「荒ぶる季節の乙女どもよ。(TVアニメ動画)」

総合得点
79.7
感想・評価
602
棚に入れた
2244
ランキング
482
★★★★☆ 3.8 (602)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きだからしたいのか、したいから好きになるのか。

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
いやはや、独特のアニメでした。

下ネタ満載なんだけど、ギャグとも言えるし、日常系とも言えるし、恋愛モノとも言えるし、青春モノとも言えるし。

最初(1話目冒頭)は、「なぜ、この作品が、岡田麿里脚本?」と思ったけど、見終わると、「なるほど、この作品は、岡田麿里脚本だな」と思った。

多分、見始めと見終わりで、大分、印象が違うアニメになるはず。良くも悪くも。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、OPが素晴らしい。ひと味違う感じが、すでに出ていた。歌も作画も演出も素晴らしい。

総括にも書いたけど、なんとも形容しがたい作品。

ジャンルは、「岡田麿里」(笑)

岡田麿里さんの脚本はなんか、「剥き出しの、刃こぼれした刀を美術館に飾っている」感じなんすよね、自分的に。

普通に誰でも持っている感情を、臆面もなくさらけ出す。それは美しいだけでなく、危うさを内包していて。んで、それをリアリティをもって表現するのではなく、ウソっぽいくらい美しく脚色して、まるで芸術品のように提供する。

芸術品を普段使いにするのではなく、普段使いしている日用品を、ガラスケースに入れて赤絨毯の上に置いていて、「芸術品のように見せている」。

岡田麿里さんの話は、共感性がありつつも、手の届かない場所にある眩しさを両立させているものが多い。

ウソをリアルに描く脚本家は多いけど、リアルをウソっぽく描く(そして成立させる)脚本家は珍しいと思う。まあ、この辺が好みの分かれるところかな。私は、好きだけど。

さて、アニメ本体の感想だが、7話目(枕投げ回)までは、☆5にしようとしていた。8話目(文化祭)を最終回にしても良い。

9話目からのドロドロ展開は、岡田麿里さんの真骨頂という感じだったが、まあ、豪快に空振りしてたね(苦笑) 適当にエロギャグ入れて、13話の退学阻止編に繋げれば、一般的にはもっと評価されたかな。

特に、もーちん のガチ百合ネタは、良くない。

「やがて君になる」くらい丁寧に扱うなら別として、一要素程度するほど、同性愛の問題は軽くない。せっかく楽しいアニメだったのに、岡田麿里さんがやり過ぎるとこう(たためなく)なるという、分かりやすい例だと思う。

本作は多分、恋愛アニメではなく、「性の本音」がテーマで、岡田麿里さんが描きたかったのはむしろ、後半のドロドロなんでしょう。

大人になり、色々楽しいことは増えたけど、恋愛に関してはどうだろう? 恋愛とセックスが(それなりに)切り離されていた、小学生の時が一番純粋に人を好きになっていた、、、のかもしれない。レビュタイには、そんな気持ちを込めて。今は、最早後者かもしれないという後悔を込めて(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
いきなり、官能小説音読するなや(笑) 概念じゃなく、出し入れ(笑) 全てのことがセクシャル(笑) これは、死ねるよな(笑) トレイントレインが似合うな(笑) 独特なアニメだな。ギャグでもないし、日常系でもないし。

2話目 ☆4
股が痒い、、、独特のセンスだな(笑) サクセス、悪くないと思うけど(笑) 今の良かった(笑) 自分という存在を意識せずいられる場所。良い言葉。

3話目 ☆5
バットバイ(笑) あっ(笑) 悪い顔(笑) 10時間も(笑) どうして、こうなった?(笑) 山岸、、、ミロ先生(笑) ミロを知らない世代(笑) 痴漢バスをめちゃめちゃ好意的に解釈www

4話目 ☆4
菅原氏、素敵やな~。ミロ先生の女子高生批判が、的を射すぎていて、同感(笑) リアルに、女子高生と関わってたら、ガキくさすぎて、多分、イライラするな(笑) うわー(笑)

5話目 ☆5
菅原氏なら、納得。なんか、リアルな会話。勝ち目は薄い(笑) それ、ただのロリコンじゃないか(笑) ヤバイ、真性のロリコンさんだ~(笑) 200円で(笑) ダメだ、杉本君(笑) 添削(笑)

6話目 ☆3
一人相撲とTバックをかけるなや(笑) 合宿回。

7話目 ☆5
休憩足りない?(笑) 友情に悩む菅原氏と、おっぱいに悩む和紗。私は喧嘩するつもりでしたけど、、、喧嘩できるほどの仲に。枕投げ申請書(笑) 美しいな~。電車の話、上手いな~。

8話目 ☆4
こういう盛り上げ方、してくるんだよな、やっぱり。ウソくさいくらいキレイにしてくるんだな。設定に文句(笑) 曾根崎さん、出来過ぎだよな(笑)

9話目 ☆4
私は、恋なんかで変わる女(笑) これ?ノロケられてる? まさかと思ってたけど、ガチ百合も入れてくるのか。手をつないでどうするんだろ?(笑)

10話目 ☆3
一番安い処に入った(笑) いやいや、この状態ではなかなか(笑) いやはや、ホテル入った時点でアウトだよな。もーちん、大分ヤバイな。ブルーハーツの力、すげぇな。ドロドロ展開も悪くないけど、1クールでやるには、長い。どう解消するかな?

11話目 ☆3
ガッツリパンチ(笑) ある意味で、性暴力被害者だよな、菅原氏。ホントに、皆色んなところで豪快に空振りしてるな。大切にしたい、、、なんて、言わんよな、多分(笑) こういう、コメディタッチをもっと貫けばなぁ。

12話目 ☆3
職務放棄(笑) 好きなのは和紗、性的欲求を感じるのは菅原さんって、正直だけど、ヒデェ話だな(笑) 性欲と感情は切り離せない(笑)
{/netabare}

投稿 : 2019/10/14
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サンキュー:

37

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