ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態：観終わった
教訓的作品
エロゲ原作：未プレイ
榊野学園高校に通う伊藤誠は、通学電車で同じ車両に乗り合わせる隣のクラスの桂言葉に密かに思いを寄せていた。
学校で流行ってる「好きな相手を携帯電話の待ち受け画面にして、3週間隠し通したら想いが叶う」というおまじないを実行に移したその日にクラスメイトの西園寺世界に見つかってしまう。見てしまったお詫びに二人を取り持つという世界。
世界の仲介で距離を縮める誠と言葉。ついには付き合うようになるが。。。。。
アニメを見る者として、見ておかないといけないネタ作品の一つとして、「衝撃のラスト」の成分タグに誘われ、今更ながら視聴を開始。
序盤は噂の内容にそぐわないようなさわやかな高校生の恋模様を描き、ラストからは想像もできないくらいのさわやかなＯＰ。
まぁそれが、中盤ぐらいからアヤシイ雲行きｗそして後半は懐かしの昼ドラのようなどろっどろの泥沼愛憎劇ｗ
アニメ史上最低の主人公と名高い誠君が後半、とにかくその最低っぷりを惜しげもなく披露していきますｗ
そしてその周りには貞操観念が崩壊しているＪＫが誠のターゲットとなり次々と、、、、、❤★◇×▲♪❤しまくりです♪
この何の特徴もない平々凡々の誠君がナゼにこれだけモテるのかが不思議なのだが、、、、さすがエロゲ原作ｗ納得です（？）
「４ね」と言われてしまうぐらいの無責任ラブマシーン誠くん、いやぁうらやましいというかなんというかｗ自業自得というのかｗ
最後は見事な「逝き様」（特に目ｗ）を見せてくれましたｗまぁ数か月で一生分したんだから、天命かと。あ、天誅かなｗ
これを書く前にいろいろな方のレビューを拝読させていただきましたが、まぁ彼も被害者という意見も多かったようなｗ
色恋沙汰などいろんな考え方もあるし捉え方もある。まぁ彼の言動は女性からしてみれば怨敵仇敵宿敵の類でしょうｗこの結末も致し方ないものかと。溜飲を下げた方も多いのでは。このおおよそアニメの主人公らしくない主人公・誠くん。でも快楽を知ってしまった彼は現実をひたすら逃避して快楽におぼれ続ける。でもまぁ健全な中高生の男子はこんなもんかとｗその快楽を知り、それができる状況にあれば皆誠くんのように４ぬまでヤリ続けるサルになるのでは？ｗ
この作品を見ての感想としてはＡ級戦犯は世界でしょう。彼女でもないし、誠と言葉をくっつけた張本人がいくら好きだからと言ってヤらせちゃうのがそもそもの始まり。誠くんの逝き様より世界の逝き様の方がよっぽどスッキリした。誠をサル化し言葉を壊した張本人だからね。この結末もやむなしかと。
言葉はイジメられ浮気され誠の友達にヤられ散々でしたが、最後は誠の「御印」を抱いて一応の「幸せ」になったのだから最後は報われたかと。まぁ、普通の女の子が彼氏に冷たくされ、その彼氏が自分と彼氏をくっつけた女に寝取られ、学校ではイジメられ、挙句にその女が妊娠して、その恨みで彼を殺して、壊れないはずはないよねぇ、、まぁ最後は幸せになったんだし、彼女的にはめでたしめでたし、ということでｗ
でもまぁ、エロゲの内容をよくぞここまで映像化したもんだと、作り手側に敬意を表しますｗ
後半の内容からは想像できないようなＯＰと前半の流れ、中盤～後半のドロドロの内容、そして結末。リアリティとか設定とか抜きにすれば面白い作品だと思います。一つのつくり方、一つの可能性みたいなのが感じられました。
まぁ内容知らずに見ていたらラストは相当ビックリすると思いますがｗ
しかし、「衝撃の結末」といえば衝撃的でしたが、グロ、というほどグロくもなかったし、ビックリするほどの衝撃もなかった気がします。（予備知識が多少あったからですがｗ）
個人的にはもっと放送できないぐらいのグロや衝撃かと思ってましたが（放送できないのはダメかｗ）関わった女の子たちが全員で誠くんを極限まで辱めるとか、誠くんと関わった女の子たちが壮絶なバトルロワイヤルを繰り広げるような内容かと思いましたがｗちょっと拍子抜けしましたｗ
ただ、皆さんも書かれているし、思っているとは思いますが、この状況、誰にでもなる可能性のある状況で、登場人物の誰にでもなってしまう可能性があると思います。それがこの作品で一番怖いと思ったことかもｗ
オッサン的には男女問わず中高生にこの作品を見てもらって、誠くん、世界ちゃんを「反面教師」にしていただきたいな、と思いました♪
女の子は、万一の時、男は誠くんのように無責任になるだろうし、そもそも責任とれないだろうしｗ男の子は、浮気すると女の子は世界ちゃん、言葉ちゃんのようになるかもよ～ってのを覚えといたほうが良いかも♪
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身近で似たようなことが起きていたし（私は当事者ぢゃないよっ）、仕事柄若い子たちと接点があるので、いろいろ考えさせられる作品でした。
