ERRUE さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
団栗の背比べ
これもタイトルでストーリーの大筋がネタバレしているので新鮮味は無し。
同時期に放送されている「現実主義」と似たような話。
主人公のやる気の無さが目立ちすぎて、話全体が非常に薄っぺらい。
{netabare}
戦のシーンはチェスをイメージしているのか、現在の戦況を描いているのだろうけど、如何せん「主人公のやる気が無い」態度と反比例して、実に小汚い戦術で戦っているので、こいつは手を抜きたいのか?何がしたいんだ?と首を傾げるばかりでした。
これだけ物語全体から「不真面目」のオーラが出ている作品は珍しい。国同士の戦をコントか何かと勘違いした演出に、主人公以上に頭が悪い敵指揮官。
戦に赴く人間にしてはヤル気の無い不真面目な言動が目立ちますが、敵指揮官の首を切り飛ばすシーンが妙にリアルだったり、言動に矛盾が多すぎてサイコパスの殺人を見ている気がして気持ち悪かったです。
現代人で例えるなら、スマホ弄りながらメンドクセェと言っているかと思えば、相手の首を居合切りで切り飛ばすような演出。第2話まで視聴した感想として
「ギャグに走りたいのか、真面目ぶりたいのかハッキリしろ」と言いたくなりました。正直、ここまでキャラの内面と行動がチグハグしていると見ていて疲れますね。
◎追記
2話で視聴断念。年明けから視聴断念作品ばかり。何故ここまで薄っぺらな物語になってしまうのか…。現実主義と言い今作と言い、真面目ぶろうとしてコケる作品が多い印象を受けました。物語における「起承転結」のうち、導入部分の起・承が描写不足なので「主人公の心情(覚悟)が見えない」「動機が不明瞭」など
主人公に感情移入できない → 物語が盛り上がらない・つまらない → 物語以外の部分に注意が行ってしまう(時代考証、キャラの設定や言動の矛盾)の悪循環になっている気がしました。
{/netabare}