「ワンパンマン(TVアニメ動画)」

総合得点
86.0
感想・評価
2073
棚に入れた
11550
ランキング
211
★★★★☆ 4.0 (2073)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

OZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

強過ぎる平熱系ヒーロー登場!!

原作の漫画は未読だが
ヒーローギャグ物っぽい雰囲気に惹かれて
観てみる事にした2015秋アニメ

■強過ぎる平熱系ヒーロー登場!!■
つるっとハゲた頭に間の抜けた顔をした
およそ格好良いヒーローからはかけ離れた見た目の
主人公 サイタマがタイトル通り戦う相手を
ワンパンチでぶっ飛ばすアクションコメディな本作品。

次から次へと現れる強い敵に
名だたる多くのヒーロー達が敗れては
それをサイタマが一撃で倒していく
少年漫画を彷彿とさせる展開は
まさに王道中の王道シナリオである。

だが それらの王道と唯一の違いは
サイタマが決して手こずる事なく
いとも簡単に勝利を収める点だ。

これでもかとサイタマの強さが表われており
どんな強敵でもワンパンチでぶちのめしていく姿は実に爽快。

ハッキリ言ってストーリーに深みはないが
本作に限れば"深みの無さ"のおかげから
却ってゴチャゴチャする事なく
誰にでも観易い構成となっている。

ただし 強敵が現れる→各ヒーローの強さが強調される
そのヒーローが敗れる→結果サイタマが倒す
主に上記の流れで繰り返される為
ワンパターン化により飽きに繋がりかねないので
惜しい点を挙げるならばこの一点である。

本作最大の魅力と言えば
妙にゆるい雰囲気も然る事ながら
何と言っても魅入ってしまうバトルシーンにあるだろう。

中でも最終話にて相見えるボロスとの
バトルシーンにおける作画は
「これぞバトル!」と評するのに申し分なく
ただただ圧巻の一言。

ストーリーよりも作画を重視する人にとっては
たまらない出来となっている。

あまりにも強過ぎるが故に
最後まで戦う相手を一撃で倒してしまうサイタマ。
果たして彼と対等に戦える人物が今後登場するのだろうか?

強過ぎる孤高の平熱系ヒーローが繰り出す一撃は
画面越しに観ている側であっても
ワンパンでノックアウトされる事請け合いである。

■ギャグの破壊力はワンパンとはいかず■
コメディ要素の強い作品だと
評価を分けるのはギャグのセンスだろう。

コメディティストを前面に醸し出している作風な為
要所に散りばめられたギャグ成分を
面白く感じられるかが作品の肝となりそうだ。

登場するヒーロー名が
「タンクトップマスター」や「金属バット」
「ぷりぷり☆プリズナー」に「童帝」等
良くも悪くもいい加減なネーミングなので
好みの笑いと合わない場合は
やや狙い過ぎに感じてしまうのだ。

バトルシーンは掛け値なしに破壊力があるけれど
ギャグ部分に限ればワンパンとはいかなかったものである。

■あとがき■
本作の笑い所が好みと合わなかったので
評価は低めになってしまいましたが
最後まで気軽に観ていられる全12話でした。

やはり最終話のバトルシーンがインパクトに残りましたね。
「これは劇場版か!?」と
TVアニメでこれ程まで質の高い作画を
観られるとは予想外でした。

後 驚いたのがタツマキの年齢かな。
見た感じ幼く15~16歳頃の少女だと思っていたので
28歳だと知った時にびっくりしました。

それに下着を穿いているのか穿いていないのか
際どいスリットが印象的でしたね。
2015年の流行語大賞にノミネートされた某芸人さんの様に
実は「安心して下さい 穿いてますよ!」状態なのだろうか。

まぁ 穿いていなければそれはそれで・・・ねぇ(笑)

・・・さて 円盤の売上も上々の様ですし
このままの売上を保てれば2期の可能性も高いでしょう。

ジェノスの仇やアマイマスクの思惑等
まだまだ多く残る謎が今後どうなっていくのかは気になるところなので
続編によって評価が異なってきそうな作品です。

満足度 ★★★★★☆☆☆☆☆ (5)

投稿 : 2016/01/23
閲覧 : 313
サンキュー:

49

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