「<物語シリーズ>セカンドシーズン(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3412
棚に入れた
20162
ランキング
32
★★★★★ 4.2 (3412)
物語
4.2
作画
4.2
声優
4.3
音楽
4.0
キャラ
4.3

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ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

猫物語(白),傾物語,囮物語,鬼物語&恋物語のレビュー★

こちらは長くて一気見もできないので,少しずつレビューしていきます。
全部観終わったら(いつになることやら。。),きちんとある程度削って再編集しますので今のところはつらつら書きつくろうと思っています☆
評価は全部観終わってから♪

まずは猫物語(白)。第懇話「つばさタイガー」のレビューです。
今回はとても良かった☆
今までわたしが羽川に感じてきた気持ち悪さ(傷物語のレビューにも書いている)が正しかったというか「やっぱそうだよね!!」ってなって,すっきりした回です。
戦場ヶ原さんが「白くて白すぎて白無垢で白々しい」と言っていたけれど,まったくその通り。
やっぱそれって人間として欠落しているよね。
まぁ,わたしはそれを阿良々木くんにも感じているんだけど…。
正直,第參話まではそこまで面白いとは思っていなかったんだけど,第肆話でこの話とっても好きになりました。
{netabare}彼女が自分のブラックな部分も受け入れようとするところ。
世界一周旅行のようなアニメーションで描かれていたけれど,清廉な彼女がそういうのを自分のものにするっていうのはそれほど覚悟というのか勇気が要ることだったのかなって思いました。{/netabare}
傾物語にも出てきたバオバブの木。ここにも出てきましたね。
{netabare}苛虎が嫉妬の怪異だと知ったとき,わたしは恋愛系の嫉妬かなと思ったけど,そうじゃなかった。
それもあるんだろうけど,みんなは持っていて自分にはないもの…妬ましくなるよね。。{/netabare}
それと,ブラック羽川のこともこの話で好きになりました。
頼ってもらえるのって自分のことを信用してくれている信頼してくれているって思えて嬉しいよね!!
ブラック羽川が羽川のことをずっと“ご主人”って呼んできたのがここにきてぐっときました。
{netabare}そして,タキシード仮面様の如く良いところで登場する阿良々木くん!!
阿良々木くん嫌いのわたしだけど,今回ばかりはかっこよかった★(エロくなかったし…。)
戦場ヶ原さんが「私が困っているときにはいつだって助けに駆けつけてくれる王子様みたいなところ」って言っていたけど,それは羽川に対してもまさにそれ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
そして,どんな羽川でも受け入れるって言ってくれたことは嬉しかっただろうなぁ。
そして,あのタイミングですぐに告白できる羽川も凄いと思ったし,すぐに断る阿良々木くんにも好感を持てました。
彼は羽川の恋心に応えることはできないけれど,羽川に優しいよね。
それって賛否両論あるとは思うんですが,わたしだったら気持ちに応えてもらえないと知っていてもやっぱり優しくされたら嬉しいし,「この人を好きになったのは間違いじゃなかったな。」って思える。
自分の彼女にだけ優しい人って結局本当に優しい人とは言えないと思うし。
結局,好きになった人を諦められるかどうかって相手に冷たくされるとかそういうことじゃなくて自分の気持ちとどう折り合いをつけるかってことだと思うから。
あそこですっきりした笑顔で「ありがとう。はっきり言ってくれて。」とかじゃなくて座り込んで号泣していた羽川がわたしは好きでした。{/netabare}
ところで,妖刀心渡。どっからどうやってどういう経緯で持ってきたのか気になる。。
忍が人肌脱いでくれたのかな!?
あと今回は登場人物多くて嬉しかった☆

傾物語。第閑話「まよいキョンシー」のレビューです。
8月20日,真宵ちゃんのリュックサックを届けるために彼女を探す阿良々木くん。
その道すがら余接ちゃんに出くわします。
彼女は一体道端で何をやっているの。神出鬼没ですね。
それに,「僕はキメ顔でそう言った」が黒歴史になってる(笑)!!
後ろに立ち並ぶバオバブの木…。
あれはどういう演出なの!?なんかのメタファー??
この話は今までの物語にも増して不思議な雰囲気と壮大なストーリーでした。
{netabare}世界が滅ぶとか…(^▽^;){/netabare}
あまりに壮大すぎてツッコミたくなりました。
{netabare}傾物語はタイムトラベルする話ですが,ディストピアな感じといい,SFでしたね。
まぁ最後は無事に戻ってこれたんですが,あちらの世界の方は大団円とはいかずなんだか悲しいというかすっきりしない終わり方だと思いましたね。
ロリ羽川に出会ったとき,我慢しすぎて(?)髪が爆発して血の涙を流している阿良々木くんが怖すぎて面白かったです!!
あと昭和のあだち充風のタッチになったのも…(笑^□^)
あれ,何のシーンだったっけなぁ。{/netabare}
それと阿良々木くんの高校は8月21日に始業式なのね。
普通9月1日からですよね。
{netabare}わたしも夏休みの宿題はギリギリまでとっておく性格だったので,タイムトラベルしたくなる気持ちには共感でしました(๑ゝڡ◕๑){/netabare}

次に,囮物語のレビュー。
こちらは今まで見た中で1番好きになれない話でした。
完全に撫子ちゃんが悪役にされてしまうという…。
扇ちゃん,忍ちゃん,月火ちゃんに次々に嫌味を言われるって,彼女そんなに悪い子じゃなかったじゃん。
特に月火ちゃん。
こんなに性格悪かったんだ!!ってびっくりしました。
そんなに言われること!?
自分の愛するお兄ちゃんに恋をしているから気に入らないの?
撫子ちゃんは物語シリーズで1番自分に近いキャラクターだなと思っていて,そこが嫌いなところでもあったんですが,そんな彼女がみんなにいじめられて(月火ちゃんのは完全にいじめだよね。前髪切るとか。)流石に可哀相になりました。
黙っていれば誰かが助けてくれるとか,頭が良いと思われるとか言われていたけど,現実は真逆だよ。
黙っている人を助けてくれる人なんていない。
「助けて」って声をあげなきゃ誰も助けてくれないよ。
黙ってたらむしろ何も考えてない人と思われる。
野球部の男子が告白してきたのだってほんとに撫子ちゃんに恋してた訳じゃないと思う。
大人しいから「こいつならOKしてくれそう」って足元見られてるだけだよ。
撫子ちゃんみたいな性格って周りの人間から色んなものを押し付けられて搾取されて生きてると思うのです。
1番損な性格だと思う。
そんな弱い立場の女の子に何であんなこと言えるんだろう?
月火ちゃんみたいな女は初めから協力なんてする気ないんですよ。
略奪って…良いこととは思えない。
人を不幸にしてまで自分が幸せになる恋愛ってどうなんだろうって思います。不倫と同じじゃん。
そもそも,前から感じてたことだけど,撫子と月火ちゃんって“友達”じゃないよね。
それにしても,今回の阿良々木くんの登場の仕方ドキッとしました。
彼女にとって誰も助けてくれない世界に現れたヒーローみたいな阿良々木くんは恋をして当然の存在だったんだろうなぁ。
確かにぶりっ子であざとい一面はあるけれど,何でこんな性格の子を悪役に仕立て上げたんだろう,作者さんは。
わたしと原作者の人間の好みが真逆なんだろうなって思う回でした。
そして,なでこメドゥーサ 其ノ肆のエンドカードが羽海野チカのイラストだよね!!
凄い!!可愛い×100🐝撫子がハチクロの世界に行ったみたいだぁ🍀

鬼物語 第忍話「しのぶタイム」のレビューです。
この物語のヒロインって八九寺だと思うのですが,サブタイトル“しのぶ”なんですね。
観たのは大分前なのですが,レビューするにあたって見返してみて…。
なんだか初めは好きだったはずのキャラクターデザインがどんどん嫌になってきています。
あと阿良々木くんのモノローグがいちいちくどいというか…。
例えなんですが…
「○○は△△だった。□□だった。□□―。俺は○○が□□ということに気付いていなかった。いや。気付いてはいたのだ。」的な。
「俺は○○が□□ということに気付いていながら目を背けていたのだ。」とかでいいのに,なんか回りくどいというか,大げさに語るみたいなのがどうにもイライラしてしまいます。
それと忍と八九寺と斧乃木ちゃんってどれもキャラ濃すぎて話すとどうなるんだろうと思ったけどみんな好戦的でしたね(;^ω^)
それと阿良々木くんは相変わらずの変態で気持ち悪かったです。
まじでセクハラやめてほしい。
扇ちゃん。彼女は不気味ですね。そしてあの袖。どうやったらあんな袖の長い制服をgetできるんだろう。。
臥煙さんは…「臥煙伊豆湖」って凄い名前ですね。
字もぱっと見どっかの漢文から抜き出してきたフレーズかなと思っちゃうような。
普通の名前の登場人物はいないのかな,この世界には(^-^;
あと,1番イライラしたのは最後らへんの阿良々木くんと八九寺の会話ですね。
凄い置いてけぼり感がありました。
あたし多分チベットスナギツネのような顔になってたと思います。
{netabare}そしてあのキスシーンもぞっとしました。
小学生があんなことするかね!?!?
せいぜいほっぺにちゅーくらいだと思うのだが…!?
―とはいえ,最後の扇ちゃんに餌をまいて泳がす的なところはこれからが楽しみだと思いました★ {/netabare}

恋物語 第恋話「ひたぎエンド」のレビュー。
囮物語が「え。ここで終わり!?」な感じだったので,続き気になっていました。
こちらはまさかの貝木が主人公でお話が進んでいきます。
1月1日,貝木のもとに戦場ヶ原さんから電話がかかってきます。
沖縄に居ると嘘をついてしまったばっかりにわざわざ沖縄に行くことになる辺り笑える。
いや。沖縄まで飛行機で行くことを考えたら,ほんとのこと正直に話そうよ。
どうせ戦場ヶ原さんにバレてるし(笑)。
それにもうすぐ死ななきゃいけないという深刻な時によく鼻眼鏡かけようと思えるな,ガハラさん!!
そして,それに忍野ばりのアロハシャツで応える貝木。。
そこで「騙して欲しい人間がいる」と貝木に仕事を依頼します。
貝木と戦場ヶ原さんの会話面白かったです。
ロリ奴隷というパワーワードにさらりとのっかる貝木(笑)。
♥「ねぇ,貝木。あなた寂しいの?こう毎晩毎晩電話をかけてこられてもさ…。」
♥「何よ。今日のわたしの下着の色はブルーよ。」
♠「起きろぉ,戦場ヶ原。」
この会話が好きでした。
わたしは2人の関係を終始何の含蓄もないものとして観てたんだけど,斧乃木ちゃんとのプラットフォームでの会話でこの2人なんかあったのかな!?
って思いました。
これって恋物語というタイトルだけど,そういうこと!?
偽物語では否定していたけど,貝木のこと好きだったのかな?
そしてまさかの貝木も…。
貝木は自覚していなかったみたいだけど…。
戦場ヶ原さんが体を売っても構わないとか言って貝木はコーヒーをぶっかけていて「ん?」と思ったのよね。
それでところどころにもう自分の利益のためじゃなく戦場ヶ原さんのためにやっているっていうのをちりばめているのよね。
これ囮物語の続きだから撫子の話だと思ってたけど,蓋を開けてみれば全然違いましたね。
撫子の闇を主に取り扱うのかと思ってたけど。
結局撫子は周りの人間を誰も信じていないヤバい子って感じで描かれていたけど,個人的にはその実体は凄く孤独な子なんだなぁと感じました。
ちゃんと心を開ける家族や友達も居ないようだし全てを一人で抱えて生きてきたんだなって。
まぁ貝木のおかげで一応の解決になって良かったとは思ったけど,最後貝木どうなったの!?
まさか,貝木を心配する日がこようとは…(;´・ω・)
あとOPびっくりしました。
あの画質といい,キャラクターデザインといい,シームソングといい,もう平成初期じゃん!!
めっちゃ,懐かしい感じ。
特にあのアナログ放送の画質の再現が素晴らしいと思いました☆

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 330
サンキュー:

5

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