「デカダンス(TVアニメ動画)」

総合得点
82.6
感想・評価
625
棚に入れた
2250
ランキング
355
★★★★☆ 3.8 (625)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

残念な出来

1話を見たとき、「これは凄い作品だぞ!」と確信しました。
ジブリの劇場版のような舞台のスケールの大きさ、モンスター群とのかっこいいハイスピードバトル、魅力的なヒロイン、そして超巨大な移動要塞の最終兵器が実弾でも光学兵器でもなく、超質量を利用したパンチ!同じく巨大なモンスターとの肉弾一騎打ちにはシビれました。
そしてワクワクしながら見た2話。なんか妙チクリンなアバターが出てきて、なんとこの世界はゲーム内であると。なんと!ということはあの可愛らしいナツメもAI?ここでテンションガタ落ち。
ところが実はアバターみたいのが現実のアンドロイドで、そして要塞内の人間も実在していると。ちょっと待て。アバターがいる世界はあまりにも現実感がなく描かれているし(部屋の壁とか幼稚園のようだ)、モンスターが倒されると粉状になって消えていくなど実在の生物とは思えないし、いくらなんでも叙述的騙しが悪意的すぎる。実は2話でこの世界は仮想空間ではなく現実であると説明されているが、それが真実である保証はどこにもない。実際1話で説明された世界観はフェイクだったし。
あ〜なんか、アンドロイドや管理社会なんて必要無かった。ナウシカみたいに、生き残った人間とモンスターとの生存競争を描いていれば満足できたのに。主役がカブラギに移ってしまったため、愛くるしいナツメの存在意義が薄れてしまったし、ナツメとタンカーたちとの交流もおざなりになってしまった。壁の穴を塞ぐ件、ちょっといい話みたいに進めてたけど、その後どうなったんだ。そもそも運営はどうやって穴を塞ぐつもりだったんだ。「仮想現実じゃないのに」。
そして最後、ガドルは全滅したはずなのに、全く納得のいく説明もなく出てくるラスボス。こちらの対抗手段も、カブラギがデカダンスと意味不明な合身!そして周りの廃墟を繋いで謎のパワーアップ。クライマックスだというのに、シラけること甚だしい。最終回に向けてこれほど盛り下がるのも珍しい。
おかげで、最後のカブラギの復活もバカバカしいとしか思えなかった。
もの凄い名作になるポテンシャルは十分あったのに、うんまあ終わってみると納得いかないけど面白かったね、程度の感想に落ち着いてしまい、非常に残念。

投稿 : 2022/04/26
閲覧 : 251
サンキュー:

3

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