「ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 -サン・トロンの雷鳴-(OVA)」

総合得点
63.6
感想・評価
126
棚に入れた
626
ランキング
4164
★★★★☆ 3.7 (126)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

カールスラントの技術は世界一ィィィ?

アニメーション制作:SILVER LINK.
2014年9月20日に劇場先行公開されたOVA作品。
監督とキャラクターデザインは高村和宏。

【あらすじ/概要】

1945年7月。連合軍が発動し、当時の人類が持てる最高の火力を投じたオペレーション・マルス。
戦艦大和を利用した作戦と「ストライクウィッチーズ」の活躍によって、
ヴェネツィア上空の巨大ネウロイの巣は消滅した。
そして「ストライクウィッチーズ」が解散して半月後。
これは、彼女らが三度集結する劇場版にあたる1945年9月までに在った出来事が描かれた、
全3話構成の短編OVAである。

今回は、ベルギカ王国のサン・トロン基地に駐留している、
ミーナ、エーリカ、バルクホルンたち3名のカールスラントメンバーの元へ、
エーリカの双子の妹で同じく魔女でありながら、装備開発を任務としている技術士官でもある、
ウルスラ・ハルトマン中尉が訪問したことで起きた出来事が描かれている。

【感想】

エーリカ・ハルトマン中尉のイライラが目立つ今回のエピソードでしたが、
空戦の天才であり、ステータスを全部戦いに振っているようで、
その他はダメ人間に等しい無気力な彼女の普段の姿からかけ離れている感じ。
その根っこにあるのは、かつて仲間を危険な目に遭わせた新技術に基づく試作機への不信感があるのですが、
自分の意見が受け入れられなく、周囲を説得させるだけの言語能力を持たないがため、
ひとりで不貞腐れているように見えてしまっても仕方がない印象。
今回の彼女は印象が悪いのですが、グータラに見えて実は仲間思い。
コミュニケーション不全だからこそ問題児に見えているのでして、
そこから戦闘で活躍してメデタシメデタシという、マッチポンプ形式のストーリーなのであります。
やはり、TVシリーズを観ていることが前提ですね。

このシリーズはシールド張って特攻すれば解決、根性・気合的な側面が強い傾向がありましたので、
史実の珍兵器を作中で数々再現したり、
技術開発の視点からミリ要素がマシマシになっていたのが今作ではプラスポイント。
最初から、こっちの方面をもっと力を入れていれば!と思わずにはいられませんでした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/04/17
閲覧 : 393
サンキュー:

27

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