「結城友奈は勇者である 大満開の章 (TVアニメ動画)」

総合得点
72.1
感想・評価
167
棚に入れた
545
ランキング
1175
★★★★☆ 3.7 (167)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

叫び声が素晴らしい

第九話まで視聴しました。
タイトルの通りですが、世の中には不快な叫び声にまみれた作品もある中、本シリーズはダントツに素晴らしい叫び声を聞くことができます。やはり、人物の置かれた状況の理解があってのことだと思います。シリーズ通して言えますが、とにかく脚本が素晴らしい。音楽面でも大変な高レベルです。未視聴の方は是非一期から順々に観る事を強くお勧めできます。

以下は大変なネタバレで、しかも私用のメモで、しかも不完全で途中が飛んでたりしていますので、見るのを避けた方がいい方もおいでだと思いますのでご注意をば。

{netabare}冒頭は一期ラストと同じ描写だった。なお、その後の文化祭(夏休み後なので秋)での劇発表(と同時に園子回復)までが一期。

年末に向け、日常をとりもどす勇者部6人、日常パートはとてもお気に入り。勇者の章と話が並行している。(勇者の章1話目で東郷のいない冒頭に12月期の勇者部部会があった←改ざんされた記憶。2話目でコート着用してた。)

緊急事態発生、東郷さんだけ、巫女として再任務、奉火祭の生贄?(勇者の章2話目で友奈が見た東郷の記憶の泡の中の描写と同じ、雨の中、大赦神官が家に来るシーン。反攻作戦を中止=トヨアシハラ作戦中止?)

二年前、勇者候補生の中から二刀流の銀さんの後任として、にぼっしー三好夏凜が決定、でも勇者部入部は一期の三話目だった、二年間待機?

候補生の一部は二年後に再招集、冬服だが厚着ではないので恐らく秋。一期文化祭前後? 宇多津のゴールドタワーが大赦の関連施設になってる。世界は四国のみ、バーテックスは勇者が倒した、防人としてトヨアシハラ作戦開始。星屑が襲ってくる。巫女国土亜耶が神樹の苗を植え、人類圏の拡大を目指す。指揮官は楠芽吹、死亡者ゼロ、脱落者多数も即補充が来る

雀の讃州中学訪問は夏服だった。にぼっしー三好夏凜の様子から彼女の自称監視役としての加入のしばらく後。つまり、再召集のかなり前。その後バーテックスは勇者が倒した。
ちなみににぼっしー三好夏凜登場時は一期三話で冬服(五月ごろ?)、一期四話から夏服(六月ごろ?)。

楠芽吹は父親を過去形で語っているのはなぜ? 母親は去ったのか?
国土亜耶の両親は大赦関係者。錠前? 季節は冬。

天の神の力が急速に増す。国土亜耶が奉火祭の生贄に決定
予想より数十年早く神樹の寿命が尽きようとしている、苗を神樹に返還することに。応急処置でしかないが、逆トヨアシハラ作戦開始。物凄い戦闘シーン。

大赦から東郷に語られる顛末、六人の巫女の犠牲を東郷一人で担えると。東郷は受諾する。皆の記憶を消し、自身の存在を消し去ることを条件に。

帰還数日後、楠芽吹は意識を取り戻す。国土亜耶が奉火祭の件を忘れている事に動転するが、何に動転しているのかが判らない。記憶操作済み。

再び、東郷のいない12月期の勇者部部会。早速違和感を感じる友奈。勇者の章が始まる。

小六の精神世界に戻る東郷、銀と再会。銀に促され、勇者の章の2話目、東郷の帰還が果たされる。当然、友奈の体に烙印が発生。

EDの歌詞で「まわれ、まわれ」の部分の字幕登場タイミングが輪唱になっている。でも、回によって違うみたい。

風の退院後の少し遅いお正月パーティ、乃木家に伝わる300年前の「勇者御記」を全員で読むことに。友奈は動揺する。乃木若葉の記。

2015年7月より異変が始まる。諏訪(2018年9月連絡途絶)が事実上のおとりとして三年間持ちこたえたことにより、四国「大社」は五人?の最初の勇者を準備できた。初陣より数か月後の戦闘で伊予島・土居の二人が死亡、高嶋友奈は3分システムを起動させ重体に、乃木若葉と郡千景の残り二人となる。ネットでの中傷に怒る暗青長髪の郡千景。教室で出会うシーンでは六人目が確認できる。

大赦の検閲から、もう一人の勇者の存在に気付く全員。上里ひなた?EDクレジットのみで確認できる。

病院でも六人目が確認できる。
郡千景の出自はかなり悲惨。小さな村、誹謗中傷の嵐。暴走する郡千景、心配する高嶋友奈に応え、郡千景を止める乃木若葉。壊れていく郡千景。高嶋友奈との評価の差を嘆く。うまく友奈に声をかけられない。

襲来。ひなたも静止。あれれ? 勇者じゃなく巫女なのか? 若葉と千景で迎撃、すると千景が3分システムを起動させ、若葉に襲い掛かる。で、どうなったのかメモし忘れた。千景は死んだんだっけ?

最後の襲来。6体。若葉と友奈で迎撃、友奈は3分システムを2回使い死亡。若葉だけが生き残り、勇者御記を記す。その後、6人の巫女の犠牲により奉火祭が行われ、時間稼ぎに成功。

二人の友奈の出会い。高島友奈から穢れを引き受けるとの申し出に応ずることのできない結城友奈。

神との結婚の儀式へ。誰が?

時系列が戻って、勇者と防人の合同作戦が計画されている。

第九話。神婚式に友奈が。総力をあげて神婚式妨害を排除しようとする大赦。友奈を取り戻す決意をする勇者部の面々。自らの存在意義をかけ、決死の防衛に臨もうとする防人たち。熱すぎる展開。
{/netabare}

2021-1210追記
何が起こっているのか登場人物も私もわからないような展開で戦闘が進んでいきます。とにかく大一番なのだけど、勇者部は防衛組と友奈救出組に別れ、防人たちと共に戦っていきます。
細かい点だけど、拍手で右手を少しずらすとか、ずらさない人もいるとか、「総員退艦」時の敬礼が海軍式だったりとか中々見せてくれました。陸海軍の敬礼の違いは一期でも出てきたような気がします。
神官たちが砂化していきましたが、ここで今期の吸死を思い出してしまうという不覚を取ってしまいました。制作陣としても痛恨ではないでしょうか。
で、そもそも論なのですが、なぜ女子だけが前線で戦っているのだろう、と思っちゃいました。ジャンルとして美少女戦闘物があるのは知識として知っているけど、碇シンジ君だって戦ってましたよね。需要はあるし、叫び声も似合うのは確かです。とりあえず、アニメにおける男女の非対称性は実在するので、一部の意味不明な人たちに絡まれないことを祈っています。

2012-1216追記
第十一話を視聴、壮絶です。友奈を見つけた時は声が出ました。助けてって言える友達、私にはいないので複雑な心境です。
壮大で美しい絵、友奈の決めポーズは歌舞伎を連想させる格好よさでした。
何に攻撃しているのかよく分かんなかったけど綺麗だからいいです。
世界も勇者部も救われたのでしょうか。これで最終回でいいんじゃないです? 次に何が待っているというのでしょう。
EDでしんみりきちゃいました。私、チョロいので。
次回、最終回。

2021-1225追記、評価確定
最終第十二話を視聴、視聴残り2時間でした。いよいよ私も追い詰められています。
剣山が一瞬で燃える? そんなシーンありましたっけ。追加で起こった出来事なのでしょうか。ゴールドタワーも? 神樹様の消失は確定。大赦が海底から引き上げたのは神樹様の欠片?
初代勇者からのメッセージ、乃木若葉経由で勇者部へ渡ったクワ。諏訪地方(長野、四国のための時間稼ぎに結果的になった抵抗のあった場所)で戦った初代勇者白鳥歌野から「戦いの後の復興こそが勇者の使命」であると。乃木園子は再び大赦に身を捧げます。結城友奈も勇者御記を再び記し始めました。
4年後、勇者部も防人もみんな元気でした。
世代を重ね、世界は復興していくという希望が最後に残りました。

映像は綺麗だったのですが、戦闘シーンのイメージが捉えにくかったです。
犠牲になり続ける少女たちの連鎖を止め、大赦も利用して復興に進む形に落ち着き、凡庸ですが、良かったのではないでしょうか。熱さは第十一話が最高だったと思います。

投稿 : 2021/12/25
閲覧 : 202
サンキュー:

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