「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(OVA)」

総合得点
79.4
感想・評価
769
棚に入れた
3580
ランキング
495
★★★★☆ 3.9 (769)
物語
4.2
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.0

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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自由のため平和のために必死でモビルスーツを駆る他のガンダム作品とは大きく異なります

0080とタイトルにありますが、1年戦争最中、終結直前の話となっています。
話のほとんどは宇宙世紀0079の出来事で、タイトルは終戦が宇宙世紀0080 1月1日ということに由来するそうです。

事前にファーストガンダムは視聴しておくことをおすすめします。
作中の会話などで、モビルスーツ、ザク、ジム、連邦、ジオン、コロニー、ニュータイプといった、ガンダム視聴済みであれば常識的に知っているワードが説明なく登場するため、先に1年戦争と時代背景を知っておかないと話についていけない懸念があるためです。
ただ、未視聴であっても、2つの勢力が戦争していて、ロボットで戦うということだけを知っていれば、なんとなくわかるかと思います。
しかしながら、初めて視聴するガンダムが0080だと、ちょっと誤解が生まれそうです。

主人公はガンダムシリーズで唯一、パイロットではない少年が主人公です。
舞台はサイド6、連邦でもジオンでもない中立の戦争をしないコロニーが舞台で、主人公の少年は戦争へのあこがれからジオンの兵士に近づき、戦争に巻き込まれに行きます。
少年の取った行動の結果、あまりにも大きな代償となり、心に傷を負いながら成長する。
自由のため平和のために必死でモビルスーツを駆る他のガンダム作品とは大きく異なりますが、一般人の少年を主人公に据えたことで、戦争の悲哀は他のガンダム作品よりもよく描けていると感じました。
名作です。

投稿 : 2016/11/24
閲覧 : 284
サンキュー:

4

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