「悪魔のリドル(TVアニメ動画)」

総合得点
66.8
感想・評価
1050
棚に入れた
5610
ランキング
2636
★★★★☆ 3.4 (1050)
物語
3.1
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.4

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ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰にも触らせない

本作は相当思い入れのある作品なんですが、どちらかというとアニメが終わってからの方が精力的に入れ込んでましたね。
私の人生に大きく影響を与えたアニメです、リドルに出会えたから今の私があるとも。


話の展開としては、暗殺者だらけの梅毒のような明星学園10年黒組で標的である女子高生・一之瀬晴を、暗殺者なのに殺しをしたことがない主人公・東兎角が命がけで守るみたいな感じの話なんですが・・・。
まず暗殺者なのに相部屋で熟睡できる神経・・・。
暗殺の先を越されるかもしれないのに、呑気に入浴している神経、それも複数人で・・・。
暗殺者バトルってあまり新鮮味のない内容で設定はこの上なく粗い。
正直数ある美少女動物園アニメの一つだと思ってたんですよねぇ・・・。
ところが最終回、忘れもしません12話「故に、世界は□□に満ちている」。
このアニメ、暗殺に失敗した生徒は退学になりEDを歌わさせられるというシステムを採用しており、紆余曲折あって、最終的には兎角さんが晴を殺して終わり、みたいな感じだったんです(雑)
ひとまず暗殺が成功したということになって兎角さんはこの暗殺劇の主催である明星学園理事長・百合目一に暗殺の報酬として願いを叶えてもらえることになったんですが、晴を失った兎角は打ちひしがれるわけです。
しかしながら、晴は生きようとする強い意志(チタン)に守られて生きていたのです。
兎角さんは学校を自主退学し、晴一人だけとなった10年黒組は卒業式を迎えます。
最後、晴は黒組全員の卒業証書も持ち、校門で待っていた兎角さんと共に歩いていくのでした。
兎角さんと晴ちゃんは退学していった黒組の暗殺者全員に卒業証書を渡しに行ったのでしょう、世界は赦しに満ちている、というエンドです。

まぁ正直言って突拍子もない話だとは思うんですが、十中八九死亡したと思われていたキャラ、退学後全く姿を見せなかったキャラ達がエンドロールで顔を見せた時、めちゃくちゃ感動したんですよね。
生きていてこれほどの感動はもう二度と味わわないだろうというくらいの感動を覚えました。
いやーよく生きていてくれたと、赦しに満ちてるなぁと。
即BDを買う決断をしました。

とまぁここまでは良かったんですが、BDを買った後、更なる深みへ入り込んでしまったんですよねぇ。
秋葉原UDXの東京アニメセンターで"悪魔のリドル展"という催しが開かれ、台本や原画の展示の他、グッズ販売などもされていました。
そこでBD・DVDを買うと、特典として実際に使った生動画が3枚手に入るということでした。
3巻まで購入可能で、3巻で9枚の生動画を手に入れるぞー!と意気込んでいたわけです。
とはいえ開催初日は7月23日の水曜の平日ど真ん中、はっきり言ってネットの評判は悪かったので、いくら生動画が付くとはいえそんなに混み合うこともなかろうと思っていたのが運の尽き。
初日は大賑わいの上、13時にBD・DVDが全て売り切れてしまったのです。
私が秋葉原に着いたのは17時、売り切れてたんです。
嘘でしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、みたいな。
リドルこんなに人気あったのおおおおおおおおおお、みたいな。
当時はほんとに信じられずに、また、生動画を貰えなかった悲しみで自分を失いかけてたのですが・・・。
なんと、次の土曜日にBD・DVDを再入荷するとの公式アナウンスがあり、念を入れて土曜日に朝早くから東京アニメセンターに並びに行きました。
遂に生動画を手に入れました。3枚セットで9枚、私としてはしえなちゃんが中でもお気に入りのキャラだったので1枚でも出れば儲けと思ってたのですが、残念なことに連続したシーンでした。兎角さん、武智くん、純恋子さん、10年黒組は全員好きなキャラなので良いのですが、もうちょっと他のキャラも欲しかったなぁと思っていた矢先。
どうやら某掲示板の界隈で交換会が開かれるとのこと、これは参加するしかない!と思い飛び入りながら馳せ参じたわけです。
するとそこには初日で大量にBD・DVDを購入した女性の方がジュラルミンケースに大量の生動画を所持している方がいました。
交換会は6人くらいで行われたんですが、男女比は半々。
私はこのアニメのファンは大方萌え豚だと高を括っていたのですが、意外にも女性人気があるんだとその時気付かされました。
それはともかく、大量購入してた女性の方は純恋子さんのファンで初日大量に買ったが1枚しか純恋子さんの生動画が出なかったとのこと。
純恋子さんは3枚所持していたので、お渡ししたらお礼に数々のレアな生動画を頂いたのです。
その中には、伊介様のOPボンテージの一枚絵、ちたひつのED横たわっている一枚絵もありました。
さらにしえなちゃんの生動画目当ての旨を伝えたら、交換会に参加していた女性からしえなちゃんの生動画もいただけました。
元々9枚3キャラしか手持ちが無かったのが、一気に集まってしまったが故、欲が出てきてしまったのです。全キャラ集めたいという。
そっから毎日リドル展に赴き、財布と相談しながら可能な限り、BD・DVDを買いました。
交換会も定期的に開かれ、最終的に黒組全員と溝呂木先生、カイバ先生、百合理事長を集めることに成功しました。
これは今でも私の自慢のコレクションであります。
また、オフ会やオンリーイベントにも数多く参加し、数多くのリドラーと交流してきました。
遂にはしえなちゃんの誕生日である2月15日に生誕祭オフを、十数人規模と少なくはありますが、主催する運びにもなりました。
リドルも一周年を迎えた今では活動は控え目になりましたが、まだまだ前線を張って活動されてる方は多々いますね。
まさか、私がネットの知り合い()と馴れ合うとはなぁ・・・。
ただ言えるのはそれだけ人を惹きつける魅力のある作品だということです。

さて、作画に関して。
制作は「侵略!イカ娘」や「アスタロッテのおもちゃ」のディオメディアです。
アニメのクオリティについては、私が津々浦々に散らばった生動画について大方チェック済みで、問題はないかと思います。
ところで本作の公式なんですが、ほんっっっとに誤字脱字・間違いが多いんですよね。
基本的に関連商品は何かおかしいと思って間違いはなかったです。
よくキャラクターの名前を間違えるし、原作・アニメ・ソシャゲで何一つ連携がとれてないんですよね。
そのソシャゲも退屈なポチポチゲーだし、つい最近サービスを終了してしまいましたよ。
挙句、アニメが放送した後に視聴者から質問を受け付ける公式Q&Aがtwitterであったんですけど、それがまた酷い雑さで。

Q.武智さんは快楽殺人で女性を殺している描写があるのですが彼女はレズということでしょうか?
A.レズかどうかはわかりませんが…女性を切り刻むのが好きなようです!

中でもお気に入りなのがこの質問、なぜこんな質問に答えたし・・・。

リドルの声優イベントって実は結構たくさんあるんですよね。
まずアニメジャパンのトークショーを皮切りに黒組臨時授業、黒組通信、黒組PARTY!、黒組補習授業と、だから2014年は超が付くほど充実したイベントライフを過ごせたように思います。

OP、内田真礼さんの「創傷イノセンス」は何と言っても外せないですね。
作詞は石川智晶さん、作曲はR・O・Nさんと無駄に豪華です。
EDはOVAのを含めて13種類あります、好きなのは晴ちゃんの「昨日、今日、明日」とか伊介様の「天使のスマイル♥」とか全員で歌う「QUEEN」とか好きですね。
いや、まぁ全部好きです。

キャラクターについては一人一人語りたい事があるので、また後日。
小悪魔のリドルとか百合理事長の存在とか、ほんと色々語りたいことがありすぎて困りますね。


リドルが放送した2014年度は、ほぼリドルに捧げたと言っても過言ではありません。
お金も時間も全てを捧げました。
もう私には何もありません。

投稿 : 2015/11/22
閲覧 : 339
サンキュー:

8

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