「DOG DAYS ドッグデイズ(TVアニメ動画)」

総合得点
77.3
感想・評価
1233
棚に入れた
7540
ランキング
616
★★★★☆ 3.7 (1233)
物語
3.5
作画
3.7
声優
4.0
音楽
3.6
キャラ
3.8

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ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

設定、迫力の無いバトル、ストーリーに難ありで苦しいアニメ。

普通の日本人とイギリス人のハーフの主人公のシンクが
ファンタジーの異世界の人に戦争で負けそうだから召喚されるん話で
最初悲壮感のあふれるシリアスで始まるのでガチの戦争ものか思ったけど
直ぐに様子が違うとわかります。
ガチの戦争ものではなくて、なんか遊びながら戦ってますよね。
しかもやられても肉体的ダメージがない上、ペナルティーもないし
ただの可愛い猫になるだけでは何のために戦っているのかわからず序盤の段階で
普通の視聴者は付いて行きにくいでしょう。
戦いに迫力があればいいのだけど
戦っている場所がなぜが「風雲たけし城」ぽい場所でアトラクションを
こなしているだけであんまり面白くはない。
出てくる敵も何も特徴のない意図的に簡単作画にされたようなモブ敵と
あまり魅力的ではありませんね。
戦いの最中に実況解説するキャラもいて、何か世界観がちぐはぐです。
シリアスで始まり
主人公が最終秘密兵器的で召喚されたにしてはあまりにも、展開が盛り上がらない。

このアニメの設定は戦闘は税金の調達の為にやっている公共行事で
アニメ内の説明から戦う両国の兵士から参加費用を徴収して行っていて
勝っても負けても勝った側6割と負けた側4割にそれぞれ分配し
国がその内半分を税金として徴収し兵士には半分しか返ってこないみたいなので
兵士は参加すればするほど損する気がするので
兵士的にはあんまり勝利に意味が無い気が・・・それでいいのか?と思ってしまいました。
国が得するだけで兵士は損するだけ・・・うーんそれで国民が納得するのかな?

ミルヒオーレが誘拐される展開もシリアスなんだかギャグなんだが
入り乱れて色々混ざりあって統一感が無くて付いていきにくいし
そのせいで緊張感が無くてあんまり面白くない。
ギャグなのかまじめなアニメなのかハッキリして欲しい。
そもそもなんで誘拐されたのかよくわからないですね。
誘拐さえて困る理由もコンサートに間に合わないとかチョット白けます。
やっぱり展開的に戦闘が盛り上がらないですね。
戦闘の作画も迫力がないので見て面白いアニメでもありませんでした。

シンクにしても優秀な人物をわざわざ召喚のだから強キャラなのは
おかしくはありませんが、努力して強くなるタイプでもないですし
強くなる過程も楽しめないし主人公としてあんまり魅力的ではないです。
召喚された過程もギャグなので今ひとつ使命感がないのも
個人的にはチョットな展開でした。

中盤から終盤にかけても、やたらゆるゆる設定なアニメなのに
急にシリアスな展開になったりマジメな戦闘のような感じになるので
付いていきにくい、なんでみんなマジになっているのか状況の整理が出来にくく
これ遊びの戦闘ですよね?
急にシリアスで付いていきにくいのですが
それで、ぽっと出の謎のモンスターが出てきて、うーん?
とりあえず行き詰ったらボスを倒して終わりにすればいいんじゃねえ?
的な展開はイマイチですね。
ボスのと対決が盛り上がればいいのだけど
作画自体も終盤大きくクオリティーが落ちて動かなくなるので
バトル自体もチョットでしたね。
キャラの作画も序盤はまずまず綺麗だったので
終盤イマイチになのは残念でした。
しかも11話から13話まではあんまり作画動いてないので
苦しい作画の出来だったと思います。
11話は話自体は終盤のまとめの部分なので悪くは無かっただけに残念です。

個人的には最後の元の世界に帰ると記憶をなくし、二度と会えない的な
展開はありがちであんまり斬新さはなかったかな
それだけならまだいいけど


重要なネタバレ注意


{netabare} 実は帰れないことはない。
普通は二度と戻ってこれないけど、ある条件を満たしていれば記憶を無くさず戻って来れるって・・・
帰った後に実はそんなことはなかったが判明は謎のお涙頂戴的な感じには違和感がありました。
ある条件もややこしい割には既に満たしていたという
いかにも怪しいハッピーエンドは個人的には不満です。{/netabare}

作画については基本的にキャラの作画は10話までは綺麗でした。
可愛くも描けていて安定もしていたと思います。
4年前の作画にしては良いと感じました。
ただバトルの作画は最初から終盤まで迫力は無かった。
特に終盤はあまり動かないのであまり楽しめませんでした。
キャラの作画も終盤はあまり良くなかった。
帳尻を合わせると作画は普通ですが不満の残る出来だったと思います。
やはりアニメは11話から12話辺りの作画は鬼門ですね。
だいたいこの辺りで崩れます。

声優さんについては有名な方が多いので下手だと感じる人はいなかったです。
基本的には上手かったと思います。
好きな声優さんもいたので個人的には楽しませてもらいました。
ただエクレール役の竹達さんは序盤はチョット引っかかる演技をされてました。
序盤はあまり上手くはなかったと思います。
終盤は上手くなっているので、そのせいもあって気になりました。

序盤のキャラの作画の良さ以外は色々苦しいアニメだったと思います。
バトルの作画にしてもストーリー展開も苦しかった。
最後の終わり方もかなり胡散臭く苦しいので面白くはなかったです。

投稿 : 2015/04/24
閲覧 : 355
サンキュー:

8

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