「New Story of AURA BATTLER Dunbine(OVA)」

総合得点
63.1
感想・評価
10
棚に入れた
43
ランキング
4436
★★★★☆ 3.6 (10)
物語
3.2
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.4

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

聖戦士サーバイン!!

アニメーション制作:サンライズ
1988年2月25日、5月25日、8月25日に発売された全3話のOVA作品。
監督は、劇場版イデオンで総監督・富野由悠季の指揮下で監督を務めた滝沢敏文。

【あらすじ/概要】

バイストン・ウェルの各国がヨーロッパ、アメリカやソ連など、
1980年代の地球の地上世界を巻き込んで都市を火の海にした戦争が終結。
ドレイク・ルフトの野望は灰燼に帰し、シーラ・ラパーナの浄化で、
地上世界とバイストン・ウェルの繋がりは途絶えた。

それから700年の歳月がバイストン・ウェルでは経過していた。
オーラバトラー「ズワウス」を操る「黒騎士」ラバーン・ザラマンドは、
「バランバランの秘宝」を求め、それを守護する一族を襲撃し、
一族の姫レムル・ジルフィードと狩人の少年シオン・ザバを攫った。

ミ・フェラリオのシルキー・マウに助けられた二人は、
脱出のさなか、「黒騎士」に協力するミイラのような老人ショット・ウエポンに出会う。

バランバランの民が守護する地に戻った二人は「ズワウス」を退けるために、
「バランバランの秘宝」である伝説のオーラバトラー「サーバイン」を目覚めさせるのだった。

【感想】

監修:富野由悠季とありますが、あんまり関わってない気がします。
キャラデザも湖川友謙から、幡池裕行(伊東岳彦)に変更。
元々が出渕裕がデザインした「サーバイン」をアニメで動かしてみたいという欲求が先で、
ストーリーやキャラ・設定が後付のような?
なので、お話自体は特に印象に残らなかったです、
ダンバインで登場した○○○の転生体というキャラが多数登場しますが、
全3話と短いこともあるのか、キャラ(特に黒騎士)に味わいがなくテンプレ的。
富野由悠季がしっかり関わっていれば、多分もうちょっと違っていた気も?

見どころは、出渕裕の趣味でリファインされたオーラバトラーの美しさですね。
美術品の甲冑みたいな「サーバイン」生物的な「ズワウス」と、
オーラバトラーは着色の濃淡が効いていてカッコイイ。
見栄え重視で描かれていますので動きが少ないですけどね。
まあ、富野由悠季の趣味じゃないでしょうね。戦闘機械は兵器であって見て楽しむものではない。
ガンダムも本来はトリコロールカラーじゃなくて原色系と地味だったですし。
思えば、TV版ダンバインのオーラマシンも色塗りが地味なのが多かったですね。
主役機のダンバインは爽やかなアクアブルーでしたが。
ビルバインの夜行迷彩前が明るいオレンジ色なのは玩具やプラモを売りたいスポンサーの都合でしょうか?

とにかくカッコイイ主役メカを見たいんだ!
ロードス島戦記っぽいファンタジーな見た目があれば良し!
という人向けなアニメ。

逆に富野ファンから見たら期待はずれに終わる感のあるアニメでした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 387
サンキュー:

24

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