テナ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:----
春と夏から秋と冬に
秋組はかなり不安なスタートでしたね。
結成前からケンカを始めたりw
借金取りの左京さんも秋組なんですね。
これが一番ビックリしました。
このメンバーは関係性が本当に危うく一番心配するスタートでした。
万里と十座の関係性が一番の問題ですね。
物語はこの2人が中心になる事もよくありましたね。
万里はお芝居も出来るけど少し喧嘩腰だったり芝居に興味なかったり。
十座は真逆でお芝居は苦手だけど熱意とやる気があったり。
この2人はお互いに無いものがある。
因縁もそうですが、だからこそぶつかる事も多いのかもしれません。
でも、何だかんだで引ったくり犯を逮捕したりとか正義感や優しさがあったりも。
そんな中、一人一人がポートレートをする事に、テーマは人生最大の後悔。
これを聞いた時、これって凄くいいなぁ〜と思いました。
だって、最大の後悔なんて言う事も聞く事も中々ないし、お互いを知るいい機会になる。
別に後悔じゃなくても自分の話しをする事で知ってもらえて理解して貰える。
聞く側も知れるし理解出来る。
知る事、理解する事は信頼関係にも繋がるしまとまりのない秋組には凄くいい事かもなぁ〜と感じました。
で、肝心の内容なのですが…
皆んなが芝居するきっかけや理由がよく伝わる内容でした。
そして中でも良かったのが十座。
作中でもトップ評価でしかたがそれを気に彼は本気で芝居に打ち込もうと決意する。
この辺りから秋組がやっと纏まり出す。
そして絡んでくるゴッド座…
ここは本当に最低の劇団ですね!
何が最低って純粋に劇が好きな子の気持ち踏み躙り芽が出ない事を悩んでいる子に酷いことをさせて引っ掻き回して。
でも、彼の本当のポートレートを見て許してくた。
本当に彼はいい人達と舞台に立てましたね。
最初は凄くバラバラだったけど最後は本当に良い組に纏まったと安心できました。
冬組
こちらも一波乱ありそうなスタートでした。
記憶喪失に過去での因縁などこちらは色々と気になるスタートでしたね。
今回の冬組に立ちふさがった試練。
それはゴッド座との解散を掛けたタイマンアクト…でも、リーダーは少し自分の意見や意思を真っ直ぐに通せなくて…
そんな態度にタスクがイライラして気持ちがぶつかってしまう!
これは少し解ります。
大切な舞台で自分が主演してもダメだったらって悪い方へと考えてしまうのですよね。
でも、リーダーである以上それを乗り越えないとダメなんですよね。
そんなある日、A3では珍しいファンタジー展開が入ります。
それは同じ日を繰り返すと言う体験。
繰り返しから抜ける為には仲直りする事なんです。
でも、それは心からの仲直りでないとダメで…
元凶のぬいぐるみ相手に手を繋いだり肩を組んだりするシーンは何だか可愛い感じがしましたw
やっぱり心からの言葉って大事ですね。
ストリートアクトで本心を交えた演出をします。
本心で語り合えた2人は凄く逞しく見えました^ ^
同時にゴッド座との戦いを受ける決意をする。
他にはメンバーの良くない噂が流れる。
そんな中メンバーを纏めようとするけど上手く行かずに終わってしまうのですが、そんな時に心が見えるアイテムを手にするなど冬組の物語はファンタジー要素があり新鮮でした。
にしても、ゴッド座は見る度に醜いですね。
やり方が卑劣…
そのせいで紬は自分らしい演技が出来なくなって演出が全て逆効果になる…あるあるですね。
空回りといいますか…やってるうちに解らなくなってしまう…
これは気持ちが少し解りますね……
それでも、メンバーは解ってくれた。
頑張ってるのを見てくれたり成長を見てくれてるのはメンバーだもの。
自分の成長なんて自分じゃあまり解らないものなんですよね…
立ち止まっている気がして…ダメなままで…
だから、自信が持てなくて…どうにかしようと踠いて足掻いて悩んで苦しんで…でも、どうしようもなくて…最後には自分らしさが無くなって行く。
でも、仲間から見ればしっかり成長してるのです。
ありのままでいいと言ってくれる人達がいる自分以上に自分を見てくれてるのは友達や仲間なのかもしれません。
そして冬組vsゴッド座
見事な結果でした^ ^
良かったと思うのは結果は勿論ですが春、夏、秋組も色々な面で協力して勝ち取ったと言う点です^ ^
冬組は本当に頑張ってけど周りのサポートも本当に良かったと思います^ ^
終わってこれは続編はないかな?
是非してほしいけれどアプリゲームの方で続きはしてくださいってことかしらw