういう課題で制作したのが『ほしのこえ』です。

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