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「デカダンス(TVアニメ動画)」

総合得点
82.6
感想・評価
625
棚に入れた
2251
ランキング
355
★★★★☆ 3.8 (625)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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デカダンスの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

視点ががらっと変わる展開の面白さ

視聴済み(計2週)

<よかったこと>
・イケボ小西さんのカブラギ姿はギャップ萌え
・ナツメ視点とカブラギ視点で進む世界線
・6話目からが本当のデカダンス
・システムに抗うバグたちの戦い

<うーん>
なし

ギアとして、ガドルと戦う戦士を夢見るナツメが成長していく物語です。
ナツメ視点のデカダンスとカブラギ視点のデカダンスという別視点で一つの世界を見ることができます。
{netabare}特に、6話目以降からが本当のデカダンスのストーリーだと思いました。デカダンスというシステムで生きるカブラギは、バグを見つける工作員として働いていたにも関わらず、ナツメというバグに出会い、自分の価値観を変えられ、システムに抗おうとするも、システムに排除されます。そこから、ナツメを守ってあげようと奔走するカブラギのかっこよさが光ります。
イケボの小西さんと本当のカブラギの姿のギャップはなかなか面白いですし、デカダンスの人間とカブラぎたちの共演は画面上アンバランスに感じるにも関わらず、逆に面白く見えてしまいます。 {/netabare}
自分が見ている景色だけが、現実なのではないという視点が意外性もあり、展開も大きく動くため、楽しく見れました。

投稿 : 2024/03/31
閲覧 : 20
サンキュー:

1

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – どう生きるか

NUT制作のオリジナルアニメ
{netabare}
移動要塞の秘密を知った人間と人間を助けようとするサイボーグの奮闘を描くSF

<メモ>
デカダンス(フランス語で退廃的、没落、衰退)という言葉を聞いたことがないせいか興味を持てず視聴が遅れましたが面白かったです。

1話を見て人間vs未知の生物 という既視感のある設定ながらタンクを背負って戦うとか、動く巨大要塞とか、殺した生物からエネルギーや食糧を得ているのが面白いと思ったのに
2話冒頭で、人々が仲間の死を悲しんでいる映像の後に
「デカダンス」はソリッドクエイク社が送る超巨大娯楽施設 という説明が流れてきて
リアルだと思っているのは人間だけで、サイボーグ達は絶滅危惧種の人間と触れ合いながらゲームを楽しんでいた!って驚きの展開に

「ガドル」との戦いで人間は死ぬこともあるのに、サイボーグは素体が損傷するだけ
最後の砦であるデカダンスと仲間を守るため必死に戦う人間に対し、サイボーグはただのシューティングゲームって怖すぎる
知らないって恐ろしいですね

システムは空間圧縮装置を使用して全てを消滅させようとしてましたが
プレイヤーはログアウトをすればいいけど人間はデカダンスと一緒に消滅しても構わないってことですよね
デカダンスの他にも「人間と触れ合える」ゲームが存在するから絶滅しないってことなのか、絶滅しても問題ないと考えていたのか

サイボーグは元は人間だったそうですが長い時を経て今はロボットだそうです(HPより)
カブラギのナツメやパイプに対する態度や、ミナトが危険を冒してもカブラギを庇おうとする姿勢から人間と同じような感情は持っている?

ジルがデカダンスに残したバグって何だったんだろう?


<主要登場人物>
・カブラギ:小西克幸    装甲修理人/夜は回収人 かつてはスゴ腕の戦士 パイプという「ガドル」をペットにしている
・ナツメ:楠木ともり    幼いころにガドルに襲われ、父と右腕を無くした

・ミナト:鳥海浩輔     デカダンスの総司令官 カブラギの友人

・クレナイ:喜多村英梨   タンカー最強の女戦士

・フギン:子安武人     ゲーム警察 「世界にバグは不要です」 ムニン(素体はカラス)と行動を共にしている

・ジル:村瀬迪与      矯正施設にいる元デカダンスのコア開発メンバー


<ストーリー>
遥か昔、人類は突如として現れた未知の生物「ガドル」の脅威にさらされ世界人口の9割以上が失われた。
未曾有の事態に対「ガドル」戦闘集団 “かの力” に所属する戦士ギアは移動要塞「デカダンス」を完成させる。
「ガドル」体内に流れるエネルギー オキソンを活用した移動要塞は人類の最後の砦で
わずかに生き残った人類は居住空間としてオキソン貯蔵用タンクを与えられる。
以来数百年、タンカー(ギアのサポートをする戦えない人々)はギア(戦う人々)の庇護の元平和に暮らしてきた。

「デカダンス」のタンクに住むナツメは幼少の頃、「ガドル」により父と右腕を亡くし孤児院で育った。
孤児院を出た後は“かの力”への入隊を希望していたが、右腕のないナツメはカブラギ組に配属され装甲修理人として働くことになった。

ある日、装甲の外壁を掃除中に「ガドル」が出現しナツメ達が外にほおり出されてしまう、絶体絶命のナツメを助けてくれたのはカブラギだった。
カブラギが元戦闘員だったことを知ったナツメは戦闘方法を教えて欲しいと頼む、最初は断っていたカブラギだったが
ナツメは腕を失った時に死亡扱いとなりシステムに認識されないバグのような存在だとわかり
バグの生き方を見たいという思いと前向きな考え方に無気力で生きる事を捨てようとしていた自身が救われ、戦闘の仕方を教えることにする。

実は「デカダンス」はソリッドクエイク社が作ったドーム型の超巨大娯楽施設で、サイボーグ達はドーム上空に浮かぶ飛行船のようなところから
プレイヤーとして「デカダンス」にログインすると人間のような姿の素体でとギアとして「ガドル」狩りを楽しみ、タンクにいる絶滅危惧種の人間と触れ合う事もできる、というゲーム。
(少数だが人間の中にもギアと同じような戦闘員がいる)

カブラギはサイボーグでプレイヤーとしてトップランカーだったが、伸び悩む仲間にリミッター解除の方法を教えたため(チート行為)
システムから昼は装甲修理人、夜は回収人として人間の中からバグ(この世界に不都合な人)を見つけチップを回収する手伝いをさせられていた。

新イベント「極寒ノ雪上戦」が発生する。
「ガドル」の巣(ネスト)が見つかったと知らされた人間はこれが最後の戦いと意気込むが、このイベントはクリア不可能。
ギアもタンカーも全滅、絶望の中カブラギ達伝説の戦士が戻って来るというシナリオだと知ったカブラギがナツメの出撃をやめさせようとするが本当の事を話せないため止めることが出来なかった。
窮地のナツメを救うためカブラギが「ガドル」を倒してしまいイベントのストーリーが変わってしまったためカブラギは矯正施設送りとなる。
矯正施設で強制労働をする日々だが、システムに詳しいサイボーグ ジル に頼み施設からデカダンスにログインさせてもらうと
戦闘の真っ最中で、あろうことか「ガドル」がデカダンスのタンク内に侵入していた。増えすぎた人間を間引くための作戦らしい。
それを知ったカブラギはシステムのやり方に疑問を抱き「ガドル」工場を壊すことにする。

工場の廻りはシールドで覆われているがシステムにチップが認識されないナツメとチップを抜き取られたカブラギの素体なら突破できる。
2人が工場に侵入し、矯正施設の仲間に助けられ爆破を成し遂げるが工場産ではない(システム管理外の)「ガドル」が誕生してしまう。
システムは「オメガ」と名付けた「ガドル」を消滅させるためデカダンスのクローズを決定する。ドーム内全てを空間圧縮装置で消去するのだ。

消滅のタイムリミットが近づく中、「ガドル オメガ」を倒すためカブラギはデカダンスを素体としてログインする。

デカダンスは消滅してしまうのか。。。
{/netabare}
23.2.5

投稿 : 2023/08/12
閲覧 : 118
サンキュー:

9

ネタバレ

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

豪快!爽快!めちゃクール&キュート!

最近途中経過書くのやめるとか書いたけどあれは嘘だ。
設定がとにかく面白そう。動きも良い!
1話の掴みも最高!
とにかく次週が楽しみ。1話目を称賛するとその後続かないとかよくあるから頑張ってもらいたい。

2~3話しかっりしてるなーっていうのがとりあえずの印象。
脚本に瀬古浩司さんを起用してた。この方は安定して面白く見れているからすごい。特に『ヴィンランド・サガ』『ドロヘドロ』が最近では私にぶっ刺さっている。
期待感が上がるのも仕方がない。


視聴が終了したので以下を追記。
ここより先はネタバレなので隠します。
{netabare}
デカダンス、1~3話で世界をひっくり返す手法は初めて観た気がする。
こういった『実は〇〇だった』をこれまで、効果的に使用している作品は多く、パッと思い付くだけで、『まどマギ』『PSYCHO-PASS』『クリオディアコード』まだまだあるとは思うけれど、最近観たとか分かりやすく印象に残っているところだと、とりあえずこのあたり。どれも後半に持ってくることで、そこまで作り上げていた下地が覆された驚きと違う視点から物語を見れるようになる事で、その作品の深海が増す構造を持っている。
実はこれらには弱点もあり、その後を物語る時間が足りないというのが最もツライ。だからこそ、続編で補うのだけれど、やっぱり続編は続編として別の作品になってしまう。また、そこまでも魅力的でないと一番面白い仕掛けに行くまでに見られなくなる懸念点もあげられる。

さて、デカダンスに話を戻してみると、この作品は序盤で視聴者側の思い込みを利用したセンスオブワンダーを見せつける。

まずは1話目が素晴らしいのでその話を詳しくしたい。
この1話目はデカダンスの物語を動かしながらほとんど理解させている点が素晴らしい。ここで理解させた事で、思い込みを利用する1話の終了間際の演出がめっちゃ効いてくる。
その思いこみというのは、1話終了間際の数カットで、もう一つの世界の住民が、今あったエキサイティングな映像を天気のニュースを見るかのように、あっさりとしたリアクションしかとらないのカットを映し、あたかも日常だと言わんばかりのアナウンスが入れる。
ここで、あれ? となる、どっちが現実なんだ? と分からなくなる。
ここに人間の姿をしているのは現実だという思い込みがあるように思われる。
人間の姿でゲームをしているサイボーグと、サイボーグでゲームのアバターのような容姿で日常的な行動を行う人。
次回からはいったいどんなストーリーになるのか見当もつかない終わり方をしている。


世界設定を簡単におさらいしてみよう。

現在の視聴している我々の世界とほぼ変わらない世界がかつてあった。
しかし、汚染により人の住める地球ではなくなってしまい、サイボーグ化することで、これを乗り越える。
そこから宇宙へと生活のフィールドを移し、そこから地球の一部大陸へとゲームにログインするという形でデカダンスは存在する。
そのなかをNPCとして存在しているのが、本作品の主人公である。

この話はあくまでも、この世界在り方に疑問を持ち抗う男と、自分の世界を救うことを一途に願い、行動を起こす女の子の二重螺旋的な物語の構造をしている。
そして、男の視点と女の子の視点どちらで観るかによって、この物語が覆る瞬間の訪れが違って見えてくる。

男の場合は既に世界の形が分かっているところから、その世界を視聴者と共有する形で行われる。
一方女の子の方は知らないまま物語は進み、世界の事実を知る事になる。
ここでは、ドラマティックアイロニーのような手法が使われていて、世界の真実を彼女が理解する時には、視聴者は事前に世界の真実を知っている。
そのこギャップを上手く利用できるかどうかは、演出や脚本の腕の見せどころで、良くなければ陳腐にみえてしまうことだっただろう。
女の子は世界の事実に驚愕する。そこからの行動が今までの物語のなかで視聴者に読み取らせた人物像をもとにどの様な行動になり、共感を与え、感動を誘うのか。このポイントが多分この物語最大の見せ場になる。ここで二重螺旋的に決して交わることのなかった二人の認識が一つになる瞬間であり、世界の行方がどうなるのか想像もつかない。
この作品の一番のポイントだっただろう。


テーマがあるとすれば、さんざんこの作品で言っている、
「世界にバグは不要です」
これがキーポイントになるだろう。しかし、作品の最後にはバグも一つのシステムだという。
世界を作ること、壊すことどちらもシステムを作ったものに握られている。
あくまでも、彼、彼女の行ったことは、システムからみたら本当はどちらでもよくリセットボタンを押すのと同じくらい容易なものだっただろう。
人によっては簡単に手放せるものでも、他の人から見ると、違って見えるんだ。当たり前のことだけれど、そう語りかけられたようにも私には感ぜられた。そして、やっぱり目の前のことに全力になれるのはどうしたって輝いて見える。それはなかなか簡単なことではないから、こういったフィクションのなかにこそ見いだしたいと切に願っているのだろう。


敢えてあげる、気になる点。
組長の動機や行動がなかなか共感しえなかった。物語として人によっては破綻しているようにも読み取ってしまいかねない、若干雑に感じる部分ではある。これは物語に出てくるキャラクター全体にも実は言える。

しかし、共感する人物もいて、それがこの世界ではNPCのような存在の彼ら。タンカーと呼ばれる人もしくは「かの力」のメンバー。
ここにはやはり隔たりを感じさせる。

実は意図的にされていることなんじゃないかとも考えることができて、もしそうなら、かなり繊細に作りこまれていて、製作陣にしてやられた。
だって、全力で面白かったんだ。気になる点なんて気にならないほどに。
{/netabare}
おしまい。

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 370
サンキュー:

14

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一寸の虫にも五分の魂

面白い作品と言う評判は聞いていたんだけど
瀬古浩司作品完走率0なので避けていたが
食わず嫌いはよくないなと思って見てみた

この作品の良さは世界観の説明を3話かけて
小出しに見せた事が大きかったと思う

第1話はモンスターハンターのようなディストピアで生きる
ナツメという女の子視点を見せ

2話目でカブラギがメタバースの住人で
本来のアバター姿を見せたことへのビックリが入り

3話目で人類が大気汚染によって活動できないため
全てがサイボーグ(デジタル化)になっており

娯楽を兼ねた世界観として「デカダンス」が
あるという全体像を示すことで

ギア(サイボーグ側)とタンカー(NPC)の住み分けが出来て
混同することなく話に入れてたなと

元々デカダンスはゲームソフトの要素を見せていたから
ギアにトップランカー制があって
カブラギもその一人だった

しかし後輩のメンバーがゲーム上ご法度である
「限界突破」をしたいと懇願され
押し切られる形で教えてしまい

トップランカーはゲーム警察のフギンによって
粛清されてしまう

スクラップを免れるためカブラギは
フギンに従いバクの処理をしていた

ゲームルール抵触者を抹殺し
チップを回収する役割

その行為を偶然ナツメに見られてしまう
仕方なく殺そうとしたが彼女にIDがない

ナツメは子供の頃に父親について行った際に
ガドル(ゲーム内モンスター)に襲われて
意識不明になった際にシステムが死亡認定していた

バグであることを知ったカブラギは
ナツメが戦士として闘いたいという望みを受け入れ
鍛えることになる

イベントでタンカーでは倒せないガドル出したり
オキソンという物質がギアとガドルの活動源に
なっているなど

細部の話がしっかりと練られているからこそ
デカダンスの面白さも伝わってくる

カブラギはシステムに操られた世界を壊すために
ナツメを連れてガドル生成工場に行き
システムダウンすることに成功するが

一体のガドルが突然変異を起こして
巨大進化するという展開はこの作品の方向性にぴったりで

サービス終了で強制的にシャットダウンするシステムと
デカダンスに同期してオメガを倒そうとする
カブラギの対比も綺麗に収まっていた

最終話のナツメと他のタンカー戦士達が
デカダンスのパーツを押し込むシーンは
絶対的な境界線が外れた象徴であり
リニューアル後の世界観にリンクしていく

また小西さんがいいと書いてもいいんだけどw
この作品はナツメの良さが目立つし
ともりる(楠木ともりさん)の声も等身大で
タイトルの格言にピッタリだと思う

いい作品だったので頓挫した他作品も
再視聴しようと思わせてくれた

投稿 : 2023/01/04
閲覧 : 178
サンキュー:

7

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観が面白いだけに...

なかなか面白い設定なので,できれば倍くらいの長さでじっくりとやって欲しかった感じがします.12話だとなんか上っ面だけをさっとなめて終わってしまったような印象.
人間関係とか,システムの中枢の話とか,もっと深く掘り下げて欲しかったかな.
2話目に何事もなかったかのようにどんでん返しをぶち込んでくるので,それなにインパクトはあるとは思いますが.

投稿 : 2022/12/24
閲覧 : 119
サンキュー:

2

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

デカダンス・・・それは「退廃」

第一話を見ると、人間より上位存在の生物の登場により。個体を減らされてしまった人類が、「デカダンス」という移動要塞・兼・巨大兵器とともに、闘いながら生き永らえるアクション系のストーリー・・・かと思ったら、その想像はあっさりと覆される。

なんと、人類が戦っている世界は「サイボーグ」たちがプレイするソシャゲのようなものだったのだ。デカダンスでの戦闘イベントを発生させているのは運営している企業で、それらと闘うほとんどの人間は、サイボーグがコントロールした肉体=アバターである。ただし、仲には生身の我々と同じ人間も交っているというのが、かなり残酷である。

サイボーグたちは、何らかの理由(明かされていない?)により地球を離脱し、人間としての意識(あえて「魂」と呼んだ方が正しいかもしれない)を抽出し、ガラクタのようにも見える機械に移して生きている。

サイボーグたちは永遠の命なのかというと、そうではないようである。どうやら「運営」の意図に反する行為をすると、デブリとして刑務所のようなところへと連行されてしまうようである。

運営の意図に反する行為は「バグ」と呼ばれる。デカダンスというゲームには、普通のプレイヤーに交じって、エラーを報告・処理するバグハンターのような存在もいる。

最終盤で明らかになったが、運営の正体は「システム」であった。確かに、システムにバグが見つければ排除・修正するのが適切である。しかし、このシステムは生物と似ていて、"進化のために必要なバグ"はあえて見逃すようである。

人類の上位互換の存在として、永遠に近い命を得たサイボーグたちであったが、彼らは地球を離れてからもこうして進化し続けてきたのであろう。いったい、これから先彼らはどのような未来へと進むのだろうか?

投稿 : 2022/09/17
閲覧 : 184
サンキュー:

3

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

既視感を逆手に取った名作

最初の印象は失礼ながら『進撃の巨人』や『空挺ドラゴンズ』のオマージュと思ってしまった。その実ハイテクだがそうは見えない簡易な装備で立体起動のように戦う戦闘シーン。「ガドル」と呼ばれる怪物も独創的とは断言できず、その怪物らが人類の安住の地である移動要塞「デカダンス」を度々襲撃しているという世界観……既視感は拭えない。拭えないがだからこそ「面白い」と確信できる第1話だった。
片腕を喪おうと前向きに戦士を目指し、この手でガドルとの戦いを終わらせようとする少女・ナツメと、彼女を現実的目線で嗜めつつも面倒見は良い男・カブラギの掛け合いが微笑ましく、そんな男女が過ごす終末的な世界観を楽しめるのだと期待していた。
しかし、その期待は2話の途中で天地をひっくり返すが如く裏切られる。それは良い意味でも悪い意味でもあり、人によっては受け入れがたいもののように感じた。

【ココがひどい?:面白そうな世界観が実はゲームでした】
《デカダンス。それはソリッドクエイク社が送る、かつてない興奮を体験できる超巨大娯楽施設────》
容赦なく奪われた命を弔うシーンが描写された後、こんなナレーションが挿入されていく。誰もがその間、頭をバグらせてしまうだろう。
改めて書くと、『デカダンス』は体感型ゲームだったのである!
本作の真の世界観は人類の代わりにカートゥーン調の姿をした「サイボーグ」が蔓延り、そのサイボーグらが安全圏で「命のやり取り」をしたいがために1つの大陸をサバイバルゲーム場にしてしまった────というもの。そのサバゲー場と化した大陸を延々と彷徨うのが移動要塞デカダンスであり、ナツメら人類はゲームの「NPC」に位置づけられて真実を知らずに暮らしている。人類の敵であるガドルもサイボーグによる量産生物、ゲームにおける「エネミー」の立ち位置だ。そんなものに人類が存続の危機に立たされていることになる。本来はそんな天敵など存在しないというのに……。
そんな人類側の1人かと思われていたカブラギも実は精巧に人間に似せて作られた「素体」にログインするサイボーグの1体。かつてはデカダンスでハイスコアを競い、ゲームを盛り立てる上位ランカーだった。
だからこそ彼は「戦いを終わらせる」と息巻くナツメを思わず嗜めてしまう。ガドルは全滅しない。自分たちサイボーグが娯楽のために延々と造り続けているのだから。
1話ではナツメの視点、2話ではカブラギの視点で描かれることで多角的にこの作品の世界を描いている。1話で描かれた世界はスチームパンク、ポストアポカリプスというジャンルであったがその実、2話で描かれたのはAIが管理社会をひくディストピアだ。

【でもココが面白い:バグから始まる反逆のストーリー(1)】
早々に爆弾のような新設定が明かされて戸惑いが続くが、ナツメとカブラギの小粋な掛け合いは変わらない。実態はゲームプレイヤーでも何も知らない人間にとっては怪物と戦う一級の戦士だ。成り行きでやむを得ず戦場に出たカブラギに、ナツメは戦い方を教わろうと食い下がる。
一方でカブラギはデカダンスを運営する「システム」の懲罰で、真実を垣間見た人間=「バグ」を摘発し予め埋め込まれた管理チップを回収する「回収人」として夜に活動していた。その魔の手をナツメにも伸ばそうとしたが、意外な展開になる。
{netabare}ナツメは片腕を喪った時の重傷によって管理チップが死亡判定を下し、システムの管理から外れていたのだ──正直、こんな事例はいくらでも起こりそうな世界観なのにAI管理社会がずっと気づけないのはどういうこっちゃ?とは思ってしまったのだが、細かい粗なのでこれ以上は書くまい──。
システムの犬であるカブラギはナツメがバグであることを報告しなければならない。しかし彼もまたシステムによって束縛される自身の在り方を疑問視する“バグ”であった。サイボーグの活動源でもある万能エネルギー「オキソン」の供給を断って緩やかに自殺しようとしていたカブラギは、何者の指図も受けない自由意志を見せるナツメに“生の希望”を見出し、オキソンを補給する。
「どうして戦い方を教えてくれる気になったんですか?」
「そうだな……この世界でバグがどうやって生きていくのか確かめたくなったんだ」
ここから始まるカブラギとナツメの一時の師弟関係のような描写が何だか微笑ましい。{/netabare}

【でもココが面白い:バグから始まる反逆のストーリー(2)】
カブラギの手解きによって初めての戦場で大活躍できたナツメは同じ人間の部隊に入隊することが叶う。ここから彼女ら人間にとっては「本物」の死闘が待ち構えている筈だった。
しかし再三書いているが『デカダンス』はゲームである。ゲームで遊ぶサイボーグのプレイヤーたちの投機心を煽るため、運営側もただ作ったガドルをデカダンスに向けて放つばかりではない。
{netabare}負けイベント────絶対に勝てないガドルがいる巣にデカダンスを向かわせ、人類共々「これで戦いが終わる」と吹聴する。戦いに出た戦士を壊滅して絶望させたその後に伝説の戦士たち──その1人にカブラギ──が舞い戻る、という筋書きを用意していた。この筋書きを通せばナツメら人間の戦士が殺されてしまう。
ナツメだけでも戦場に出ないよう説得するカブラギ。ただし真実は告げられない。彼女らの本気を、生きようとする足掻きを、「ゲームなんだ、作り物なんだ」と伝えることが忍びない。伝えたら絶対に傷付く。絶望する。しかしそこを省くせいで全然要領の得られない説得になってしまう。そんなカブラギの葛藤が視聴者に如実に伝わってくる。
中途半端な説得にはナツメも屈しない。「その腕じゃ無理だ」「仕方ない」「諦めろ」。生きてて何千何万と言われ続けてきただろう言葉によって、彼女は普段の明るさとは裏腹に自分に自信を持てずにいた。そんな自分を
変えるため、彼女はデカダンスに篭るのではなく戦場に赴くことを選んだのだ。{/netabare}
無理を通して世界の平和と自らの自信を勝ち取ろうとするナツメ。真実と惨劇の未来を知り、“生の希望”であるナツメを助けようとするカブラギ。そのどちらにも感情移入することができ視聴者はその間で板挟みになってしまう。
ナツメは生き残れるのか。そして世界の本当の姿を知ってしまうのか。
カブラギはナツメの命を救えるのか。しかしその行動如何によっては彼もまた無事では済まない。
立場も性格も異なれど、共通して“自由”という概念を求め始めた2人のキャラクターの行く末が本作のストーリーを追うに値する絶対的なモチベーションとなる。

【総評】
1クールながら非常に満足度の高い作品だ。滅亡の危機に瀕した人類の決死の足掻きを描くポスト・アポカリプス、その世界にVRMMORPGとして紛れ込む上位存在────サイボーグを描いたSFファンタジー……両極端とも言える2つの世界観を世界の安寧・秩序のために管理しているというディストピアでまとめた世界観構築は秀逸であり、それら世界観のかけ合わせで内容も濃い味に仕上がっていた。
トゥーンのようなサイボーグたちのキャラデザと作画はシリアスなパートでその雰囲気になりきれないという齟齬も生んでしまっているが、その分人類や素体は荒々しくも精錬された作画で描写されており、そこで雰囲気をしっかり引き戻す。アクションシーンも映えており設定上、重力を考慮しない低空中戦でのダイナミックな視点移動や足を使って弾(針)を装填するといった柔軟な身体の使い方に強い印象を与えてくれる。人だけでなくデカダンスは対巨大ガドルとの決戦用兵器としてパンチングマシーン型の巨大ロボットに変形し、ロボットアニメ好きを唸らせる圧巻のロケットパンチをかましてくれる。
主題歌は鈴木このみのパンチ力ある歌声で本作の幕を開け、EDには元歌い手の男性シンガーソングライター・伊東歌詞太郎氏を起用してしんみりと〆る。このセットによる視聴了感がたまらない。
そして様々なジャンルを組み合わせて作られた世界観で動く生き生きとしたキャラクターたちが本当に魅力的だ。デカダンスのNPCである人類とゲームプレイヤーとして入り込むサイボーグという「本気」と「遊び」の対比が素晴らしく、どちらの行動原理にも説得力がありその板挟みになりがちだ。さらに真実を知る者と知らぬ者、限界を決めて萎縮する者と決めずに突っ走る者との不和と和解も描いて実に情緒的なストーリーにも仕上がっている。ナツメとカブラギ以外のキャラの掘り下げはやや浅いものの、脇役は脇役なりにW主人公を引き立て、けれど2人とは精神的な影響を与え合っているのでそこまで不満に感じる所はない。カブラギにはミナトが、ナツメにはフェイが彼らの行動を「ついてこれない」と見限ろうとする部分がシンクロしており、されど旧知の仲を捨てたくないと自身に出来ることまでを最大限やろうとする所が質素に尊い。そんな彼らが真の「自由」を勝ち取ろうとシステムに反逆していくストーリーが本当に面白かった。
アニメも60年作られ続けた今日、どうしても何かしらの過去作と被ってしまうことは避けられず、本作も1つ1つの要素は決して珍しくないかも知れない。しかしその組み合わせ方や見せる順番、もしくは視点を変えることで見慣れたものがここまで変わるのかと新鮮な驚きを与えてくれた。正に“既視感”を逆手に取った名作だ。アニメを沢山観てきた人にこそ本作の既視感と驚愕のストーリーを味わってもらいたい。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 331
サンキュー:

16

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オリジナルアニメSF

オリジナルアニメSF
サイボーグが管理する世界で生きる少女とサイボーグの話

投稿 : 2022/05/08
閲覧 : 149
サンキュー:

0

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

残念な出来

1話を見たとき、「これは凄い作品だぞ!」と確信しました。
ジブリの劇場版のような舞台のスケールの大きさ、モンスター群とのかっこいいハイスピードバトル、魅力的なヒロイン、そして超巨大な移動要塞の最終兵器が実弾でも光学兵器でもなく、超質量を利用したパンチ!同じく巨大なモンスターとの肉弾一騎打ちにはシビれました。
そしてワクワクしながら見た2話。なんか妙チクリンなアバターが出てきて、なんとこの世界はゲーム内であると。なんと!ということはあの可愛らしいナツメもAI?ここでテンションガタ落ち。
ところが実はアバターみたいのが現実のアンドロイドで、そして要塞内の人間も実在していると。ちょっと待て。アバターがいる世界はあまりにも現実感がなく描かれているし(部屋の壁とか幼稚園のようだ)、モンスターが倒されると粉状になって消えていくなど実在の生物とは思えないし、いくらなんでも叙述的騙しが悪意的すぎる。実は2話でこの世界は仮想空間ではなく現実であると説明されているが、それが真実である保証はどこにもない。実際1話で説明された世界観はフェイクだったし。
あ〜なんか、アンドロイドや管理社会なんて必要無かった。ナウシカみたいに、生き残った人間とモンスターとの生存競争を描いていれば満足できたのに。主役がカブラギに移ってしまったため、愛くるしいナツメの存在意義が薄れてしまったし、ナツメとタンカーたちとの交流もおざなりになってしまった。壁の穴を塞ぐ件、ちょっといい話みたいに進めてたけど、その後どうなったんだ。そもそも運営はどうやって穴を塞ぐつもりだったんだ。「仮想現実じゃないのに」。
そして最後、ガドルは全滅したはずなのに、全く納得のいく説明もなく出てくるラスボス。こちらの対抗手段も、カブラギがデカダンスと意味不明な合身!そして周りの廃墟を繋いで謎のパワーアップ。クライマックスだというのに、シラけること甚だしい。最終回に向けてこれほど盛り下がるのも珍しい。
おかげで、最後のカブラギの復活もバカバカしいとしか思えなかった。
もの凄い名作になるポテンシャルは十分あったのに、うんまあ終わってみると納得いかないけど面白かったね、程度の感想に落ち着いてしまい、非常に残念。

投稿 : 2022/04/26
閲覧 : 252
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3

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

デカパンチ

『デカダンス』(DECA-DENCE)は、NUT制作による日本のテレビアニメ作品。2019年7月に制作が発表され、翌2020年7月から9月までAT-Xほかにて放送された(wikipedia)

ちなみに
décadence フランス語
退廃主義。頽唐(たいとう)派ともいう。衰微、衰退を意味する語で、ギボン著『ローマ帝国衰亡史』(1776~88)に読まれるように、ローマ帝国が爛熟(らんじゅく)から衰退、破滅に向かう過程の病的で享楽主義的文芸の風潮をさすことば。
コトバンクより 日本大百科全書(ニッポニカ)「デカダンス」の解説――

――と、あるように明らかに掛けてはいるんでしょうが「DECA-DENCE」であって「décadence」でない点には注意が必要。DECAは10倍の意味があるがDENCEは特にない、筈。なのでカタカナ的な語呂感覚から単純に「どでかい躍動(dance)」とか「おっきな狂乱」、或いは「すごい密集(dense)」や「めっちゃバカ」あたりの意味合いを込めていそう。まあ、どれをとってもそれなりに納得できる内容にはなってます。(尚、これらは全て超意訳です。ご了承を)

主人公は幼い頃に父親と右腕を失った少女ナツメ……だと普通は思うやん?だけどこれがまた早くも2話にしてのビックリ超展開により真の主人公は寡黙な装甲修理人にしてサイボーグでもあるカブラギ(43)の方であることが発覚(但しwikipediaでの記載ではナツメのまま)。

この展開はさすがに驚きました。確かに一話の段階から謎伏線が仕込まれていたため何かがあるのだろうなあとは思っていましたが丸々ストーリーを持ってくとは……これが良いか悪いかは別にして、確かに初めからデフォルメ的サイボーグキャラが闊歩する世界観で始めていたら視聴者を繋ぎとめるのは難しかったかも。あくまで古典的で天真爛漫な少女が躍動していく作品であると判断したから視聴をはじめた、という層が多かったでしょうし。

で、この主人公だかヒロインだかはっきりしないポジションのナツメちゃんなわけですが……まあ可愛いったらありゃしない。何が可愛いってころころと豊かに変わるその表情!最初頭によぎったのは『リトルウィッチアカデミア』の主人公アッコ、彼女もまた落ちこぼれ/ハンデを背負った状況でありながら喜怒哀楽を前面に出していくタイプだったわけですが良く似てると思いました。これが『キルラキル』のマコだったり「慎重勇者」のリスタ辺りまでいくとまた別の領域になるのですが。
まあそんなこんなとフォントの感じから何となくTRIGGERの作品だと思ってたんですがNUTだそう。今調べてみたんですが結構新しい上に小規模な会社な様子ですが手がける作品に対するガチ感はかなりすごいですね。テレビ、劇場含めて一年に一作品しかアニメを作ってませんがクオリティは折り紙付き。粗製乱造して品質を落としまくる会社が多い中、選択と集中で一意専心に取り組むその姿勢、たいへん好感が持てます。創業者の信念のようなものがあるのかもしれませんね。(尚、この会社の他作品には言わずと知れた「幼女戦記」があります。)

話をナツメちゃんに戻しまして、彼女の表情が活かされるためのギミックと言ってもいいのでしょうか、乳がありません(ド直球)。いやこれ結構大事なんですよ、こいつが変に主張しちゃうと視線を持ってかれちゃうんですよね。これは人類普遍の抗いようのない事実、の筈です。実際ギア最強の女戦士クレナイは巨乳ちゃんなわけですが、気付いたらそっちに目ぇイッちゃいますもんね。……ね?
まあよくそんな重たいもんぶら下げて空中を立体機動装置つけてるみたく迅速に飛び回れるなあ肩凝らんのかなあとか思わなくもないですが、ここにケチつけちゃうとファンタジーもの全滅しちゃうんでさすがのわたくしも言いません。無くなられても困りますし。

ナツメちゃんは一昔前の主人公によくいた身勝手前向き無鉄砲バカ系統な性格をしており、それが故に周りの大人たちが色々とケツ拭かされる羽目になったりするわけなんですがそこは無問題!カブラギおじさんが世話焼きたがる気持ちもよくわかります。良いんです、彼女はこれで。最近の子はアニメの中でもお行儀の良い子ばっかりですからね、たまにはこういう子も必要です。じゃあなんでそういう子ばかりが増えたかというとおそらくおじさんおばさんがぶうぶう文句言うせいもあったりするんだと思います。かくいうわたくし自身も常日頃しょっちゅうぶうぶう言っておりますが。じゃあ何でナツメちゃんは良いのって?……そうですねえ結局のところ……キャラデザ?身も蓋もありませんがこれも不都合な真実だという事で。

結構仰々しいテーマな割には1クールにきっちり落とし込めた作品だと思います。少し残念だったのがナツメちゃんの関係者に割かれる尺があまりにも少なすぎたことですかね。先述したように本作における事実上の主人公はカブラギの方であるためナツメちゃんの友人であるフェイやリンメイ、それにギア仲間であるミ、ム、メンディたちは脇の脇キャラということになります。ゴリマッチョのミンディ姐さんがナツメちゃんにアームキャノン向けられた時かなり神経質な態度で怒ってましたが、その伏線回収が単に実は優しい人だっただけと言うのは正直少し寂しかったです。多分裏設定では色々あってのことなんでしょうが。ナツメちゃんが主人公だったら本来かなり重要な位置づけにあったであろうフェイに関しても心変わりの描写をもう少し描いて欲しかったですし、そこにリンメイ達がどのように関わっていったかも見たかったですね。唯一クレナイだけは出番多かったですが、まあ彼女はぶっちゃけ唯一のお色気要員でもありましたから。
一方真の主人公であるカブラギの周辺は出番の多いこと多いこと。ドナテロやミナトはともかくサルコジに尺取り過ぎだろ、と思ったのは自分がナツメ派だからでしょうか。

作品の世界観に対して、人間にとっては現実世界以外の何物でもないと思っていた世界が実はサイボーグたちにとっての娯楽施設でしかなかった……というような設定自体は良いんですが、あれだけ完全管理された世界でカブラギがナツメちゃん連れて自由に動き回れるというのは正直違和感ありました。確かに彼女のチップはバグってますが映像も漏れなく映されてるわけですし。カブラギがただの一プレイヤーならまだわかりますが実際はフギンからバリバリ目を付けられてるわけなのでこの辺はさすがにご都合主義感がありましたね。またナツメちゃんのチップが故障したのは幼少の頃の事故が原因だったわけですが、人間もギアとして出動して怪我するという現実からも鑑みるとこの手の事故が特殊事例というのもちょっとどうなのかなと思いました。もう少し特別な事情が欲しかったです。

それと終盤でターキーが「シャバ」に出るために裏切るわけですが、いやだったらあんた何でそもそも回収人になること拒否ったん?とは思いますよね。カブラギが来るまでは良かったみたいなこと言ってましたが矯正施設に送られる前はスクラップ上等の状況だったでしょうよ。

またガドル工場で研究者と思わしき人達が逃げ惑うシーンがありましたが、あれも素体だったのに何そんなに慌ててんの?というのはありました。

そして何よりパイプ、この子にはきっともう一つくらい大きな役割があるキーキャラと思ってたんですが違いましたね。結局彼?自体が巨大バグガドルの伏線でしかなかったわけです。本作でここが一番のマイナスポイントでしょうか、もう少し良い使い方が出来たキャラだと思います。パイプと言う名前からもナツメちゃんとカブラギ、場合によっては人間とサイボーグ自体への架け橋になることも想定されてたんじゃないか思ったのですが……

最後の方でナツメちゃんがカブラギに作ってもらった右腕を破壊するというのは彼からの自立の暗喩でしょうが、それだとオーラスのあの演出は果たして必要だったのかな、という気もします。というか無理して壊す必要自体なかったシーンだと思いました。あまりに「右腕壊すため」という意図が見え見えで。

総評として、多少過去回想シーンが進行のテンポを悪くしてると感じる点もありましたが、さすが年間一本で作りこまれた作品なだけあって概ね良くできた佳作だと思います。特に作画に関しては完璧と言ってもいいくらいでした。ただ……そもそものデカダンスキャノンがアリかナシかと言えば……

投稿 : 2022/04/22
閲覧 : 212
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13

ネタバレ

ばってん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2話が大切かな?

2話を2回見てようやく理解できました。

なんかどうしても仮想空間のお話だと思ってしまうので頭がこんがらがるんですよねぇ。VRものの見過ぎかなぁw

現実にガドルを生み出して、実際に浮いたりしている事に違和感を覚えましたが、それが許容できれば楽しめると思います。ちょっとだけカイバとかテクノライズっぽくて面白かった。

投稿 : 2021/11/06
閲覧 : 288
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2

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aikawa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ好きのための作品

全体的に自由度が高く割とコアな作品かも。
アニメファン以外には取っ付きづらい作品だと思う。
色のセンスと作画が魅力で楽しい。
NUTの今後が楽しみですね。
いかにもオリジナルアニメらしいと言えばらしいアニメで荒廃した世界で力を合わせて主人公が成長していく姿が素敵。
全体的にインパクトが今ひとつ足りない様に見えました。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 301
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1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

システムのバージョンアップ VS 生きると言うこと

1話は、まぁ、よくある話って感じでそこまでピンときませんでした。
なるほど2話の世界観大転換。これがこのお話の最大のネタなのですね。

パノプティコン的システムがバグの監視と除去をするのはよくある話です。
この物語の面白いところは、そんなバグにスポットを当てたところです。

1つめは、パラダイムシフトや進化にバグが必要だと言うこと。
通常、完璧なシステムを目指したときバグと言う不確定要素はいりません。
しかし、その不確定さから生み出される何かを無視できないと考えています。

2つめは、強固なシステムをつくるには、バグが必要だと言うこと。
{netabare}実は最大の黒幕であるシステム自体がバグを容認していました。{/netabare}
バグを消去するもの、それに抗うもの両者の行動それ自体がシステムの一部です。
その行動の結果、強固なシステムが作られるのだと。免疫力のようなものですね。

この2つの要素は、システムにとっても、人間にとっても重要なことです。
しかし、決定的に違うことがあります。
システムは、あまねくデータを保存し変遷の時が来るとバージョンアップします。
でも、それは、物事の結果をうけて変わっていくだけのものにすぎません。
しかし、生きると言うことは違います。
自らの意思で変えていくと言うことなのです。

主人公のカブラギは、それを少女ナツメから教えられました。
そして、この世界に立ち向かったのです。

お話の展開は少し平凡に感じてしまいました。
でも、メッセージは、はっきり伝わってきたのでよかったと思います。

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 408
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15

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

設定が好き

観ていくうちに違和感が起こり、ちょっと難しかったけど少しずつ世界観が明かされるんだけど、その設定が自分には新鮮でとても面白かった。

既にそういった設定のアニメはあるのかも知れないけど、人間メインの世界ではない作り方やタブーが暴かれていく緊張感や落胆や怒りなどの心の描写、そういった色んなものが散りばめられていて見どころ満載だった。

投稿 : 2021/08/25
閲覧 : 242
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2

ネタバレ

Hiko さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パイプロス

最後まで面白かったです!けど個人的にはパイプに最後復活して欲しかった‥

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 167
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2

ネタバレ

たまたま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

んー惜しかった。

1話のロケットパンチで衝撃を受け。
2話で世界観の設定で衝撃を受け、
最後の方まで毎週ワクワクしながら見てました。
ただ、最後のラスボス、フギンとの戦闘らへんは、もう少し熱いものを期待してただけにちょっと微妙な終わり方だった。
あともうちょっとで名作リストに入ったのに残念。

投稿 : 2021/05/10
閲覧 : 377
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4

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NOZIROH GOL

2021/05/10 投稿

1話を見て,これはものすごいものが始まるという予感がしました。

なんと言っても描き込まれた作品世界。特にDECA-DENCEの外壁やそこから見下ろす風景によってDECA-DENCEの巨大さが表現されています。 内部のタンカーの町も遠景としては混沌とした生活感に溢れ在りし日の九龍城を彷彿させるたりします。

戦闘シーンも爽快に動き回ります。進撃の巨人の戦闘シーンの動きに似ては居ますが・・・

ヒロインのナツメの表情が実に豊かです,顔も声もころころと変幻自在w

1話にしてがっちりと引き込まれました。


で2話で{netabare}驚きの展開が,
1話にも臭わすシーンはあったのですが,この世界ってゲームの世界だったんですね。逆ログ・ホライズン的な設定です。プレーヤーはギアと呼ばれ本体はサイボーグ,彼らはプレイヤーなのでゲーム中で怪我をしても痛みを感じませんし死にもしない設定です。カブラギもギアです。ナツメらタンカーと呼ばれる人間はさしずめログ・ホライズンの大地人的な位置付け。死んだらそこまでです。

ところで,ギアの中の人サイボーグの世界はスポンジボブ的な?雰囲気のキャラクターデザイン(作画の負担を軽くするための製作上の理由かも知れません。)の別世界wそこに生活する人も含めて全てが企業の所有物で,全てがシステムによって管理されているディストピア世界。世界の上位40人程度が世界の富の半分を所持している我々の現実世界の延長を感じさせるような設定です。

ストーリーの骨格はカブラギとナツメがシステムを破壊しギアの中の人であるサイボーグをディストピアから解放すると共にタンカーである人間をDECA-DENCEのタンクの中の生活とガドルと呼称される怪物の脅威から解放する物語と言えると思います。


ただ,自分としてはデカダンスの外,リアル?のサイボーグ達の世界ににどうもなじめず・・・感情移入が今ひとつ出来なかったというか,感動的な場面でもここ泣くところかな?みたいに感じました。残念ながら1話の傑作の予感は下方修正となりました。ゲーム世界と現実世界が存在する設定の難しさが表れたように感じます。{/netabare}

自分としてはDECA-DENCEの世界とナツメの百面相がとにかく魅力的に感じた作品でした。

評価はアニメオリジナルという点としっかり完結している(これ結構重要!)点で加点しています。

投稿 : 2021/05/10
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23

ネタバレ

よ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしいとしか

 物語序盤は、その世界設定の飛躍ぶりに理解が追い付かず、ずっとモヤモヤしっぱなしでしたが、キャラ設定やストーリーは正に王道で馴染み深いものであり、最後まで楽しく鑑賞出来ました。
 物語全体を見渡せば、既に2話で物語の中核を担うネタバレをしているのですが、自分は世界設定を理解するのに8話までかかりました。 
 この世界の大雑把な説明は随所でされているのですが、かなり飛躍した世界観を理解するには、確信に至るまでの細部の情報が微妙にたりなかったので。
 モヤモヤが消えた後は納得の展開でした。
 途中途中で倫理的な観点から考えさせられる部分もあり、哲学的な深みも感じました。
 ラストは「ああ、これ良いな。これは良い。そうでなくちゃ」と良い気分に浸れた良作。
文句無しにオススメです。

ここから先は観終わった方々向けの感想であり、世界観考察を兼ねた私個人の思想のようなものですが、現実が受け入れられない方には残酷な内容なので、グロが無理な方は読んじゃだめ。

{netabare} この作品から読み取れた、哲学的で倫理観に触れる部分は、あまりにも残酷な一面を持っており、それは現実に日常的に存在しているものでもあり、私の中ではずっと気になっているテーマです。
 大多数の人は、家畜は人間の食を支えてくれている存在として感謝してると思いますが、実際の扱いはぞんざいなものです。いくら感謝の意を示したところで、結局殺しますし、これからも殺し続けます。これが現実であり、既に存在している事実。
 この物語の世界はどうでしょう?大多数の人間はチップを埋め込まれ、システムに管理されたアンドロイドとして生きる道を選び、恐らくは人造人間であろう素体と呼ばれるアバターにログインし、それを操作して現実での戦闘ゲームを楽しんでいる。よくよく考えてみれば、相当ぶっ飛んでます。この世界では絶滅危惧種となっている生身の人間もチップを埋め込まれ管理され、ゲームの世界を配信終了する時には全ていっしょくたに処分される程度の扱いです。やはりぶっ飛んでます。倫理観って何なんでしょう?
 デカダンスのシステム視点から見た生身の人間は、正に家畜のような存在です。伝染病が流行れば大量に処分される鶏や豚と同じ。
 このデカダンスの世界には牛乳が存在するので、どこで飼育されているかは分かりませんが、恐らく牛も存在する。デカダンス内以外にも、家畜や生身の人間が存在する空間が設けてあるのでしょうかね。あくまでも個人的な想像ですが。
 この想像が正しい前提で語るなら、デカダンス内以外にも生身の人間は存在しており、デカダンス内の人間が死滅したところで何の問題も無いといった所でしょうか。その根拠として、デカダンスの壁に穴が空けられ、ガドルの侵入を許すシーンです。タンクが増え過ぎたら減らさなきゃいけない。これって所謂間引きです。今まさに私達の住む現実世界で行われていることですよね。
 だから何が言いたいの?と問われれば、倫理観などは主となる視点が変わればいくらでも変更可能だということです。このデカダンスのシステムから見れば、生身の人間は増えたら害獣指定される野生の熊程度の位置付け。それを静かにぶち込んで来ている辺り、この物語は倫理観というものの軽薄さを訴えており、哲学的であると感じました。
 私個人の想像の部分を間違いであるとして、私達が住むこの地球の支配者が人間から別の何かに変われば、人間も家畜のように扱われる可能性、あるよね?というメッセージはこの物語には少なからず込められています。
 そんなメッセージを受け取った所で、私はビーガンになる気も無いし、現在の家畜の扱いを変える気もありません。何故なら、家畜は人間にとって必要不可欠な存在だから。
 子供の頃から肉を食べる時に感謝しろと教わりましたが、牛や豚目線ではどうなんでしょうね。あなたは殺された自分の肉体をひと欠片も残さず食べられるのが、あなたにとっての供養になりますか?
 私は食べ残しされようが、きれいに食べられようが、私を殺した存在が憎たらしいし、親も兄弟もみんな殺される運命だと思えば、憎しみと恐怖しかありません。
 だからといって、家畜の命に感謝しないかと問われれば、感謝する。何と矛盾した答えか。ダブルスタンダードも甚だしく、独り善がり。どこまで考えようが正しい答えが見つからない。人は食肉となる家畜目線で考えた所でどうしようもない。
 あなたはどうですか?
 どんな答えでも、正解も正義も無いと私は思います。
 でも、一度は考えてみませんか?と私は思います。考えたら解決する問題もあるかもしれないから。
 この物語に限らず、この世に存在する物語の多くは、観た者に自分の頭で具体的に考えてみませんか?というメッセージがあります。たぶん。
 現実では触れ難いテーマにより深く触れている物語ほど面白いと私は感じます。
 デカダンス。面白かった。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/05
閲覧 : 244
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4

ネタバレ

ノベル【旧ルーク】 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

久しぶりにクソ面白いアニメに出会った

2020年のアニメの中でダントツで一番面白かったと言っても過言ではない作品だと思いました。
全体的にストーリーが素晴らしいです。

投稿 : 2021/05/05
閲覧 : 184
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6

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にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

メカとバトルの作画にはこだわってるけど、おはなしとかキャラはよくある感じかも。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
TVアニメーション、劇場版と大ヒットを記録した「幼女戦記」を制作した新進気鋭の実力派スタジオ《NUT》が満を持して放つ完全新作オリジナルTVアニメーションがついに動き出す!国内外の興行収入で100億円を超える大ヒットを記録した「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」や自身の原作である「デス・パレード」などで監督を務め、国内のみならず、世界からも注目されるアニメーション演出家《立川譲》と「BANANA FISH」、「ヴィンランド・サガ」など、大型の話題作を次々と手掛ける若手No.1脚本家《瀬古浩司》のゴールデンコンビが、人気TVアニメーション「モブサイコ 100」に続き、再びタッグを組む!
有名クリエイターたちも数多く参加し、豪華絢爛なスタッフたちによって、圧倒的なスケールで描かれる衝撃SFアクション巨編が今、幕を開ける!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:DECA-DENCE PROJECT
監督:立川譲
構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督:栗田新一
キャラクターコンセプトデザイン:pomodorosa
サイボーグデザイン:押山清高(スタジオドリアン)
デカンダンスデザイン:シュウ浩嵩
ガドルデザイン:松浦聖
サブキャラクターデザイン:谷口宏美緒方歩惟
バトルコンセプトデザイン:増田哲弥
プロップデザイン:月田文律秋篠Denforword日和(Aki Production)
ビジュアルコンセプト:村上泉
美術監督:市倉敬
色彩設計:中村千穂
撮影監督:魚山真志
3DCGIディレクター:高橋将人
編集:神宮司由美
音楽:得田真裕
音響監督:郷文裕貴
アニメーション制作:NUT
製作:DECA-DENCE PROJECT
{/netabare}
キャスト{netabare}
カブラギ:小西克幸
ナツメ:楠木ともり
ミナト:鳥海浩輔
クレナイ:喜多村英梨
フェイ:柴田芽衣
リンメイ:青山吉能
フェンネル:竹内栄治
パイプ:???
{/netabare}


1話ずつの感想


第1話 ignition
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
遥か未来、未知の生物《ガドル》の侵攻によって絶滅寸前へと追いやられた人類は、移動要塞《デカダンス》内部で暮らしつつ、必死の抵抗を続けていた。幼い頃から戦士に憧れて育った少女・ナツメは、現実主義者で無気力な装甲修理人・カブラギの元へと配属され、清掃に追われる日々を送る。そんなある日、作業中に《ガドル》との戦闘に巻き込まれてしまったナツメが見た光景は、次々と《ガドル》を倒していくカブラギの姿だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじは↑を見てね☆彡


よくある、異世界の化物・ガドルに侵略された未来の世界で
化物と戦う人類のおはなしってゆう感じなんだけど
戦士になりたかった主人公の少女・ナツメが配属されたのが
ブアイソな装甲修理人のカブラギさんのところ。。

はじめの5年間は清掃係って聞いてがっかりしてたナツメだったけど
高いところで仕事をしてて
デカダンスがガドルにおそわれ落っこちちゃった。。

でもカブラギさんは秘密スパイみたいな仕事をしてた?みたいで
ナツメを助けながら次つぎガドルをたおしていったの。。

さいごはデカダンスが変形して巨大ロボっぽくなって
巨大ガドルをやっつけたところでオシマイ。。



今回はバトルをしながら、メインキャラと設定の紹介みたいな感じ。。


空中バトルは「進撃の巨人」とか「空挺ドラゴンズ」「龍の歯医者」みたいで
さいごにメカがガチャンガチャンって変形するところは男子が好きそう^^


そんな感じでメカとかバトルの作画にこだわってるみたいだから
「映像研には手を出すな!」が好きだった人たちにはウケそう^^


ただキャラデザ(人もモンスターも)はちょっとクセが強いし

キャラは、ナツメが「空挺ドラゴンズ」のタキタっぽくって
カブラギさんは「アルテ」の師匠のレオさんと丸かぶり。。

人類がよく分からない化物におそわれて衰退するってゆうおはなしも
最近だと「虫籠のカガステル」とかあったし
オリジナルアニメだけど、どこかで見たことがあるようなのが多かった。。

あと、授業中セリフで設定の説明をするってゆうのも
あんまりおもしろくないアニメでよくあるけど
アニメだから、ストーリーの中で自然に分かるようにした方がよかったかも?


でもさいごの、人が暮らしてる基地ごと変形して戦う
ってゆうのは新しかったかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第2話 sprocket
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
凄まじい力で《ガドル》たちを倒すカブラギと、生まれて初めて体験する戦場に放心状態のナツメ。その一方で、ナツメたち人類には隠された世界の正体が明らかになり……。
{/netabare}
感想
{netabare}
戦争で死んだ人たちのお葬式をしてたと思ったら
急に「デカダンス」ってゆうネトゲの宣伝シーンみたいなのに変わって
「???」ってなったけど、それがこの世界の秘密だった。。


そのあとの部分はゆるキャラロボアニメみたいになってて
くわしいことは今回だけじゃよく分からなかったから
まちがえてたらごめんなさい。。でもだいたいこんな感じだと思う。。

ナツメたちの世界って
人類が衰退してロボットたちが支配する世界になったのかも。。

そこでソリッド・クエーク社がロボたち相手に現実の世界を使って
ガドル狩りのバトルゲームをはじめた、ってゆう設定みたい。。

ゲームでプレイヤーのロボたちは人型の素体をアバターにして
絶滅危惧種の人間たちNPCを守る戦士になるんだけど

ゲームの中には、会社にやとわれてるロボもいて
上位になろう、ってするロボにリミッター解除のチート行為を教えて
見つかって消されちゃうロボもいるみたい。。

カブラギさんは有名トップランカーのひとりだったんだけど
もっと上位になりたいってゆうランカーに解除のアドバイスしちゃって
罰で装甲修理人をしながら
システムに消されたバグを持った人間からチップを回収することになったの


そのあとふつうにもどって、ナツメが
カブラギさんがシステムに消された人からチップを回収してるのを見て
眠ってる人からサイフを盗んだとカン違いして、文句を言ってきた。。

ふだんだったら、そうゆうシーンを見ただけで消されるはずのナツメが
いつまでたっても死なないのを不思議に思ったカブラギさんが調べたら
ナツメは死んだことになってたの!

ホントは消去されるはずのバグのナツメだけど
カブラギさんはナツメに救われた、って思ってて
ナツメを戦士にするトレーニングするために
ギアの基地につれてったところでオシマイ。。



先回は何だかふつうすぎてちょっとビミョーだったけど
今回は、実はゲームに支配された世界で、しかも人間とロボが逆ってゆう
超展開でびっくり!

ナツメが「かの力」に相手にされてなかったのって
そうゆうことだったんだ!って^^


でも、ただのアイデアだけじゃなく
カブラギさんとナツメのドラマみたいになってきそうでおもしろくなりそう

つづきが気になる☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第3話 steering
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
カブラギの指導により、《ガドル》との戦い方を学んでいくナツメ。かつて一流の戦士だったカブラギの厳しい特訓にもめげず、ナツメは短期間で飛躍的な成長を遂げていく。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は
カブラギさんはチュートリアルエリアでナツメにガドルとの戦い方を教えて
それなりには良くなったんだけどちょっとおそいみたい。。


後半はどうしてこんな世界になったか、ってゆう説明がちょっとあって
ナツメの反応がおそい原因が左手の義手だってわかって
カブラギさんが新しい武器付きの義手を作ってくれたの。。


その義手をためしに行くとちゅうで中型のガドルが45体も攻めてきたから
ナツメたちの乗ってた車がひっくり返ってペットのパイプが地下に落ちて
追いかけたナツメが見たのは、ガドルの群れに向かってくギアの人たち。。



今回は、ナツメの訓練のおはなしだったけど
あれだけガドルと戦いたがってたわりに
バトルの訓練になったらギャーギャーさわぐナツメがよく分からなかった。。
死ぬカクゴしてたんじゃなかったの?


あと説明パートで人間が衰退してったのは分かったけど
サイボーグが増えてった、ってゆうのはよく分からなかった。。

サイボーグって機械をつけた人間(動物とか植物)のことで
サイボーグが増えるって、機械化した人間がふえるってゆうことだから
人間はへったけど、体を機械にした人間は増えたって変じゃない?
どっちも人間だよね?

ウィキペディアには
「小説や映画では区別があいまいだったり、混同されている場合が多い」
って書いてあったから、本当はサイボーグじゃなくってロボットなのかも?


それからパイプはぶさかわいいけど
あんな服を着せただけでバレなくなるってフシギ^^

今回は、びっくりするようなところはなかったけど
ふつうにはおもしろかったみたい^^


あと、アニメーション制作の「NUT」って
マッドハウスの元プロデューサーだった人が退職後に作った会社みたいだけど
ちょっと「TRIGGER」のアニメっぽかったかも?
{/netabare}
{/netabare}
第4話 transmission
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
逃げ出したパイプを追って戦場へと飛び込んだナツメは、初めて《ガドル》と戦うことに。最初こそパニックに陥るナツメだったが、すぐにカブラギの教えを思い出し……。
{/netabare}
感想
{netabare}
逃げたパイプを追いかけて、戦場でかつやくしたナツメは
タンカー最強の女戦士クレナイさんに認められて
かの力に入ることになったの。。


そんな時にゲームで、ガドルのネスト攻略イベントが開催されることになって
最終戦ってゆう感じだったんだけど
実はランカー復活のために運営が企画したイベントで
Aランク以下の戦士はほとんど死ぬことに決まってたの。。


総司令のミナトから
「戦士にもどれ」ってすすめられてそのことを知ったカブラギさんは
ナツメが今回の戦いに参加することを止めた。。

それに、友だちからも本気で止められたナツメは
悩んで参加しないことにしたんだけど
自分が戦う理由は、弱い自分がイヤだからって気がついたナツメは
けっきょく参加することに決めて戦場に向かって

カブラギさんがそのシーンをモニターで発見したところでオシマイ。。



今回はビックリするようなおはなしはなくって
ただのバトルアニメみたいだった。。

3話まではちょっと変わった設定のおはなしだったけど、それだけみたいで
あとはけっきょく、ただのバトルになっちゃうのかな?

ただ、ほかのバトルと違うのは、ここがゲームの世界だから
主人公がどんなにがんばっても敵はいなくならないし
人間が地上で暮らせるようにはならないって決まってることかな?


でも、それだと先が見えておもしろくないから
もしかしてさいごは、バグ対運営との戦いみたいになって
運営にこのゲームをやめさせて、人間が地上で暮らせるようになる
ってゆうおはなしになるのかも?


そうなるとしたらたぶん6話か7話ごろに変わると思うけど、どうかな。。
{/netabare}
{/netabare}
第5話 differential gear
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
必敗の戦いが幕を上げる。”かの力”の戦士らとともに出撃するナツメだが、チート級の《ガドル》の前に手も足も出ない。そんな絶体絶命のピンチを、カブラギが救う。
{/netabare}
感想
{netabare}
勝てない戦いに出て行ったナツメを助けて止めようとしたけど
あきらめないナツメを見て
あきらめたことを後悔したカブラギさんが消されるのをかくごして
シナリオではたおしちゃいけないガドルをたおしちゃった。。

そしたら超巨大なラスボス級のガドルがあらわれて
エネルギーが足りないデカダンスはカブラギさんに助けられて
そのガドルをたおしたの。。

それでナツメが「これで終わり♪」ってよろこんでたら
次のステージはじまってがっかり。。

それで「戦いは終わらない」って言ってたカブラギさんの言葉を思い出して
もしかしてカブラギさんは知ってた?って思ったら
急にうしろにいたカブラギさんが
「パイプをたのむ」って声をかけて消えたの。。

カブラギさんはゲーム内で監視員のフギンに会ってて
「ゲームにバグは不要です」って言わせようってするフギンにさからって
「ゲームにバグは必要です」って言って、アバターを殺されちゃった
ってゆうところでオシマイ。。



だいたい思ってた通りだったけど
熱い気もちを取りもどしたカブラギさんがかっこよかった☆

でも、バトルのあとにまたバトルで
さいごに次のステージがあらわれたところは
ちょっと引っぱりすぎかな?って。。
{/netabare}
{/netabare}
第6話 radiator
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
《ゲーム警察》に捕まったカブラギは、バグ認定されたサイボーグが収容されるバグ矯正施設へと送られる。
そこで再会したのはバランサー時代の僚友、ドナテロとターキーだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
カブラギさんはバグ矯正施設に送られて強制労働させられてたんだけど
そこからデカダンスをプレイする方法があるって聞いて
先に施設に送られてたドナテロと戦って勝って
ほかのキャラとして、ニューゲームをスタートしたところで終わり。。



今回はサイボーグばっかりの変なキャラの世界で強制労働のおはなしで
おはなしも薄くって、後半眠たくなってきちゃった^^;

ただ、来週のカブラギさんの新キャラがどんなになるか楽しみ☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第7話 driveshaft
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ナツメに会うためにデカダンスへとログインするカブラギ。しかしそこは激しい戦場となり、ついにタンカーたちの居住区まで《ガドル》の侵入を許してしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
カブラギさんが新キャラをゲットしてデカダンスにもどってみたら
装甲に大きな穴が開いてガドルが入りこんでたの。。

司令官に会って話を聞いたら
運営がふえてきたタンカーの人たちをへらすためにやってるみたい。。


そんな中、戦闘も穴の修理も進んでやろうってするナツメが
タンカーの人たちにも呼びかけて、みんなに協力してもらってるの見て
カブラギさんも何とかしようって、ガドルの生産工場をつぶす覚悟をした。。
ってゆうおはなし



お酒、たばこ、ミルクがおんなじようなものになってたのがおかしかったw


さっきまで反対してた人たちが集まってくるって、よかったんだけど
テンポがよすぎてちょっと雑な気がしたかも。。


あと、バトルはあったけど、メインのおはなしが薄いみたい。。

それとナツメはこの世界のことに気がつくのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第8話 turbine
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ドナテロたちの協力を取り付けたカブラギは、《ガドル》工場破壊のために再びデカダンスへとログインする。しかし警戒を強める《ゲーム警察》が立ちふさがって……。
{/netabare}
感想
{netabare}
ふつうチップを取りのぞいたあとの素体はすぐ処理されちゃうんだけど
自分のはミナトが保存してるって信じたカブラギさんは
ガドル工場をこわすために自分の素体をさがし出して回収したの。。

チップのある素体は工場に着くまでのあいだに発見されちゃうんだけど
カブラギさんの素体とナツメはチェックされないから
カブラギさんはナツメをさそったんだ。。

でも、この計画が失敗するって思ったターキーはうらぎって
システムに報告しようってサルコジをさそったところでオシマイ。。



素体を回収するときに、フギンに見つかりそうになったりして
ちょっとドキドキしちゃったけど
おはなしははじめの頃みたいな超展開もないし、説明もあったりして
なんとなく流れがわかっちゃうからちょっとたいくつかも。。

この感じだとサルコジはうらぎらないんじゃないのかな?

何か、びっくりするような展開とかあったらいいんだけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第9話 turbocharger
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
シールドを突破し、《ガドル》工場への潜入に成功したカブラギとナツメ。ところがターキーの裏切りにより、そこには《ゲーム警察》のフギンとムニンが待ち構えていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
カブラギさんとナツメがガドル工場に潜入して
ガドルの破壊装置をONにする作戦で、無事成功したんだけど
おかしいのに気がついたナツメが
カブラギさんを質問ぜめにするところでオシマイ。。



サルコジが自爆して基地を爆破させて
計画がうまく行って、さいごはかっこよかったけど
思った通りにおはなしが進んで、そんなに感動はしなかったかも。。


来週で終わりそうな感じなんだけど、公式HPの情報見たら
Blu-ray / DVD のBOXセット前半は1~6話までだから12話までありそう。。

このままだとガドル工場をつぶしても
システムはまた、おんなじことをはじめるんじゃないのかな?

ナツメに本当のことを話したあと
びっくりするような展開があったらいいんだけど
このまま終わっちゃったら、ふつうすぎるような気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
第10話 brake system
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
すべての《ガドル》が死んでいくなか、デカダンスの正体を知ったナツメは大きなショックを受ける。カブラギはさらに《システム》自体のシャットダウンを試みるが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
本当のことを知ったナツメは気を失っちゃって
気がついたときカブラギさんに
自分は自信が持ちたかっただけで、ほんとのことなんか知りたくなかった。。
って落ちこんで反発してひとりで悩んでた

でも、クレナイさんからなぐさめられて
カブラギさんの置手紙を読んで気が変わって
協力しようって、カブラギさんのへやに向かったの。。


その間に本体の方にゲーム警察が近づいてきて
カブラギさんはあわてて仲間たちと古いデカダンスに逃げたんだ

でも、ナツメが指名手配されたことに気がついて
そこからログインして、へやから出ようってしたところにナツメが来て
カブラギさんは自分の思いを話して、2人で動きだそうってしたところに
フギンが来て、カブラギさんの素体は殺されちゃった。。

そのあとナツメも消されそうになったところに
カブラギさんが何とかもどろうってしたんだけど
残ったガドルがサイボーグたちをエサに暴走して巨大化して
デカダンスをおそってきた、ってゆうところでオシマイ。。



けっきょくナツメは、ちょっとショックなだけだったみたい。。

もともと脳筋みたいな子だったから
それほど悩んだりできない性格ってゆうのもありそう^^


おはなしはわりとふつうだったけど
ナツメの気もちが変わるところは伝わってきて
ちょっとジーンってなった。。
{/netabare}
{/netabare}
第11話 engine
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
《ゲーム警察》に襲われ、間一髪のところでカブラギに救われたナツメ。しかし新たに出現した《ガドル》とデカダンスの激しい戦闘が始まり、再び総力戦へと突入することに。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめのカブラギさんの素体は死んだけど
次のでログインしてフギンをたおした。。

デカダンスは新型ガドルに勝てなくって
本部から発射された光線でも勝てなくって
もうちょっとで完全にやられちゃうところだった。。

それで、デカダンスのゲームを終了させることにして
新型ガドルを世界ごと破壊することに決まって秒読みがはじまったの

新型ガドルが力を使いすぎて休んでるうちに
新型ガドルの卵がかえってたくさんのガドルが攻めてきて
ナツメたちがその相手をしてるうちに、本体のカブラギさんが
デカダンスを素体にするために直接プラグインしたところで終わり。。



ジルがデカダンスの開発者の1人だったとか
デカダンスにバグを残したとか、勝利フラグってゆう感じ^^


ミナト指令がカブラギさんを止めに来たけど
カブラギさんはフギンの素体をやっつけちゃったんだから
もう新型ガドルを止めるしかないと思う。。


あと、さいごの方でミナト指令が
自分が本当にしたいことがわからない、って言ってたけど
コミカルキャラがそう言ってもちょっと。。

もうちょっとキャラデザを考えた方が良かったかも?って☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第12話 decadence
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
デカダンスと超巨大《ガドル》との最終決戦が始まった。火力不足で劣勢に追い込まれるデカダンスの前に現れたのは、ドナテロらゲームプレイヤーたちだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
接続したけど再起動しないデカダンスは、システムがジャマしてたんだけど
カブラギさんの願いが聞いてもらえて起動できた♪

それからナツメのアイデアで
ジルがデカダンスの古いパーツを集めて新しい武器を作ろうとしたの。。

ドナテロのすて身の攻撃もあってカブラギさんのデカダンスはガドルに勝って
こわれたデカダンスは複合レジャー施設に生まれ変わって
サイボーグと人間たちがいっしょに暮らす世界に。。

カブラギさんはデカダンスといっしょにこわれて動かなくなってて
死んだと思ってら、ジルがバックアップを見つけて
フィールド探索ガイドをしてたナツメのところに
人間素体になってもどってきた(たぶん)。。ってゆうおはなし^^




ふつうにハッピーエンドでよかったんだけど
カブラギさんがデカダンスに接続したイミがあんまりなかったみたい。。

せっかくカブラギさんが接続したんだから
デカダンスがカブラギさんみたく動いて
バトルするとかだったらよかったかも?

それに古いパーツを回収したところも
勝手にデカダンスの中に取りこまれるとか
今までの修理って何だったの?

古いパーツを疑似導光繊維が集めるところは
今「とある科学の超電磁砲T」でやってる対ドッペルゲンガー戦で
{netabare}ドッペルが人工筋肉で回りの物を引きよせる{/netabare}アイデアにそっくり^^
シンクロニシティかも?


さいごにカブラギさんが帰ってきたところは
恋愛ドラマっぽくってよかった♪
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


デカダンスってゆう機動要塞で暮らす
衰退した人類の生き残りたちが、ガドルってゆう怪獣と戦う世界で

戦士になるのが夢の少女が
もと戦士だった修理人の下に配属されて戦士になって
そこで世界の秘密に出会う。。ってゆうSFかな^^


ちょっと雑なところもあって、そんなに深くなかったけど
SF、コメディ、アクションからちょっといいおはなしまであって
速いテンポでサクサク進む「TRIGGER」の作品っぽい
あんまり考えないで見てる方がおもしろいおはなしだったみたい^^


サイボーグのキャラデザがデフォルメがききすぎてて
人間のリアルっぽいキャラと差がありすぎてちょっと変な感じだったけど
作画はきれいだったし、良く動いてたと思う^^


キャラと声優さんも合ってたし、ふつうに良かった☆














投稿 : 2021/05/04
閲覧 : 824
サンキュー:

73

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1話の最後の最後で「んっ!?」と引き込まれる

【2020年7月~】12話

未知の生命体「ガドル」により人類滅亡の危機から長い年月が経つ。
人々は全高3,000mの巨大な移動要塞「デカダンス」を建造し、ガドルの脅威から身を守って生活している。
戦闘員・・・「ギア」
非戦闘員・・・「タンカー」

ギアに憧れるタンカーの「ナツメ」と装甲修理人「カブラギ」と出会いによって世界の運命は大きく変わっていく。

{netabare}

・幼いころにガドルに襲われ父と右腕を亡くしたナツメ。ギアに憧れるも、タンカーとして装甲修理人としてカブラギの元へ。
・作業中に襲撃に合う→カブラギが次々にガドルを倒す。

★1話ラストでいきなりコミカルなアメリカのトゥーンアニメ風な作画に急変!この世界の隠された正体が明らかに。

ナツメが生きる世界は現代世界の主種族?であるサイボーグ達のがプレイするゲームの世界。

大気汚染により生物は生息できなくなる。
国という概念が滅び、人類が減っていく一方、サイボーグが増加。
主導的立場であったソリッド・クエイク社が世界を支配。
クエイク社はユーラシア大陸に巨大ドームを設置し、汚染された外気を遮断。
サイボーグ向けに、未知の生命体ガドル狩りを楽しめる、全てが本物の巨大娯楽施設「デカダンス」を開発。
絶滅危惧種の人類は、MMORPGに似たゲームの中でのNPC的な存在だった。この世界では「人間」はもうデカダンス内のゲームフィールドにしか生存しておらず、人間たちはガドルやデカダンス、サイボーグ達の真実は知らない。

・カブラギに戦い方を教わりギアに志願。
・ゲーム内のイベント発生。今は倒せない設定のガドルに挑むことに(人間たちはもちろん知らない)→カブラギの助けにより倒してしまいゲームのシナリオとは違う結末に。
・カブラギはゲームの「バグ」としてバグ矯正施設に送られ、色んなサイボーグ達と出会う→偽造アカウントでログイン
・必死に苦しみながら叩くナツメを見て、世界をぶっ壊すと誓う
・2人はガドル工場に乗り込み、ガドルを消滅させるシステムを作動→ナツメは真実を知ってしまう。
・しかし、システム管理外のガドルが生まれ急激な成長→デカダンスの攻撃も効かない→システムは緊急事態と判断し、ドーム内の物質全てを消去しゲームのサービス終了を宣言。
・カブラギが旧デカダンスにログインし、旧パーツを集めて巨大ガドルとの最終決戦。カブダンスキャノンによって討伐→カブラギは壊れる。
・3年後デカダンスシティとして生まれ変わり人間とサイボーグが共存する巨大複合娯楽施設となっている。

最後、ジルとミナトが話している時に以前カブラギのバックデータファイルをとっていたことに気づき・・・
ナツメが仕事を終え夕陽を見ていると、人型のカブラギらしきシルエットが近づいて、ナツメが目を光らせる。

{/netabare}

何と言っても1話終わりの「んっ!?」と引き込まれる演出がすごい。
嫌でも2話を見たくなる。
世界観も斬新で新しく、映像の綺麗。
バトルシーンの迫力も◎
12話で綺麗にまとまっており、終わり方も好感。

♪OP 『Theater of Life』/鈴木このみ

投稿 : 2021/03/18
閲覧 : 219
ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

[全12話視聴後ちょっと時間が経ってしまいました。]古典SFからテーマを、ナツメとカブラギの漫才で軽くいなしつつお話が進んでいきました。

視聴前情報は特に集めていません。いわゆるアニオリのようです。


[全12話視聴後ちょっと時間が経ってしまいました。]古典SFからのテーマを、ナツメとカブラギの漫才で軽くいなしつつお話が進んでいきました。
 本作のメインテーマは、飽くまでもナツメがどう生きるかということでした。完全管理社会とか、サイボーグとそのアバターとか、進化や成長や発展における不合理存在のお話は本作でサラっと通り過ぎるだけです。そのことにガッカリされる方もいたかもしれません。でも少ない尺で、複雑な構造のお話を説明する上に、壮大なテーマに取り組んで無惨な結果になるよりも、元気少女のナツメの視点からこの世界を語り、活躍するお話にする方がずっとマシ、それはそれでヨカッタのでは、と思います。


[ガッカリとwkwkの狭間感想]1話めで期待、2話めでガッカリ、3話めでまたwkwk..
1話めで期待、
スチームパンク風?の世界観?
訳あり親方と、元気女子の弟子、なんだか面白くなりそうwkwk


2話めでガッカリ、
これ{netabare}ゲーム世界内で{/netabare}のお話なのか..ふぅぅん。。


3話めは
片手欠損ヒロイン少女(ナツメ)は、組長(親方、カブラギ)に対ガドル戦闘の指南を受けます。ボコボコになりながら体中に痣を作りながら、少しずつなんとか上達しているようです。でもこれは、実はゲームのチュートリアルだということを、親方は知っていて、余りのブザマさに噴出し笑いしてしまいます。
「世界にバグは不要です」というこの世界の管理者のポリシーのようですが、これにはこの物語の暗示的なメッセージが含まれているようです。親方の飼っているガドルもそしてナツメもそういう存在だからです。
次の4話めの冒頭は、どうやら本格的実戦のようです。


今後、ナツメやカブラギを見続けたくなる気持ちが湧いてきました。
それからまた何かドンデン返しが用意されているかもしれませんね。

というわけで暫くは見続けてみようかな..

投稿 : 2021/02/09
閲覧 : 543
サンキュー:

15

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新鮮味を感じたディストピア系の作品

映画とかでディストピアを作る時
結構テンプレ形式になりやすいですけど
アニメでも同じようなのが乱立する中デカダンスは独特な感じがしました

キルラキルを独特と思ったら多分デカダンスも同様に独特性があるように感じると思います
主人公はダークヒーロー的な要素も兼ね揃えてると思います
ヒロインに隠し事持ったまま作品が展開していって
その後真実をしるヒロインや
その真実に対して立ち向かう主人公の面々

それらを考慮すると悪くない出来だと思います
それを1クールでやってるのでまあ無駄な話が無い感じで退屈せず楽しく見れました

オルフェンズの場合はドラマ形式で
Gのレコンギスタは群像的でしたが
デカダンスの場合は世界観・設定に基づいた展開しているかなと思いました

投稿 : 2021/01/26
閲覧 : 243
サンキュー:

5

ネタバレ

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定凝りじゃないですかね?

オリジナルアニメ  全12話

あらすじ
西暦2400年代後半、文明が崩壊した世界で、人類は怪物のような生命体ガドルの脅威に晒されていた。ガドルは人類の敵だが、その体液は巨大移動要塞デカダンスの動力源となる。生き残った人々はデカダンスの中で暮らし、ガドルと戦い、そしてそれを糧として荒野を彷徨っていた。

幼い頃にガドルに父を殺され、自身も右腕を失った少女ナツメはガドルと戦うかの力に所属する戦士になりたかった。だが適性検査で不合格となり、デカダンスの装甲修理人として働くことになった。同じく装甲修理人のカブラギに厳しく指導されるが、彼がかつてガドルと戦っていた一流の戦士だったと知り、指導を願い出る。最初はナツメの申し出を断り、否定的なことばかり言っていたカブラギであったが、彼女からのある言葉により、決意を固め、彼女の訓練を開始する。

訓練を通して、少しずつ成長していくナツメだったが、この世界には、タンカーたちの知らない秘密が隠されていた。カブラギとナツメはその秘密に翻弄されながらも、自分たちの意思で足掻いていく。
(Wiki先生参照です^^)



では感想を
今回、ネタバレをちょっとします
なのでネタバレして欲しくない人は読まないでくださいな^^

設定凝り過ぎじゃないですかね?
物語途中までよく意味が分かりませんでした(爆笑)

まあ、私の理解力が足りないためですけどねwww

なんか設定(世界観)がSAOアリゼーションなのかなって思いました
違っていたらごめんなさいです^^;

仮想世界にログインするプレーヤー
その仮想世界だけに住む、意思を持ったNPC(ノンプレーヤーキャラクター)

そこで繰り広げられる怪物との闘い・・・
うん、個人的にSAOアリシゼーションwww

よくもまあ、この濃い内容を12話でまとめたなって感じです
感動もしたし、途中で心が折れそうになることも無く視聴終了

大団円で綺麗に終わっていますよ!

ですがアニメは好み!
普通に面白かったんですけど、そこまではハマっていません(苦笑)


作画は綺麗です。
よく動くし、崩壊も無し、かなり高レベルなアニメでした

声優さんはうん、渋い声が一杯!
良い声でしたねwww

音楽は一気見しましたが印象なし
DLもしません

キャラ良いですよ^^
色んなパターンのキャラが色んな形で出てきますね(意味深)


この内容だったら、もう少し深く掘り下げてもいいかなって思いました
12話でまとまっていますが、詰め込み過ぎ感もあります

1話切りは絶対にしない方が良いと思います
最低でも2話を見てから決めてくださいね

泣く方もいるんじゃないでしょうかね?
受け取り方は人それぞれなので、めっちゃ感動する方もいると思いますよ^^

視聴して時間を浪費したとは思わないアニメだと思います
このご時世なので、温かいお家で視聴するのも良いかなってwww

考察&理解力が必要とされるアニメだと思いますので2~3周・・・
私はしませんけどね
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ




では最後に一言
絶望した~!勢いと根性って感じのアニメに絶望した~!
よくよく考えると色んな事が解決していませんよ~!
3年後の世界も・・・う~ん、分かるんですけどね~
濃い設定だからこそもう少し・・・
よく分からないけど絶望した~!

投稿 : 2020/12/15
閲覧 : 505
サンキュー:

23

ネタバレ

稲葉姫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

デフォルメ・現実VSリアル・ゲームの対比

デカダンスdécadence〉は一般に衰退,落,退廃を意味するフランス語です。
2020年12月15日現在、このデカダンスは2020年のアニメで私のベストです。

事前情報一切無しで見た感想です。

第一回のTV放送を見てから、しばらくは2話以降を視聴しませんでした。第一回目だけの印象は絵がいいけど、中身が薄い、ひねりがないと魅力を感じなかったのです。うーん、レコーダーにはどんどん録画が溜まりますが、触手は動かず12回(最終話)の録画も終わり、気がつけば12月に入っていました。レコーダーを整理しようとして2話をちょっと見て削除するつもりでしたが.....2話でビックリする展開になったのです。

<デフォルメされたデザインの現実世界とリアルなゲーム世界>

デフォルメされたデザインのサイボーグ世界が現実です。このキャラクターデザインには当初、違和感がありました。どう見てもギャグアニメです。リアリティーが感じられません。日曜日の午前中の子供アニメでも通りそうです。それに対して、虚構の世界・ゲームの世界はリアリティーある絵になっています。そのリアリティーある絵が1話であり、ビックリしたのが問題の2話からのデフォルメされた絵です。

<2つの世界>

この2つの世界(絵)の対比が、大変にわかり易いのです。サイボーグからすれば人間(タンカー)のいるデカダンスは全くの異次元世界であるし、人間(タンカー)から見てサイボーグはこれも異次元世界に違いありません。お互いを理解しあうなんてことは普通では考えれないのです。その分かり合えるはずもない2つの世界を共有し、最初に分かり合ったのが「カブラギ」であったのです。

<遅れて2つの世界を把握する私達>
遅ればせながら、視聴者である私(私達)も両世界を一つにしていきます。あの冗談のようなキャラクターに当初に思えたドナテロ、サルコジも、非常に人間臭い(人間ではありませんが)存在に思えてきます。そして2つのキャラクターが混在する絵をみても、自然に受け入れていくのです。

<両世界は分かり合えたのか、ハッピーエンドか>
最終話#12「decadence 」において、人間世界とサイボーグ世界は一見幸せそうに共存しています。でもそれは本当の共存ではありません。ソリッドクエイク社のアトラクションの中の世界で、遊戯施設の中でキャストとして人間は存在するのです。ただ、無意味に消されたりしないだけです。たとえば私たちが東京ディズニーランドの中で生きているとしたら、それは本当の幸せでしょうか?

制作側は深いメッセージをこの作品に忍ばせているというのは考えすぎでしょうか。私は考えてしまいます。

最後に、NUTの作画は素晴らしいです。
#7「driveshaft」でカブラギとナツメが外装から外を見ながら語るシーンがあります。このシーンの背景、クレーンの質感などに目をみはりました。

、「固定給8万円+出来高制(アニメーター経験者優遇します)」
はNUTのサイトにある動画スタッフの求人です。NUTを批判しているのではありません、これがアニメ業界の現状なんです。こういう人たちが、底辺で日本のアニメを支えてくれているのです。

投稿 : 2020/12/15
閲覧 : 263
サンキュー:

6

ネタバレ

ken m さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

既成の枠組みからはみ出して奇跡を起こす!

面白かった「幼女戦記」のNUT制作オリジナルストーリーとあって予備知識ゼロで観ました。幾層にも世界観が分かれる凝ったストーリーですが、それが物語に深みを与えサスペンスあり、戦闘あり、感動あり、ハラハラドキドキ、ウルウルの面白さが凝縮されてます。私の中で2020年アニメの上位に挙げたい作品。
ヒロインのナツメちゃんが可愛くて最高です。

投稿 : 2020/12/10
閲覧 : 181
サンキュー:

5

ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゲーム内の話の話 の話

{netabare}
初話の世界観が次話で、

実は仮想空間の出来事でしたー

と始まった物語、

まあ其処ら辺を取り混ぜ進行し

終話で大団円となりました、


しかしこれ許しちゃうと

さらに、最終話エンドロールで

ベットの上で起き上がりVRめがねを外す中学生

がPCの電源落としてエンド

とかなんでも出来ちゃいますね(´・ω・`)
{/netabare}

投稿 : 2020/12/04
閲覧 : 463
サンキュー:

19

ネタバレ

シン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤のどんでん返しで引き込まれた

〈物語〉
最初は移動要塞に暮らす人達がどう生き延びるかという話だと思ってました。それがまさかのデカダンスが作られたゲームの世界で、ゲームをプレイするのはサイボーグ。人間はサイボーグに支配はされていたという世界観がわかった時、心地よい衝撃を受けました。
デカダンス内のナツメ側のストーリーも、サイボーグのカブラギ側のストーリー、両軸がしっかりしていて
骨太のストーリーでした。
設定こそ意表を突いたものでしたが、ラストは強大な敵に立ち向かうという王道もの。仲間と助け合ったり裏切りがあったり。最終話でカブラギがガドルを倒す時にOPが流れた時はこれこれー!という興奮に包まれました。
惜しいのはナツメに対するカブラギの思いの強さに匹敵するエピソードがちょっと弱かった点。もう少し2人のエピソードが見たかったなぁ。

〈登場人物〉
カブラギ
中年男性の姿とサイボーグの姿とのギャップがすごい。とても可愛いサイボーグ姿から発せられる小西さんの低音イケボがヤバいです。トキメキます。
ナツメに出会って、廃棄区画に落とされても希望を捨てず世界と闘うめちゃくちゃカッコいい主人公でした。

ナツメ
よく動き、くるくる変わる表情がとっても可愛いヒロイン。特にカブラギにガドルの倒し方を教えてもらうことになった時のへらぁっとした顔がツボでした。それにしてもカブラギと腰紐だけ繋がれた状態で振り回されたのによく生きてたなぁと笑

ドナテロ、ジル、サルコジも良いキャラでした。


最初はそこまで期待値高くなかったのですが(失礼)とっても楽しませてもらいました!こういうアニメもっと見たい!

投稿 : 2020/11/26
閲覧 : 558
サンキュー:

19

ネタバレ

さき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観やたら褒めてる人いるけど

独特な世界観!て誉めそやす人がやたら多いけど、基本は完全にマトリックスでしょこれ。あとレディ・プレイヤー1をちょっと混ぜた感じで。
現実⇔バーチャルが現実⇔現実になっただけかなと。2話目の時点で大筋が見えました。
サイボーグの描写などのキャラクターや、声優などは良かったのでそこは評価ポイントかなと。

こういう作品から逆にマトリックスなどを知らない人が視聴して、世界を広げるきっかけには良いのではないでしょうか。いまいちシステムがどーのこーのが理解できない人は、これで理解できるようになると思います。

投稿 : 2020/11/24
閲覧 : 96
サンキュー:

2

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

カブラギとナツメ

2020.11.22 視聴完了。

まあまあかな。

世界観は面白いんだけど・・・
カブラギ側にたって見たら良いアニメだったのかもしれない。
どうしても同性であるナツメ側にたって見てしまうため、
ナツメがバグだということは人類はNPCってことでOK?

だとすると・・・ん・・・え?
なんだかいろいろ考え過ぎてストーリーに
没頭出来なかった(´Д`;)

投稿 : 2020/11/23
閲覧 : 403
サンキュー:

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デカダンスのストーリー・あらすじ

突如として姿を現した未知の生命体《ガドル》により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた。生き残った人々は《ガドル》の脅威から身を護るため、全高3,000Mの巨大な移動要塞《デカダンス》を建造し、日々を暮らしていた。《デカダンス》に住まうのは、日夜《ガドル》と戦う戦士たち《ギア》と、戦う力を持たない《タンカー》たち。ガドルと戦う戦士《ギア》に憧れ、自らも《ギア》になることを夢見る《タンカー》の少女・ナツメは、ある日、無愛想なデカダンスの装甲修理人・カブラギと出会う。夢を諦めない前向きな少女と夢を諦めたリアリストの男。一見正反対のように見える二人の出会いは、やがてこの世界の未来を大きく揺るがすことになる。(TVアニメ動画『デカダンス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年夏アニメ
制作会社
NUT
公式サイト
decadence-anime.com/
主題歌
《OP》鈴木このみ『Theater of Life』《ED》伊東歌詞太郎『記憶の箱舟』

声優・キャラクター

小西克幸、楠木ともり、鳥海浩輔、喜多村英梨、柴田芽衣、青山吉能、竹内栄治

スタッフ

原作:DECA-DENCE PROJECT
監督:立川譲、構成・脚本:瀬古浩司、キャラクターデザイン・総作画監督:栗田新一、キャラクターコンセプトデザイン:pomodorosa、サイボーグデザイン:押山清高、デカンダンスデザイン:シュウ浩嵩、ガドルデザイン:松浦聖、サブキャラクターデザイン:谷口宏美/緒方歩惟、バトルコンセプトデザイン:増田哲弥、プロップデザイン:月田文律/秋篠Denforword日和、ビジュアルコンセプト:村上泉、美術監督:市倉敬、色彩設計:中村千穂、撮影監督:魚山真志、3DCGIディレクター:高橋将人、編集:神宮司由美、音楽:得田真裕、音響監督:郷文裕貴

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